雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

沖縄 北海道で見られない菜果物

2013-03-31 17:46:08 | 
         

旅の醍醐味は見たことがない物に出合えること。食べたことがない物が食べられ、その物を土地のお土産に出来る事、もちろん旅の雰囲気を味わうこと、風景や観光地を見る事などですが、沖縄は北海道と環境が違い正反対の南の国なので、ぴったり当てはまります。
わが家はどちらかと言えば珍しがり屋なのです。かって八重山諸島を巡りましたが、宮古島では市街に近い所でサト―キビの絞りジュースが300円、郊外に出ると一杯が200円、島のまったく北に行く町はずれでは100円と差がありました。市街からの距離で同じジュースでもこれほどの値段の差が付くものだと旅行から帰ってからの話になっています。
さて、今回の沖縄本島の旅でも是非サト―キビジュースを飲みたいものと思っていました。旅の中の「琉球村」ではサト―キビジュース一杯が400円でした。売っている所を見付けると早速買い求め飲みましたが、宮古島でのことと合わせて値段について考えさせられました。しぼりたてで珍しくもあり、少々高くても今回も求め得たことで満足でした。
旅行の帰路にはホテルでの「朝市」にて珍しい果物・野菜などが販売されておりましたが、是非、家に帰り家庭で味わいながら食べたいと求めて帰って来ました。買い求めたものはタンカン、パッションフルーツ、カニステル、スターフルーツ、ハンダマ(サラダ用野菜)、ウミブドウ、アーサ(ヒトエグサ 乾燥した海藻)、ウコン、島ラッキョウなどです。
旅の満足度を上げるのにはこれらの買い物は欠かせません。皆さんもこれからの旅に試みてはいかがでしょうか。

ゆうなの花 森繁久弥直筆の額

2013-03-30 16:54:18 | 紹介


沖縄旅行の中で、3月24日・25日の二日間「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートホテル」に泊まりました。食事には、我が家はどちらかと言えば和食系ですので、洋食や中華食は後に来ます。
4回食事の中の2回は、和食の席に入りました。部屋から外の眺めもよく、雰囲気満点で食事も美味しくいただけました。
窓から外の眺めの中に北海道では見られない木々が見られます。私たち夫婦の性分から、どうしても植物の名前が知りたくてウェイトレスの方に「あの木の名前は」と聞いてしまいます。
まだ仕事についてまもないウェイトレスの方は、「すみません分かりません」とすましてしまいます。ベテランの方は「分かりませんが、ただ今聞いてまいります」「札が付いているようですので見てきます」などと対応してくれます。料理も御馳走ですが、風景も御馳走のひとつですので、後者のウェイトレスの方には好感が持て、嬉しくなります。
木の名は、なんようすぎ、べにたこあしの木、アダン、ココヤシの木でした。もちろん北海道には見られません。

別な話に成りますが、和食の部屋には入口とお部屋に書の額が飾られていました。驚きましたね「ゆうなの花」の額があり、この様な花の名は今まで聞いたことがありませんでした。ゆうなの名は孫の名と同じで、孫の方は悠菜と書きます。事実この花はあるのだろうかと、食事処の受付の方にお聞きしたところ、「こんな花なんですよ」とインターネットを開いて見せて下さり、「黄色い花が咲きます。よく見られます」というのです。もしかして見られるのではないかと観光バスの中から黄色の花を目でおいました。「琉球村」に入り植物のお世話をしている方(専門家でしょうね)にお聞きしましたら、「今は花の咲く季節ではないですよ」と言われ、「そうなんだ」と花を見付けるのをあきらめました。

和食の部屋の入口にもう一つの書の額が掲げられていました。琉球の国を沖縄と呼ぶのはどうしてなのだろうかと云うような文章であったのでしたが、誰が書いたものであろうと、よくよく見ると森繁久弥の直筆ではありませんか、このホテルに来られた時に書かれたとのことでした。
ウエぃたーの方から「写真を撮りましょう」と言われ、ラビ妻とカムイラピットは記念の写真を額の前で撮りました。

南国パラダイス 沖縄 魅力だね沖縄は

2013-03-29 06:43:32 | 観光
     

南北性が如実に北海道からの旅  北海道人にとって沖縄は最高に魅力 
沖縄は南の国そのままに まったく北海道と別世界。見る物 聞く物 食べる物 パック旅行は良いとこ取りです。

札幌で「沖縄ソバ」のレストランを経営している人が「夏場は札幌で住み、秋終わりから冬場は沖縄にて過ごす」と話している店主がいます。夏場・冬場いいとこ取りの生活の話に、魅力があります。

もう何日もブログを休みましたが、実は沖縄旅行に行っておりまして、その間ブログは休ませて頂きました。
千歳空港発着「プレミアムリゾート沖縄4日間」阪急(3月24日~27日) での旅行でした。
ホテルも最高 ANAインターコンチネンタル万座ピーチリゾート2泊、ホテル日航アリビラ1泊。ホテルの名はローマ字書きで、日本的な名のホテルの名前でないので、数日するとホテルの名前も忘れてしまいそうです。

この旅行にした理由は、ラビ妻の高級ホテルに泊まっての沖縄の旅でした。中味は満足の旅でしたが、帰路にトラブルがあり大変な目に遭いました。

那覇空港に着いたのが11時20分。出発予定時間は12時20分。ところが空港で不審な事が起こり、空港は大混雑、放送は聞こえないわ、人・人・ひとで、どうすればよいのかさっぱり分からずで、大変疲れました。乗客の再検査、放送局のカメラが回るなど、皆は右往左往。そのため出発出来たのは1時間50分の遅れの14時10分でした。

そのために羽田空港でも連絡便に乗れず、またまた遅れ、千歳空港に着いたのは20時前後、札幌の自宅にたどり着いてほっとしたのが21時30分。帰路は時間がかかり大変でした。

沖縄の話はまたいたしますが、今回は690枚ほど撮って来た写真の中の何枚かを載せてみます。この写真から楽しかった旅であったことがお分かり頂けると思います。

           

ミモザがいま満開 百合が原

2013-03-23 15:33:29 | 草花
「ミモザが」今札幌の百合が原公園の温室の中で満開です。東京で桜が満開と言いますが、北海道は5月4日ごろに桜は咲くと言います。花の季節まではまだまだですが、「ミモザ」の花が見事に対抗して(?)咲いています。
ヨーロッパでは縁起の良い花として扱われていますが、北海道ではまだ大事さが浸透しておりません。温室の中で黄色の花を咲かせています。先日百合が原(札幌市北区)に出向いた折には椿展、蘭展、雪割草展が行われていましたが、ミモザも満開に咲いていました。大きな木に成長し毎年剪定をするほどです。ミモザはあまり温かくないところが好みで、ミモザ、椿、雪割草は寒く感じる温度に管理されたガラス張りの部屋(温室)で管理されていました。この季節百合が原の花に会うのも最高ですよ。
一度百合が原に行ってみられてはいかがでしょうか。駐車料金がかからないのが魅力です。

   

感激甲子園 頑張れ遠軽高 やったね一回戦突破

2013-03-22 19:09:38 | 日記
随分前の年の話しになりますが、ラビ妻の卒業した巨摩高校(山梨県)が甲子園に出た時の事です。いつもはあまり関心を持たないでいた高校野球も、この時だけは真剣にテレビにかじりついてラビ妻は観戦しておりました。
また、名古屋回りで永平寺に入り、金沢を見学、能登輪島の朝市を見て、白川郷、高山、郡上八幡を旅したおり、名古屋行きの飛行機の中で、当時日ハムの小笠原選手(今は巨人軍)にサインをラビ妻はもらい、それ以後「日ハム」のフアンとなり、今でも札幌ドームに行ったり、テレビ観戦にと余念がありません。何はともあれ、人にはきっかけが必要ということでしょうか。
今年の春の選抜高校野球には、21世紀枠の5校の中にカムイラビットが卒業した道立遠軽高校が選ばれました。
感激です。頑張れ遠軽高校。(23日に試合がありどうどうの勝利でした。)
明日(23日)第一試合はテレビ前で応援観戦です。巨摩高校観戦のラビ妻の姿を思い出しました。
今日の開会式には胸を張って行進していましたね。大きな拍手がおこっていました。
今年は北海道の札幌の私立北星学園女子高の鈴木美郷さんが君が代を独唱しました。見事に歌いきりました、延びる歌声で甲子園を包みました。すごいことです。北海道の高校生が歌うのは初めてです。甲子園野球には、出場選手に関係している家の方も、関係者も真から応援することでしょう。明日が楽しみです。遠軽高校を是非応援して下さい。
追伸、23日に試合が行われ増したが、遠軽高校は試合に勝ちました。堂々の試合ぶりでした。応援有難う御座いました。

モエレ沼公園 ガラスのピラミット

2013-03-20 14:55:26 | 紹介
ブログに写真が載らないのはカメラの精度のせい。
東区(札幌市)にあるモエレ沼公園にはガラスのピラミットの建物があります。市民の憩いの場所にもなっています。モエレ沼主催の「冬芽観察会」の日の夜、音楽の調べが催されました。せっかく無料で聴かせてもらえるとラビ妻と出向きました。自宅から車で15分ほどの位置にあります。
さて、先日新しいデジカメを買い入れたとお話しました。写真も綺麗に撮れて、これからどんどんブログに紹介出来ると張り切っていたのですが、どう繰り返し操作してもブログに載りません。それではとアップロードした写真の容量が満杯になったと考え、前の写真を10数枚削除してみました。結構削りましたので(ブログを見ると、ブログの中に写真の部分に穴が開いていました。)、これで写真を読み込むのではと作業をしてみましたが、依然読み込みません。姪からのアドバスのメールを受けて、もしかしたら、カメラを替えたことが原因ではないかと、前のカメラで撮影した画像を呼び込みますと作動するではないですか、原因は高いカメラの写真は呼び込まなかったのでした。
前のカメラで撮影したガラスのピラミットの写真を載せてみますので、春にでもなりましたら是非ガラスのピラミットまでお出かけください。

     

春一番の花 雪割草

2013-03-18 20:14:37 | 草花
先日(3月15日(金))、札幌の百合が原公園(室内温室)に出向きました。丁度「椿展」「蘭展」「雪割草展」をしており、どの花も丁度見頃でした。日射しもよく、カメラも新しくしたのでいい一時を過ごすことができました。カメラは宮崎あおいが出て宣伝しているオリンパスです。シャッターが軽くピントも確実です。
ブログに載せようと何枚も写真を撮って来ましたが、さてコンピューターを操作して見るとどうしたことか、ブログにのりません。今回の花シリーズでは一回目は雪割草の写真の予定でした。何回繰り返してもブログの写真になりません。これでは当分写真なしの通信(ブログ)となります。あしからずお許し下さい。
一度町に出ると100枚前後の写真を撮ってしまいます。何枚も撮っていると思いの他良い(素敵な)写真が撮れる時があります。
さて春一番の植物は何かと考えると、北海道ではフキノトウですが、植物の名前からすると雪割草なのかもしれないと思いました。小さな小さな植物で、花も小さく以前のカメラではピントがなかなかあわず良いものは撮れず、今まであきらめていました。ところが今度は新しいカメラなので意外や意外小さな花でも綺麗に撮れます。写真は腕などと言いますが、どうしてどうしてカメラもものを言うようです。これからの写真が楽しみです。

      


           

パソコンをいじっていましたら写真を読み込む事が出来ました。しかし手間がかかりしょうしょう残念です。雪割草の写真は綺麗ですね。オリンパスのカメラはピントが確かです。

北海道越冬野菜 甘さ抜群

2013-03-15 21:52:29 | 
後志管内赤井川町で、雪を利用して貯蔵庫を冷やし、完熟させたジャガイモを出荷している施設を見学したことがあります。
今スーパーマーケットで3月上旬現在、キャベツの値段が愛知産で一個160円前後、そして北海道産完熟越冬キャベツが半分で160円前後。北海道越冬キャベツは甘さが乗って美味しいと評判です。上川管内和寒(わっさむ)町が、越冬キャベツでブランド化しました。
むかし(カムイラビットの幼少時代)から秋口にキャベツを抜いた後逆さに畑に寝かして、雪の下に保存していましたが、その事が今や利用されているのでしょうか、雪を逆手にとって雪の下にキャベツを越冬させる方法が利用されるようになりました。甘味がきわまる越冬キャベツです。
道内主な越冬野菜地域として知られているのは、
     オホーツク管内の北見市(ホウレンソウ)    上川管内剣淵町(キャベツ)
     後志管内倶知安町(ジャガイモ)        十勝管内音更町(ホウレンソウ)
     日高管内平取町(ホウレンソウ)        後志管内真狩町(ニンジン)
     函館市(ダイコン)などです。
越冬キャベツの他には雪の下大根、寒締めホウレンソウ、雪の下ニンジンなどです。これらを合わせて18品目になると言われます。どれもが完熟されて甘みが増して美味しいと評判です。
春の季節まで雪の下に置いておくのですから、雪を除けて掘り出すにも手間、暇がかかり、管理も大変です。それだけに値段も高く付きますが、味もよく評判も良いのです。
今年、この越冬野菜にヒントを得た水産会社(佐藤水産=高級水産加工商品で知られる)が、シャケ(鮭)の荒巻を雪下に熟成保管して実験を繰り返し、このほど製品として売り出しました。味が熟成し評判を得ることが出ると会社側では期待しています。

石巻市の大川小学校 忘れてはいけない大事故

2013-03-14 21:56:39 | 記録
東日本大震災 3.11から2年。
大川小学校児童生徒死者、行方不明者74人、教職員10人死亡。

二年前の3.11の日、まだカムイラピットは仕事(勤めていた)をしていました。この日は午前中の仕事で、地震の時は家に戻っていました。家全体が大きく揺れて、日本がどうかしたのはないかと急いでテレビの電源を入れました。テレビは即時津波の姿を映し出していました。地震の被害の状況がリアルタイムで次から次に流れてきます。
その時、流れてきた速報は、東北の太平洋側に大津波が押し寄せ来る画面でした。これは大変なことが日本に起きたと思ったのです。流れ出る画面は恐ろしいものばかり、名取川を津波がさかのぼり、ハウスが次々と飲み込まれていきます。市街地が家ごと車ごと津波におし流されていきます。大きな船が波とともに陸の方まで流されています。画面は人間の無力さを感じさせるものばかりでした。
その後何日かして、大川小学校の事故を知ったのです。大震災の津波にのみこまれて、児童108人のうち、70人が死亡、4人が行方不明。教職員は13人のうち10人がなくなられました。なぜ津波の事故で生徒の命を守ることができなかったのかと、今でもつくづく思うのです。親の怒りと悲しみはいかばかりかと思います。
教職員の大半が亡くなられたのだから、まったく予期しない出来事であったのには違いないのですが。地震地帯にあり、過去の津波の記録もある地域なのだから、対策を以前から考えられたはずではなかったのではないかとつくづく思うのです。
東北太平洋側の海岸地帯の建物、人ごと根こそぎ津波は連れ去ったのでした。被害を受けた方たちのことを思うと涙がでてきます。
亡くなられた方々に、心からご冥福をお祈り申し上げます。

ツララ 北の風物詩 美味しそうだが危険もあり

2013-03-14 09:00:48 | 自然
もう30年も前になるでしょうか、「写真集団蝦夷鹿」の仲間と知床まで写真撮影に出かけました。斜里町宇登呂(ウトロ)までの撮影旅行です。そこで特に目にとまったのは、漁業の作業場の屋根から大きく大きく育ったツララの風景でした。残念なことに、ツララの先が危険と見たのか、みな先が折られていてこれでは写真の風景になりません。温かくなり始めた3月のころでなかったかと思います。
ツララが大きくなる条件は家が古くなり、内部の温度(空気)が外にもれ、屋根の雪を溶かす建物に多いのです。近年は建物が立派になり、札幌ではあまりツララは見られなくなりました。
ところで、先日暖気と大風のあと家の外に出て見ましたら、風に吹かれて成長した曲がったツララが二階の屋根から下がっているではありませんか。ひょっとするとわが家も古さが出てきたのではと思いました。今日はそのツララの写真を紹介してみます。

ところで、寒い日のツララは、湿った手袋や湿った手で触るとくっついて取れなくなります。子供が美味しそうだと舌でツララをなめようものなら舌がツララにくっついて大変なことになります。
ツララの魅力は子供たちにもあり、屋根の下から木切れなどを投げて「ツララ取り」の遊びをしたりしますが、これも危険で、落ちてきたツララで怪我をすることがあります。我が子にもこの事故にあっています。子供には十分注意しておくことが必要です。


ツララはいつもは素直にまっすぐに育ちますが、今回のは強風により先がひん曲がりました。ツララは美しいものですが、この様に曲がっては綺麗ではありません。