雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

たんぽぽ ぽぽんた タンポポ祭り

2020-05-31 11:42:02 | 風土

『蒲公英 たんぽぽ タンポポ タンポポ祭り』

北海道で「シシャモの産地」と言えば、すぐに「鵡川」の町の名前が浮かびます。

太平洋側に面した「広尾」や「釧路」でも多く水揚げされますが、「鵡川」がダントツ「シシャモ」で有名です。

鵡川の町の方たちのシシャモ売り出しの努力の賜物が、「シシャモと言えば鵡川」として知られることになったのでしょう。

この鵡川で行われている祭りが「タンポポ祭り」です。まだ一度もその祭りに行ったことはありませんが、祭りはタンポポ公園で繰り広げられます。

変わった花タンポポを主人公にしているのが面白味があります。タンポポの根は越冬し何年も持ちますし、種子もふんだんに増えますのでその地から消え去ることも無いでしょう。

一番手間のかからない植物のタンポポを選んでいるのです。

タンポポ公園に黄色のタンポポで覆われ開花している地面は見事でしょうね。

この鵡川の街にある町の特産売り場が「ぽぽんた」と名がつけられていて、格安で海産物などを買う事が出来ます。タンポポの後ろから呼んで付けられているので「ぽぽんた」は覚えやすい名でしょう。

 

▼今年はタンポポの咲いている時季に札幌郊外のある場所を通りましたが、これはまっこと見事な風景でした。排水路のまわり、田んぼのまわり一面が黄色のタンポポで覆われていました。

郊外でこうした風景であうと息抜きが出来ます。

一週間後その地を通りましたら、農家さんの畑の邪魔になると見えて刈り取られていました。

▼わが別荘近くにある空き地にタンポポが見事に咲いていましたが、これも一週間も経たぬうちに花は種のぼんぼりとなり、種子を飛ばす準備に入っていました。この胞子のぼんぼりの群生する姿も、夕日に照らされて見応えがありました。

今ではこのぼんぼりも形が崩れ、風にのり住居を広げる準備に入りました。

根はそこに存在し、種子一つぶですぐに根付きますので空き地であれば自分の住居とするので、まっこと繁殖力のある植物であると驚いています。


「ホウチャクソウ」 「ヤブニンジン」の林に迷い込む

2020-05-28 07:32:03 | 山野草

「林の中で野の花たちに出会う」

数年前に立ち寄った長沼町のある防風林内で「シャク」を採取したことがあります。「シャク」は山菜として有用で、おひたしにしても美味しく「庭に植えて置くと便利です」と物の本でみたことがあります。

この「シャク」を採集しようと以前立ち寄ったところに行ったのですが、もう何年も間が空いてしまい、その場所の入り口が分からなくなっていました。

ままよとばかりその地であろうと思われる防風林内に入ったのですが、排水路が整備されて環境がまったく変わっていて、前に入った場所なのか別な場所なのかさえ全く分かりませんでした。

ままよとばかり防風林の中に踏み込みました。

そこにはシャクは全く見つかりません。シャクの葉に似た植物に出会いました。葉をちぎり匂ってみます。せり科なので似た匂いですが食べたくなるような匂いではないのです。

花の付け方、咲き方を見るとどうやら「ヤブニンジン」の様なのです。林内のいたるところに群生しています。これほどまでに集まっているのに初めて出会いました。

そしてもう一つ目立って花を咲かせている植物がありまとた。二輪の花の付き方から「ホウチャクソウ」であることが分かります。

我が庭にも植えています。花の咲き方が可愛く私の好みの山草ですが、この防風林内のホウチャクソウはいたるところに群生していて驚きでした。

 

やぶちを進むので体力が消耗します。とうとう「シャク」を見つけることなくこの林と別れました。


山菜礼賛 野の物を頂く 至福の時

2020-05-27 16:50:05 | 

「山菜礼賛」

「春の血には苦みを盛れ」と言われています。

札幌の私の住む地は野山に近くて恵まれています。それでも車が無ければその恩恵に預かれません。野山に出向けるのは車の御蔭です。

フキノトウにギョウジャニンニク、ウドにコゴミにタラの芽。共通するのはほろ苦さでしょう。

ワラビなどは取り過ぎて台所で待機し、「食べきれないから、もう採ってこないで」と宣告されるほどなのです。

 ワラビです。一束250円でした。

 アスパラだは買ってきました。

   もうタケノコ(ネマガリダケ)が出ていました。

 これはタラの芽です。

 札幌郊外の店に行けば山菜が売られています。

フキなどは野から採ってくるとよいのにと店に並んだ品物を見て感想をもらしました。

 

エゾニワトコの蕾、タラの芽は山菜(共に天ぷら揚げとして食べます)としてはきつく、腹をこわし敬遠する齢となりました。

そのためでしょうか、菜園のまわりにあるにタラの芽は誰からも痛めつけられることも無く、今では葉を広げて健在です。

北海道のヒグマは春にはフキノトウ、ミズバショウなど若芽を食べて冬に体内にたまった毒素を排出すると言いますが、私達も山菜を食して冬の血を一掃し元気を得ましょう。

向田邦子さんが随筆に「野の味わいを覚えると、いままで死んだ野菜を食べていたことに気が付きます」書いています。

そうそうそうなんだよね。とうなづいたのでしたが・・・

「死んでいた野菜」などと、ここまで書くと誇張過ぎますがね、春が来て春の恵み山菜を得て元気が出るのは間違いありません。

 

 


新型コロナウイルス感染 世界で542万人 死者34万5千人(2020.5.25現在)

2020-05-26 09:31:05 | 歴史

「コロナで死者 世界で約34万5千人」

コロナ感染で世界でとんでない事が起こっている。5月25日現在で世界でのコロナでの死者が34万5296人。

一日に死者が約5000人ほど出ている感じなのです。ただの感染病ではなく、かかれば死にいたる病気だから恐ろしいのです。

コロナ感染を抑えるために生活の自粛か、いや、生きてゆかなくてはならないので緊急事態前面解除し経済活動再開か・・・。両立を図るのなかなか難しいところです。

コロナは世界で脅威となっています。

特に貧富の差が著しい国ほど死者が急増している感じなのです。アメリカは経済大国とばかり思っていたのですが、コロナでの死者が約9万8千人とにり、その社会情勢のもろさが露呈した感じになっています。

       アメリカ  の感染者 164万3238人  死者が9万7720人。

※ 4日前までは感染者の多い国に入っていなかったブラジルがロシアを抜いて世界2位になったのに驚いています。ブラジルには貧困層があり、これから死者が増えることが懸念されています。

       ブラジル  の感染者  36万3211人  死者が  2万2666人。 

★ 日本は、今日非常事態宣言が解除になりました。経済もすこしづつ上向いてくるかもしれませんが、コロナでこれからも長い苦悩の生活が続けられていくことでしょう。

  なにせ、コロナにかからない様に一気に行動はしないようにしないといけません。北海道では3次感染が起こらないよう行動は自粛しながらいかないといけないと思われます。

 


郭公が連日鳴くようになった 本格的な畑作の時が来た

2020-05-23 21:37:39 | 風土

「カッコウ カッコウ 連日郭公が鳴いている」

3日も途切れなく防風林の向こうからカッコウの声が聞こえてきます。カッコウが鳴く日が続きました。

カッコウ カッコウ、 カッコウ カッコウ カッカッコウ カッコウの鳴き声を聞くだけで気持ちは晴れ晴れです。

近くに広大な牧草地があり、家も無いのでコロナの心配は全くありません。眺めの向こうに二本の防風林がありその方向から鳴き声が聞こえます。

私も連日菜園に通い畑作業です。今日はジャガイモを植えました。他の家から見れば少し遅い作付けとなりました。

つぎに大豆の種子を植えました。無事芽が出ると良いと願っています。むかしから「カッコウが鳴くと豆まきの季節です」と言われていますので季節としては程よい時季と思えます。

いろいろな野菜を作るのが面白く、種子を売っている店を見るのも楽しみです。

一気に周りの木々が黄緑色に変わりだしています。

「春は良いなあ」と心の中で叫んでいます。この地も札幌です。

 

 

 

 

 


「アベノマスク届いたかい?」 友より便りあり

2020-05-21 08:27:25 | 随想

「アべノマスク 昨日届く やれやれようやく届いたね」

アベノマスクで安倍さんの人気が回復したかい?いやいやさっばりだったね・・・。

待てどくらせどマスクは届かずで・・・ そしてようやく昨日届いたのでした。途中でマスクの不良品がでたりして遅くなったとか・・・。

市場でもマスクは、今出回ってきているのでさっぱり有り難味を感じなくなってしまった時でした。

友からも「マスクは届いたかい?」 の便りもあったりして コロナ談議をしたくらいです。こんなに遅ければ有り難味も薄らいでしまいますね。

札幌で昨日届いたのですから、地方になればさらに日が経つことでしょう。

全国民に届けるのは並大抵ではないのですね。


この樹何の木 気になる樹

2020-05-20 20:58:27 | 樹木

「この樹何の木 気になる樹」

車を走らせていて、ぽっんと大きく樹が立っていると、「この樹何の木 気になる木(樹)」などとつぶやくことがあります。

なんかのきっかけで注目されると、その樹に名前が付けられたり、その地方の名物になったりします。

テレビに取り上げられて有名になり「この樹何の木 気になる樹」とコマーシャルになったりもしています。十勝管内豊頃町の木は特に有名です。

風景美で知られる「美瑛」ではカメラに形良い風景にしようと畑に入り込む観光客に腹を立てた土地の持ち主が樹を切り倒すことがあり、木も禍を受けたりしています。樹があれば写真の臍となり美瑛がさらに多くの人に知られるのにと残念がっています。

私が通る道の脇にも気になる樹があります。

この間、夕日とこの樹の撮影に出向いてみました。

札幌にもこのような風景があるのです。

 

 


この季節 カッコウ啼くも 気まぐれに

2020-05-20 20:23:25 | 

「この季節(札幌東区)、カッコウ啼くも気まぐれに」

今年、郭公の啼いたのを聞いたのは5月17日でした。豆も播ける季節になったと意気込んでいた所、今週は冷え込んだ寒い日が続いているのです。

今庭のリラ(ライラック)の花が満開になりました。このリラが咲く季節に冷え込むので「リラ冷え」と言って季節の移りをあらわしています。

郭公が啼いてから毎朝冷え込む日が続いています。その為か18日、19日とカッコウが啼きませんでした。

やれやれ用心して野菜の苗を植えなければならないと思う事しきりです。

そして今朝に野に出向いてみると、2日間お休みしていた郭公が鳴いていました。朝早く郭公の啼くのを聞くと元気が出る気持になります。郭公がなぜか「畑作業をしなさい」と言っている様に聞こえるのです。

 

※ コロナウイルスの感染で「高校野球甲子園」を行なわないと今日発表になりました。高校野球を楽しみにしていたので、この夏はつまらないことになりました。甲子園を目指していた高校生にはまことに気の毒の限りです。

 


マリの桜が咲きました

2020-05-18 20:09:52 | 日記

「マリの桜 咲きました」

我が家の別荘の中で一番最後に咲くのが「マリの桜」です。

真理子さんが次男の嫁になって、その年記念樹として植えたのがこの桜です。

八重咲の桜です。

マリちゃんは心優しくて、桜も淡いピンクで「マリの桜」にふさわしい桜だなあと思っています。

別荘には桜の木が7・8本はあるのですが、八重咲きはこのマリの桜だけです。まだ何という名のサクラか調べていません。

それも最後に咲いてくれるのです。

別荘の桜は日がずれて咲きますので、何日もサクラを堪能した日を送らせてもらいました。

 


カッコウが鳴いた さあ種蒔きだ!

2020-05-17 21:39:37 | 自然

「5月17日 カッコウが鳴いた(札幌東区) 畑仕事が本格的に」

17日の午後 カッコウが鳴きました。カッコウが鳴くと豆を蒔いてもよいと昔から言われています。

これから畑作業が忙しくなります。

今日は肌寒い日でしたので ひと鳴きで終わるのかと思いきや 別な方向からも聞こえてきました。カッコウ、カッコウと鳴く声は本格的な畑作業をうながしてくれています。

カッコウは卵を自分で抱かない托卵をする鳥ですので他の鳥の巣に産みます。カッコウが来ているのは他の野鳥が巣作りする時期になってきているからでしょう。

何年か前までは自宅の近くまで来て鳴いていましたが、家が立て込んでくると来なくなりました。

そのために春を知らないでいる人が多くなっています。

カッコウは南の方から渡来します。

 洋梨の花が満開です。

別荘の洋梨の花が今満開です。蝦夷山桜の花が散り洋梨の花が咲くとカッコウが鳴くのだと気づきました。