雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

日本の人口 世界で11番目 1億2,622万人(2020年国勢調査)

2021-07-05 09:27:44 | 地理

「日本人口 1億2,622万人 世界で11番目 5年で86万人減」

国勢調査は1920年(大正9年)以来 5年毎行われています。

今回の総務省の速報値では日本の総人口は、外国人を含め1億2622万6568人となり、5年前の国勢調査より約86万人少なくなっています。

前回の時にも日本の人口減少していたのに 更に今回も減少しているのです。

国力維持には人口が増加していることが必要なのに、このところ日本の人口が減り 国力の停滞が心配されます。

これからも、人口の急増した当時の今の75歳から70歳前後の年齢の人口が多い事から、ますます高齢化が進み 日本の人口減少が進むものと思われます。

労働力が不足してきているので、外国人労働者の受け入れ拡大が必要となり、よく街で外人を見る様になりました。

高齢者が多くなり、社会保障の面でも問題が起きているのに、出生数が落ちて来てるのにもこれからの日本全体の心配が高まっています。

※ 国連推計では日本の人口は11番目となり、1950年以来初めてトップ10から外れました。

※ 東京圏の1都3県(埼玉、神奈川、千葉)で80万8千人の増加したものの 38道府県で人口減少が見られた。

 

 


一番人口の少ない市 歌志内市

2021-06-04 17:35:05 | 地理

「歌志内市 人口2,989人 日本一人口の少ない市」

市に認定されるまでには、いろいろ条件があるのに、人口がどんどん減っていっても市から町や村に降格することがないようです。

留萌管内に羽幌町があります。炭鉱もあったので4万人を超しあと少しで5万人に届きそうでした。その中で考えた(?)のが、水増しの報告をして市に昇格させてもらうようニセの報告をしました。それがばれて市になることが出来ませんでした。大きな処分をされました。

当時は人口5万人以上が市になれたのです。

北海道空知管内の「歌志内市」は、今年人口が3千人を切りました。

3千人と言えば町や村と変わらない人口ですが、市として認定されたままです。

歌志内市は空知管内でも屈指の炭鉱都市でしたが、石炭産業の停滞とともに炭鉱が閉山され、人口が急激に減りとうとう日本一人口の少ない市となってしまいました。

炭鉱都市は北海道には沢山ありました。夕張市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、歌志内市、上砂川町、羽幌町などが上げられますが、どの市も炭鉱の閉山によって人口は激減していきました。

歌志内とともに激減した市の中に夕張市があり、今では人口7,341人となっています。

話は歌志内市の話に戻しますが、カムイラビットが赤平市に住んでいたことがあり、小さな山のトンネルを超すと歌志内市です。

当時は赤平市にも歌志内市にも道立の高等学校がありましたが、人口減で両市とも高校は無くなりました。

アルプスのチロル地方の街並みを取り入れてこぎれいな街づくりを試みています。

 

赤平市、芦別市に住んでいたという札幌の人が居ますが、当時の力のあった町で育ったことで、活躍する人が今でも多いのです。


知っているかい 北海道の人口は? 札幌の人口は

2021-06-04 15:10:19 | 地理

「北海道の人口は?」 522万人(2020年国勢調査)

「北海道の人口は何人ですか?」 と急に聞かれてすぐ答えられる人は少ないでしょう。

昔から北海道の人口は「560万人」と言われていましたので、「500万人位かなあ」などと答えるのが良いように思われます。

北海道の2倍の人口を持つのが東京都です。今ではその均衡が崩れて、比率が違ってきています。

近年は、社会的増減も東京などの都心に集中しマイナス化し、自然増減も少子化傾向でマイナスになっているので、北海道の人口は減少傾向にあるのです。

2020年の国勢調査によると、道内は前回の国勢調査後15万人の減で 「522万人」になっています。

雄大な土地を持つ北海道でありながら、現在の社会情勢などから年々人口は減少しているのです。

 

「札幌の人口は? 社会的増減がプラスなので、197万5063人となっています」

札幌はすでに200万人を超していると思っていたのでしたが、200万人前で足踏みしています。

市は毎年1万人ほどの人口増でしたが、近年はさほどの増にもならず、197万人に止っています。

毎年1万人もの人口増の時は、高等学校も札幌市内に次々建てられたり、間口も1学年で11間口の年さえありました。

今では人口増が停滞し高校が合併するなどして、大間口の高校が廃校するほどになっています。各高校の間口も少なくなっています。

 

★市の中で増減がプラスになっているのは

 札幌市  197万5,065人    増減率  1.2 %

 江別市   12万1,145人    増減率  1.4 %

 千歳市    9万8,019人    増減率  2.5 %

 以上の3都市でした。

 千歳市は空港があり、企業の注目の都市となっていることが分かります。     


「歌志内市」 日本の市の中で一番人口の少ない市

2021-04-03 15:24:05 | 地理

「歌志内市の人口 2994人に!!」

有名になるのに最低な事で知られたくもなし、知られたくもありです。

北海道空知管内の芦別市、赤平市、歌志内市、上砂川町、砂川市、美唄市、三笠市、夕張市などは旧炭鉱都市として知られています。

いや、知られていました。と過去形で言った方が良いでしょう。

燃料使用の変化によって、石炭から石油に変わり炭鉱都市は急に衰えて行ったのです。

当然各都市も人口が減る一方で、街の成り立ちに苦慮することにまでなっています。

 

その中で歌志内市の人口がとうとう3,000人を割ってしまいました。

一度市の資格を得た市は人口が減っても市の名が残ります。歌志内の市街地は整備され、スイスのチロル地方の街の様子を模してこぎれいですが、人口がこう極端に減っては大変です。

それにつけても、人口に対する65歳以上の率が52.77%ですから、市の成り立ちは大変です。

国木田独歩が歌志内に立ち寄り、赤平にて永住しようと下見に来たことがあります。その時の歌志内の炭鉱町の賑やかさが見事に描かれております。その様子から現在のような人口の少ない街に衰退するとは想像もできないことでした。

 

カムイラビットは隣の市の赤平に住んだことがあり、隣の歌志内のチロルの湯(温泉)に良く行きましたが、まだ当時はこの市に高校もあって、今の人口まで減少するとは想像もできないことでした。今では高校も無くなってしまっています。

赤平に住んで面白い事だと思ったことが一つあります。警察署が「赤歌警察署」となっていたのは、人口減少期に入り、赤平、歌志内がもうすでに一体化していたのでした。

 

 

 


北海道の人口は 何人だか知ってますか? 現在は528万1千297人

2019-07-21 21:56:08 | 地理

「北海道の人口総数は?」

むかしから北海道の人口は、約550万人と言われていました。その人口は増えるでなし、減る無しで来ていましたが、

令和元年5月末の統計によると、北海道の人口が極端に減ってきているのに気づきます。

人口減少対策に各市町村が対策を立てていますが、減りだした人口に歯止めをかけるのは大変難しいのです。

東川町では外人労働者の導入を図るほどになっています。

 

 北海道の総人口  528万1千297人  (令和元年5月末)

   前年同月比   3万6千369人 減

    一年で3万6千人強の人口減となりました。

   これは大変な人口減少です。対策は経済基盤の充実が必要なのですが、困りましたね。

 

   男  249万4千063人      女  278万7千234人

 前年同月比 1万千499人           1万8千870人    

 

    


高齢化進む!! 夕張 歌志内 上砂川

2019-06-23 19:55:28 | 地理

「高齢化進む 夕張、歌志内、上砂川の3炭産地  産業育たず、若年層流出!」

「高齢化率」とは、人口に対する65才以上の比率のこと。

炭産地であった空知管内(北海道)の夕張市、歌志内市、上砂川町の三市町が高齢化率50%を越しました。これらの町では大変な事です。

   夕張市   51.13% (今年5月現在 2017年に50%を超す)

   歌志内市  50.98% (今年5月末現在)

         人口は3215人 うち65歳以上は1639人。

   上砂川町  50.71% (今年5月末現在)

         人口2940人 うち2040人 うち65歳以上は1491人。 

この3つの市町では人口の半分が老人なのですよ。街を歩けばお年寄りの人ばかりと言う感じになります。若者一人が一人の老人を支えているという町なのです。

これらの町は炭鉱閉山後、石炭に代わる基幹産業が育たず、労働者子育て世帯が流出。近年は出生率の低さも拍車をかけています。

若年層の定住に力を入れていますが、なかなかうまくいっておりません。

昨日の認知症に関係する講演会の中で、夕張市の話が出ていました。

人口が減って来た当時は市の対応が悪いという思いから閉塞感があったそうですが、ここまで人口が落ちて市民は、自力で生きなくてはと「考え方生き方に活気が生まれて来た」

ように感じられます。と話がありましたが、さあてどうでしょうか、これまで高齢化が進む社会では認知症の人をどう包み守るか どう進めるかは難しい話です。

 

 

 


流氷接岸 網走2週間早く

2015-01-22 18:34:30 | 地理

内陸地の冬の気温は厳寒

古い津別高校(網走管内)後者は、校舎の中央部が火災で消失し、その部分だけ応急的に一階建の木造校舎が建てられ、鳥が羽ばたいている様な変わっている姿の建物でした。この時にこの高校に転勤となりました。

この校舎の中央部に玄関があって、その正面の廊下の壁にはに大きな温度計がかけられていました。

冬には、この温度計は大半は零下20度を超すメモリを示し、外の温度と変わらないらしく、今日も寒い日だと思う日が続くのです。

生活しているとこの冬の寒さは当然(当たり前)と思っての生活でした。津別の冬は寒い土地です。そしそこで話される事は「冬の網走と北見とではどちらが寒い?」の会話がされるのでした。

皆さんはどちらの冬が寒いと答えるでしょうか?

ここでは「網走」が海近くにあり、「北見」は内陸地にあるという事です。冬は北見の内陸地が寒く、海岸にある網走の方が海水のおかげで温かいのです。

津別町は美幌町から阿寒に抜ける途中にある木材(ベニヤ)の町で内陸地にあり、北見市と同様冬は寒さが厳しくなります。従って冬は氷点下20度を超す日が多いのです。

今年も流氷の季節に入りました。海の温かさが流氷に覆われて、寒さが一気に増します。海岸線にある町も本格的な寒さに覆われます。

今年は網走海岸に19日(1月)に流氷が到達、「流氷接岸初日」をか観測したと発表になりました。2週間も早く流氷が接岸したことになります。平年より14日早く、昨年より21日早いそうです。今年は「慌てん坊の流氷」なのです。

ところでもう一つ質問です。網走と紋別ではどちらが先に流氷接岸初日を迎えるのでしょうか。答えにとまどいますね。

答えは網走です。理由は宗谷海峡から暖流の宗谷海流が入り込むためにオホーツク海岸の東方から流氷が接岸するのです。

流氷接岸の季節は船を出すことも出来ず漁業の仕事になりません。しかし、近年では流氷を売り物に観光事業に力を入れている町もあるのです。その代表的なのは「流氷観光船」の運行なのです。紋別市には「ガリンコ号」、網走市には「オーロラ号」が運航し、流氷の魅力を観光に役立たせています。

流氷を見た人は感激に浸っています。本州からも流氷を見にやってきています。 


世界規模で天候不順 穀物高騰 食品値上げ

2012-09-13 22:17:50 | 地理
今年は、世界的規模で天候不順が起っています。輸入国日本にとって、生活全般に渡り今後大きな問題が起こりそうです。
アメリカ合衆国のトウモロコシ、大豆地帯。ロシア黒海周辺の小麦地帯。さらにはアフリカのサハラ砂漠の南部のサヘル地方のどれもが降水量不足(干ばつ)で生産が激減しそうです。
日本では、牛や鶏などの家畜飼料に使うトウモロコシが高騰すれば、全量を輸入にたよっている生産者は製品の値段に上乗せして販売するため、今後市民の生活に大きく圧し掛かってきます。
トウモロコシ・大豆の高騰にはじまり、あおりを受けて小麦政府売り渡し価格も10月から3%上がります。今回の穀物価格高騰は第一幕が終わって、第二幕は頼みの綱のオーストラリアの成り行きに期待されますが、オーストラリアも今年は減産の見込みで、さらなる穀物高騰の問題が待っています。生活が少しずつ苦しくなりそうです。

オホーツク三大湖沼 最大サロマ湖 牡蠣・帆立養殖

2012-04-13 17:22:33 | 地理
オホーツク管内(少し前までは網走支庁管内と言っていた)には大小多くの湖沼があります。その中の三つの大きい湖(三大湖沼)を今回紹介します。
それは、日本第3位の「サロマ湖」、13位の「能取湖」(のとろこ)、16位の「網走湖」(あばしりこ)です。オホーツク管内は面積が大きなだけに、全国の中でも大きい湖が存在するのです。
今回はこれらの湖を紹介します。この三つの湖とも海水が流れ込む汽水湖です。塩分濃度が一番低いのは網走湖です。
最も大きい湖は「サロマ湖」で、帆立(ほたて)養殖、牡蠣(かき)の養殖で知られています。湖は海が砂州の発達で封じ込まれ、海から独立し湖が造られましたが、その砂州が湧別町三里番屋と栄浦で一部開削され(2か所)て、潮の満ち引きで海水の出入りが十分となりました。そのため栄養塩に富み養殖に適しています。
船が海へ出入りも出来、外洋漁業と合わせた水産業が行われています。養殖業ばかりでなく、「ホッカイシマエビ」も生産されています。夕日が綺麗な湖です。
次に、「能取湖」ですが、のとりこと呼ばず、「のとろこ」と呼びますが、湖口が広く、網走市の第二漁港的役目を担っています。ウバラナイ近くにサンゴソウの群落があり、秋の季節には多くの観光客が見に来ています。
三つ目の湖は「網走湖」ですが、ワカサギやシジミの産地としてよく知られています。ワカサギは「イカダ焼き」や「佃煮」として出荷されています。
女満別湖畔では、「ミズバショウの群落地、青鷺(あおさぎ)の生息地」「女満別湖畔キャンプ地」として知られています。呼人(よびと)の網走湖荘の冬の氷り穴、「ワカサギ釣り」の地としても知られています。
網走湖は内陸地にあり、湖から再び川がゆったりと流れ出て蛇行しながら進み、網走市街地を流れて海にそそぎます。この長い距離を満潮の時は海水がさかのぼり、湖に流れ込む事もあります。湖口近くにサケ・マスの養殖場もあります。