雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

支笏湖 モーラップキャンプ場 キャンプ

2015-08-31 22:16:06 | 紹介

「支笏湖モーラップキャンプ場って 知ってられますか?」

2年前キャンプ用テントを買い、キャンプに行くことに意欲満々でしたが、気持ちと実行とが伴わずそのままになっておりました。

今年ようやく日にちの都合を付けることが出来、友人夫婦と支笏湖のモーラップキャンプ場にてカムイラビットの初キャンプ(新しいテントでの)となりました。友人はキャンプの名人で、一週間に一度はキャンプをするというご夫婦で、キャンプのベテランなのですべてお任せのキャンプです。

キャンプ場として指定されたのは「支笏湖のモーラップキャンプ場」。一応パソコンで位置を調べ、フムフムそうか、支笏湖温泉ホテルの更に向こう、自然休暇村の越した所か。分かった分かったと出かけたのですが、さて無事たどり着けたでしょうか。

休暇村を過ぎてみたのですが、なんとキャンプ場が見つからないのです。3度も車の人に聞いてようやくたどり着いたのです。

ここを右に曲がり、少し行ってから道を右に曲がり少し行くと右手にモーラップキャンプ場の看板がありますと言うのですが、車の運転手の言う「少し」の言葉にまどわされ、行ったり来たりしてなかなかたどり着けなかったのです。

少しとは大変な距離を車で走らなければならなかったのです。

キャンプ場は使用料一人700円、我が家はラビ妻と二人なので、1400円の支出。午後1時50分に手続をしたのですが、もう65番目の入場でした。テント張りは始めてなので、すべて友人がしてくださいました。

テント張りも早い時間でしたので、キャンプ場入り口近く、便利な場所でした。水道、トイレ完備で快適なキャンプ場です。何カ所かに施設がつくられています。

夜を迎えるとずうっと向こうまでテントが並びました。支笏湖湖畔とあって波も荒くなく、子供たちは湖畔で水に入っています。水も最高に綺麗です。ここは人気のあるキャンプ場です。

エビを子供たちはすくっていました。

湖畔の周りには支笏湖のカルデラ湖を取り巻いて恵庭岳、樽前山、ふっぷし岳などが見られ、湖畔からの眺めも最高です。

友人はカヌーボートを持ってきているので、乗ってみないかなどと誘ってくれます。「いやいや結構です」と断っていたのですが、次の日の朝に再び誘われて、私ものせてもらい、ラビ妻ものせてもらいました。カヌーも初体験でしたが、なかなか気持ちの良いものですね。

カヌーの湖上から撮影。

支笏湖は波もないのでカヌーも安心でした。湖畔にはテントががいっぱいです。

夕飯は早目にはじまりましたが、すべて友人任せ、豚肉のすき焼き(?)。何から何までお世話になりっぱなしのキャンプです。

暗くなって、キャンプファイヤーや花火で一時を過ごしました。薪まで用意してくれていました。ありがたい事でした。

モーラップのキャンプ場は山に囲まれた湖で自然も良く、完備されているのでお勧めです。土・日とあつて若い連中や家族のキャンプも見られ、治安の良い事もあって人気です。

日帰りの客も受け付けていますが、すべてに使用料が課されます。備え付けのテントもあり、一泊4500円とか。

チップ釣りの人も来ていました。チップは6・7・8月が解禁でしたが今日はあまりにも釣れないので、今日で終わりだと釣り客が言ってます。釣れる日は100匹は釣れるというのですが、3人の人と会話したのですが、この日は空振りの人が二人、一匹釣ったのが一人とさんざんの様でした。

釣れたニジマスの写真を撮らせてもらいました。支笏湖のチップ釣りは有名。

行く時も、帰る時も自主行動、泊まりだけは一緒で、友人とのキャンプは気楽そのままです。

帰りは、休暇村で温泉にゆったりつかり、大滝村の道の駅でキノコ料理、キノコ汁を食べて中山峠を通って家(札幌)に着いたのは夜7時を過ぎていたでしょうか。

★ キャンプに行っていて2日間ブログを休みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あんたは 雉なの

2015-08-28 22:54:08 | 草花

「あんたは 烏なの雉なの」

明日から支笏湖にキャンプに行きます。昨年買い入れたキャンプ用テントは一度も使用しないままでしたので、明日は使いはじめとなります。その準備もあって我が別荘(?)に午後向かいました。

その道々、道を横切っている電線に止まっている鳥は、「あれは烏だな?」と思いきや、「いや違う鳩ではないか」と確認したのです。この道は烏にいつも出会う場所なので、そう思ったのでした。さらに車を進めると、今度は道の真ん中にいる鳥が居ます。当然何時もいる烏と思ったのですが、見れば烏にしては小型すぎるのです。

「おいおい、道の真ん中に居ては車にひかれちゃうよ」と心の中で叫んでいると、実は烏ではないから逃げないのです。小型の鳥は雉の子供なのでした。もう5年も前に5羽もの子連れのメスの雉を別荘近くで見ているのですが、今日は偶然にも一羽の雉の子なのです。

雉の子はゆっくりと道脇のガードの上に止まり、こちらに目を向けています。車の通りもなかったので、こちらも車を止めてしばし観察です。連日カメラを持って出ていたのですが、今日は持たなくても良いかとでかけたので、写すカメラもなく、ただただ一人と一匹の対話です。しっかり見ようとさらに車を近づけると、ガードの上からさらりと降りて草むらに消えました。

別荘近くの畑などによく雉は来ていたのですが、この頃はキジの姿は見なくなりました。

その理由についていろいろ考えていましたが、どうやらこのごろよく見る(出る)キツネに雛が食べられるのが恐ろしく、雉が住み着かなくなったものと思われます。

今日の雉の子は一匹だけでしたので、キツネかカラスにより他は食べられてしまったのではないかと想像されるのでした。

もう何年かこの目で見ていない雉の子の姿に、出会えたことの満足感に今日は浸っております。


天空のレストラン 藻岩山からの景

2015-08-26 21:02:20 | 観光

「藻岩山から札幌を見る これ絶景」

一緒に藻岩山にロープウエイで登ったKさんが、「ある時は雲海の景も見れるんですよ」としきりと言います。以前、この方は雲海の藻岩山での景色を見たのでしょう。

昼食時間でしたので、一番良い場所に造られているレストランで食事をすることになりました。料理の値段は街中よりも高く設定されていて、庶民派のカムイラビットには不向きでしたが、景色の良いことはその設定価格になっていることを思うと良しとしたのでした。

このレストランでの食事は今回で3度目になります。

この日(8月24日)は、雲の形も良く眺めは最高でした。これほどの景色の中での食事はなかなかないことなのです。せっかくなので一年間のロープウエイのパスポートも購入してしまいました。

藻岩山には「恋人の聖地」の指定もあります。

予定していなかった支出なので、家計に響きます。一年間のリフトパスポート代が2500円、食事代が1500円なにがし、二人分なのでその二倍の支出となりました。別に、この日の予定では藻岩下の喫茶店が雰囲気が最高と言うので、食事後そこにも回りました。女性が喜びそうな森に囲まれた喫茶店です。名は宮越屋珈琲店です。

 

ふたつのお店で一時を過ごしたのですが、藻岩山山頂のレストランの雰囲気が抜群の見事さで、せっかくの藻岩下の喫茶店が良い良いとラビ妻が言うほどには素晴らしいとは思わなかったのです。

 

窓の外は木に覆われて気持ちが落ち着きます    右の写真は宮越屋珈琲店のトイレ、シンブルで気持ちが良い。

良いとこどり場所を続けて回るものではないのですね。比較してしまい、一方の方の満足感でひとつがつまらないものに見えたりするのです。

 

 


雨は天の恵み ヤマゴボウにツユクサ 

2015-08-23 22:57:11 | 草花

「雨は天の恵み」

海野先生のノラニンジンの話は、カムイラビットの眼を覚まさせてくれました。自然に営まれる野の花たちは多くの方が見逃しているものが多いのですが、このノラニンジンにスポットを当て、見過ごしている物へ目を向けるきっかけを与えてくれました。

今日は北海道医療大学の漢方・薬学研究講座の第5回目で、里山観察会の最後に降りて来られた海野先生に出会いました。「また講演をお願いします」「講演の時の話のトーンが良くて人気でしたよ」などと、そこに同じく居たMさんも言います。「ネタが無くてね」と言われますが、「来年はしません」の講演の時の話に聴講者たちの「えー!」というガッカリの反応が今も頭に残っています。

ところで、ノラニンジンは同じような花の植物から区別方法は海野先生から教わりました。それは花の中心部の黒い点なのでした。ノラニンジンは襟裳岬に多い植物の印象でしたが、なんと気づいてみると札幌近郊にも結構多い植物なのですね。道端のあちこちで見られます。特に厚別川の堤防にはわんさと今咲いているのです。

★今日の薬学講座の行事を含め、昨日、一昨日と3日間行事に参加していましたので、二日もブログを休んでおりました。今日も里山めぐりで疲れて休むと、3日も休んしまうことになり、読者の方に申し訳ありませんので、今日はブログを発信することしました。

さあて表題の「雨は天の恵み」は、この時期よく朝方雨が降り、作物の育ちに程よいほどです。作物もすくすく育っています。秋まき大根も芽を出し、これからの成長に期待が膨らみます。

札幌郊外の農家さんでは、サラダ菜の出荷で朝早くから作業が行われています。出荷の作業の終わった畑では、二番手のサラダ菜の苗がすぐ植えられています。サラダ菜の二期作なのですね。

この時季の雨で我が家のキュウリも次から次に取れています。季節が季節なのか曲がったキュウリが多く、自家用にしかなりませんが・・・・。

雨の恵みは作物だけではありません。カメラを抱えて雨の中に飛び出すと、珍しい雰囲気の植物写真が撮れるから面白いのです。我が家の別荘(?)に植えられているヤマゴボウに雨粒がついて面白い写真が撮れました。雨の中の自然を体験してからこそ得られる作品が出来上がるのです。

 

園芸用に作られたツユクサにも雨粒がついて写真としては楽しめます。カメラも大事だけど、他人以上の作品を望むなら、雨の中でも、厳寒の中でもいとわず外に出て見ることです。

左が園芸種ツユクサ                    こちらは畑の中のツユクサ

医療大学のヤマゴボウはもうすでに黒くなっていて、我が家のと比べてみると里山は秋が深まってきているとわかります。わが別荘の今の庭の飾りはヤマゴボウとフェンネルの黄色の花です。

スイカの雌花

上二つがスイカの雌花

 こちらがスイカの雄花 雌花・雄花の区別がつくでしょうか。


東区東苗穂(札幌市) 21日(金)手づくりショップ 開催

2015-08-20 21:34:11 | 紹介

「東苗穂、伏古、東雁来の人この指とまーれ!」

毎年、手作り仲間が集まって東苗穂札苗会館にて「手作りショップ」を行っています。今年は明日、8月21日午前10時から午後3時まで、東区モエレ交流センター札苗会館で行われます。出展者も多いので、見に来られた方はきっとご満足いただけることと思います。

飲み物も用意しております。年に一度のふれあいの出来る楽しみな日となっております。

カムイラビットのブログを東区の人が何人見ているかわかりませんが、一人でも多くの方が来られることを願っています。

昨年は、襟裳岬に花の撮影に出向いていて、手作りショップには出れませんでしたが、今年は出ることができます。カムイラビット夫婦は出展者の常連者なのです。最初はフクロウの手作り作品を出展、その後はトウキビと植物、今年はトウキビと陶器と犬の人形と日日草の販売です。

ご来場をお待ちしております。来られましたらお声をおかけください。

 

 


キツネの仕業か トウキビが食べられている

2015-08-18 22:36:55 | 動物

「今年はキツネをよく見ています」

今年は別荘(?)の畑の周りでキタキツネをよく見ます。「今年は」と前置きしたように、その前まではピッコのキタキツネを4・5年前に見たきりでとんと見ていなかったのです。ピッコのキツネが居なくなったようですが、今年は形の良い(器量よしの)キタキツネをよく見るのです。

はじめ見た時はかわいく、「コン・コン」とキツネに声をかけたほどなのです。キツネも危険を感じないらしく、立ち止まって、こちらをしばし見て、その場を去っていくのです。はじめ見た時は口にネズミをくわえていたのでした。作物を食い荒らす野ネズミを捕ってくれるらしいので、キツネが近くに居ても良しとしていたのでした。

正面の家の前にキツネが居ます。カメラを取り出すのを待ってくれません。

先日は車の良く通る道路に居て、急いで草わらに逃げたキタキツネも見ました。同じ個体なのかなと思ったりしましたが、もしかすると今年は何匹もが居るのかも知れません。今年に入りもう5度も見ています。

「トウキビ畑が荒らされている」

別荘の奥では何軒もの人が畑を作っています。カムイラビットも今年はトウキビ作りに挑戦しています。周りの畑ではトウキビ畑の周りには網をめぐらして、被害対策をしています。カラスの被害対策なのか、キツネへの対策なのか、なにせ網を張らないといけないらしいのです。

先日、道脇の他の人のトウキビ畑を見ると、「ジェ・ジェ・ジェ」の驚きです。なんと実ったばかりのトウキビが荒らされているではないですか。その朝来ていたその畑隣りのKさん夫婦の話では、「これはカラスの仕業ではなく、多分キツネでしょう」というのです。ひどい食われ方です。

周りを網で囲っていても食べられるとなれば、我が家のトウキビは囲いもなく丸出しなので、風前の灯です。食べられているトウキビはだいぶ実が入りかけていますので、もう被害にあっているのですが、我が家のは実の雌蕊の髭も白くこれからなので、これからどうなるか成り行きをみるしかありません。

それでも網ははる気もせず、只、見に回るだけなのです。

別な人が言っています。「トウキビの実をだき抱えるにうに二本立ちしてキツネが取っているのを見たことがあります。」というのですから、本当にキツネが畑の実りの様子を見て回り、そろそろ食べてみようなどと、荒らし始めているのかも知れません。

キツネも生きるのに必死ですから、実りの秋を楽しむのでしょう。かっこよく言うと共存しているという実感です。

★ この頃はトマトのつつかれた残骸が畑の脇にあって、トマトも被害をこうむっています。この食べ方はカラスの仕業でないかと思うことがあります。赤い実はカラスが好みますので、とうとうトマトの味をカラスが覚えたものと思われます。カラスが食べる前のトマトの収穫を余儀なくされいます。

じっくり熟成させたトマトを収穫したいのですが、そこまで待つとトマトは一つも食べられなくなります。


「銀色の道」 鴻紋軌道の機関車の歌

2015-08-17 13:29:47 | 歴史

「銀色の道」 鴻之舞金山 鉄路の記憶

「鴻之舞」の地名が高等学校の地図から消えました。廃鉱になった後もしばらくは地名として地図に残っていましたが、とうとう地図に書かれなくなったのです。

今、鴻之舞に人口はゼロとなっており、住友の社員が通いで鉱毒処理などに当たっています。

かつて、鴻之舞金山はオホーツクの紋別市にある東洋一の金山として知られ、全盛期には16000人が住む活気ある鉱山集落を形成していました。従業員4600人。2500人収容の映画館もあり、25メートル屋外プール、40メートル級ジャブ台などもあったりと、大学生が合宿に来るほどでした。

この鴻之舞の鉱山と紋別市を結ぶ物資輸送の軽便鉄道が「鴻紋軌道」(全長28㎞)で、この軌道の機関車をモデルとして歌ったのが「銀色の道」であったのです。

ダーク・ダックスとザ・ピーナツに「銀色の道」は歌われ、多くの人に銀色の道は知られました。しかし、鴻紋軌道との関係ついて知る人は少なかったようです。もう10数年も前にカムイラビットと道都大学教授の横平弘教授とで鴻之舞鉱山の遺構調査に入り、何冊かの報告書を作り上げました。

金山遺構調査の中では、合わせて鴻紋軌道の調査も行ない、鴻紋軌道の全線の踏破も試みました。そしてダーク・ダックスの歌との関係も知る事にもつながました。これらをまとめた本(報告書)は道立図書館にて保管されており、いつでも閲覧できます。

当時写真撮影はフイルムカメラを使用していましたので、ここですぐ出てきませんので、のちに機会でもあればお見せしたいと思います。

「銀色の道」の歌は、作詞 塚田 茂、 作曲 宮川 泰(やすし) で、10年前鴻之舞閉山30周年を記念して行われた式典にカムイラビットも出させていただきました。その時、宮川泰さんも招待されており、宮川さんともお話が出来、サインもいただきました。

カムイラビットが紋別北高校に勤務していた当時、公宅の前に小玉勝信さんがおられ、子供の時、鴻之舞で生活されていたことから鴻之舞を案内いただいたり、資料をいただきました。その後小玉さんたちは鴻之舞鉱山の資料を集められ、現在旧上藻別駅逓跡に鴻之舞鉱山の資料の展示を行い、鴻之舞に金山のあった様子を後世に伝えようとしています。

 「銀色の道」

遠い遠い はるかな道は

冬の嵐が 吹いているが

谷間の春は 花が咲いている

ひとりひとり 今日もひとり

銀色の はるかな道

 

ひとりひとり はるかな道は

つらいだろうが がんばろう

苦しい坂も 止まればさがる

続く続く 明日も続く

銀色の はるかな道

★ 残る鴻之舞鉱山の遺構の代表的なものは  ●望郷の煙突  ●道道紋別丸瀬布線をまたぐ鴻紋軌道の鉄橋跡 

 

 

 

 

 


北見の空は 一味違う

2015-08-16 23:19:55 | 風土

「お盆 交通渋滞に巻き込まれない様に 北見入り」

8月14・15日と本家のお姉さんの納骨の日に北見まで出向いていました。その4日間ブログが書けなかったのです。この頃はよくブログ休ませていただいています。

北見と札幌間の往復距離は約700㎞、さほどの距離ではないはずなのですが、長距離の車の運転は疲れを覚えました。車で行くと向こう(現地)での行動が便利なので雪の降らない期間は北見迄であっても車で行ってしまいます。

テレビで言っていましたが、、お盆の期間は何㌔も交通渋滞になるとか・・・。以前5月の連休に赤平から網走まで交通渋滞に巻き込まれてしまい、網走友愛荘のカニ尽くしの食膳にようやく滑り込んだのを思い出し、交通渋滞に巻き込まれない様に、札幌を朝6時に出たので、交通渋滞に巻き込まれないで済みました。

行く時は時間が十分ありましたので、丸瀬布の道の駅と、丸瀬布温泉マウレ山荘に立ち寄り、それに生田原の温泉「ノースキング」での昼食を済ませて、北見(東相ノ内)入りしたのです。

丸瀬布 マウレ山荘

大変お世話になったお姉さんの納骨の儀ですので、カムイラビット夫婦家では次男の嫁と孫の紹介を兼ねての5人での出席でした。もうカムイラビットの兄弟も多くが亡くなり、貴重な叔父さん、叔母さんとしての参列です。

14日の墓参りは本家筋の子供たち、孫たちも東京の方からも大勢集まり、夜の会食会もあって大賑わいでした。

「北見の空 一味違う」

ホテルでの一夜が明けると、雲の模様の中から太陽が昇り始め、札幌の朝日の様子とは一味違うのです。丸瀬布マウレ山荘での空も同じで、マダラ模様の秋の雲空の様子は北見独特の様に思われました。

「朝陽の空を撮ってきては!」とラビ妻に助言され、ホテルの屋上へ出向いたのですが、なかなかの空模様です。気付くのがもう少し早ければよかったかなと思われる時間になってしまっていましたが、久々の朝日の空模様の写真が撮影できたのでした。

札幌に帰っての朝の空はどよんとしたかすみがかった朝空、これは北見で見たまだら模様の朝空とは全く違うのです。北見の空は一味違うという実感です。網走管内に長く住んでいたので、同じ雲の模様はよく見ていたはずなのですが、長い期間の中で忘れていたのでした。

マウレ山荘近くでの雲模様。

 

 


スイカの雌花 夢膨らむ

2015-08-12 23:10:31 | 草花

「スイカ雌花 成長 夢膨らむ」

今年はスイカの苗を何本か育てています。スイカの苗は春の低温で何本かがこじれた感じでなかなか大きくならず、「今年は物になりそうもないなあ!」と思うことしばしでした。

             

左の花は雄花。                  真ん中は雌花                  実には産毛が付いています。

しかし、8月に入って急に気温が上がってくると、いつの間にか蔓がぐんぐんのびて、何も植えていない畑のすべてを覆うまでになりました。

なかなか雌花が付かないと探していると、いつの間にか3個ほどのスイカが実りつつあるのが見つかりました。そして、このごろは蔓の先にいくつもの雌花を付けるまでになりました。

  

写真は、右端、左端は雌花、真ん中は雄花です。

これからこの雌蕊が食べられるスイカになるのか期待薄ですが、毎日観察していると少しずつ実が膨らんでくるのを見ていると夢が膨らんできます。スイカほど毎日の成長が楽しみなものはありません。豆粒ほどのものが日ごと膨らむのは「面白くもあり、夢膨らむがごとし」です。

カボチャの場合も実が付いてくると楽しみですが、スイカの実の方が期待が大きいのです。甘いスイカを思い、そこで収穫までの毎日の観察が面白いのです。

このごろは畑に出る時も、カメラを持っていきますので、何気なく撮った作物の写真に感心することがあります。

 

スイカは小さい時から肌のつるつるした実なのかと思っていましたら、なんと雌花の時は産毛に覆われているの気づき面白さを感じています。受粉してから成長していくと産毛は落ちてゆきます。

スイカの実は保護色で、葉に覆われているときはどこになっているのかさっぱりわかりません。カラスやキツネに狙われない様に実の存在を感じさせない様に成っているのですね。

今回はスイカの雌蕊の時の写真が面白く皆さんに紹介したいと思いまして、スイカ畑の楽しさをお知らせしました。スイカが実っても我が家で食べるのが精いっぱいで皆さんのお口もとにはお届けできませんので、あしからず。

  

受粉完了、日ごとに実が膨らみます。 

スイカの実の大きくなる様は、人生これ成長の「夢膨らむ」思いとして、毎日がホクホク顔で送くらせていただいているのです。

 

葉に隠れて、大きな実も育っていました。

日中は暑く、朝早くに畑に出向き、小鳥のさえずりを聞いて、綺麗な空気を胸いっぱい吸い込んで、一日の生活が始まります。

 

 


えりもの朝は蛸足一本 「ごっつさんです」

2015-08-09 18:57:28 | 

襟裳岬の朝は面白くもあり、爽やかである

襟裳岬へ出向いたのは8月1・2日の花撮影旅行で15回目となりました。

カムイラビットのえりもでの朝は早起きして岬や港などの写真撮影に入ります。季節によって朝陽の出る時間が違うので、6・7月は朝4時前からホテルを出なくてはいけないのです。

岬で朝陽を拝むのは格別なものがあります。見事な朝陽の撮影に成功することもあります。

7月12日は昆布船が一斉に港を出るというので、その壮観さを撮影しようとみさき漁港に出向いたのです。太陽が真っ赤に染まりながら昇り始め4時半には出港するものと思っていたのですが、何時になっても昆布船の出港許可の放送が無いのです。

漁師さんにお聞きするとこの形の朝日の時は、昆布漁にふさわしくない天気になるので様子を見て決断が遅れているらしいというのです。

それでも、船出の撮影に適する灯台の近くの位置に陣取り昆布船の出港を待ちます。

なかなか、放送がかからぬまま時が過ぎていきます。その場所に釣り人が三人来ておりましたが、カムイラビットの目はその人たちに向きました。

竿が弓なりになって何か釣れたようです。上がってくると大きな蛸ではないですか。獲物を揚げている人のそばにいた人が、タモを使い蛸を救い手助けです。

無事岸に蛸があげられました。手助けした人が「ごっつあんです」と声を出しました。この言葉が何を意味する言葉かは分かりませんでした。あげられた蛸はぐにゃぐにゃして、吸盤がコンクリートにすいついて離れません。足で蹴飛ばしてはがします。

上にあげられた蛸は、釣り人がはさみを用意し切りはじめ、蛸の根元の方から一本切り落とされました。切られた一本の足も生きているかのように動いています。手助けした人は蛸の頭の脳味噌を外に出して、蛸が脱走しないよう、動きをおさえます。

一本の足はタモで補助した釣り仲間に渡されたのです。蛸足一本が「ごっつあんです」の言葉だったのです。これが「えりもの朝は、蛸足一本 ごっつんです」の言葉なのです。

蛸の一本足を渡すというのが、釣り仲間の決まりなのだそうで「ごっつあんです」の響きがおかしく、面白く思い出されるのです。

釣り人は昨夜11時からこの灯台下で釣りをしていたのだそうです。夜通し釣るなど根気のいる仕事なのです。