ホーチミンへ5時間10分送れて到着
先にカムイラピットはベトナム・ホーチミンに行って来た話をしましたが、往路(3月1日)はなかなか大変な旅でした。
ベトナム・ホーチミン旅行の一日目は夜21:00千歳空港発 羽田行きの便でしたが、当日千歳空港は大雪で、案内では1時間30分遅れで出発となるとの事でした。滑走路の雪を除けて後出発となりました。用心して家を16時に出たのですから、時間があり過ます。飛行機が飛び立ったのは23時30分は過ぎていましたから、だいぶ疲れがたまってきておりました。
飛行機の遅れもさる事ながら、千歳空港では個人的な問題が生じてました。ベトナムの熱帯気候の土地への旅行ですので、ラビ妻が軽快な皮製の靴を靴入れから出してきて、「これを履けば楽ですね」といい、自分も納得して履いての旅としたのでしたが、千歳空港で、この靴底がはがれてこの靴を履いての旅行は難しいと判断しました。「何と言う事でしょう」。
これでは旅行は出来ない」と千歳空港内で店を探すことにしました。運動靴でも買い入れて履き替えてから旅へ出ようと思ったのですが、やれやれ空港内には靴を扱っている専門店はなく、かろうじて一部扱っている店が2店舗ありました。なんとか合いそうな靴を見付けて「やれやれと思った」のですが、なんと値段が2万円弱、今回の旅行は最小限のお金しか用意してなく、靴代を払うと懐もさみしくなりました。出掛けから満足できない旅になってしまいそうな、この先が心配となるのでした。
このハップニングもありながら飛行機(JAL)に乗りこみました。うとうとしている間に羽田空港に到着です。一時間半も遅れた物ですから、もう真夜中です。羽田で降りたのは良いのですが、時間が遅いため案内人もいず、ひと混乱です。、ここでは羽田国際線に乗り換える必要があり、移動の交通手段が見つかりません。
急がないとホーチミンへの飛行機は飛び立ちます。やむお得ません羽田国際飛行場までハイヤーを拾い乗り換え場所で移動です。この時間、夜間割り増しの札を上げているハイヤーもいます。
ホーチミンへは01時30分発でしたが、やれやれ間に合ったとホオットしていましたら、掲示板が変わり、3時間遅れ、いやまだ送れるらしく、とうとう3時間40分の遅れと変わりました。飛ぶ飛行機に不具合が見つかり、別な飛行機を容易するために時間が必要なのだそうです。夜中での3時間40分を待つと云うのは大変きつい物です。待合場所で仮寝する事も出来ません。
さてこの3時間40分をどの様に過ごしたかと言いますと、航空会社からお食事券1500円分が各人に配られましたので、それぞれに空港内の食堂にすいこまれまれて行きました。私たち、寿司の店に入り時間を過ごしたのです。寿司はだらっとして生きが足りない感じのものでしたが、食べて見るとなかなかのものでした。夜中なのに何軒もの店が営業していて驚きです。
友人 I さんがいるのでなんとか時間をつなぐことが出来ましたが、出る時からついていず、日本国内からまだまだ脱出出来ずに二日目に入りました。
飛行機に乗ったのが15時40分、あとしばらくすると夜明けになります。飛行機の中では6時間20分、夜行の飛行機の座席での睡眠なのですが、少しでも体を休めておかなくてはと思ったので眠りに入りました。
友人はお酒かを機内でもらい「飲んでいる内、1時間も寝たかどうか」などと言っていました。
ホーチミンに着いたのは9時30分頃、時差が2時間あるので、3時間40分の遅れも影響を感じないのでした。
次に、飛行場の入国で問題が発生、パスポートを見せても「帰りの切符」はと言われ、「ノー、外には出れません」と言うのです。この旅行業者HISの切符を理解していなかったのですが、印刷された連絡の紙が切符だったとは後で気づいたのでした。スチアーデスに尋ねてようやく外に抜けれたのです。「ここでこのまま入国できないのかな」などと、頭の中が混乱したのでした。
いろいろな問題が起こりながらの中での往路なのでした。
★今日(3月11日)は全道的に雪が降り、交通が混乱しました。多くの学校が休みとなるほどの大雪で、千歳空港も何十便も飛ばない日となりました。このことを思うと、「ホーチミン行きが5時間10分位の遅れなど大したことではなかったな」、などとついつい比較して、「幸いな旅行だった」と慰めています。