「エゾエンゴサク 色物発見」
エゾエンゴサクは綺麗なブルー色をしているのが一般的です。
一面エゾエンゴサクが咲いている中に、意外に色変わりのものがあるのを発見します。
最初は白色の花を付けているのを見つけ、大発見した気分になったことがありましたが、この頃ではさらに新しい色のエゾエンゴサクに出会っています。
朱鞠内湖キャンプ場では薄茶色のものを見つけたことがあります。
そしてこの度は北海道医療大学の里山で変わり種の色物を見つけたのです。
何点か写真でお見せします。
「エゾエンゴサク 色物発見」
エゾエンゴサクは綺麗なブルー色をしているのが一般的です。
一面エゾエンゴサクが咲いている中に、意外に色変わりのものがあるのを発見します。
最初は白色の花を付けているのを見つけ、大発見した気分になったことがありましたが、この頃ではさらに新しい色のエゾエンゴサクに出会っています。
朱鞠内湖キャンプ場では薄茶色のものを見つけたことがあります。
そしてこの度は北海道医療大学の里山で変わり種の色物を見つけたのです。
何点か写真でお見せします。
「北海道医療大学の北方系生態観察園(里山) 春の短命植物が今満開」
北海道の春は一度にやってきます。
北海道医療大学の里山ではエゾエンゴサクにカタクリが今満開になっています。
午前中がよろしく、植物たちが元気に花開いて来園者を迎えてくれています。
自然は上手にめぐっており、春は他の植物がはびこらない時期に背丈の低い植物たちが花を咲かせ、早々に子孫を残します。
春の短命植物たちは5月25日ごろを中心として青春を謳歌しているのです。
花たちは見事に咲いて素晴らしい光景です。
その後背丈の高い植物が地面を覆い花を咲かせ子孫を残すのです。
里山も近年多くの人に知られるようになり、エゾエンゴサクやらカタクリの撮影に来ておりました。
★道沿いに奥の方まで進むとエゾノリュウキンカの花を撮影できます。また周りをくまなく見ていくとヒメイチゲやらフッキソウ、オオカメノキの花、ルイヨウボタンの花芽をも見つけることも出来ます。
「4月20日 札幌の春 レンギョウにエゾムラサキツツジ開花」
20日、ふと気づくと、左隣の家の庭に紫色の「エゾムラサキツツジの花」が咲いていました。また、反対側の小さな庭を手入れしているMおばあさん家でもそれはこんもりと一本のエゾムラサキツツジの木が満開となっていました。わが家にはこの木は植えていませんので、お隣の家々から春をいただくのです。
札幌の庭はネコの額ほどの狭さなので、それぞれ一本しか植えられていませんが、それでも春の息吹を与えてくれるのです。
層雲峡の大函では、岸壁の岩間にエゾムラサキツツジが自生していて、自然の妙味を味わうことが出来感動します。春の季節北見の方によく旅行していたのだったなあと思い返しています。
北海道の春はいろいろな花が一度に咲く「百花繚乱」の季節と言いますが、最初に花を咲かせるのは福寿草にクロッカスで、その花たちがしおれ出すとエゾムラサキツツジやらレンギョウの花が一気に咲きだすのです。
この間はキタコブシの親戚のモクレンの花が咲いているのを見かけました。確実に百花繚乱の季節に入りつつあります。
わが家では、この季節になると黄色の花を咲かせる「レンギョウ」が咲きだします。咲き始めると一気に花開いて目を見張ります。剪定して盆栽風にあしらっている家庭もありますが、我が家では枝先まで花を付けるレンギョウは伸ばし放題にしています。その花の付け方に魅力を感じています。黄色の花が咲きだすと我が庭の手入れがラビ妻の手で一気に進みます。
先日、青森県の弘前市の桜の開花が報道され、道南の方でも桜が咲いたとの話を聞いています。今週は気温が上がったので、26日頃には札幌の桜が満開になりそうです。
★19日(木)の午後、カムイラビットの別荘地近くの広大な野原の空にてオオジシギの鳴き音がしました。オオストラリアからはるばるやって来た鳥です。オオジシギの羽音鳴き声を聞くと札幌に春がやってきているのを知るのです。
「ギョウジャニンニク 匂いが好き 匂いが嫌い」
ギョウジャニンニクは匂いがきつく独特なので、好き嫌いがあります。
アイヌはこの匂いのきつさを持って病魔を追い出すと信じて好んで食べます。独特の葱のにおいがして近頃では好きな人が結構多くなりました。
今では店にも並べられ「ヒトビロ」として売られています。山に自生していましたが、多くの人に摘まれ姿を消したところが多くなりました。そこで、近頃はハウス栽培をして市場に出すようになりました。
市場関係者からは「春の毒払いはヒトビロ。食べるとすれば今しか(4月)ない」といい、春の山菜の代表格とされています。「ヒトビロ」という言い方は今や定着してしまいました。
ギョウジャニンニクの別名は、ヤマビル、アイヌネギ、ウシビル、キトビルなので、キトビルですので、「キトビロ」という言い方が正しいのですがね。
食べ方はいろいろで、卵焼き、おひたし、酢味噌和えなど様々なメニュウがありますが、葉の大きなものはジンギスカンにうってつけです。
スーパーなどでは今は一束150円~200円で売られています。もう少しすると値段が下がることでしょう。
★上川地方ではキト(キトピロ)、日高地方ではプクサと呼びます。
★地名ではキトウシ(キト・群生する・所)。小樽の張碓(はりうす)は「ハル・ウシ・イ」(食料・群生している・ところ)からきた地名なのです。
「春、山菜つみが楽しい なかなか見つけにくいがシャクが美味しい」
道東に住んでいる時、山菜の本を見ていて「シャクを庭に植えていれば、次から次に葉がつめるので便利」という説明書きに、是非シャクを見つけたくて探していました。
しかし、道東ではみつかりませんでした。
そして札幌に越してきて、念願のシャクをとうとう見つけました。
そこは長沼町に向かう防風林の湿地帯の中でした。摘んでみて切口のにおいをかぎます。せりのにおいがします。間違いなく食べれます。
我が家では春は5月の連休過ぎに、札幌郊外の長沼町の花の苗販売農園まで車を走らせるのですが、帰りがけに防風林の中で、コゴミやミツバ、ボウナ(ヨブスマソウ)にシャクを摘み菜してくるのです。
シャクを見つけた年はあたり一面に沢山生えていて驚きでした。シャクをカマで刈るほど幾らでもあるのです。茹でておひたしにするとおいしいのです。
春は「福寿草」の花が終わるとその葉がシャクに非常に似ているので間違わない様に気をつけます。見分け方は切口を匂ってセリのにおいがするかしないかで区別します。
防風林内にこれほどまでにあるのだから、根を掘り起こしてきてわが畑にまで移植する気は起りませんでした。
ちなみにシャクは大きく育ち、肩近くまでになり、白い花を付けて、春の姿からは想像できないようになります。
その後の事ですが、
数年後、防風林のまわりの排水溝の工事が終わり、防風林内のじめじめしたところが少なくなってしまいました。環境が大変わりしたのでしょうね、シャクもコゴミも数が激減して楽しい場所ではなくなりました。
「定山渓温泉渓谷 鯉のぼり優雅に!」
5月5日の子供の日に向けて、札幌の奥座敷と言われる定山渓温泉の渓谷に鯉のぼりが設置され、優雅に泳いでいます。
温泉ホテルは豊平川の渓谷に位置し、ホテルからホテルに張られた4本の綱に鯉のぼり大小約400匹あまりが設置され、元気に泳いでいます。吹き流しの鯉のぼりは風を身体に満杯に吸い込んで、渓谷に見事に映えています。
この鯉のぼりは5月6日まで飾られます。
今年で32回目になりますが、年月の経つのが早いものです。
核家族化で不要になった鯉のぼりが寄付されて、多くの人に共有化されているのです。鯉のぼりは年々数が多くなっています。
また、定山源線公園など4ケ所や街中にも飾られており、温泉街は5月の鯉のぼりのお祭りの様です。
★四国徳島の大渓谷の「大歩危(おおぼけ)峡谷」に4月末に訪れた際、遊覧船に乗りましたが、見上げる谷の合間に鯉のぼりが見事にたくさん泳いでおり、その見事さに見とれました。
定山渓温泉の鯉のぼりを見る度に、大歩危の旅を思い出しています。
「春一番の花は?」
野山で春一番に咲く花は 「福寿草」です。十勝管内の池田町に住んでいる時、清見が丘の更に上の連なる小山に良く行きました。まだ雪も残っているのに樹の根元あたりの雪が解けていて、福寿草が早春の太陽の光を受けて黄色の花を咲かせているのにであいました。
何気なくシャベルで掘り起こそうとしたら、まだ地面が固く凍っていてシャベルは突き刺りません。この地面の凍っている中でよく花を咲かせるものだと感心したことがあります。
日当たりさえ良ければ先ず花を咲かせるのは福寿草ですね。この花には特別に素晴らしい名が付けられています。
この頃は福寿草も家庭の庭に植えられていて、花を咲かせいち早く春の訪れを知らせてくれています。我が家の福寿草は毎年5輪ほど咲かせるのに、今年はどうしたことか一輪咲くだけとなりました。その点我が家の別荘(?)には2輪の福寿草が咲いています。
今日は午前中は晴れていたので、初々しく満杯に開いて、クロッカスの紫の4輪の花と美しさの共演です。
初々しさをカメラに納めておこうと午後に再びカメラを持って出向いたのでしたが、午後からの曇り天気に花はつぼんでいて写真になりません。二つの花とも自然に対応した営みをするものだと感心します。
クロッカスの大群落は、由仁町のユニガーデンの庭園内に満杯に咲いています。
クロッカスの花の色は、白色、黄色、紫色といろいろですが、私は紫色の花が綺麗に見え好きです。
「当別町道の駅」
今日(13日)当別町の郊外にフキノトウを採りに出かけました。フキ味噌の材を得るためです。
晴れた日で、健康に最高の日でした。
4月も13日となり、当然ながらフキノトウも食べごろは過ぎてしまっていました。採るフキノトウを選びながらの採集です。
猫柳も今盛りでした。何本かの猫柳を頂いてきました。
フキノトウを採った後、当別の道の駅に立ち寄りました。平日とあって建物の中はゆったり感があって気持ち良く休むことが出来ました。
ジャガイモ、ニンジン詰め放題の店も出ていました。
他、珍しい物が売られていないか店を見て回ります。高価な卵売り場に目が留まりました。
「庭のフキノトウ」
庭の通路のフキノトウは3月末には芽を吹きだして、待ちに待ったとばかりに我が家自慢のフキ味噌に作られて、我が家の家族の腹の中におさまってしまっています。
そして、隣の庭にまで進出して花を咲かせているフキノトウは採られることなく、生き生きと春を告げています。
4月はフキ味噌の季節として我が家は楽しんでいます。まだ日陰の雪の多い場所はこれからがフキノトウの季節となることでしょう。
明日にでも野に出たいと楽しみです。
★栗山町老舗祭り(小林酒造、谷田のきびだんご)は今週末、土曜日、そして次の日の日曜日に行われます。毎年人出でにぎわいます。お酒の試飲もできますし、店が沢山出ています。楽しいですよ!・・・。
★私は三度の隠れ家住まいで、自然と隠れた生活をしており、4月10日まで春の動きにうとい生活をしていましたが、無事退院し、フキノトウを見て身体に息が吹き戻った気持ちです。
★11日、山形の桜が満開になったとニュースが流れていました。札幌にも日一日と春が近づています。