雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

石狩灯台 旅情一杯

2014-08-28 21:33:16 | 旅行

旅情一杯 「石狩灯台」

何も無いところほど「旅情」があるものです。石狩川の河口にある「石狩灯台」はまわりに何も目立つものとてなく、見渡す限りの原生花園です。季節によっては目立つ花もなくただの野原と言った方が良いかもしれません。このように駄々っ広い風景ですが、なぜか人の心を引きつけてやみません。こうした風景こそ旅情が一杯と云えるのかも知れません。

 

特に、秋になると目立つ花とてなく、ところどころにピンク色のハマナスの花や実が訪れる人の心を包んでくれています。何も無いなどと考えずに、じっくり他の植物の観察をして見るとこれもまた新しい発見があるもので、これも楽しみの一時となります。

 

石狩灯台を舞台として「喜びも悲しみも幾年月」の映画が作られ、一躍石狩浜は有名となりました。

秋は石狩灯台手前の草原ではススキが一面に咲いて「ススキの原」が見事です。風に吹かれてなびく様は何とも言えないほど郷愁が有ります。このススキの原の石狩浜はカムイラビットの心を掴んで離しません。何回出向いたか数えきれませんが、他の原生花園と趣きがまったく違うように見えます。

8月に「カフェ マウニの丘」に出向いた折は大雨で、堀田先生の講演会のあと遊歩道を巡りましたが、雨あとの植物はなかなか魅力が有ります。「花に雨水」は写真の題材としては最高です。水も舌たるハマナスの花は如何でしょうか。

 

何本かのハマナスが目につきましたが、もうすでに赤い実を付けてるものもありました。浜風に対応して生きているためでしょうか背丈の低いハマナスばかりです。

石狩浜にはカナヘビも居るのです。尾を掴むと尾を切って逃げていきます。

石狩灯台近くのカフェマウニの丘には来月9月16日にシャケ料理の勉強に出掛けます。参加料金一人700円です。ラビ妻も今から楽しみにしています。二人で出掛けます。


三大カニ 食べ○○

2014-08-25 10:59:07 | 

三大カニ 食べ〇〇

「三大カニ食べ〇〇」 の広告チラシを見て、早速友人のkさんを誘いました。「稚内まで連れて行ってもらえて「三大カニ食べ〇〇」だそうですよ、是非行きましょう。」と誘ったのでした。

ここでは私も勘違いしていて「三大カニ食べ放題だそうですから驚くほどの格安の旅行ですよ。」こう言ったに違いないのです。早速返事があって稚内旅行と言う事になりました。

稚内に行って食事の時ようやく気付いた事ですが、三大カニ食べ〇〇とは「三大カニ食べ較べ」だったのです。可笑しくなり友と苦笑いをしました。「カニ出較べだったんですよね」。それでも三種類のカニを食べたらもちろんお腹は満杯です。

勘違いしたのは「三大カニ食べ放題」だったのですが、行って見て「やれやれカニ食べ較べ」だったんだと気付いたのでした。気づくのが遅すぎます。

それにしても札幌から稚内まで連れて行ってもらい、一拍食事つき、市役所の担当者の観光案内つきでしたので、本当に格安観光旅行となっていました。

稚内の宣伝のために市がバックアップしての企画でしたので、稚内を堪能して帰って来たのでした。もう何年も前の事でしたが、思い出に残る親しいと友との良い旅行となったのでした。

※ 三大カニと言えば多分毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニの事だと思います。どれもがオホーツク特産の毛ガニです。

 


徳川展 観覧のあとは お茶タイム

2014-08-24 05:01:20 | 紹介

尾張名古屋の殿さまの威容そのままに 徳川展

道立近代美術館の特別展・徳川展が今日(8月24日(日))で終わりです。

最終日が近いので、昨日(23日)、今日(24日)と展示会場は混んでいるものと思われます。

なにせ、出向いた金曜日も人で人で大変な混みようでしたから・・・。カムイラビット夫婦もラビ妻の友達のTさんの「徳川展に行って見ない」の一言で急遽出向いたのです。

徳川家尾張の殿さまの当時使用されていた品々が展示され、当時の栄華な生活の様子が分かる様に展示されておりました。よくこれらの品物が見事に保存されていたのに驚きでした。

帰りにお茶タイムをしまたが、その時Tさん曰く、「今回の展示で一番印象深かかったのはなんでしたかね」というのですが、ラビ妻たち女性群は「衣装」が一番の関心事のようでした。江戸時代にあってこれほどまでに立派な装飾衣装が作られていたのに驚きです。

カムイラビットは声には出しませんでしたが「一つの汚れも無いよく保管された刀剣が一番感心した物だっだなあ」と思ったのでした。

国宝の見事な刀剣、目が釘付けになりました。

展示会の想像では、「鎧兜」が何点も展示されているのであろうと期待していたのですが、尾張の初代殿さまのもの一つだけでした。脇役の者たちの品物は一つもなく、栄華を極めた人たちの使用品ばかりでした。

3時間近くも展示を見ていたでしょうか。特別展は見応えがあります。

展示の一番最後に八雲町に広められたクマ彫りのシンプルさに驚きでした。今では八雲町のクマ彫りの話は聞かれませんが、北海道のクマ彫りの原点は終わり松平家の指導によって広かった事に始めてしりました。

会場内では撮影禁止なので、写真はありません。


ラッコキュウリ これは変わっている

2014-08-21 10:14:25 | 

ダッコ・ラッコキュウリ 見付けた。これは実に珍しい

隣の家の畑の変わった形のキュウリなのですが、この形を見てさつそく「ダッコ・ラッコキュウリ」と名付けました。

 

ダッコ・ラッコキュウリを見付けて、これは珍しいと思いました。さっそくカメラを抱えて出直し、撮影したのです。家の菜園に隣り合わせのYさんの畑のキュウリなのですが、新聞に投稿したら必ず掲載されそうな変形キュウリです。他人の畑のキュウリなので新聞投稿は止めにしました。

世の中には珍しいことをさがしている人が居ますが、その中でもこれはなかなかお目にかかれないお宝キュウリ、「ダッコ・ラッコキュウリ」です。子供ラッコを親ラッコがお腹にのせる(抱えている)図柄なのです。

今回カムイラビットが見付けたのはキュウリがキュウリを抱えた図柄です。二つのキュウリが偶然並んだものでなく、この二つがくっついているので、珍しいのです。何年もキュウリを作っていますが、この様な姿(形)にお目にかかるのは始めてです。

 

形がラッコの姿を思い浮かべさせてくれています。このキュウリを収穫してもあまりにもおかしな(珍しい)姿なので食べないで終わりそうなキュウリです。

テレビの映像ではラッコの姿をよく見ていますが、なかなか生きた実物は見る事が出来ません。私が見たのは広尾(十勝管内)の水族館でした。上向きになって食事する姿が特に可愛く印象的です。この姿にダッコ・ラッコキュウリはよく現れています。

 


「悪魔の絵筆」 ってどんな花 

2014-08-20 21:01:56 | 草花

帰化植物 「コウリンタンポポ」

コウリンタンポポの名を覚えてから、もう40年になろうとしています。あれは網走郷土博物館の館長さん家の庭にて見かけてからです。

名前を覚えたのは濃い橙色の鮮やかな花の色に魅力を感じたからでした。家に帰って牧野富太郎の植物図鑑をひもといて見ると、俗称を「悪魔の絵筆」と言うと書いています。

 

俗称悪魔の絵筆の名のゆえんは勢いよく生息地を広げるからだと書いてありました。「へえー そうかあ 繁殖旺盛な植物で、外来種(帰化植物)と聞くと、コウリンタンポポは危険植物かも知れない」と、その時に思ったりもしました。 

思い返すとあれから40年以上も経っています。「悪魔の絵筆」の異名を付けられた植物なのだから、勢いよく生息地を広げているのだろうと思っていました。

しかし、あまり目立つほどの広がりはしていません。しかし、モエレ沼公園(札幌市)内にもわずかながら見ていますので、確実に全道各地に広がりを見せているものと思われます。

花の鮮やかさ、姿の可愛さから除草されないで「綺麗な花」として、確実に生きのび生域を広げているのです。

幌加内市街から更に奥に温泉がありますが、そこで撮影したものです。

「コウリンタンポポ」はまだ「えりも」には入っていないものとばかり思いながら、えりもの植物の本(1999年発行)を開いて見ると「なんとコウリンタンポポの写真」が載っているではないですか。帰化植物コウリンタンポポもえりもにも入り込んでいるのですね。驚きでした。

まだカムイラピットはえりもでこの花は見付けていません。この本には別名「エフデタンポポ」と書いています。


巨大スイカ 食べました

2014-08-19 17:02:59 | 

巨大スイカ 今年は食べました

目的があって巨大スイカを買いました。しかし、故あってスイカを届けることを逸してしまい、我が家でそのスイカを食べる事になりました。

今まで買った事がない大きなスイカで、値段は2200円、モエレ沼公園入り口近くの野菜販売所(水・土・日 営業)で売っていたものです。この店の最上級のスイカです。我が家の二人で食べるには大きすぎるほどです。半分食べることにして、半分は息子夫婦のところに持っていくことになりました。さすが甘く値打ちのある立派なスイカでした。

スイカといえば植物エネルギーの堀田清先生推薦の野口農園さんのスイカですが、是非カムイラピットも食べたいものと思っておりました。わざわざ中小屋(当別町)まで出向くことも面倒なのでいまだに食していませんでした。

野口農園さんのスイカ販売 ふれあい倉庫にて

「ふれあい倉庫」で地産地の野菜が売られています。

そして先週(8月8日)当別駅前に出向く用事が有り、当別駅前の市場に丁度野口農園さんのスイカが届いた所でしたので、このスイカを早速買い求めたのでした。最高の大きさの次の大きさ、値段は2000円ものにしました。

スイカを半分に切り(割り)、我が家でいつもする「スイカパンチ」をして食べたのです。ようやく野口農園さんの甘いスイカを食べることが出来たのです。

大きなスイカを食べると、今までのスイカを食べたいという欲が無くなり、また買って食べようと思わなくなりました。

そうは言いながらも我が家の菜園にはスイカも植えていますので、これからスイカの何個かが取れそうです。残念ながら伸び放題のカボチャの弦に覆われてしまい、今年のスイカはどちらかと言えば不作となりそうです。

雌しべの花の下の小さなふくらみが日ごと大きくなるのは実に嬉しく、畑に出向く度にスイカの弦の場所に足を運びます。しかし残念ながら数が少なく、昨年の様には実が大きくなっていないのが残念です。

 


バッタ バッタ 大発生

2014-08-17 21:25:18 | 自然

バッタ バッタ 大発生

昨年は気付かなかったのですが、今年は畑のまわりを歩くと小形のバッタがパタパタと飛び跳ね出て来ています。今年の畑の回りの小形バッタの多さに驚いています。小形のバッタは作物の葉を食い荒らすでもなく変わった年となっています。

バッタと言えば作物を食い荒らす昆虫として、北海道開発途上の時は恐れられました。ヒダカに発生し空一面に真っ黒になって飛び来たり、作物をすべて食い荒らして行きました。

手稲区(札幌市)の手稲山口には「バッタ塚」なるものが有りますが、当時はバッタも驚異の何物でもなかったのです。バッタ塚は溝を掘りバッタを埋めた跡なのです。

我が家の畑の回りには除草剤なるものは一切使用していませんので、小形バッタは生き生きして増え続けています。茶黒くて綺麗でもなく写真にさえ撮りたくない小形の昆虫(バッタ)です。

時々大きめなバッタを見ますが、色も綺麗で見応えがあります。この大きさのバッタが開拓者たちを悩ませたのだろうと思います。十勝千年の森で見たバッタの写真がありますのでお見せします。

十勝千年の森(清水町)で見付けたバッタ(2014・7・20日) 

バッタの仲間にイナゴというのがいて、千葉に住むすぐ上の兄からイナゴの佃煮を送ってくれていましたが、姿形がバッタ(イナゴ)のそのままの姿で残っています。なかなか食する気にもなれませんが、我慢して口に入れて見るとなかなか美味しい物でした。

その兄も、今では他界してしまい、イナゴの佃煮を食べる事がなくなりました。北海道ではイナゴの佃煮を作ったという話は私はまだ聞いていません。

むかしの本州では栄養源にイナゴをよく食べたと聞いています。イナゴを取るコツは気温のまだ上がらない動きの鈍い時に取りに出掛けるのがこつと聞いています。

 

 


襟裳岬 ノラニンジン 今盛り

2014-08-16 21:36:06 | 草花

夏の襟裳岬はまずノラニンジンが迎えてくれる

襟裳岬が近くなると、行く道みちの両脇に白い花が沢山咲いているノラニンジンが迎えてくれます。この花をえりもで見たのは8月初旬の事でしたが、長い事咲いる植物なので、多分今に(お盆の季節に)なっても咲いている事だと思います。茎が細く伸びて先にニンジンの花と同じような白い花を付け、風にゆらゆら揺れて風情があり、旅情をかき立ててくれます。

「ノラニンジン」と言う名を深く認識したのは、北海道医療大学「漢方・薬学講座」の海野先生の講演をお聞きしてからのことでしたが、さらに深く好印象を持ったのは8月1~3日の襟裳岬の植物撮影旅行の時でした。

札幌に戻り、ニンジンの花と同じ様に野に咲く白い花が道脇に咲いていて、言わずもがなノラニンジンなのでした。家の机の上にガラスのウツワにさして飾られたこの花を見て、この花の面白さに感心しているのです。

    

右写真 花の集まりの真ん中に黒い点が見られます。これがノラニンジンの特色だとか(ラビ妻・撮影)

何に感心したかと言いますと、この花には臍があるのです。白い花の集まりの真ん中に黒い点があり、これこそが「ノラニンジンの臍」なのだと感心しています。

写真を撮っていても、ただの風景写真では面白さはなく、そこに人の姿があったり、鳥が画面に映っていたりすると写真の物語り度が高まります。これこそが臍というものです。この写真の臍は?などと自分に問いながら毎回撮影をしていますが、ノラニンジンは自然に与えられた臍持ちの植物なのでした。

調べもしないでこの花の集まりの真ん中の黒い点は何なのか、何の役目をするのか不思議な現象に面白がっているのです。

写真もそうですが、その写真に臍があるかないかで、写真の面白さが違うのです。その一点がノラニンジンにはすでにあるのです。


岩合光昭の「世界のネコ歩き」

2014-08-14 22:55:04 | 紹介

岩合光昭の「世界のネコ歩き」

岩合さんの「世界のネコ展」が札幌三越(10F)で行われていると聞いて、8月14日(木)に見に出掛けてきました。「ただのネコ展だろう、相手はネコだから会場内では写真も自由に撮れるだろう」と勝手に思って会場内に入るとなんとそこは「撮影禁止だそうで!」、残念至極。

岩合光昭と言えばNHK BSテレビの「世界のネコ歩き」で良く知られている人で、てっきりネコの写真だけだろうと思いきや、ネコの姿とライオンの姿とを並べて展示していて、意外に迫力(見栄えする)のある写真展となっておりました。

岩合さんはネコばかりでなく、ライオンの撮影でも世界的に有名な人であったようなので、驚きでした。会場は「ネコ」につられてか、「岩合光昭」につられてか、人で会場内は一杯でした。世界のネコライオン展(写真展の題名は「ネコライオン」でした)はじつに盛況でした。

この展覧会は17日(日)までで、入場料金は大人(中学生以上)500円です。見慣れたネコ、見られないライオンの生態、面白く見て回れます。

我が家にはネコも犬も今は飼育はしていませんが、かって親の所(幼少の頃は)では犬も猫も飼っていたのです。今札幌に住んで居ますので、犬は綱を付けて、排泄物は始末してやらねばならず、動物の世話をする事は面倒なのです。「飼いたい」気持ちと、「飼わないぞ」という気持ちと較べると、飼わない方になっているのです。

大の男が犬の糞の始末をしている姿を想像するだけでも嫌ですし、ネコも排泄物のにおいがきつく家じゅうに残るのが嫌なのです。

良く「あなたは犬派」、「ネコ派」と聞かれると「私はネコ派ですよ」と答えてしまいますが、動物は好きで、「犬もネコも好きなんですよ」ね。むかしと違ってうんこ(糞)の世話までするとなると「飼わない派」という事になってしまいます。

カムイラビットの玄関迄の通りに犬の糞がたれられているのに閉口します。犬を連れて歩く人が故意に犬に糞をするのを黙視しているのだろうと思うと、腹立たしく思うのです。

そのたびに「犬の糞する飼い人、進入禁止」の札を立てようかといつも思うのですが、まだ立てた事はありません。


襟裳岬 大好きさ! 写真展

2014-08-13 08:48:13 | 観光

襟裳岬大好きさ! 写真展開催中 8月31日迄「襟裳岬・風の館」にて

北海道医療大学の堀田清先生を中心に「襟裳岬大好きな28人」が思い思いの写真を出展しています。襟裳岬突端にある「風の館」(襟裳岬の博物館、風の博物館)にて今写真展が開かれています。8月31日迄です。

襟裳岬に来られた方は、旅の思い出に、是非風の館での「襟裳岬の自然写真」を堪能してして下さい。

 

写真を説明する堀田清先生      出展者は札幌からの人が多く、襟裳岬に魅力を感じている人たちばかりです、

それでは、写真展の様子をお見せします。

 

風の館の巨大なウインドーから襟裳岬が広がって見え、その景観は圧巻です。カムイラピットは階段状の座席から巨大ウインドー越しに見るワイドな襟裳岬の突端の風景が大好きです。

  

この写真は展示初日のものです。