雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

藻岩山の日 5月31日 藻岩山はアイヌ語で「インカルシぺヌプリ」と言われていた

2019-04-28 21:28:25 | 観光

「札幌の景勝地 藻岩山(アイヌ語ではインかルシベヌプリ) 札幌が眼下に広がる」

藻岩山に今日も出掛けました。

今日は4月末から5月6日にかけての10連休に入ったこともあり、人出で展望台は込み合っていました。

外人に人気の様で中国の団体がこの日も目立ちました。

晴れていたこともあり、札幌の街の展望は最高で、日高連山、十勝岳、旭岳、暑寒別岳など遠くの山もすべて確認できるほどでした。冬に何回も出向いていましたが晴れた日にで出会ったとがなく今日は幸運の快晴の日でした。

いつもの事で、中腹の「森の音楽堂」での森の音楽会に能登谷安紀子さんのバイオリンコンサート(無料)を聞いたのでした。雲の流れを窓越しに見ながらバイオリンの音楽を聴いているなんてなんとおつなものなのでしょう。

今日は私たちの5人グループの視聴者が加わったので、盛況の音楽会となりました。ここではいくつもの音楽家が土・日に演奏会を開くのですが、能登谷さんのバイオリンコンサートには何度も足を運んでいるのです。

※藻岩山は春めいて来ており、登り口の道路の桜は8部咲き、ゴンドラから下に見るキタコブシは白く満開になっていました。

頂上近くでは福寿草が今咲いていたり、蕗の薹が芽だしの様子であったり、雪もまだ残っていました。

※藻岩山の高さは531m、その高さにちなみ5月31日にはいろいろな催しが行われます。

※帰りがけに、旭山記念公園(札幌市)に出向き、桜を見て来ました。この連休中が桜の季節となることでしょう。

駐車場は大変な混み様でした。

 

 


ヒマラヤの「アオイケシの花」 梅沢俊グループ 写真展(札幌市中央区) なかなかの見応え是非・是非見に出向いて

2019-04-27 17:09:27 | 草花

「ヒマラヤの青いケシの世界展」

ようやく中心街に行く時間が取れましたので、4月27日に「コンチネンタルギャラリー」(札幌市中央区南1条西11丁目 コンチネンタルビル1F)で開かれていた「青いケシの世界」写真展を見て来ました。

写真展は明日まで、最終日は午後3時迄です。

ネパール、ブータン、中国ヒマラヤ寄りの高山地などには、平地には見られないケシの花がいくつも咲いているのですね。見たことのない種のケシの花、この美しさには人を引き付ける魅力がありました。

梅沢俊氏のケシの花写真展とばかり思って行ったのでしたが、ヒマラヤのケシの花に取りつかれたグループ展なのでした。

会場には女の方がいっぱいで、ネパール・ケシの花撮影に出向いた仲間たちがおられてにぎやかでした。ネパールに行っていた人は大半が女の方、近年は女性が行動的です。

北海道では見られないケシの花たち、なかなか美しく魅力的でした。

一度撮影旅行を体験した人は、何度も何度も行きたくなる地と言います。

ついついどれほどの費用がかかるのか聞いて見たくなります。「2週間の日程で、現地研究者の方の費用も負担する場合は50万円」だとか、安い撮影旅行でも「40万円はかかります」とのこと、「国内の旅行には行かず、ケシの花撮影にだけ金を使っています。」と話していました。

お金があっても行くためには年齢制限もあるようですので、若い時にしか体験できないとのことです。

見事な花なので、病みつきになるのでしょう。

ケシの花は雨季に咲くと言い、山とケシが撮影できるのは幸運なことのようです。雨季は蛭などもいるそうです。道路も泥道で特殊自動車を頼まなくてはならないそうです。

会場では、写真撮影が許可されていましたので、その様子をお見せします。

梅沢氏も会場におられ、一緒にカメラに納まっていただきました。

綺麗な写真を見せて戴き、ありがとうございました。

 


春一番の花は レンギョウかな? エゾムラサキツツジかな? 

2019-04-23 18:27:49 | 樹木

「春はレンギョウ エゾムラサキツツジ 他の花に先んじて咲きだす」

庭に最初に咲く花は、フキノトウに、福寿草に、スミレに、クロッカスでしょうか。フッキソウが庭に植えてあればこの花も春真っ先に花を咲かせ出します。

木の花では、紫色のエゾムラサキツツジが真っ先に咲き出し、数日置いてレンギョウが黄色の花を咲かせます。この花が咲き出すと桜の花、キタコブシの花が咲いて、梅の花が咲いて、春真っ盛りの季節になっていきます。

代表格のレンギョウについて以下に紹介します。

〇 レンギョウ  モクセイ科 レンギョウ族。

レンギョウは早春に小さな黄色の花を枝一杯咲かせる落葉低木。

花は枝先に黄色い小鳥がずらりと外見から連翹(レンギョウ)と名付けられた言われています。

アジアに6種、ヨーロッパに1種があり、日本には薬用と使用。平安時代初期に中国から渡来したといわれます。また一説に渡来時代は、江戸時代であったという説もあります。

丈夫で育てやすいため、生け垣や、庭木、道路の分離帯などに植えられます。

秋に実を付け(我が家では何10年も前から庭に植えていますが、実を付けたのを見たことがありません。)、その実に強い抗菌作用があるので、古くは生薬として利用されていました。

 31.4.22 撮影

解毒、消炎作用があると言われています。

※ 花言葉は「かなえられた希望」


今、山菜ブーム 野の幸を頂くのはうれしい!! 山菜談義

2019-04-22 16:56:36 | 草花

「ヤチブキやらシャク、カタクリの話」

「カタクリを食べる人の気持ちが分からない」とある吾人が強い語句で言います。

真意は、「あの可愛らしい花を咲かせる植物を取ってきて 食べるとはけしからん?」 という事なのでしょう。

昨日(4月21日)、当別駅前のふれあい広場と当別の道の駅に立ち寄りましたら、なんとカタクリが小束にして売られているではありませんか。

花はすでに萎(しお)れていましたが、この場合はオヒタシとして食べるための販売なのです。

買う人が居るので、商売にしている人が採取してきて、売り場に並べるのです。自然に生えている植物ですので、手間暇だけですべてが儲けになります。

ある者の胃袋を満たすために美しい自然が死滅して行くことになります。

種子から花を咲かすまで、6・7年かかると言われていますので、荒らされると元に戻らなくなります。

 

次に、山菜の中で「シャクにさわるほどおいしい山菜があります」、その山菜が「シャクです」。先ほどのふれあい広場の店でも売られていましたが、当別町の「つじの蔵」をのぞいて見たら売られていました。

根を掘り起こさなければ毎年無数にふさふさした葉を出しますので、この植物は死滅するとは考えられません。

当別では「コシャク」と名を付けて売られていました。ただシャクと言ったり、コシャクとも言っているのです。

セリ科の植物で、おひたしに最高です。むかし採取したマオイの防風林に出向いて取ればよいのに、遠出禁止の身でもあり、店でまずは買い求めたのでした。

 

また、私の家で、おひたしとして大好きな「ヤチブキ」ですが、開発のまだ進んでいない山の谷間などに黄色の花を咲かせています。同じ黄色の花を付けるキンポウゲは食べませんが、遠くまで車を走らせて、採取させてもらっています。

ちょっとの苦さが私にはたまらなく好きなのです。このヤチブキも先ほど挙げた店で販売していました。多くの人が、「食べたことが無い」と言いますが、店で売られるようになると、採取者が増えて自然が壊されていくことになるかも知れません。

北海道医療大学の研究林・里山の見どころはカタクリとエゾエンゴサクの群生地、そして谷間のエゾノリュウキンカが三大植物です。他にニリンソウ、ルイヨウボタン、レンプクソウ、クルマバツクバネソウなどなど多様な植物が見られる森です。

このエゾノリュウキンカですが、俗にヤチブキと呼ばれ、食べられるはめになったのです。

 

この研究林のリピーターの一人が、早朝に写真撮影に出向いた折、黄色の一部が確認できるビニール袋を持ち歩いているのを見て、「ここでは取ってはいけないのです」と注意したそうです。

心無い人が、この研究林に入り込んでいるのは残念です。

北海道医療大学の里山は研究林ですので山菜として取らないでください。

 

※ 山菜として並べられていたものに、ヨモギの葉が売られていました。並べられていた山菜の中では一番値が高く付けられていたのに驚きました。まだ成長が遅いからしょう。

 

 この日売られていた山菜の中にアズキナ(ユキザサ)が売られてもいました。 

 

 


森に入ると 小鳥のさえすりが素晴らしい 新芽が出だし春紅葉の季節に!

2019-04-20 07:52:59 | 自然

「ヒバリの初鳴き 4月17日聞きました」

遅くなりましたが、4月17日夏タイヤに履き替えました。昨年からタイヤの交換できる体力が無くなりましたので業者に頼んでいます。

郊外に在る業者なので、履き替えが終わるまで近くの畑を見ていると、ヒバリがピーチク・パーチク空の中で鳴いていました。かすんだ空の向こうから聞こえてきます。

室蘭地区ではすでに3日前にヒバリの初鳴きがあったとニュースになっていたので、気をつければ札幌でも意外に早く鳴いているようなのです。

タイヤを交換してくれている青年に「ヒバリの声聞きましたか?」と聞いたところ、けげんな顔をして「美空ひばりの歌の話かと思った」と答えが返ってきました。

作業(生活)に追われて、自然に触れる時間も無いのかも知れませんね。

私の別荘(?)に行く途中に防風林がありますが、小鳥たちのさえずりがあって、小鳥たちの鳴き声を聞くのは最高の気分です。

小鳥たちが群れて春の訪れを楽しんでいるのです。

4月7日に札幌の北の町の当別(町)に向かった時は、ヤナギの木などは黄緑がかり出し、他の木の赤味をおびた新芽も目立ちます。春の新緑手前の木々の芽は赤味を持つので「春紅葉」の言葉も生まれています。自然のうつろいを感じるのは最高な気分になります。

畑に残っていた雪も完全に消えました。野山は一気に春めいてきています。まだ私は野花を見ていませんが、エゾエンゴサクもニリンソウ、ヒメイチゲ、エゾノリュウキンカの花の話が耳に入ってきています。

スーパーでは、ギョウジャニンニクの他に、頭をくるくるまいた「コゴミ」も売られだしました。

 

 


花と言えば「さくら」 奈良時代は「うめ」

2019-04-18 21:09:07 | 樹木

「新元号の令和の出典は万葉集「梅花の歌」の序文」

日本人が現在、花と言えば「桜」を指すようになっています。旅行会社の「花ツアー」と言えば、花(桜)の名所を巡る旅なのです。

新元号「令和」の出典が万葉集の「梅花の歌」の序文からだそうで、当時、花と言えば「梅」で、桜より梅が多く歌に歌われていました。

梅を思い起こす元号なんて日本人らしい名の付け方と思います。

平安時代以降から花は梅に変わり、桜が多く歌に詠まれるようになり、現在につながっています。

4月17日、北海道内も高温に包まれて(鶴居村が27.1度の気温を記録したといいます。この日道内18地点で夏日の記録でした。)、桜の開花の話もちらほら聞こえてきています。北海道では梅が先に咲くか、桜が先に咲くか論じている間は無く、両方が一気に咲きだします。

家の周りのエゾムラサキツツジが咲きだし、キタコブシの白い花が何輪か咲きだしています。キタコブシも梅や桜と同時に咲きだし、春を告げてくれます。

自宅のまわりのレンギョウも10数輪黄色の花を咲かせていたのに驚きました。春は札幌にもう来ているのだなあと実感しています。

バラ科の花の多くは、初花はほんのり紅に色ついて可愛げです。

 

※ 我が家のレンギョウの花が満開に咲く季節がすぐやって来ます。レンギョウも薬草だと薬草の記事で読みました。その実が使われるというのですが、何年も見ているはずのレンギョウに実が付いたのをみたことがありません。なんとか見つけたいものと興味深々でいます。


ウニにわくわく 旅は楽し 利尻島、天売島でのウニ丼最高

2019-04-15 10:01:24 | 

「春ウニは日高、日本海側は夏はじめ」

オホーツク管内の紋別に住んでいた時に、ウニが食べたくて知床まで車を走らせたことがありました。

知床の斜里側の宇登呂の街の食堂に入り選んだのは、勿論「ウニ丼」です。わざわざ出向いただけあってウニに飢えていたせいもあり、味は抜群でした。

紋別市は港町なのですが、ウニの水揚げの無い港だから知床まで行くことになったのです。網走の能取の海岸でウニを見たことがありますが、紋別には無いのです。砂浜海岸だからなのでしょう。

もう20数年もの前になりますが、高地研(北海道高等学校地理研究会)で羅臼の街で宿泊した時に、ある小さな泊(トマリー舟着き場)に出向いた時は、海水中のコンブのまわりにウニがいくつもある様子を見て豊かな浜だなあと感心し、羅臼はウニの沢山いる浜である様子を目の当たり見たのです。

 

もう20数年前になりますが、利尻・礼文に旅した時は、何はさておいてもウニ丼を食べたいと利尻に着いてすぐウニ丼を食べたのでした。

浜の近くの店は値段が高く思われ、街の奥まった所の店は看板に書かれてある値段が違います。地の利の違いなのでしょう。

利尻の島一周の観光バスに乗り、帰りにはウニ丼を食べてとほくほくしていたのですが、観光バスのガイドさんが「早く戻れましたので、丁度稚内行きのフェリーの時間に丁度間に合いました」とのことで、利尻でのウニ丼2食目は流れてしまいました。

稚内から札幌まで車で戻ることになりますが、利尻島で食べれなかった2度目の「ウニ丼」は、やむなく帰路途中のある町で食べたのでした。

早目のフェリーに乗れたので、思いのほか早くに家にもどれたのでした。それでも夜10時過ぎだったでしょうか。

 

ウニに執着していて、天売島・焼尻島に出向いた時は、天売のホテルで一番良い料理を出してもらうよう手配して泊まりました。夕食は全てと言ってよいほどにウニ料理が出され、今でもウニ満足度の最高レベルで生活できています。

※ 日高のウニの季節は3月から4月、日本海側は夏の季節に水揚げされています。

 

 

 


福福しい 「福寿草」 太陽の光が大好き 誰が付けたかほれぼれする良い名前! 

2019-04-13 19:17:52 | 草花

「太陽の光大好き 福寿草」

雪の中から真っ先に花を見せるのが福寿草。

福寿草の花を見ると心もほっこりします。

太陽の光を受けると、黄金色に花は輝き、人の心を和ませてくれるのです。

我が家の別荘(?)の庭には、今日(4月13日)になっても見事に咲いていました。

花の季節が過ぎると福寿草の葉がシャクの葉とよく似ていて、間違わないようにしないといけません。

シャクは食べられますが、福寿草の葉は食べられないからです。

 


北海道医療大学の研究用温室では 春、待ちきれなく花開く

2019-04-12 17:50:22 | 草花

「医療大学・温室 花が咲いたり、実を付けたり 珍しい植物が見られます」

 毎年新聞で紹介される、北海道医療大学(札幌の北側の町・当別町)の薬学部隣接の温室では「ヒスイカズラ」が、いま終盤を迎えようとしています。

地面から天井までつるが伸び、上から地面まで、ヒスイ色のフサの花を咲かせるので圧巻です。温室は公開されていますので多くの人に驚きと感動を与えてくれています。

 

 

 ヒスイカズラ

私は毎年ヒスイカズラの花を見ないと、春が来たという実感が持てません。

珍しい花なので、まだ見ていない方は医療大までお出かけください。

昨年は管理者の方がおられたので、落ちた花を何輪かいただき、水盤に浮かせて長い事楽しませていただきました。いま花が落ちていますので、もしかしたら頂けるかも知れません。

  

ミッキーマウスの実

また、変わった名の木が植えられており、その名を「ミッキーマウスの木」と言い、いま実が綺麗についています。これも珍しい木です。

変な木の名と言えば、「ピンポン」の木というのもあり、高い所に花を咲かせていました。

かつて高校生の生徒に、トマトやコーヒー、カカオ、バナナ、パイナップルはどのように実を付けるのか?絵で描いてもらいましたが、トマトも描くことかできなければ、パイナップルもどのように実を付けるかも知っていませんでした。

  パイナップルの実

多くの経験をしないと、実に分からないで食べていることになります。温室に訪れて見る事は多くの経験をすることに繋がっています。

 

 トウシキミの花

この温室には「スターフルーツの実」がなっており、「トウシキミ」のピンクの小花が接写してみると可愛らしく、ほほえんでくれていました。

  コーヒーの実

また、コーヒーの花を再度見ようと期待していましたが、もうすでにコーヒーの実に変わっていました。

 

 


海馬 海の海賊 海のギャング海馬 これはたまらない、石狩漁港は大被害

2019-04-11 16:55:14 | 動物

「海馬と書いて、さあ皆さんはどう読みますか?」

「海馬」と書いて、石狩浜の人はトドと読み、海馬(トド)を退治して欲しいとかんかん(怒っています)です。

70頭あまりの海馬が港の近くの潮防波堤に住み付いて、網にかかった魚を網ごと食べ散らかし、網は使えなくなるなど、漁はあがったりです。

海馬(トド)は絶滅危惧種に指定され、頭数が増えているので準絶滅危惧種にまでにはなつていますが、駆除はむつかしいのです。

元来、稚内沖にまで南下していた海馬がさらに南下して石狩浜迄来たものとみられています。

ご存知の通りトドは巨大な動物で、3㍍もあるものもあり、食は大食漢です。これが何頭もすみついて魚を食べ荒らすのですからたまったものではありません。

頭が良く、漁師が網を張るとしめしめとばかりに魚をあさりに来るのです。

浜の近くに住み付いているので、銃で撃つことは人身事故につながるので、許可が下りても退治できないと言います。

 

海のギャングと言われるこの海馬はトドと読みますが、人の脳の物事を記憶するところは海馬(かいば)と読みます。

※ もう数十年も前になりますが、上野公園不忍の池の周りの路を朝方歩っていました。少し前を歩っている人が、池の金網張りの中に飼われていたトドに手をたたきからかったまでは良かったのですが、怒ったトドが口に含んだ水を水鉄砲のように吹いて、そのからかった人に命中したのを見たのです。

お見事と言うべき仕返しでした。その時からトドは頭が良い動物なのだと関心していました。

「海馬(かいば)」

道新(31.4.7)の短歌の松川 洋子選の歌に

〇 いつまでも忘れたくないこともあるがんばれがんばれ私の海馬よ   の歌があり

 選者は「人生にはいろいろな事が起きる。それによって顕(あらわ)れるさまざまな感情、行動に関わる記憶を司るのが脳の中の海馬だ。忘れたくない事は大方、良いもの、衰えゆく海馬への励ましの切迫感が伝わって来る」 と評しています。

脳の記憶の場所は海馬で、「かいば」と読みます。