雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

「見ちゃあ いやいや」 秋大根

2019-10-31 17:21:50 | 

「ダイコンの嬉恥ずかし この姿!」

11月はタイコン干しの時季。カムイラビットの菜園でも大根が太ってきました。

育ちの良いのは、太り気味です。栄養を与えすぎると太るというのは人間と同じです。

素直に育ったダイコンは性格よく、姿かたちが魅力的です。

その中に根が二股、三股に割れたものが時々出てきます。土の中に石も無いのに変形したものが出来るのです。

姿かたちの悪いのは、近所にもおすそ分けもできないので、我が家で食べるダイコンは有り余るほどあり、毎朝ダイコンすりに時間が取られます。

漬物の季節になりますので、ダイコンも干しました。

近頃は漬物を漬ける家が少なくなりましたねえ。この辺りも都会化してきたのでしょう。

今日収穫した中に、「見ちゃあ いやいや」という大根がありました。あらおかし こんな姿の大根が・・・。

とおかしくなりました。

自然の妙味に頬をほころばせながらの収穫です。意外に収穫には時間がかかります。

この間は、健康に良さそうと、タイコン葉風呂に入って見ました。少し葉を煮てから使用すると良さそうです。

霜が来た後の今は、柔らかい葉のサラダ菜、チンゲンサイ、春菊、大根、白菜、キャベツなどの野菜が今でも健在です。

農薬を一切使っていませんので、自慢の野菜たちです。

 


枯れ葉散る 自然界も冬へと向かう 

2019-10-29 21:01:55 | 自然

「枯れ葉散る 木々も冬への準備」

一昨年の秋、紅葉の素敵な所を見つけました。

その紅葉の最盛期をもう一度見たいと、今年も朝10時から長沼町に向かいました。

 家の周りのモミジはもう散っていましたが、まだいたるところに紅葉が盛りでした。

 

 見事なまでの紅葉です。

目的地の家の庭にはモミジの木が沢山あって、見事に紅葉するのです。更に沢に入るとモミジが他の木の黄葉と合い間って綺麗な景観なのです。

残念ながら、この地では、モミジは盛りを少し過ぎた感がありましたが、それでも見事な紅葉です。時間を忘れてしまうほどの素敵な場所です。

用事を済ませてから、私有地なので許可を得て撮影に入りました。

 自然に生えていたのでしょう 幾本ものモミジの木があります。

 他の木の黄葉との折り合いが綺麗です。紅葉の場所は長い範囲に見られます。

少し写真を撮ってと思ったのでしたが、素敵すぎて小一時間もその周りを写していたのでした。

  見事、見事 ここの紅葉は絶品です。

今年は私は紅葉三昧の年でした。昨年まったく紅葉を見に行けなかったのを取り返すように歩き回ったのでした。

最高の紅葉狩りは恵庭湖のまわりの紅葉(10月24日)でした。もうこの地は紅葉の季節は終わっていることでしょう。

 

 


キノコ豊富な地は 農薬に侵されていない自然の森 清里町でのキノコの思い出

2019-10-28 17:00:35 | 

「秋はキノコの話題に燃える 清里町(北海道)キノコ談議」

秋はキノコの話で盛り上がります。先日里山でムキタケ(キノコ)を見つけた人が居て知識が広がりました。

 

キノコの王者は何と云っても「天然のマイタケ」でしょう。

天然のマイタケの話で盛り上がるのは、蕎麦の生産で知られる「幌加内」です。

スーパーに行けばマイタケはいつでも買えますが、天然物になるとまったく味が違い、話は違います。

山でマイタケを見つけると「舞い上がって喜ぶ」という事からこのキノコは「マイタケ」と名付いたと言いますから、よほど価値のあるキノコなのです。

幌加内町の人に朱鞠内湖のまわりを案内していただいた時、あの木のところで、この木のところで見つけたと話していましたが、土地の人どおしでは穴場を人に教えることは絶対ない事なのです。

我々札幌人に教えても荒らされることは絶対ないとの確信の上での案内なのですね。

幌加内は天然のマイタケの宝庫の様です。

天然マイタケの美味しさを話す人が周りに居ますが、カムイラビットは未だに天然マイタケの料理の御相伴に預かつていないのです。

 

私は随分以前に清里町(北海道斜里郡)に3年間住んでいましたが、清里は自然が素晴らしく土地は汚染されていず、驚くほど天然のキノコが採れました。

斜里川の上流になるのでしょうか、ある秋の日、自然散策とばかり川沿いを歩っておりました。川の氾濫原にあたる大きな木の木陰に白いキノコがびっしり生えているのを見つけました。それも列状に並んで生えています。

このキノコは食べれるのか当時私には分かりません。キノコの知識のある中学校の教頭先生に尋ねましたら「シロシメジ」とのこと、美味しいキノコと知り、再びその現場までキノコを採りに出向きました。

シメジは枯れて埋もれた木の枝沿いに生えるとか、その様にキノコは並んでいますので、シメジの性質から食べれることは間違いないと確信しました。

大きいビニール袋に何袋か採取、なかなか美味しいキノコのおかずができ、このおいしさを称賛する事しきりでした。

次の年転勤しましたので、先にも後にもこの時一度のみのシロシメジの採取となりました。毎年あそこには白シメジが生えてきているのだろうと、当時を思い返しています。

 

また、清里と言えば、ラクヨウキノコも豊富な土地でした。

この町は風が強い土地ですので、畑のまわりにカラマツの木を植えています。私たちが言う防風林ですが、カラマツの木の下にラクヨウキノコが生えるのです。

土地が汚染されていないせいか、カラマツの木の下にラクヨウキノコが面白いほど採れたのです。

今札幌近郊ではラクヨウキノコを見つけるのはなかなかですが、地方に行けばまだこのキノコは採れるのですがね。

 

清里では他に、「ツチスギダケ」も川沿い一面に出ていました。踏み分け路のまわりにびっしり出ています。踏み分け路は多分エゾシカの通る路なのでしょう。

あまり美味とは言えませんので清里では取る人もいないせいなのでしょう。ハタケシメジもなんぼも見つけてもいます。

開発が進んでいない土地ほど天然のキノコが豊富なのです。


名残り秋 落ち葉が郷愁を誘う

2019-10-27 21:17:05 | 自然

「秋は確かにやって来ています」

我が家では、10月26日(土)は忙しい時を過ごしました。

この日は3つもの事をこなしてしまったのです。

まず一つ目は、中島公園(札幌市)の紅葉を見に池を一周しました。紅葉が今が見ごろで、多くの方が見に来ていました。

池の周りには、しだれ柳などの緑色が残り、その中にモミジが点在して池に映りその風景は見事です。札幌市の中島公園の秋の紅葉は最高の時期なのです。

今年は特に紅葉が綺麗で、かつこの日は土曜日とあって大勢の人が見に来ていました。

地下鉄中島公園駅から池に向かう道筋にはイチョウ並木もあって、黄色に色づいたイチョウが見事でもあるのです。

イチョウの紅葉と言えば「北大のイチョウ並木」が素晴らしい事は多くの方に知られており、中島公園の紅葉散策後、時季が過ぎない内にとその足で北大のイチョウ並木に出向きました。

※ 北大イチョウ並木へは地下鉄南北線12条駅下車。

この二つの紅葉観察の間には「北海道交響楽団」演奏会にも行きました。

我が家では、いつも行事は一日一つとしていたのですが、今日に限って、中島公園の紅葉散策、演奏会、北大のイチョウ並木を見にと3つの事をしたのです。

毎年北大のイチョウ並木は夜にライトアップされているので、夜も素敵であろうと、暗くなりかけていましたが足を延ばしたのでした。

ところが何と、行って見て北大の「金葉祭」は脅迫文が入り取りやめ、26、27日に計画されていたライトアップも中止となり、夕方にはつまらないイチョウ並木の行楽となってしまったのでした。

 


綺麗な秋 見事な秋 見けたあー!! 令和元年10月23日中島公園

2019-10-23 17:55:36 | 自然

「綺麗ですよ 中島公園(札幌市)の紅葉」

先週1週間は、札幌は寒い日が続きました。近所の方との挨拶は「寒くなりましたね」となります。気温が摂氏8度C以下になると木々は紅葉するといいます。

寒かった日が続いたその為でしょう、木々は紅葉が進み綺麗です。

昨日、音楽会でキタラに出向いたラビ妻が、「中島公園の紅葉が綺麗でしたよ」と言います。「是非行ってらっしゃいよ」と行く事を奨められました。

そこで、今日さっそく中島公園に行って見ました。「わあ、綺麗!」と心の中で叫びました

黄葉も素晴らしいし、紅葉も進んでいます。中島公園には大きな池があり、池からの水蒸気が影響し紅葉が特に綺麗に進むのでしょう。

「今年は紅葉が特に綺麗ですね」と毎年来ている方が話してくれました。

韓国人やら中国人が紅葉を見にきているらしく、日本人に会う事が珍しいくらいでした。

それもそうです、公園のまわりに観光バスが停められておりました。何と10台余りのバスなのです。

観光会社もよく考えたものですね。

バスの駐車料金はかからないし、外人さんには北海道の紅葉の景色は好みらしいし喜ばれるので、一石二鳥という事になっていました。

あと2・3日が最高の紅葉です。

是非中島公園に見に行ってみてください。アクセスは、札幌地下鉄南北線の中島公園駅、幌平橋駅下車です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


鳥競いて啼く 驚きの光景 (北海道医療大学) 

2019-10-22 12:15:42 | 

「小雨の中で 鳥競いて啼く わあー、気持ち良し」

鳥の沢山群れていて驚くことがあります。

今までに、宮島沼(美唄市)の夕暮れの沼に帰る雁の編隊、朝一斉に飛び立つ何万羽もの雁の様には感動します。

また、ある年の終わり近く、尾岱沼(根室管内)の朝明けのオオハクチョウの群れを撮影に行き、白鳥は私たちに素晴らしい思い出を与えたくれました。

身近では、春先の鳥たちのさえずりには、これまた気持ちの良いものです。

秋に入って、我が別荘(?)のまわりの林からは鳥の鳴き声も本当に少なくなりました。

スズムシでしょうか、コオロギでしょうか?か細く秋のなごりとばかり静かに鳴いているくらいです。

少し前までは大編隊でしたが、ムクドリのかたまりて飛ぶ姿も小編隊となっています。

 

10月19日、小雨の中、北海道医療大学の里山にラビ妻と出向きました。正午すぎて里山に登り始めるのですが、左手の森の中から鳥たちの大合唱が聞こえてきます。

蛙の大合唱はよく言われる言葉ですが、ここでは鳥の大合唱なのです。

驚きの響きです。なんて鳴いていたか日が経っていて頭に残ってはいませんが、たしかピピッとかビッツとか、何せ大合唱なのです。驚きましたね。

東の路から里山に登り始めると、鳥の声はまったく聞こえなくなりました。森の壁で聞こえないのでしょう。

一周し池のあたり道から降り始めると、登り始めの森となり、そこにも小鳥の大合唱に出会いました。一種類の鳥たちです。

飛んでいる鳥の姿も見られますが、私には鳥の名前は分かりません。ヒヨドリより少しばかり体が小さい細身の鳥です。

鳥の大合唱も心が癒されますね。

この日は鳥たちの大合唱の鳴き声に出会い、行って良かったと思う事しきりでした。

この里山で鳥たちとの出会ったことは、素晴らしいことでした。

 

 

 

 


大雪山旭岳裾野 「裾合平」の魅力 白花じゅうたん 赤じゅうたん

2019-10-20 17:37:14 | 草花

「裾合平の夏はチングルマの白花の絨毯 9月中旬はチングルマの赤絨毯」

まだ私が若い時、黒岳、旭岳、赤岳、御鉢巡りなど大雪山には良く親しみました。

山には魅力があります。

旭岳の裾野に「裾合平」があって遊歩道に沿って行くと素晴らしいお花畑に出会えます。

突き詰めて路を進むと「中岳の露天風呂」があり、浅いながらも湯船につかることが出来ます。

岳(山)から登山者があっという間に降りて来るので、路沿いの露天風呂はあまり気持ちの良いものではありません。

危険を感じてラビ妻は露天風呂には入りませんでした。その時も何人か山から下りてきました。やれやれです。

遊歩道は今では整備されいますが、一度目に訪れた時は、登山者が踏み荒らした路が雨水の流れで深く削られ、登山者と自然の雨の自然破壊が大層進むのには驚きました。

 

裾合平の魅力は、行く道々のまわりの高山植物に脅威の目を見張ります。

夏(7月)には足元にピンクのエゾコザクラがずうっと咲き乱れていますし、旭岳の裾野には、それは驚くほどのチングルマの白い花が群生し咲いていました。

7月はチングルマの花の「白いじゅうたん」の様です。

それだけで終わりかと思っていましたら9月中旬にはチングルマの葉が赤く色づいて、「赤いじゅうたん」が一瞬の輝きを放ちます。

裾合平まで登山するのかと思っていたのですが、だらだらだらと長い路を進み、わりかし楽な大雪山の山の観光です。

長い距離を歩くのですが、登山グループと云うか、登山学校の訓練と云うかあっと云う間に現れて、あっという間に去っていきました。

何処が面白いのか分かりませんが、登山のスタイルにはいろいろ形あるものなのですね。あれって楽しいのでしょうかね?

 

※ チングルマは低木の高山植物で、大雪山系では雪解けととともに7月に可憐な白い花を咲かせます。花はあという間に散り、綿毛が風に揺れる様になります。

  綿毛も魅力的です。

  9月には秋の気配となり、9月には葉が葉が赤く色づきます。これも一瞬で9月中旬を過ぎると初雪が降り出します。

※ 裾合平は大雪山系の主砲・旭岳(2291m)の北側の地。裾合平のチングルマの美しさは世界一という人たちがいます。  

 

 


秋は 「コマユミ」が綺麗

2019-10-19 17:14:53 | 樹木

「コマユミの実の赤さ 目を奪う」

秋は赤色が 目を潤してくれます。

赤い葉のブドウの葉、ウルシの葉、桜の葉、モミジの葉、ニシキギの葉は素敵ですが、赤い色の木の実も魅力的です。

我が家の庭にも、知人からいただいた「コマユミの木」がありますが、今年は気候が良かったせいかコマユミの葉が生い茂り、そのためか赤い実があまりついていません。

小粒の実を付けて、マクロのレンズでのぞくとまことに綺麗です。

今日(10月19日)、小雨の降る中、北海道医療大学の里山に出向いたのですが、小雨の中の林も心を潤してくれました。

帰り際に真っ赤に色づいた素敵な大きく育ったコマユミの木に出会いました。

葉も真っ赤になりますが、この木はもうすでに落葉していましたが、この木の実は赤くなっていて見事でした。

素敵な写真が撮れるかも知れないと、何度もシャツターを押しました。

小雨の日でしたので、実に付いた滴が面白さを見せてくれました。

このコマユミとの一つの出会いで、満足の一日となりました。

 

 

 


19号台風 特定非常災害に 79名死亡 農業大被害

2019-10-18 18:30:18 | 歴史

「19号台風 今までにない大被害 死者79名」

記録にとどめたいと思い、北海道新聞記事から大きな見出しを拾い出しました。

10月16日(水) 道新夕刊

〇 「72時間」経過捜索続く

       台風死者74人に

〇 100年に一度 超える雨  

  阿武隈・千曲川解析(※千曲川の氾濫はひどいものでした。)

       少雨地域 被害大きく

〇 収穫直前 農家に打撃

       リンゴ畑 倒木、落果 長野

       絶句 イチゴ苗水没 栃木・佐野

〇 宮城・丸森でも浸水

10月17日(木) 道新朝刊

〇 台風浸水 東京ドーム5千個分 国交省調査

       河川氾濫、堤防決壊

〇 農産物も被害 値上がり

〇 道警70人 派遣

10月18日(金) 道新朝刊

〇 台風19号「特定非常災害」に

〇 宮城・丸森町 集落孤立 見えぬ復旧

〇 泥水に沈む最後 妻へ「世話になった」

〇 福島・いわき市 旭川出身 関根百合子さん 最愛の夫失い喪失感

 


小さな秋見つけた! 赤い秋見つけたあ!

2019-10-18 13:42:45 | 自然

「小さな秋 小さなあ秋見つけたあ」

藻岩山(札幌市)に10月14日(月)に行きました。紅葉は今一だなあ! とロープウエイの中から眺めてていました。

隣りにいた台湾から来ていた人に声を掛けました。

その人からは「紅葉が綺麗ですね」と返事されました。私としては「紅葉はこれからなのだ」と思っていたのですが、南の国から来た人には「少し色がかった景気であっても紅葉は綺麗だなあ」と感激するのです。

少し紅葉がかってきています。「小さな秋見つけたあ」という感じです。

その少し前、百合が原公園(札幌市)に出向いた折には、ツリバナやマユミが種子をはじかせて実が真っ赤にのぞかせていました。

これぞ「赤い秋見っけたあ」という感じです。

連日、朝の気温が8度Cより下がっています。ますます紅葉が進むことでしょう。「小さな秋」から「大きな秋」に変化して行きます。

10月15日の朝、札幌に今年最初の霜が降りました。

霜の威力はすさまじく、バジル、赤シソ、ズッキーニ、ヤーコン、ツルムラサキの葉などは見事にしおれてしまいました。

もう秋本番に入ったのです。