雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ヤマゴボウ 茎の赤色と実のぶどう色が素敵

2012-12-30 14:17:33 | 草花
庭に今年は沢山実を付けました。何本ものヤマゴボウが庭に出てきて大切に育てていましたら、秋には見事にブドウ状の実がいくつも見られました。
我が家の庭の特色になっています。
今日は息子に文章中に写真の入れ方を習い、練習の為にここに載せて見ました。
来年はヤマゴボウも選別して庭づくりをしなくては、すべてがヤマゴボウの庭になってしまいます。昨年度はヒヨドリがついばみに来ていたのに、食べて体調をわるくしたのか、ヒヨドリの被害に合いませんでした。

カボチャ

2012-12-30 14:12:04 | 
昨年は「カボチャ」を作るための畑を借りる事が出来、沢山のカボチャを収穫する事が出来ました。
近所の人や親せきにもあげて、更に十分食べるだけの物が残りました。カムイラビット夫婦はカボチャが大好きで、毎日食べていても飽きません。「冬至カボチャ」もあって、御蔭さまで風邪も引かずに生活しています。
「ハロインの季節」にはラビ妻はハロイン作り講習会にも行きました。出来栄え上々で飾りカボチャになりました。ここに写されていますカボチャの写真は、由仁町のユニガーデンで撮影したものです。飾りカボチャも楽しいものです。

雪除けも大変 連日雪です

2012-12-28 18:17:47 | 自然
今年の暮は大雪で大変です。今朝でこの暮れ3度目のブルドーザーのお出ましです。
すでに、200㎝も雪は降った(積もった)でしょうか。また、この三日間は大雪にみまわれました。この日葬儀(26日、27日)に出なくてはいけないのに、車の渋滞で時間がかかり大変でした。
雪の降った夜の朝は、近所の人は総出で雪投げをしています。近くの公園や空き地(畑)に「スノーダンプ」や「ソリ」で運びます。中には「除雪機」で除ける人も居ます。一般的な除雪道具の「スノーダンプ」はよく考えられたもので、雪国の家庭には冬の必需品となっています。
「連日雪です」と、四国の親戚に電話で話しましたら、「雪の日は雪はきに出るのでしょう」とのこと、北海道では雪をはくだけでは間に合いません。ここらでは「雪投げ」「雪除け」の言葉になります。
今年の暮れは、例年の1、2月に降る雪の量にあたり、皆が「もうたくさんですね」と挨拶を交わすほど、雪の量に驚いております。
交通機関も麻痺し、いつもは25分ほどで札幌の中心街に行けるのに、この間は1時間20分もかかりました。雪道での車はのろのろ運転で、苛立ってきます。
庭で雪除けをしていますと、シジュウガラが良くやって来ます。シジュウガラは人恋しい可愛い小鳥です。この冬は毎日挨拶にやって来ますので、雪除けの疲れを少しなりともいやしてくれます。

初雪そのまま根雪 記録破りの今年の大雪

2012-12-24 23:11:50 | 自然
札幌は18日(12月)で「積雪が150㎝」となり型破りの大雪となっています。その後も連日雪が降り続き、昨日は25㎝あまり、クリスマスの24日の今朝も10㎝ほども降り、雪の多さに驚いています。合わせると180㎝以上も降ったことになります。
近所の人との挨拶にも「連日雪が降りますね」「雪投げももうたくさんです」と愚痴が飛び出すほどです。
札幌管区気象台によると、今年も残すところ2週間余りの時に、すでに1ケ月分以上の雪が降った事になります。
札幌でも11月中旬に降った遅い「初雪」が、そのまま消えずに「根雪」となりました。初雪が根雪となる例は記録上初めてのことでした。
道路のわきには、除けた雪がうず高く積まれ、例年の2月、3月の雪山の景観となっています。
今日は用事があって、札幌の中心街に出向きましたが、除雪した雪を運んでいるトラックに何台かに会いました。排雪車を使わないと交通麻痺の状態になります。
札幌の中心街まで、雪の無い日には30分ほどで車で行けるのに、雪の降り出している時は、1時間半もの時間がかかったりして、交通渋滞に巻き込まれるのです。
札幌、旭川、小樽は特に雪が多く150㎝以上、帯広や北見でも100㎝前後の大雪となっています。以前住んでいた紋別市の友人にお電話したところ「今年は雪が多くて閉口しています」とのことでした。ラピットも喜ぶこの雪は、これほど降ったのではご馳走でなくなります。

健康成分 上手な摂り方

2012-12-24 13:30:40 | 
健康維持には、体内の「酸化防止」を行う必要があります。
抗酸化成分として有名なのは、①大豆、カボチャ、お茶、などに多く含まれている「ビタミンE」、②緑黄色野菜にたっぷり含まれる「βカロティン」などがあげられます。
マグロやイワシ、サンマなどの「青魚」を、こうした抗酸化成分と一緒に食べると、DHAとEPAを効率良く摂れると言えます。
★「DHA」と「EPA」とは、マグロやイワシなどの青魚に多く含まれるサラサラ成分です。これらは必須脂肪酸とよばれ、私 たちの身体の全身に存在し、健康維持に不可欠な成分です。
 そのためには毎日、食を通じて積極的に取りたいのですが、毎日食べ続ける事が難しいのです。そのため効率良い食べ物の接種 が必要になるのです。 

「亀さんになっちゃった」 苦難の雪道脱出

2012-12-22 22:25:43 | 風土
12月19日のこと、私の車は「亀さんになりました」。「亀さんになると誰か助けに来てと叫びたくなります。「亀さんになった」という言葉は普通に通用しているのでしょうか。
以前、雪道で路肩にはまりこみ、通りすがりの車の人の手助けを借りてようやく車を道に戻してもらいましたが、その時に「こりゃー 亀さんになっている」といわれました。その時この言葉を教わりました。もう吹雪の時は裏道は通らないと決めていたのですが、今回はどうしても用事があって、路地に入り込み、用事が終わり、さあ帰る段になり、車を雪に乗り上げてしまいました。「しまったこれはもしかしたら亀さんになっているのでは」と、車の下の雪を精一杯除けて、使っている座布団も構わずに脱出用に二枚使い、エンジン始動で試みますがこれも車輪は空回りです。
私の今回の車の様に、雪の上に車が乗り上げ、足(車)をバタバタ(からすべり)する姿が、「亀さんになっちゃった」と言う言葉なのです。
亀さんになっちゃったという言葉は、うまく表現している言葉ですが、当の本人、カムイラピットは焦り気味です。一時間半ほども雪の中で格闘したでしょうか、それでもまったく車は動きません、もうこれまでと、ジャフに電話をしなくてはと観念していると、いつもお世話になっているSさんが大きめな車で助けに来てくれました。
先ほど通って、「もしかしたら雪道にはまっているのではないか」と、気になって、作業着に着替えて来てくれたとの事でした。この時ほど嬉しいことはなかったのです。
今日は、自分の失敗談と合わせて「亀さんになっちゃった」の言葉を紹介しました。

冬至は21日 カボチャでビタミン補給

2012-12-20 17:20:17 | 
ラビ妻の友達のO子さんから、「冬至」用の「アズキ」を先日頂きました。家庭菜園で作ったアズキだと言います。わずかの広さの菜園で作ったアズキなのに申し訳ないと思いながら、ご厚意に感謝です。
さて今年の冬至は何日でしたかね。
調べて見ると、なんと明日「21日(金)」ではないですか、アズキは頂いたし、カボチャは我が家の菜園で作った物がいまだに味が落ちない美味しいカボチャとしてありますで、明日は美味しい「冬至しるこカボチャ」が食られます。縁起かつぎかもしれませんが、「無病息災」の言葉にひかれて食べています。
むかし(戦時中)は家の中も寒かったためか冬至までカボチャを保存するのがなかなか難かしかったのですが、近年は家の中も保存に良い温度の部屋もあったり、長持ちする「雪化粧」というカボチャもあったりで、冬至にはガボチャはなんなく確保されています。
冬至カボチャを食べると「ビタミンBやC」が豊富なので「風邪の予防」にも良いと言われており、我が家ではむかしから冬至カボチャを欠かしたことはありません。
カボチャは煮豆にぴったり合って(アズキが良いようで)なかなか、満足な味になります。
カボチャのことについて少し紹介します。
内地(四国)のいとこに毎年ジャガイモとカボチャを送っています。お礼の電話では「ジャガイモは一部種イモに取って置きます。」「なんきん」は「やはり、北海道の方が美味しく嬉しいです」と言われます。北海道は寒暖の日中の差があり、気候が美味しさを育てるのでしょうね。
カボチャは、日ごろから「なんきん」と言うらしく、カボチャの言葉は聞かれません。
「南京(なんきん)」と呼ぶのは「ん」が多いので、運がつくという縁起担ぎであったといいます。

じゃんけんホカホカ ほっかいどう

2012-12-20 16:53:02 | 風土
終戦間近なカムイラビットの小学校二年の年、こどもたちのゲームに変わった「じゃんけん」がありました。
食べる物も少なくなり、こどもたちはジャガイモやカボチャを、副食ではなくどちらかと言えば主食にしていました。カボチャを食べると当然黄色の色素が身体に貯まります。そこで表題の子供たち独特の「じゃんけん」がなされることになりました。
じゃんけんはグー、チョキ、パーのどれかを出して勝負しますが、この時は皆が「じゃんけんホカホカほっかいどう」と声を張り上げて手を開いて「パー」を出すのです。勝負に勝てる子供は手が黄色に一番なっている者でした。
より黄色に見せる為に、手に唾を付けてきつく握って「じゃんけんホカホカほっかいどう」のじゃんけん勝負をするのです。この時ばかりは農家の子には勝てませんでした。食べ物がなくてもカボチャが食べれる自慢が嬉しかったのです。
この話を、後年同じ様に年を取った仲間に話しますが、そのじゃんけんはしたことがないといわれてしまい、私の経験話になってしまいます。このように戦時中は生活は苦しかったのですが、子供達には面白さのあった時代であったかもしれませんね。

七色の湯けむり 秘湯の湯 かんの温泉

2012-12-18 20:08:52 | 温泉
「かんの温泉」に出向いた折、その時カムイラビットがメモしたものがありました。何から拾ってメモしたかもわかりません。文章の様子からみると「かんの温泉」側からのもののように思われます。

山の中の一軒宿でございます。何もございませんが、大自然からあたえられ、先祖から引き継いだ貴重な温泉資源や古い建物、
自然環境を大切にしております。
  山肌から聞こえる鳥の声
  渓流のせせらぎ音
  エゾシカとの出会い
  付近の山野で採れた山菜に
どうか自然との語らいの中で、日ごろのお疲れを一時いやして頂ければ幸いと存じます。

「かんの温泉の歴史」
開湯の歴史は約100年前、明治にさかのぼる。現館主菅野家の遠縁にあたる本郷兵吉氏が、明治43年夏、アイヌの青年を案内にたてて約1週間かけて探しあてました。
そして、大正2年より湯治場として営業、当時は道路も無く、冬になると効能を聴きとめて近くの農家の人達が馬橇を使い、1日がかりで湯治に来たといいます。

昭和16年、先代菅野祐喜が本郷氏より譲り受け「かんの温泉」と名称も改めました。客室数も5~6室、浴場も1か所しかなくきわめて簡素なものでした。

 第二次大戦末期の昭和19年には陸軍の保養所にと要請を受け、改築に着手(現旧館部分)し、そのそのかわり道路を軍が造るという約束でしたが、敗戦のため、それもならず先代祐喜自ら道路建設に乗り出し、昭和33年にはジープを導入し車で温泉に来ることが出来るようになりました。

昭和40年には当時十勝管内一と言われる現新館部分が完成、その後環境庁による「国民保養温泉」への指定や「日本秘湯を守る会」入会、欧米の「クワハウス」の視察などを経て、北海道における「かんの温泉」としての独自性といろいろ模索してしてまいりました。
素朴な湯治場の雰囲気を残した秘湯「かんの温泉」としてもすこしばかりではありますが、皆さまに知られるようになりました。

館内5ケ所の浴場(8つの浴槽)すべて泉質、効能が異なる、全国的にも珍しい特質を持つ温泉となりました。
湯治のお客様の多い時季はそれぞれの身体にあった温泉に入浴頂くため、全浴室混浴とする場合がございます。

七色の秘湯 七福の湯 然別峡かんの温泉 温泉効能
①不動の湯 含硫酸重層食塩泉
②大黒の湯 含石膏食塩泉
③恵比寿の湯 含重層食塩鉄泉
④毘沙門の湯 含 重層食塩泉
⑤布袋の湯 含岩酸重層食塩泉
⑥弁天の湯 含硫酸重層食塩泉
⑦寿老の湯 含重層硼酸食塩泉
⑧福禄の湯 含石膏食塩鉄線
効用 すべての急性疾患 進行性結核 重い心臓病 出血性疾患 高度の貧血 熱性疾患 悪性腫瘍 高度の動脈硬化症 
泉質が異なる8種類のお湯が湧き、古くから湯治に利用されていました。
「かんの温泉」では治らない病はないと言われ、松田忠徳さんも絶賛の泉質です。ホテルから歩いて15分~20分ほどには川沿いに天然の露天風呂があったり、キャンプ場もあります。