雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

大歩危・小歩危 峡谷を舟で行く

2013-04-30 11:52:23 | 観光


     大歩危峡谷の上に鯉のぼりが泳ぐ
四国の香川県と高知県の道のりの中ほどに、徳島県の三好市があり、その外れに「大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)」の景勝地があります。通過路でもありましたので大歩危・小歩危に立ち寄りました。
カムイラピットはこの地を訪れるのは二度目になります。隠田百姓村(平家の落ち武者が隠れ住んだと言われる)の祖谷(いや)のに是非立ち寄りたかったのですが、日程的に無理なので、やむなく「大歩危」の地で多く時間を取ることにし、遊覧舟にも乗ることにしたのです。
むかしからこの地は、吉野川の狭隘の地で、大歩危・小歩危の上の路は道幅が狭い所で、道の下は断崖絶壁、その恐ろしさを考えれば、峡谷の上は通っておられません。
道幅が取れないので、人が通る道は峡谷に付き出しを造り、そこを歩くのです。「むかしは車や戦車も落下していた」と父から聞いたことを思い出しました。
いつもの旅行の事ですが、せっかく出向いたのだから、少しは金がかかろうが、それ(舟の遊覧)には参加することにしています。
この日はあいにくの小雨の日で、舟にかかるシブキと雨にカメラが濡れるのを気にしながらの遊覧です。絶壁のうえに、さらに急流の中を機動船が遊覧していきます。説明の声(男性でしたが)もさわやかで、心地よく聞くことが出来、雨でぬれた岩肌も綺麗でなかなかの見応えがありました。
丁度こいのぼりの季節で、峡谷の上の方に無数のこいのぼりが泳いでおります。情景としては最高です。
この日の後半は、高知城を見て、桂浜を見てと日程を考えていたのでしたが、せっかくの事と、「大歩危の遊覧船」に乗るというように、日程を替えたのでしたが、「このことはかえって良かったなあ」という感想を持ったのでした。
水量の多い季節に「大歩危」の是非遊覧船に乗って見て下さい。

野は春の兆し 蕗の薹

2013-04-29 22:47:24 | 山野草
春の野に良く出掛けるカムイラピットは、この春いち早く「蕗の薹」(フキノトウ)を見付け、「蕗の薹味噌」を作り、早速春の野の恵みを頂きました。温かいご飯に添えると美味しいのです。ついでに「蕗の薹のテンプラ揚げ」も作り頂きました。「蕗の薹味噌」は苦味が懐かしく、春が来たという感じですが、揚げ物にすると、すっかり苦味が取れてテンプラ揚げに最高です。
この季節になるとスーパーなどで店に並んでいて、野に行けばただで採れるのにと思うのほどです。札幌も都会化したのか「フキノトウ」も店に並ぶのです。
野に出たついでに、近所の方にもおすそ分けしてあげようと、声をかけるのですが、意外に「私の所ではフキノトウは要りません」と返事が返ってきて、声をかけた方がきまづい思いになったりします。食べない家では料理の仕方が分からないのでしようね。
例年出かける上富良野町(上川管内)の「吹上温泉」にて、泊まり客がフキノトウのテンプラ上げを揚げており、話しかけると少しでも頂けるのてはないかと思ってましたら、「どうぞどうぞ」とおすそ分けを頂いたことがあます。「自炊で泊まる吹上温泉の施設は最高だな」なんて思っています。吹上温泉は高度もあって春は遅いので、これからフキノトウの山菜の恵みを得るのに良い季節を迎えます。

土佐闘犬 ジェジェジェ ジェ

2013-04-25 11:09:37 | 観光



高知県「桂浜」の地で「土佐闘犬ショウ」見ました。動物か戦うのをみるのは初めてです。
大きな土佐犬ががっちとかみ合い血が出ています。鳴き声を出すか、試合時間が終わるかで、闘犬のショウは終わりとなります。
動物愛護団体から言えばそく訴えることでしょう。
「写真は撮っても良いですが、ブログ等に載せてはいけません」との事で、ここに載せる事はできませんが、お互いが噛みついたままで、上になり下になりすごいの一言です。NHK朝ドラの「あまちゃん」でないですが「ジェジェジェ ジェ」です。
「最前列の方は血が飛び散りますので、衣類に飛び散りますので、いやな方は後ろの席に移って下さい」とのこと、多くの方が後ろの席に動きました。
血が飛び散るなんて話だけだろうと思ってましたが、どうしてどうして、リングの中は血に染まり驚きです。血も近くに飛び散っています。
人間って元来残酷な動物で、犬に戦わせておいて、「あぁすごかった」で終わるのですから何とも言えませんね。一日三度「土佐闘犬ショウ」があるので、傷ついた土佐犬を続けて戦わすことも出来ないでしょうから、何頭もの土佐犬を飼っているのでしょう。
写真も撮りましたが、動きが激しくカムイラビットのカメラには上手く写真を撮る事が出来ませんでした。動いているので尾しか、耳の一部しか映っていなかったり、またぶれていたりとひどい写真ばかりです。
出口の囲いのところに土佐犬の子犬が何頭もいましたが、人にも触らせたりで、人なっっこい犬なのです。
入場料は一人1200円、我が家の出費は3600円となりました。

ひろめ市場 楽しむ市民 飲んで騒いで「わいわいがやがや」

2013-04-23 23:06:09 | 紹介
19日(4月)から四国旅行に出向いておりまして、5日間ほどブログの更新はしておりませんでした。これから少しずつ四国の旅を紹介してまいります。
カムイラビットの両親は讃岐(香川県・綾川町)の出身で、息子が是非先祖のお墓をお参りしたい、親戚の人たちにも会ってみたいと言うので、今回の四国旅行となりました。
香川の親戚の方々から歓待を受けて嬉しく、息子の代までも四国の親戚と繋がりを得たことが嬉しく、ありがたいと思うのでした。
我が家の先祖は四国の香川地ですが、更にその前の先祖をたどれば、徳島県の三好(現三好市)の地がそうであるといいます。私の苗字と同じです。
今回、父母の出身地に出向くことで、故郷との繋がりを得て、ついでに四国観光地巡りもしてまいりました。
高知では高知城の近くのホテルに泊まり、高知城も夜と朝の二度登り、また城のすぐ近くの「ひろめ市場」にも立ち寄りました。ひろめ市場の夜のにぎわいもすごいのですが、また、この市場は朝から営業がはじまっておりました。
「ひろめ市場」は楽しいですね。高知に出向きましたら是非ここに寄って見て下さい。
一つの建物の中にいろいろな食物の店や、酒売り場が入りこんでおり、椅子も机もいたる所に置かれて、仲間が集まって「わいわいがやがや」飲んて騒いで食べて楽しんでいるのです。好きな物を周りの店から調達し、飲み物も格安で飲めますので、実に楽しい場所なのです。
ひろめ市場に似た場所のある街は青森にあるとか聞きましたが、他に知りません。高知独特の建物と言えましょうか、粋な計らいの場所ですね。
ひろめ市場に少し出遅れると座る場所が無くて、席が空くまで待たなければなりません。
カムイラビット3人はかろうじて、これからの飲みに行く(下ごしらえで飲んでいた)と言う二人の女性の席を譲ってもらって席を獲得したのでした。刺身やらサバずしやらお酒といろいろ買い求め、息子と我が夫婦とで長いこと楽しんだのでした。
回りが楽しく食べたリ飲んだりしているので、なおのこと自分たちも楽しくなるのです。

椿の花盛 百合が原公園温室

2013-04-18 11:22:41 | 樹木

「百合が原公園」(札幌市北区)の温室では、この4月に椿の花が盛りです。椿の花の温室は低温度で管理されています。
管理が行きとどいていて、椿の種類も多く、花の色がいろいろなので、目を楽しませてくれます。入館料も安く(130円)、毎週訪れて花の写真を撮っている人もいます。
特にお歳の取られた方が多いのは、65歳以上の方は入館料が無料だからです。老人クラブのお楽しみ場所となっています。
我が家からも近いのですが、なかなか忙しくて1ヶ月に1度行ければ良い方です。この春は3度訪ずれました。

NAMARA 改名に期待 外れてがっかり、

2013-04-16 20:31:14 | 日記
北海道観光振興機構発行の観光情報誌「NAMARA(なまら)」(年4回発行)の名称でいろいろ意見があったそうですが、本年度も名称を変えないで発行することを決めたそうです。
道議会で取り上げられ、観光情報誌の名にふさわしくないと疑問が呈されました。
道職員ら5人の委員で組織し、同機構の審査会が10日に開かれ「さまざまな受け止め方があるが、道民に広く(若者たちに多く 注カムイラビット)使われている方言で、発行5年目を迎えて誌名としても定着した」との考え方で一致したと、誌名は替えられませんでした。
ここで意見を申すならば、提言に対して謙虚でないの一言でした。この事について、今回で3度目の私のブログの発信となりますが、どう見てもこの言葉に上品な感じがいたしません。
道新(25.4.11)の見出しでは『「なまら」でいいっしょ』 とあって、「いいっしょ」も北海道方言で、この表題も言葉遊びになっています。言葉遊びなら「なまらでいいんじゃないかい」と方言が次に突いて出てきます。
「いろいろな受け止め方があるが」と言うならば、「ふさわしい名前を考えて見ることも必要でなかっのではなかったか」と思うのでした。
元来、こんなところで苦言を呈してはカムイラビットのブログにふさわしくないと自分でも思うのですが、やむなく書いてしまいました。
私は、若い時に北海道方言について長いこと調べていたことがあり、非常にこの言葉(方言)に興味を持ち、どの様に改名されるか楽しみにしておりました。内心改名されなくてがっかりしたのでした。
さわがれただけあってNAMARA(なまら)の名が多くの人に広まったのは、怪我の功名とでもいうべきでしょうか。

飛行機に乗るのも 窓側が好み

2013-04-16 11:21:43 | 日記
飛行機の席が空いている時は「どの席にしますか」と聞かれ、その時は外が見る事が出来る窓側を希望します。
この頃は、旅行客も旅行機旅行に慣れてか、外の様子ももう見あきたと見えて、窓側に席があろうが目をつむっていたり、本、新聞を読んでいたりと、外は見ない人が多くなりました。
カムイラピットは雲の上を飛んでいても雲の上の旅を素敵な風景として眺めるのを楽しみにしています。ラビ妻も同じで、窓側の席をゆずりあって座ります。雲の様子を見ているだけでも面白く、天空の世界に浸る事が出来ます。
晴れていればスチワーデスに「今どのあたりを飛んでいるの」か、「あの山は何という山か」と尋ねたり、飛行機下の海岸線の地形の面白さを堪能したりと楽しみです。
ところが、この頃は飛行機が普通の旅になり、窓側の席がとれなくなってしまいました。外の景色が見られない旅が多くなってしまいました。窓側の席の人とは席をかわってもらうことも出来ず、その時は我慢しての搭乗となります。
今回の沖縄からの帰りには雲の上の夕日が見事でした。乗客の中で夕日の素敵さの窓の外を見ている人はわずかで、私は席の中ほどから望遠レンズで夕日を堪能しました。
この日の夕日はきれいでしたのでその時の写真をお見せしたいと思います。

沖縄 植物門外不出の掟

2013-04-14 22:38:17 | 山野草
     
   沖縄の道路脇に花が咲いていたアサガオ。北海道では見られず、持ち出し禁止となっているらしい。

北海道では、本土のことを「内地」といい、北海道は「外地」の感を開拓当時から持ち、現在でも「内地」の言葉は残っています。カムイラビットの先祖は四国香川県であり、父は死ぬまで本籍を香川県の地にしておりました。父はいつか里に戻りたいと思っていたのでしょう。その事で、私の教員免許証も香川県となっています。
北海道が外地ならば沖縄の人もそれらしき気持ちを持っているのかも知れないと思うのです。沖縄を去る時に少し変わった気持ちになりました。沖縄から持ち出して行けない植物があるそうなのです。しかし国内で、県外に持ちだしていけない植物がある県は無いのです。沖縄は特別な扱いをしているようなので驚きました。
沖縄でのお土産物の中で紅イモのお菓子があるのですが、それは紅イモが他県に持ちだすことが禁止されていることにより有名になったお菓子なのです。いろいろなお菓子に作られ、観光客がお土産に持ち帰っています。
門外不出の規制がある県があるとはと日本国内としての位置を得られていないように思われました。

「なまら」は使い方で 下品にも、上品にも

2013-04-14 21:47:44 | 風土
4月9日(火)の道新の夕刊に『「なまら」ってどうだべか?』の記事がありました。これは何だ! この見出しを見て下品な言葉が並んで書かれてあると思ったのです。
カムイラピットは「なまら」も「どうだべか」も普段は使わず、使ったとしても最も身近な普段着の中での会話の中での会話に使います。
新聞記事を見ていて「なまら」って、ふてぶてしく「あいつはなまら生意気だ!」「なまらけんかづき」「なまらはんかくさい」「なまらうまくない」と否定的な時に使うことが多く、あまり印象の良い言葉で無いと普段思っていたからなのでした。
ところで、使い場所では「さいこうだあ」という意味で、勝利投手がお立ち台で「なまら最高です」と言えば、「本当にうれしく最高です」と晴れがましく聞こえる言葉にに今やなってきています。
近じか公開される札幌を舞台とした「探偵はバーにいる 2」の主演の大泉洋さん=江別市出身=はよくなまらを連発しているとか、北海道出身なので身に馴染んでいやらしさ感じないのかもしれません。
同新聞によると50代以上は1~2割程度の使用と言うから、若者たちによって多く使われ広まってきている言葉と言えそうなのです。佐藤亮一「全国方言小辞典」にも挙げられており、「なまら」は「たいそう。非常に。」とあり、用例として「あの映画なまら迫力あったな(あの映画は非常に迫力があったね)*若い人が好んで使う」とあり、この言葉、少しずつ北海道方言として定着しつつあるようにみられます。

飛行機無事着陸 皆手をたたく

2013-04-13 21:41:57 | 旅行
しばらく旅行もしていなかったので、久々の今回の旅行には保険をかけました。
以前、毎年旅行をしていた時には保険もかけなかったのですが、間を開けると心配しかけてしまうのです。
しかし、飛行機が落ちたとしても自分が受け取るでもなし、保険をかけても無駄な事なことなどと考えていました。飛行機に乗るのは命を預けた気持ちで乗らなくてはならないわけで、落ちた時は同乗者と道連れだと諦めて乗ることにしています。
もう30数年前になるのですが、現役時代私の勤める札幌東陵高校が公立高校で飛行機を使った修学旅行の最初の実験高校となりました。北海道で始めて修学旅行(帰路だけ)に飛行機を使用したのでしたが、この時担任をしていたので、同じく初体験となりました。この修学旅行の試行後、高校は飛行機を使用した修学旅行が行われ出しました。飛行機を修学旅行に使うようになって大変楽になりました。
今でも印象深く思い出すのですが、千歳飛行場に無事着陸すると生徒たちは一斉に拍手をしたのでした。皆がおっかなびっくりでこの飛行機に乗っていたのでしょうね。拍手をするこれが本当の気持ちなのだと思います。千歳飛行場で公立高校最初の飛行機使用ということで、セレモニーがなされ、全日空から少し大きめな模型の飛行機が東陵高校に贈られました。
いつもそうなのですが、飛行場に降り立つたびに、修学旅行のこの時の情景を思いだし、心の中で無事帰ってこれたと心の中で拍手している自分がいます。
この頃では乗客は皆が平然と当たり前の様に、汽車が駅に停車したかのように手荷物を持ち、出口に向かいます。この様にこの頃は飛行機は安全なものと浸透しているのです。