雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

世を明るくする 「ヒマワリ」

2017-09-30 21:59:38 | 草花

「ヒマワリ」

今年初めて「ヒマワリ」を見たのは、札幌郊外の長沼町方面にドライブした2017年9月17日でした。

ヒマワリは太陽の動きと共に花の向きをかえ、その姿がなかなか綺麗です。黄色の鮮やかさは何とも言えません。

郊外にドライブすると気持ちが軽くなります。明るい花のヒマワリをみると尚更です。不思議なものです。

家に閉じこもらないで、時間を見つけてはドライブ好きな我が家はこの日も出かけました。ついでに特設の店にも立ち寄り果物などを仕入れたりして楽しみを増やしました。

北海道で特にヒマワリの町として売り出しているのは、札幌から北の方向の「北空知の北竜町」です。広大な土地にヒマワリを植えています。何気なく撮ったヒマワリと人との写真が好評を得た事があります。

2017年9月17日 撮影 長沼町。

話は別になりますが、先日オープンした札幌郊外の「当別町の道の駅」に出向いたのでしたが、車が渋滞して動きが取れません。それでも周りの稲刈りの風景を楽しんでいたのですが、ここでもヒマワリが植えられていましたが、ヒマワリの花はすでに終わりを告げ、トラックターで畑にすき込んでいました。見る見るうちに枯れたヒマワリが倒されて畑の肥やしになっていきました。畑の緑肥とするのです。

土地によって作付け時期が違うなしく、ヒマワリの花の季節が違うのようです。

道の駅のオープンの時期にヒマワリが咲いていたら人気がさらに高まったのにと思うのでした。

 

 


露天風呂 「吹上温泉」の醍醐味

2017-09-29 21:25:34 | 観光

「上富良野町・吹上温泉(吹上露天の湯)」

温泉旅館に泊まっていても、行って見たくなる露天風呂があります。

吹上温泉「白銀荘」から歩って15分ほどの所にある谷間の露天風呂、ここも吹上温泉と呼んでいます。

私は白銀荘に泊まった時は、白銀荘に大きな温泉浴場、露天風呂があっても、朝早くに外部の露天風呂に出向きます。雪があっても、雨であろうとも入りに行きます。それだけ自然の中のこの露天風呂が好きなのです。

テレビドラマ「北の国から」の撮影時に、宮沢りえがこの露天風呂に入ったとかで話が広がり、一躍有名になったと言われます。

白銀荘に泊まっていた9月26日の朝も入りに行きました。林の中を抜けると視野が広がり渓谷の中に露天風呂があります。

露天風呂の中では最高の雰囲気で、一押しの温泉です。周りにはエゾ松の大木が、大木のダケカンバが繁り、原始の中にすっぽり入り込んだ自分が居るのです。

この醍醐味を味わうために本州から富良野などに夏間家を借りて、毎日吹上温泉に来る人に出会ったことがあります。近くの町の人も毎日来ているという人にも出会いました。

多くの人に愛されている露天風呂です。今回はマレーシアから来たという男女とも一緒になりました。ここも国際化してきています。

混浴の露天風呂ですが、女性は水着やバスタオルで身を隠しています。

その話はともかく、良く管理されていて雰囲気の好きな所です。上富良野の町の方が清掃やら管理されているのでしょうがいつもきれいです。

温泉水はかけ流し天然温泉で2つの温泉風呂があり、ひとつは温度が高く、もうひとつもどちらかと言えば高い温度です。

今回は外気が低く、温泉温度下がり、入浴に丁度良く、長い時間入っていたことになります。


美瑛町の「青い池」 外人さんも多く

2017-09-28 22:52:21 | 観光

「白金温泉・青い池 観光客で大賑わい」

9月25日、白金温泉近くを通りました。この地を通る時、必ず立ち寄る場所が「青い池」です。

入場料が無料なので、観光バス、乗用車が立ち寄りやすいのです。

どこの観光地でも同じですが、外人さんが多く来ていました。外人が多いのには驚きです。

時間にも、日によっても池に映り込む立木の姿が違うので、何度も立ち寄りたくなります

 


9月23日 とうとう秋分の日になってしまった

2017-09-24 14:27:19 | 自然

「ナナカマドの実赤く色づいて 気持も秋に突入。」

秋分の日の夕方から夜にかけて、雷が鳴り雨も大降りでした。身近で雷が光り、大きな音で響きます。目の前に雷が落ちたかと思うほどでした。今までに経験したことのない雷と雨です。

それでも、午前中、午後も晴れて、この日(23日)は良い日と見えて、「当別の道の駅」(札幌の隣の町の)がオープンされ、多くの車が押し寄せました。大変な車の列です。

せっかくのオープンの日なので、カムイラビットも見学に出向いたのでしたが、我慢強い私もこの長い車の列に我慢ならず、列から抜けて道の駅見学は止めてしまいました。

その足で、札幌サトランドの交流館にまわり、物産展で楽しみ食事をしたのでした。

街路樹のナナカマドも今年は見事に赤く色づいて秋らしい風景になっています。

季節は秋になりました。よく考えられたもので、昼夜の時間が同じになった日、季節が大きく変わる日を「秋分の日」として祭日にしているのは、見事です。

明日から日一日と夜が長くなり、寒くなります。

★「どっぷり旭岳と凌雲閣温泉周辺で、秋を堪能しました。秋(モミジ最盛期)が最盛期でした。」

十勝岳温泉卿凌雲閣からの紅葉の眺め。

祭日と、日曜日の23日、24日は日程が詰まっていたので、25日(月)、26日(火)に「旭岳の方」に我が家は観楓に出かけてきました。宿泊はいつも泊まる吹上温泉「白銀荘」です。

勿論、露天温泉の「吹上温泉」にも朝早く行き、満足の温泉入浴です。

身体を休めるため、4日間、長い事ブログを休ませていただきました。これからも続けてブログを書きますので読んでください。


襟裳岬 この美しき花を誰に見せましょう 「ヒダカミセバヤ」 

2017-09-23 18:08:10 | 草花

『襟裳岬「ヒダカミセバヤ」この美しさ見せましょう。』

9月10日、時季が良かったのかヒダカミセバヤの花が最盛期でした。

ヒダカミセバヤを見れば見るほど色合いよろしく花は美しく、「よくぞ付けたねこの名前」と口ばしってしまいます。

どこにでも見つかる花ではなく、日高山脈系襟裳岬の固有種です。

花を見つけることが出来るのはえりも町や様似町なのです。

襟裳岬では風当たりの強い東海岸の崖より、西海岸の崖に生息するヒダカミセバヤの方の花の開き方が進んでいました。

西海岸の崖下では、個体数は少なく魅力的景観ではありませんが、花に注目して撮影してみると、見事な花の最盛期でした。

 

あの日から2週間も過ぎましたので、花は終わりかけていることでしょう。しかし、これから肉厚の葉が赤色がかり、何時までもその植物の美しさを鑑賞できるのです。

前にも書きましたが、襟裳岬の2大草花にカムイラビットが挙げる花の一つがヒダカミセバヤなのです。(★もう一つの花はチシマセンブリです)

今年も出会えて満足しているのです。


襟裳岬 海は荒海 漁師は苦悩

2017-09-22 16:44:30 | 自然

「襟裳岬 海は荒海」

 昨年は、北海道に3度(4度)に及ぶ台風の襲来で、十勝管内の河川がづたづたになり、流木が海に流れ込み水産業に大きな打撃を与えました。

えりもの漁業にも大きく影響し、昆布や魚の水揚げも極端に少なかったと言います。

「昨年は散々だった」とえりもの漁師は言います。

今年も昨年海が荒れたせいか、水揚げは少ないと言います。海は台風の影響は受けないものと思っていたのは、全くの間違いでした。

えりもの主たる水揚げは昆布ですが、海が荒れれば昆布舟も出せず、まったく困ってしまいます。

今年の9月9日、襟裳岬に立った時は海が荒れていて昆布舟は出ていません。取り決めがあって全面出漁禁止になります。

すごい荒波です。昨日通過した台風18号の影響なのです。

荒波も見ごたえがあります。

これだけ海が荒れては明日もだめだろうと、一日後に海を見ましたら荒波も納まり、もしかしたら昆布舟が出るかもしれないと思わる海になっていました。みさき漁港の方から漁船のエンジン音が風に乗って流れてきていたのですが、朝4時過ぎに男の人の声で「今日は昆布漁は中止です」の放送が流れてきました。

男の人の声で放送されると「昆布漁は中止」、女の人の声で放送されると「昆布舟が出魚出来る」のです。港も女性は女神です。

一日経つと、昨日の荒い波は不思議なくらい納まるのです。もしかしたら昆布舟が見られると期待していたのですが、今回の襟裳岬の旅では昆布漁は見る事が出来なかったのです。

襟裳岬に来たら是非とも見たいのが昆布舟の出漁風景と、昆布干しの景観です。

残念ながら今年は昆布漁の見学は見ずに終わりました。昆布漁の最盛期は浜の風景はそれは見応えがあるのです。


えりも岬港の秋祭り 神輿海渡御 これは見事

2017-09-21 22:45:01 | 紹介

「えりも岬港の秋祭り 神輿海渡御 これは見事、見なければ損損」

毎年決まって「えりも岬港地区」では9月23日に「神輿海渡御」が行われます。神輿ごと海に突っ込むのですから、それは見事です。引き潮の時はさほどでないにしても、大潮の時も同じ様に神輿ごと海に突っ込むのですから、担ぎ手も大変です。

 神輿は海に向かいます。

神輿ごと海に入ります。

えりも岬港地区の町あげての祭りです。あと2日後の23日に行われますので、日程に余裕ある方は是非出向いて見てください。

カムイラビットとラビ妻は昨年、この神輿海渡御が何としても見たくて、朝早く札幌を車で出て、襟裳岬の駐車場で神輿の来るのを待ちました。

女の人たちは子どもたちからご婦人まで何か所でも踊り、獅子舞もあり、神輿は町の長い距離練り歩き、最後には海岸で神輿ごと海に担ぎ込まれ、担ぐ若者たちともども神輿を含めてみそぐのです。

神輿は海につからないよう担ぎます。若手の漁師は屈強です。

何度も、何度も海に突っ込みます。見ごたえがあります。

子どもたちも綺麗に着飾って踊ります。遠くの地で働いている人もこの日は、当地にもどり踊りに、神輿担ぎに参加します。

 

この爽快な神輿海渡御は見応えがあるのですが、まだ、全道的に知られていないのが不思議な位です。これこそ全道に知らしめるものと思います。

 


襟裳岬 どのような花がお好き?

2017-09-20 09:20:00 | 草花

「襟裳岬では どのような花が好き?」

襟裳岬は、台地でありながら高山植物が季節ごとにいろいろな花を咲かせ見せてくれます。

私はもともとから自然の草花が大好きでしたが、襟裳岬に通うようになって「庭の花」たちより、高山植物に魅せられるようになりました。

チシマセンブリの大株。カムイラビット撮影。

高山植物は特殊な場所に生え、めったに出会うことがないので、写真にしても貴重感があります。

襟裳の花は低い土地でありながら、大半が高山植物で、これらの花が襟裳に生きていること自体不思議です。

襟裳岬では苦労して高い山まで登らなくても高山植物に出合うことが出来るのが嬉しいのです。

表題で、皆さんはどのような花が好き?と尋ねてみましたが、「大柄ではっきりと群生の花の様子が見られるのがよいでしょうか」、または「ひっそりと自然の中に取り込まれている姿の花たちがよろしいでしょうか」。

襟裳岬では両方を兼ね備えています。しかし、季節はいつでもよろしいというわけにはいきません。季節によって驚くほどの群生をなす草花がいたり、小さな花一輪を付けている草花もいます。

ラビ妻は、草陰や岩陰にひっそり潜んでいる小花たちを撮影するのに熱心です。

上の三枚は。ラビ妻撮影のチシマセンブリ。

その点、カムイラビットはどちらかと言えば大柄な、または花が群生する姿を多く撮影しています。

9月中旬に襟裳岬の先の百人浜の湿地にチシマセンブリが満開でしたが、人によってはこの小柄な花をこれが大好きと言う人は稀であるのではないかとさえ思うのです。

私は襟裳岬の2大植物としてあげているのが、「ヒダカミセバヤ」と「チシマセンブリ」ですので、チシマセンブリもよく観察されると好きになれるかもしれません。

花たちを撮影するようになって、小型の花たちにも目が行くようになったのはマクロの花を撮り続けているH先生のおかげです。

いまやカムイラビットは両手使い、しかし出来上がった作品は、風景全体を取り込んだ花たちが主役のようなのです。

カムイラビット撮影のチシマセンブリ。

植物の生態は、近くから花を愛でて、そして全体として花を愛でて、と両方の撮影が必須です。

 


襟裳路 立ち寄る「様似・工藤商店」

2017-09-19 12:52:10 | 

「襟裳路の息抜きに! 様似寄り」

えりも町、様似町の地図

カムイラビットが襟裳岬への行き帰りに、立ち寄る様似町の店コンビニの「工藤商店」があります。

工藤商店の人気商品

テレビで紹介されたり、雑誌で紹介されたりと人気の店です。

「様似町」の名を知る人は少ないのですが、世界ジオバークの「アポイ岳」は有名で多くの人に知られています。このアポイ岳があるのが様似町です。

吉田類さんも来店。写真はアポイ岳のヒダカミセバヤ

札幌から様似に至れば、あと一息で襟裳岬です。

この店は「タコまんま」の弁当を売っている店として知られています。

私たちは、いつも「つぶ弁当とコーヒー」を食べて飲んで息つぎをします。襟裳の行き帰り寄ります。店の方とも親しくなり「漁師をしているので、船に乗せてあげる」との話を頂いてますが、朝5時と言うので、まだ実現できていません。

かんらん岩から作られた商品。

服装が登山系の時は「また、アポイに登って来たのですか」と言われます。

海産物も売っていて、意外に人の出入りがあります。

工藤商店のお土産の魚介類。

魚も高級食材が売られていて試しに買い求めます。活魚も高級お酒も売っています。

 高い酒も売られています。上の写真は量り売りの焼酎。

 

 

 


襟裳岬の見どころ(臍)は 海岸の美と、何と言っても灯台

2017-09-18 21:56:03 | 観光

「襟裳岬の臍」

写真を見ていて、何か物足りなさを感じる作品があります。

私がいつも言っている(考えている)、臍が欲しいという事なのです。

襟裳岬で言えば、「海に突き出した岩礁」と「襟裳灯台」があるから襟裳岬の風景がつくられているという事なのです。

写真にも変化が(臍が)あってこそ、面白味のある作品になるからなのです。

海岸段丘の襟裳岬、海に突き出る島・岩、これが襟裳岬の臍であり、言うに待たないのが襟裳灯台なのです。

素晴らしい風景があるのに、観光客は忙しいらしく、風景をじっくり目に焼き付けている人はまれです。短時間でその場所を去っていきます。もったいないなと思うのです。

その点、朝日を堪能することを楽しみにしているカムイラビットはさいたけて襟裳岬を愛していると自負しているのです。

また、襟裳灯台の散策路をまわりながら写真を撮り歩く人なんて数少ないのです。