雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

牧草地から ソバ畑へ(札幌市郊外)

2022-07-19 11:57:47 | 風土

「札幌にも牧草地」

札幌に転勤して来た当時 札幌市東区の東苗穂地区にも牛舎がありました。

この地区も20数年前から急に住宅地化が進み 牛を飼っている家が無くなりました。

それでも 私の住む東苗穂地区の北側にある豊畑地区・中沼地区には現在でも牛を飼っている農家があります。

その近くの畑では牧草地が広がり、7月上旬に牧草が刈られ牧草ロールが積まれます。結構な広さの牧草地です。

どの酪農家が使うのか確かめてはいませんが、確かに近くに酪農家が存在しているのです。

我が菜園近くの防風林と防風林の間にある広大な土地は長年牧草地でしたが、今年は様変わりしました。

春にシャベルカーが入り、排水溝が完備されました。連日ブルトーザーが入り整地もされだしました。

この土地を区画割して売り出すものと見ていたのでしたが・・・

今ははっきり理由が分かりました。牧草地の半分が蕎麦畑にするらしいのです。

あと1週間もすればソバの花で彩られることでしょう。

札幌市郊外でソバ畑が見られるなんて、これ嬉しくなります。それも広大な土地です。

 

 

 


雪国 雪降り積もれば パニックに!!

2022-01-28 17:34:08 | 風土

「雪の多さに これまいった」

今年(令和4年1月)は特に雪が多い年になりました。

私の家でも排雪業者に頼んでいるのですが、1月に入って1月11日のみ除雪車が来ました。

雪の多さに近所の人も困りはてた顔です。

札幌東区ばかりでなく札幌全域に雪が多い様です。

毎週土曜日には排雪車が来てくれるとうたわれていたのですが、雪の多さに業者も手が回らない(?)かもしれません。

道(みち)は2車線なのに 今では車が一台ようやく通れる様になってしまっています。やれやれです

★雪山が大きくなり、山が高いので雪投げに力が要ります。腰通・腕痛がおこります。

 

★札幌からメールで写真を本州の友に送ったら、相手方からも写真が送られてきて 「こちら(札幌)の方が勝った」と喜んでいました。おかしな喜びです。

★「21日(土)には除雪車が来てくれると思うよ」と近所の人に話たら「あまい・あまい」と言われました。その人の言うとおりで、除雪車は来ませんでした。

★約束の土曜日に除雪に来てくれないので、業者に「来てくれ」と強く願ったら、「不服ならやめてもらってよいと 逆切れされた。」と言われたとあきれ顔で親しくしている知人から話されました。

 知人は車庫から雪山で車が出せず、苦情を電話したのでした。

★いつ来てくるの 雪除けの予定も付きません。雪山は毎日大きくなるばかりです。やれやれ。

★業者に電話するも電話は切られていてつながりません。近所の人は何度も電話したと言っていますが、つながらなくては意思が言えません。

★ある吾人がふと気づいてインターネットで調べて見ると、29日(土)に排雪に来てくれるらしいことが分かりました。

排雪を頼んだ人の多くがメールを調べるはずもなく、大雪とはいえ生意気な対応にあきれています。

★ラビ妻が、道脇の大雪山の写真を撮影し、知人・友人にメールで写真を送って友好を深めています。

 雪山も考えようによっては、人との交流に役立つものだと感心しています。

★私の頼んでいる業者が手抜きしていると腹を立てていたのですが、ソフトバンクの会社に出向くと、「どこも大雪で排泄業者も大変のようでどこも排雪は遅れているようですよ」と話があり、札幌全域が除雪に苦しんでいると思うと 少し気が納まりました。

★雪除けに来てくれない1週間前業者から来年の契約の手紙が来ました。今年こんなに手抜きの様なのに、来年の除雪のお金と契約の要求です。皆切れ顔です。


当別町「青山 最後の鯉のぼり?」

2021-04-22 20:56:24 | 風土

「当別町・青山地区の最後の鯉のぼりか?」

昨年、札幌市郊外の当別町青山地区に鯉のぼりが2軒見られましたが、今年は1軒になっていました。

ようやく見つけてうれしくなりました。

むかしはどこの家でも鯉のぼりがあげられていたものでしたが、近年では鯉のぼりを見るのがまれになりました。

家族構成がかわり、子供が成人し都会に就職、田舎に子供が少なくなったからなのです。

鯉のぼりをあげていた家は、3世代の家族構成なのでしょうね。お孫さんがおられるのでしょう。

4月22日、青山地区はまだ雪が残り、せっかく山菜取りに出向いたのでしたが、今年は雪が多く、山菜取りには時季がはやく郊外のドライブを楽しむことに終始することになりました。

その中での鯉のぼり、青空に映えて元気をもらいました。街中でも鯉のぼりをあげる場所がなく見られなくなりましたね。

フクロウ湖には白鳥が15匹ほど、湖面に来ていました。


なごり雪 この冬の雪事故数119人

2021-04-08 19:01:33 | 風土

「3月後半雪が消え、そして4月8日になごり雪が」

 4月9日 4月のなごり雪

 

コロナ・コロナに翻弄されている間にもう4月に入りました。1年の4分の1が過ぎてしまいました。今年も意外に月日が経つのが早い。

コロナは第4波に入る手前でとか・・・・、何時まで経ってもコロナの脅威にさらされています。

4月に入り、わが別荘の脇の用水路にミズバショウが頭をもたげてきましたが、この季節によく雪が降ります。なごり雪なのでしょう。

今日は路面には雪はないものの、一面が白くなりました。

今年の雪の量を見ますと「降雪量多った」とか、私の住む札幌東区は例外で、思いの外降雪が少なかったのが幸いでした。

 

この冬の雪事故のですが、前年と比べると昨冬の3.2倍になると言います。

道の報告によると、死傷者が388人で、昨年同期のの119人の約3.2倍に、過去5年間で最多となったとされます。原因は降雪量が多かったことによるのです。

「死者」が前年同期比   16人増の計20人。

月別では12月が5人。1月が8人。2月が6人となっています。雪国は雪によって死にあうことがあるのです。

冬は用心した生活が必要です。

管内別では、空知管内9人

      後志管内5人

      上川管内3人

      石狩管内、オホーツク管内、十勝管内が各1人   でした。

事故になった要因としては

      屋根からの転落     129人

      ハシゴからの転落     73人

      除雪機による       20人

      凍結路面での転倒事故   112人          でした。

雪の降らない土地の人から見ると思いもかけぬ事故が北海道にあるのです。

 

 


ひと冬 3万6千円 わが家の経済に打撃

2021-03-12 18:43:20 | 風土

「一冬で 3万6千円 飛んで行く」

昨年12月から今年3月12日まで、毎週土曜日に除雪車が来てくれます。

無料ではありません。一冬の除雪で3万6千円です。それも10軒つらなっている場合の料金です。

我が道路の道幅が狭いので、どうしても除雪業者に頼むことになってしまいます。

一週間で写真の様に沢山の雪が降り積もります。

一本向うの道路は十分な幅の歩道と空き地がありどの家も除雪を頼んでいません。不公平です。

ロータリーの除雪車とトラックが一対となり あっという間に雪を持って行ってくれます。

そして一週間後に雪がまた積もります。

このような様子は雪の少ない地方では見ることが出来ないと思い ここに紹介することにしました。

写真では小型の感じですが どうしてどうして機械は巨大な車です。

この車に巻き込まれたら粉々になってしまいます。近寄らず遠くから見守ります。

今年は明日が最後の除雪車が入る日です。

 


冬には 出費がかさみます 北国はつらい

2021-03-08 11:00:39 | 風土

「除雪費 3万6千円 我が家の経済に大打撃」

町内会で除雪費がかかります。冬に一度のパートナーシップで 大々的に道路の雪除けをしてもらうのです。町内会と市とで経費を折半するのです。

そこまでは良いのですが、ひと冬に一度しか除雪されないので、毎週降り積もる雪は自分で自宅前の雪かきをしなければなりません。

雪捨て場の無い各家庭は排泄業者にお金を払って除雪をしてもらいます。

我が家でも業者に頼んでいます。

一冬、週に一度の排泄で3万6千円、私の小遣いが消えてしまっています。

雪除けが大変だとして 齢をとられた夫婦は雪除けの無いマンションに家を売って行ってしまいます。若い時は一戸建ての家に魅力を感じ住みますが、齢が進むにしたがって以後どうしようかなどと考えてしまうのです。

 

勤めている当時は良かったですね。北海道には石炭手当と云うか冬の暖房費が支給されていました。

中間のボーナスというか、何か徳をした感じになりました。

ところが退職するとボーナスは無くなるし石炭手当も無くなるわで、か細い家計は大変になっています。その上雪の排泄業者に3万6千円ものお金を払うのですから冬は困りものです。

と言っても、もう3月になりました。あと一度の雪の排泄で、この後の季節は暖かくもなり雪除けもしなくてよくなります。

本州では梅の花が咲いたとか土筆を取ったとか春は足早にやってきています。

春は希望の多い季節、「早く来い春よ来い」と心の中で唱えています。

 


襟裳岬 最大の魅力はコンブ漁

2021-02-21 16:49:07 | 風土

「襟裳岬」

潮風が 壁のペンキを 剥がし

昆布舟波切 競って漁に着く

          三 好  勲

襟裳岬は魅惑に満ちています。幾度行っても興味が増すばかりです。

幾度か襟裳岬の花たちに会いに行っている内に、襟裳岬の昆布漁の様子を見なければならないのにと思うようになりました。

私の頭の中にある襟裳岬の風景は、コンブを引く馬と漁民の風景だっからでした。むかしは車の無い時代で、浜に陸揚げされたコンブを馬にコンブを引かせ干場に運ぶのです。

この風景ほ写真に是非撮りたいものと思っていたからなのでした。

ところが近年は馬の使用はまったく無く、すべて車の仕事です。

陸揚げされて、車で運ばれて 干場に干すのが人の手によるだけです。。

コンブが干されていく風景や干されている風景も感動します。これなども写真として撮りがいがあるものの 昔の風景には及ばないでしょう。

コンブ漁は7月中頃から

昆布漁を見たければ早起きしないとだめですと聞いて、朝4時に浜に行きました。

もうすでに漁師たちが漁解禁の合図を待っています。男の声での放送があればコンブ漁は今日はなく、女の人の声の放送があれば、コンブ漁があるのです。

女神の声の放送を皆が待っているのです。

出漁は4時半過ぎ合図とともにけたたましく競って船は出ていきます。小型ながら勇壮です。

港の岸壁には絵が描かれています。舟に満杯になれば急いで港に戻ってきます。浜でも忙しく作業が女手中心に行われています。人出が足りないらしく年寄りたちも作業しています。

えりものコンブは日高昆布などといわれ人気があります。  


小さな 雪上アート

2021-02-12 15:20:13 | 風土

「小さな 雪上アート」

北国だけにしか見られない雪上アートがあります。雪で覆われた平地は雪国の冬のキレャンパスです。

今日百合が原公園のアザレア展を見に行った帰りに北国の小さな雪上アートに会いました。

そのキャンパスの真っ白な雪原に確かに動物の足跡と思われる窪みがあります。

この雪跡は何という動物の足跡なのだろう・・・と 想像すると楽しくなります。

キツネの足跡にしては歩き方が違う。足跡が「ケン ケン パー」であればノウサギのはずだが、ゆっくり雪の原に入り込んだりかその形をしていない。

他に思い当たる野生の動物は思い当たらず、足跡の状態から野兎の足跡と勝手に決定してしまいました。

この足跡に興味を持った子がいたと見えて足跡の枠内に可愛らしい絵が描かれていました。

たしかに小さな子の雪上アートです。


俳句は風土が生む命の起き臥しから授かるもの 故源鬼彦氏の信条

2020-07-26 19:23:23 | 風土

「俳句に見るその人の生き様」

私も俳句を毎日3か年間続けたことがあります。思い返せばその時の生き方が句になっています。

俳人の五十嵐英彦氏が、俳誌「道(どう)」主宰の源鬼彦さんの俳句を紹介(道新2020・6・9日)しています。源鬼彦氏は5月11日に76才で亡くなられましたが、氏の俳句に風土から詠まれた詩として人に響くものを感じたのです。

俳句は感じ入って何度も何度も読み返すと味わいを感じます。俳句は読み流すと味は出てきませんね。

紹介されていた源鬼氏の俳句を転載させていただきました。

<手術後の日々新たと日記買ふ  源鬼彦>

<海流はかの樺太へ終戦忌>

<石狩のここが在所と寒鴉>

<深雪野へ土着の男大股で>

<入植の御霊ともども盆休>

<開墾の血の色ならむななかまど>

<サロベツや地吹雪はみな海原へ>

<鮭遡上六尺ほどの川幅を>

<炎天へ光の音を生むポプラ>

<航跡の一筋青き流氷原  源鬼彦>

 

 


我が菜園の仲間たち

2020-07-25 20:03:33 | 風土

「鳥鳴いて 菜園に花が咲く」

ジッ、ジッと鳴く鳥が居る。姿を確認はできない。

上空にトンビが舞っている。旋回する姿は顔なじみです。

群れが日に日に大きくなるムクドリ。ジョッピンカケタカ(錠をかけたの?)と鳴くエゾセンニュウ。

郭公の季節は終わったと思っているのに郭公の鳴き声もいまだに聞こえています。キジがケーン・ケーンと鳴き、姿を見せて挨拶に来ている。

我が家の菜園の朝は鳥たちの鳴き声と共にあります。

季節はもう7月下旬。菜園の野菜たちは伸び伸び伸びて、花を付けだしました。

エンドウやサヤインゲン、ナスやトマト、カボチャ、ズッキーニなどは花が咲くと実りが期待でき楽しみですが、菜など薹が立つとこれはまた花を確認する楽しみと化します。

チンゲンサイの花、二十日大根の花、ジャガイモの花なども直接的に利用できませんが心和ませ綺麗です。

栄養価の高いと言われるツルムラサキが蕾を付けはじめ、あと数日で花が咲きます。

我が菜園の仲間たちは伸び伸びとしています。

菜園の毎日の変化に興味もあり、カメラをいつも抱えて菜園に行くのです。

珍しいことに、私がいつもマッチトンボと言っているトンボが菜園に行く10㍍ほどの路で何匹にも出会います。

名前はまで調べがついていませんが、モノサシトンボなのか、エゾイトトンボなのか確認中です。数が多く居るので珍聞なのかもしれません。