雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

自遊人「干場忠夫氏」 開拓地の集い賑わう 

2013-09-30 21:12:38 | 紹介
29日、写真仲間の集いに参加しました。

北広島市の「そりんの杜」近くの「開拓地」で開かれました。
「開拓地」とは愉快な名ですが、写真家干場忠夫(ほしばただお)氏が森(林かな)の中に開いた「家庭菜園地」を指しています。トドマツ林の一画を借り、小屋を建て農地を切り開いて、野菜などを植えています。ヒョウタンやらミョウガ、ブドウ、大根、ニンニク、食用ホーズキ、ダイダイコスモスなとが植えられていました。珍しいのはネムノキも成長していました。周りは背の高いトド松に覆われ、それは森の中の菜園地なのです。

 
 バーベキュウの場所(会場)までの路に並んだ、参加者の車。

この開拓地に写真家仲間が集まり、焼肉パーティを催したのです。干場忠夫さんの吸引力よろしく、15名以上の者が集まったでしょうか。カメラの話やら写真展をどこどこでやっているとか、どこが撮影ポイントとか、カメラがどうのこうのとか、カムイラビットにはなかなか分からない話もでておりました。

 

 
 白樺の木に転々と見えるのは、蝉の抜け殻です。大変な数です。

なかなか盛会で、朝も10時から私が退場したのは3時過ぎですが、また残っていた方もいて、いつ果てるのやらわからない会でした。

写真の専門家が集まる会でしたから、ラビ妻と私が入るのは面白い感じでしたでしょう。

この夏は蝉が限りなく出て来て、セミが盛んに鳴いていたといいます。白樺の一本の木に35匹ものセミの抜け殻が付いたままであったのは驚きでした。

 
 白樺の木にセミの抜け殻が点々と付いているのが分かります。

干場氏の「自遊人」のブログに、もうその時の集いの様子の写真が紹介されており、カムイラピットもその時の写真を何枚か載せてみます。

神仙沼 秋を迎える

2013-09-27 22:26:07 | 観光
神仙沼は高層湿原の景勝地として知られています。


 神仙沼と名付けた云われが書かれています



 神仙沼湿原の概要

私は、「神仙沼」(共和町)に行くのは、今回で二度目になります。以前は遊歩道もまだ完備されていませんでしたが、今では全行程が総て完備されておりました。
春には、道端や沼端に色々な花が咲き乱れ、なかなか良い感じと云いますが、カムイラピットは二度とも秋に行った事になります。今回はまだ紅葉も進んでおらず、これからが秋本番になります。紅葉に包まれた湖も見応えがあります。






 神仙沼湿原の秋序盤

私たちは、22日、23日(9月)と蘭越町の「道の駅」裏手にあるキャンプ場で過ごし、その足で「神仙沼」に向いました。今では、遊歩道も総て整備されていて、歩く距離も少なく、これほど楽な行楽地はありません。この日は風も強く、沼面にあるイネ科の植物がなびいて、自然の美しさをかもし出しておりました。写真のアングルとしても面白さがあります。
「神仙沼」の遊歩道を巡った後、足を延ばしその奥の「長沼」まで行きました。長沼の向こうに見える山は、この日に登る予定だった「チセネシリ」(風と雲がかかり登山を中止、予定を変更して神仙沼にしたのでした。)がくっきりと姿を見せていました。下山者に出会いお聞きすると、「風が強くて途中で引き返して来た」とのことでした。「やはり行き先を変更してよかったな。」と皆で話しました。


 「長沼」 前方に見えるのがチセネシリ。

「長沼」でも風が強く、草は大きくなびいておりました。前に来た時は、「ここまでは行った事がない」と思いながら先頭についていくと、この沼の景色を見た途端「前にも長沼まで来た」ことを思い出しました。
季節を変えながら神仙沼めぐりを試みると、また良いと思われます。今回は神仙沼の写真を何枚かお見せします。

2013年の流行語大賞は これだ! じぇじぇじぇじぇ

2013-09-25 11:29:09 | 記録
NHKの朝ドラ「あまちゃん」があと三日で終わり(今週の土曜日が最終)ですと!・・・ 「ジェジェジェ」。

短く感じる機転のある人気番組となりました。一齣が短く、見る人を飽きさせませんでした。
主婦の人たちはこの朝ドラを見るために、朝の時間(スケジュール)を合わせているという人が多い様です。
人気なのは、この前の朝ドラが不人気であった反動があるのかもしれません。
ラビ妻とよく話すのですが、「今年の流行語大賞は、ドラマの中で繰り返されるびっくり言葉の「じぇじぇじぇ」だろうね」と思う、と一致しています。
いまや、「じぇ」がなんと馴染み深い言葉になったのです。ドラマの中でジェジェの他に「まめぶ」の食べ物の名が出てきますが、画面で見る限り美味しそうでもなく、どうも広がりを見せていません。
驚いた時にとっさに発する「じぇー」は岩手県久慈市のある沿岸の方言なのですが、驚いた大きさの度合いにより、「ジェー」が多くなり、「じぇー・じぇー」「じぇーじぇー じぇー・じぇー」と数が多くなります。驚き度がはっきりしており、日本国民にじぇーが定着したと
云えます。ドラマが終わっても、この「じぇー・じぇー」は消えないでしょう。
「じぇー」はびっくりした時に出る言葉であり、意味はないようです。
岩手県内では、地域によって「じゃ・じゃ・じゃ」「さ・さ・さ」「ざ・ざ・ざ」「ば・ば・ば」など色々あると云いますが、特に「じぇ・じぇ・じぇ」の云い方が親近感の持てる言葉の様にも思われます。
室町時代に近畿圏で「じゃ」という驚きの表現が使われたと文献にあり、当時の狂言の台本にも見られています。その「じゃ」が、後に東北地方に伝わり、姿を変えて残っているといいます。
今回の朝ドラが放送される前に「岩手ローカルテレビ局」で「じゃじゃじゃTV」という情報番組がありましたが、今回の「あまちゃん」は全国ネットですので、一気に大衆化する事になったのです。(読売新聞25・8・24参考にしました)

蘭越 リンリン公園でキャンプ

2013-09-24 18:53:03 | 
札幌側からニセコを通り越して、車で20分ほどの地に蘭越の市街があります。その奥15分余りの地に蘭越町の「リンリン公園」があるのです。
そこにバンガローがあり、その一棟を借りて友達の誘いを得て22日・23日(9月)と「キャンプ」をしました。カムイラビットにとって、久々のキャンプ生活です。

 
リンリン公園図


 リンリン公園内の風景

水回りも、調理場も焼肉に良い火の場所も屋根付きで完備されており、さらにトイレも完備、まわりの公園も綺麗に整備されて、快適なキャンプでした。
キャンプ好きな友人のご夫婦のお世話でしたので、料理などすべてお任せで、ただただ楽なキャンプでした。ありがとうございました。
陸地側の「蘭越の道の駅」(蘭越には道の駅が二つありますので)のすぐ裏手にこの「リンリン公園キャンプ場があり、満足な二日がおくれたのです。
道の駅では蘭越米の新米のフェア―をしており、美味しいお米が販売されておりました。もう新米が出る季節なのですね。

   
 蘭越産米のポスター

蘭越、ニセコ方面に旅行していましたので、3日間もブログはお休みしました。

23日は「チセネシリ」の登山の予定でしたが、頂上付近が雲に覆われて来たので、予定を変更し「神仙沼めぐり」にしました。神仙沼はこれからが紅葉の季節ですが、観光バスが観光客を運んで来て、沼めぐりは大にぎわいでした。遊歩道が完備されており歩きやすい神仙沼めぐりでした。
「神仙沼」については写真で後ほど紹介したいと思います。紅葉は今一でも、神仙沼には今の季節でも見応えのある風景が広がっていました。



犯人は 「カラス」か「キツネ」か「スズメバチ」か

2013-09-21 09:38:20 | 自然
我が家の畑の隣に、スイカがごろごろなっていました。
もう収穫の時期も終わりですが、そのスイカ畑の場所から離れた所にスイカの食べられた残骸が転がっています。


 隣の畑の荒らされたスイカ
 どうも食べ方から見ると「カラス」ではなさそうです。もしかしたら「キツネ」の仕業とも見えます。

移動された距離を見ると「キツネ」が食べ荒らしたのではないかと思ったりしています。まてよ、ひょつとしたら「カラス」の仕業とも考えられたりします。熟れたスイカですので、キツネかカラスは分からないのですが、さぞ美味かった事だろうと思います。
心配された、我が家のスイカは、早々に収穫しましたので荒らされる事もなく無事収穫を終えました。

別な話しになりますが、我が家の別荘(?)地の庭には梨の木があり、今年は沢山実を付けました。大きくなりかけた実が、この頃は沢山地面に落ちています。


 別荘(?)の畑に梨の木があります。実に穴があいています。カラスかな、スズメバチの仕業かなと考えさせられています。
 
例年カラスに荒らされていますので、きらきらリングやきらきらテープを取りつけてカラスにやられない工夫をしていすが、梨の実が連日地面に落ちています。カラスの仕業かなと木の上を眺めると、木になっている梨の実に穴のあいた物が3~4個ほどあるではないですか、カラスがつついたのだろうとみていましたが、よく観察すると中空きの梨に小型のスズメバチが梨の汁にあやかっています。もしかしたら、このスズメバチが穴を開けたとも考えられるのです。
犯人はだれか、狐か、カラスか、スズメバチか疑問が膨らむ日々なのです。

石井一弘 根室昆布写真展 見事な原風景

2013-09-20 20:48:06 | 写真
「石井一弘写真展 納沙布・半世紀」(正式名) 見なきゃ損です。

このブログの写真展の紹介を見て、すぐ行動に移した人は徳をします。「見てよかったなあ」と思われること疑いなしです。

 
 写真展会場の風景        写真展の趣旨説明書

 
  干場風景 海の上に何艘もの昆布船が      岩に千島を返せ!

 
  左 カムイラビット(三好 勲)と石井一弘さん

22日(9月)まで、東区(東豊線環状通り駅下車)の「画廊喫茶法邑」で石井一弘さんの「根室昆布写真展」が開かれています。
朝日新聞にこの写真展が紹介されておりましたので、「今日行かなくては日程の上から見に行かれない」と「法邑」(ほうむら)さんにラビ妻(カムイラビットの妻のこと)と出向きました。
幸い撮影者の石井一弘氏がおられ、いろいろと当時のお話しをお聞きする事ができました。白黒写真で、昭和30年代の根室の昆布に生きる漁民の生活が見事に写し出されていました。展示されてる写真の枚数も多く、見に来た人を飽きさせません。
写真展を見ての感想は開催場所によって違うそうで、根室での開催は写っている人も見に来られたり、反応は大きいといいます。
白黒写真は迫力があり、訴えるものがよく表現されていました。今日の来場者も多く、関心を持っている人が多いようでした。


写真展会場


   「背負子をかつぐ時は目から火が出るようでした」と説明書きがありました。

「こんにちは」 イランカラプテ

2013-09-18 19:37:02 | 紹介
あいさつはきちっとできていますか

アイヌの人々のあいさつの言葉、それが「こんにちは」の「イランカラプテ」という言葉です。ニュースによると、今後コンビニ各店に「イランカラプテ」の言葉を掲げる事が決められたと聞きます。
韓国では「アンニョンハシムニカ」の一つの言葉で挨拶がなされますが、日本では朝、昼、夜と「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」と言葉が変えられます。日本は言葉が多様なだけあって、人との付き合いにもキビがあるといえます。
近所づきあいもすべて挨拶から始まります。近所の人と親しくなりたければ心のこもったあいさつをかわす必要があります。
都会(札幌)に来て、「へー挨拶も声に出して云えない人もいるのだ」と思った事が何件かありました。
北海道に来たら、北海道にてお世話になります「こんにちは」のイランカラプテと挨拶も必要でしょう。アイヌの人々の「あなたの心にそっとふれさせていただきます」の意味の「イランカラプテ」と言葉を交わす事はアイヌ文化への新たな玄関口になることと思われます。

医者いらず トマト スイカ

2013-09-17 20:58:13 | 
ある先輩に、「トマトは?」と質問すると、「医者いらず」と答えが返って来ます。
何度も私が繰り返して「トマトは医者いらず」と話しをするものですから、良くトマトの食の大事さを理解している様です。
しかし、当の本人はトマトが大嫌いで、食事処で出てきたトマトはしかめ面をしながらようやく食べます。トマトの食の大切さを理解することと、トマトを食べる事とは一致しないようです。
トマトやスイカなどの赤身の野菜は健康に良いと云われています。我が家ではその事を理解しよく食べる事にしています。
我が家では、冬にあまりひどい風邪を引かないのはトマトの御蔭と思っているのです。

今年はカボチャ畑の間にスイカの苗を植えて見ました。その収穫の数は、大・中合せて9個も実りました。何個か息子や友達におすそ分けしました。スイカを作って今年は成功したと喜んでいます。健康に良い作物の収穫があったと感謝しているところです。光のあたる場所(畑)に作物を育てると、結構収穫があるものですね。






トマトは100本ほどの苗を育てていますので、言うまでもなく毎日、毎日食べています。したがって我が家の者はみな元気でいます。

ヤマゴボウ(洋種山牛蒡)と ヒヨドリ

2013-09-16 10:14:31 | 山野草

  
  庭の一角にその存在感を示しながら、秋を楽しませてくれます。  

 
タイヤのプランターに昨年に続き実を付けたヤマゴボウ

「ヤマゴボウ」(ガーデニング用)が、何時から我が家の庭の住人になったのか思い出せないでいます。ヤマゴボウが今年も庭に大きく育っています。種からも育ちますが、宿根草でもあります。正式名は「ヨウシュヤマゴボウ」と言い、北アメリカが原産の帰化植物です。日本では明治時代初期以降各地に広がりました。

我が家のヤマゴボウは大きく立派に育ちヤマブドウ状の黒い実をたわわに実らせます。「実は食べられるのか?」分かりませんでしたが、ヒヨドリが来て飛びながら、また枝につかまりながら器用に実を食べて行きますので、「この実は食べても害ではないな」と思っておりました。配達員もこの実を食べたそうに話すものですから、「食べてみては」と勧めたこともありました。味はまずいらしくすぐ吐き出していましたが、ヒヨドリが食べるのだから害はなさそうだと確信しておりました。カムイラピットも、ラビ妻も試食してみましたが、どうも食べられそうではありませんでした。
一昨年に、ヒヨドリが連日やってきて実の大半がなくなりました。昨年は味にこりたのか実を食べに来ませんでした。
今年は、早々からヒヨドリがやってきて「ピヨーツ・ピヨーッ」と「餌を見付けたぞ!」と連れを呼んでいました。せっかくきれいに実を付けたのだから、「この野郎ーっ」(ちょつと下品な言い方になりましたね)と言いたい所です。ベランダに植えられたヤマゴボウですのでレースカーテン越しにその動きがつかめます。写真でも撮れたらとカメラを用意して外に出て見ますと、枝に上手につかまって捕食中なのです。今年は三度ほどヤマゴボウの実を食べているヒヨドリの姿を見ました。すぐに私の気配を感じ飛び去りますので、写真には記録できないでいます。

じつはヤマゴボウは毒性で、昨年は食べ荒らされなかったのは一昨年ヒヨドリが食べてこりた事によるものと考えられます。そして今年は一昨年の事はわすれてしまい、良い物を見付けたぞと食べてしまったという事になるらしいのです。

毒性は、根>葉>果実の順。鳥は果実を摂取しても種子を破砕しないかぎり影響は少ないと云いますが、雛は死亡の増加や行動失調などになるといいます。

  
 茎は赤く、無毛。 茎の赤さと黒い実が美しい。お花の飾りにも重宝出来る。

「食用のヤマゴボウとは違う」
味噌漬けなどに加工して売られている「山菜の山ごぼう」とはまったく違います。食べられる「ヤマゴボウ」はアザミの一種モリアザミ、または野菜のゴボウの根で、ここまで説明してきたヤマゴボウはキク科であり、類縁関係は遠いのです。

秋は熊にご用心 熊除け鈴は命を守る

2013-09-15 15:06:43 | 自然
ヒグマが多くなっている 要注意

「チリン・チリン」クマ除け鈴を付けたリックの男が通る。クマに人間が近くに来ていることを知らせる最小の手段です。
かって「浮島湿原」(オホーツク・滝の上)に出向いた時、」「クマに注意」の看板に「これは困った」とラビ妻と話したことがあります。おそるおそる「浮島湿原」に至りましたが、向こうからクマ除け鈴を付けた山男が通りすがり、頼もしく思ったことがありました。
また、高原温泉からの五色沼めぐりには紅葉鑑賞に来ている者たちは皆が鈴をリックにつりさげて、「リン・リン」、「チリン・チリン」と音をならして歩って行きます。これほどこの地はヒクマが多い所なのです。
このごろ特に自然のヒクマも増えて、「人が来ているのだぞ」と鈴音で知らせる必要が多くなっています。
8月31日、「襟裳岬風の館」の見学中、鈴音をなして展示物を見ている人がいましたが、「なんなのこの人は、こうした施設内では音を出さないようにして歩くもの(礼儀なのに)なのに」と、不自然な山男に驚きました。クマの居そうな山林中で鳴らしてほしいと、心の中で思うのでした。
今度、襟裳岬に出向く時は「豊似湖」(ハートの湖)に行く事にしているのですが、この時には「クマ除け鈴」など鳴り物を必ず持って山林に入ろうと今から考えています。


幸せ ハートの湖「豊似湖」(えりも町) 白い恋人の宣伝写真から

9月7日(土)~10月31日(木)は、秋のヒグマ注意特別期間です

野山に入る時の注意事項。

●事前に市町村役場などで出没情報を確認する。
●野山には絶対一人で入らない。
●声や音を出しながら歩く。
●ヒグマの糞や足跡をみたらすぐ引き返す。
●朝夕など薄暗いときには行動しない。
●ごみ、残飯は必ず持ち帰る。