雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

秘湯の湯 知床カムイワッカ湯の滝

2012-06-28 21:13:59 | 温泉
知床観光の第一のおすすめの場所を今回は紹介します。それは、斜里側のウトロの奥地の「カムイワッカ湯の滝の温泉」です。
「カムイワッカの川」全体が温泉と言ってよいかもしれません。
15・6年前の夏にカムイラビット夫婦はカムイワッカの川を上れる所まで行きました。川の途中途中に深み(くぼ地)があって、どこも水は温かく温泉でした。
裸足となって川を上るのですが、足の裏が川底にぴったと付いて、気持ちの良い川のぼりでした。いくつもの深み(くぼ地)の温泉を過ぎて、最後のきつい滝で一応の行き止まりとなります。この最上流の滝壺全体も温泉で、他の観光客も滝壺の温泉に入っています。
もちろん、すでに車の中で水着を用意したラビ妻も滝壺温泉に入ります。よほど深い滝壺なので皆わきの岩につかまって入っています。突然ラビ妻の姿が消えました。「どうしたんだ」と一時不安になりましたが、しばらくして姿が現れました。話しを聞けば、つかまっていた岩から手を滑らせて滝壺に沈んだのだそうです。それでも底まで達していないと言いますので、よほどの深さです。私も立ち泳ぎしてこちらからあちらへと行き来してみました。滝壺温泉も広く、立ち泳ぎしても人の邪魔にはなりません。
天気も良く温泉の温度も適温で、最高の温泉気分です。
私たちより遅れて来た若い二人がいて、女性は水着を着てこなかったと見え、岸で入浴の様子を見ています。男性は湯に入りましたが、その内、滝の上から下りてきているロープに気づき、まるまるのフルチンで、滝を登りはじめました。湯に入っている者が見上げるなか。あれよあれよという間の滝上りです。女性の入浴客も多かったのですが、手の隙間からながめていました(?)。滝の上には何もないらしく、またそのロープにぶら下がりながら降りてきましたが。皆が見ている瞬時の珍事でした。
「カムイワッカ湯の滝」は、現在も人気で知床観光第一のおすすめの地です。
上流に上るのに楽になるように付けられたロープは、その後怪我人が出たとかで、ロープも撤去されました。ここに紹介した最上流の滝壺までも行けなくなってしまいました。話によると自動車道から100mほどの第一の滝壺までが許可されているとのことです。
滝の湯から下りて来るのには閉口しました。体重もあり、部分部分に川底にある小石を踏んで大変でした。下山の小石を踏んだ痛さも今では快い思い出になっています。

☆ 今年の普通自動車が通行出来る期間も限られています。
   6/1 ~ 7/31   8/26 ~ 9/14   9/25 ~ 10月下旬

道内ヒグマ785頭捕獲 人里出没

2012-06-24 22:24:45 | 動物
5・6年前になりますが、ニセコ温泉郷の「五色温泉」で熊に襲われ足を噛まれたという人に会いました。襲われたと云うか遭遇したというか、タケノコ取りに入ったところでヒグマに出会ったとの事です。熊で怪我したにも関わらず「今年もその場所に、タケノコ取りに入っている」との事で、よく恐ろしくないものだなとつくづく思います。
年々北海道のヒグマの出没頭数が多くなっています。
道内の2011年度のヒグマの捕獲数は「785頭」と、前年度の563頭より4割増えた事が道の調べでこのほど分かりました。捕獲数からみると、少なくとも毎年800頭以上のヒグマの自然増になっているものと思われます。

★ 1955年以降(記録がある年)の捕獲頭数の見てみます。
  1962年  868頭
  1964年  794頭
  2010年  563頭
  2011年  785頭

記録のある年から見ると、2011年度(昨年度)は過去3番目のヒグマの捕獲の多さとなっています。

★ 出没頭数の増加の原因については、以下の様に考えられています。
  ・食べ物の不作などで、人里に近い場所への出没が増えたのが原因とみられています。
  ・昨年は「熊が食べるドングリや、野の木の実が昨年秋不作だったこと。
  ・農作物の味を覚えて、農地や人里に近づく固体が増えた可能性が見られること。
   とされています。
★ 札幌市内でのヒグマ捕獲数(2011年)は7頭、すべて「有害捕獲」でした。

「白金・青い池」 口こみで有名観光地

2012-06-22 11:55:35 | 観光
花の町・花風景で全国に知られる北海道美瑛町に新しい観光地が出来ました。その名も「白金(しろがね)青い池」です。
近年知られるようになったようで、いつからなのか私はよく分かりませんが、観光バスは来るは、駐車場も完備されるは、「青い池」の景色は良いは、散策路も整備されるは、観光パンフレットに掲載されるはと一躍有名観光地になりました。
池の中に立木が枯れて青い池に映る姿は、長野県の「上高地の大正池」の景色を思い出します。ただ「青い池」と云う名は短絡的な名の付け方すぎると思い、もっと良い名が付けられればよいのにと感想を持っておりました。このごろは「白金・青い池」と、近くの有名温泉地の白金(温泉)が頭に付けられるようになり、名にも格好がついたなと思っています。
カムイラビットは今年ももうすでに青い池を見に行って来ました。太陽の日差しも夕方でしたので映りも良く、見事に逆さに枯れ木の姿が映し出され、幻想的な池となっておりました。前の年に見た青い池より見事に輝いておりました。
青い池が何故出来たのかについて、観光客の多くは知ろうとしていない様に思われました。願わくば「青い池」の成因の説明の看板でも立てて、由来を知らせてはいかがなものだろうかと思うのでした。多くの人は「美しい池の色だね、景色がよいね」と感心して帰って行くのでしょう。
この地は十勝岳連峰の風光明美な土地で、近くの道は「白樺街道」と呼ばれ北海道自然100選にも選ばれています。
十勝岳の山々を登山をする者にとって魅力な場所ですが、この十勝岳が大正15年に大噴火し、昭和63年にも噴火と噴火の脅威に麓は脅かされておりました。
そこで、北海道開発局は火山災害から美瑛町を守るため「火山泥流」をためる施設として平成元年6月に着工、同年12月に完成し、その結果ブロックしたえん堤に水がたまり、「青い池」の出現となったのです。
散策路横にブロックが見られるのは、泥流止めの施設なのです。
池の色についてですが、白金温泉地区に湧出している「白髭の滝」などからアルミニウム分を含んだ温泉水が美瑛川と混ざり込み、目に見えないコロイドが生成されています。太陽の光がこの粒子と衝突し、いろいろな方向に散乱され、その光が私たちの目に青く見えるのだといいます。
十勝岳噴火に対峙した人の動きによって予期せずに生みだされたのがこの新観光地の「青い池」なのです。
カラマツの木々が池の中で立ち枯れ、青い池とマッチした幻想的な景色となっています。いつの間にか口こみで、今や美瑛白金地区の有名観光地になりました。

☆ 場所 美瑛町白金
  青い池までは、JR美瑛駅から約18㎞ 白金温泉から2.5㎞
☆ 駐車場は広く、入場料もいりません。駐車場から歩ってわずかで行けます。     

ケーン・ケーン 雉の縄張り

2012-06-21 10:01:56 | 
6月中旬になり、雉の鳴き声を良く聞くようになりました。カムイラビットの「中沼の別荘地」(?)の周りは自然が多く残っていて、その一部の地に野菜を作っている人もけっこういます。自然の中のこの地ですので、雉が住みついてもいます。なかなか雉の姿を見る事はできませんが、ケーン・ケーンと声だけは聞こえ雉がすみついていることはよくわかります。
今年も春早くに私も雄雉の姿をみましが、その後声だけは聞くのに、姿は見ることはできませんでした。
6月20日台風4号の影響を受けた雨の中、別荘に出向きラジオをかけながら畑の作業をしていました。すると、雉がラジオの音が気になるのでしょうか、姿をあらわしました。自分の存在を示すためなのか、「ケーンケーン」と声をあげています。「自分の縄張りたぞここは」とばかり私たちに声をかけている様子です。
少し小高い場所に陣取って長いことこちらを見守っています。鳴き声は続けて鳴きません、何分か間をおいてからまた鳴きます。畑仲間の82歳のSさんと話していますとケーン・ケーンと声あげました。Sさんは雉について畑を荒らす何物でもないらしく「またきている」といやがっております。私は2度目の姿を見ただけですが、Sさんは今年に入り何度も姿を見ているとのことでした。
雉が周りにいる我が家の別荘は、「自然が豊かで環境がよいところにあるなあ」とつくづく嬉しくなっているのですが。
別な話ですが、翌日の6月21日(木)の朝早く、雨上がりのワラビの成長に良い条件を狙いワラビを取りに出ました。もちろんワラビは沢山採れましたが、雉の声があちらから、こちらからと数匹居そうな状態でケーンケーンと聞こえてきます。「ここは俺の縄張りぞ!」と言わんばかりに啼いています。
私の別荘からかなり離れた場所なのに、このあたりにも広範囲に雉の生息が見られるのです。

札幌・「森彦」コ―ヒ店 古き建物女性に人気

2012-06-17 20:54:44 | 紹介
古さを売り物にしている喫茶店「森彦」に行ってきました。札幌でこれだけの古さの喫茶店に入ったのは始めてです。
中央区南2西26丁目にある「森彦」(もりひこ)ですが、6月17日の「父の日」に合わせて、ラビ妻のはからいで行ったのです。
古い家を改良し、喫茶店にしたもので、ラビ妻も是非行って見たかった所の様でした。
地下鉄円山公園駅近くの中小路にあり、分かりづらい場所でしたが、近くの通りがけの人に聞いて見ましたら、よく知られている様で皆が所在を知っており、道を教えていただきました。
建物の横には、むかし見た風景の薪が壁一面に積まれてあり、冬にはストーブで暖を取る喫茶なのだろうと思われます。
いつもはカメラを手離さないカムイラピットでしたが、カメラを持って来なかったことが悔やまれました。
古民家を改良し古めかしさそのものです。古さを売り物にした喫茶で、口伝えで人が集まってくるのでしょう。古さがお客さんに気持ちの良さを与えているようでした。
柱や屋根裏は黒く色付けし、壁は白で統一しています。部屋の明るさは木の葉の間からさす窓からの光と、黄色の電灯(ランプの光に見える)を利用しています。窓枠の古さ、テーブルの古さ、床の古さ、建物の古さ、部屋のほどよい暗さがお客の心をつかんでいます。昔のオルガン、古い机の上に置かれた古ミシン、すべてが古さを利用しています。歩くたびに床からのきしみ音が気にはなりますが、その内に慣れてしまいます。何席もある席はいつも埋まっている状態でした。札幌の西26丁目と言えば、少々中心地から離れており、場所も分からないような所にあるのに、これだけの人気とは驚きです。
二階の席に着きましたが二階の窓からは、ツルウメモドキ、ブドウ、ツタなどの葉が形よく窓枠内に位置し安らぎを与えてくれています。「しまった、この風景をカメラに収めるに」と悔やまれます。客の中にはこの窓と木の葉のモチーフをカメラに納めるためにわざわざ今日出向いて来たらしい男の客も居たほどです。
裏手の二階の窓からは、何本もの赤松、イチイ、桑の木が二階建ての天井以上の高さに伸び、喫茶の雰囲気をよいものにしています。
「森彦」は札幌に4店舗のチェーン店があるとの事、その中でこの店のみが古民家の喫茶店であること、この店は営業してから16年経っているとのことでした。

☆ コーヒーは600円前後、ケーキなどは400前後、都心から離れると値段も高くなります。
  値段は高いのですが、店の雰囲気が御馳走なので、多くの人は満足している様です。

早起きは三文の得 小鳥たちの声で一日心晴々

2012-06-16 14:31:56 | 
この春は、毎日小鳥たちの声で心が満ちています。小鳥の声は朝早くが最高です。
カムイラピットは鳥の専門家でなく声の主の小鳥の名前まで紹介出来ませんが、早朝はいろいろな小鳥たちが競って鳴いています。この地では中でも雲雀の声が他に勝って多く聞こえています。中にはオオヨシキリの声でしょうか、雲雀の声に混ざって聞こえてもいます。もちろん、郭公の声も遠くから、近くからと聞こえてきます。
早朝は菜園に水をやり、雑草を抜いたり、成長した野菜を採取したりと農作業をしていますが、作業をしながらの鳥の鳴き声は都会の人には味わえない心のいやしとなります。
今回は、今朝の出来ごとを紹介します。
畑の横に取り残した背丈の短い草原(くさわら)があり、そこに雲雀が巣を造りました。道路沿いなのでなんでこんなところに巣を造るのか不思議でしたが、畑仲間4人がひなの成長を見守っていました。
最初は卵が4個、しばらくして2羽のひながかえりました。このあいだ見たときには、2羽が黄色い嘴をあけて声を立てずに餌をねだっております。昨日の朝は親鳥が餌を取りに出ているらしくひなは健在でした。居た居たとその成長を楽しみにしておりました。
今朝、5時半ごろに、畑に出たついでに巣を覗きましたら、親鳥が巣から出て来て、羽を垂れて怪我でもしたかのようなしぐさで私の先を傷ついたかっこうで這うように巣から離れていきます。私からの距離は離れません。
昔から親鳥はこの様な動作をすると聞いていましたが、目の当たりに見たのはこの時はじめてでした。ある距離をおいて、地面にへばりついて、怪我をした姿でこちらの動作をみております。かわいそうなこと(巣を覗く)をしたと思いながら畑の仕事(トマトの苗植え作業)をしておりました。その後畑仲間が間もなくして来て畑を見ていました。
私も、親鳥は巣からは離れているし、「雛がどうしているのかな」と見たくなり、再び巣を覗き込むと驚きました。どうしたというのでしょうか、巣にはひなの姿が見られず、畑友を呼び確認してもらいました。「小さいひなだから巣立つ事はまだ考えられない、狐かカラスか散歩中の犬か、ネコにやられた(食べられた)のであろう」と話し合ったのでした。
家に帰り、この事をラビ妻に話しましたら、「親鳥が偽証の怪我をおった姿で巣から離れた後に、ひなが自力で巣から出て隠れたのではないか」というのです。ラビ妻の話のようであればよいなと心から願ったのでした。

吹上温泉 峡谷の露天風呂

2012-06-13 20:03:01 | 観光
6月12日の朝5時半、カムイラピットは霧霞む林の渓谷にある天然露天風呂「吹上温泉」に入っていました。
毎年約2度ほど、上富良野町吹上温泉「白銀荘」に泊まりがけで観光に行きます。何度出向いてもあきる事はありません。ラビ妻も白銀荘行きを楽しみにしています。
施設から少し下の道に下がり車で5分ほどの所に天然の露天風呂吹上温泉があります。ここも「吹上温泉」と言っています。
駐車場からエゾ松の林の中道を通り、渓谷にある露天風呂に着くと、先に札幌から日帰りの男の人が入っていました。お湯の温度も熱くなく、ぬるくなくという湯温で、これは最高と入っていました。するとすぐに夫婦連れが来られて衣服をさっとぬいで入って来ました。
ご婦人は水着を着て入ってきたのは仕方ないと思いましたが、ご主人も水着のパンツを履いたまま入ってきたのです。この姿にげんなり(がっかり)したのでした。あまり大きくもない(10以上は入れる)岩風呂なので、水泳パンツで入ってくるとは不愉快せんばんです。注意はできませんが、日本の風呂では手拭いさえ湯に入れないのが常識になっているのですから。
この人が自分の齢を言っていました。なんと72歳と云うから、齢を取っているから風呂に入る常識があるとは言えないのです。
また、この夫婦は露天風呂に入るなり、これはぬるいと水の注入ホースを外に流してしまいました。
もともとこの露天風呂は熱い湯の温泉で、以前私は誰も来ていない早い朝、勢いよく湯に入り足が真っ赤に焼けたことがあった湯です。ぬるめ水が外に出されて、みるみるうちに湯の温度が上がってきました。
この夫婦は旭川から来ている人で、週2回ほど来ると言います。湯に毎回身体がなれて、熱い湯が好みになっているらしいのです。毎回10~12回ほど湯につかるようにしているそうで、入っては上がり、入っては上がりを繰り返すので、このやり方では熱い湯が良いらしいのです。「熱ければ言ってください」といってくれましたが、人が調子よく入っているのに水をさす事はこちらも好みではないので、白銀荘に「朝食の用意があるから」と早々に戻り、白銀荘の温泉につかりました。温泉の入り直しです。
吹上温泉での出来事を少々ぐちっぽくなりましたがメモしてみました。
吹上の白銀荘は登山する人には人気で、夏・秋は泊まり客でいっぱいとなります。この施設はお勧めできます。


祭り好きは万円の得 ヨサコイソーラン祭りは行かなきゃ損

2012-06-13 13:04:12 | 観光
友達や近所の人に「ヨサコイに行きますか」と聞きますと、大半は「行きませんよ」と答えが返ってきます。また、「雪まつりに行きましたか」と尋ねると大半は「行きませんね」と答えます。
カムイラビットがオホーツク管内津別町に住んで居た時、学校を休ませて子供を「札幌の雪まつり」に連れた行った友達の家庭がありました。こうした場合私は「子供を学校まで休ませて雪まつりに連れては行けないな」と心の中で思いますが、さあて子供に与えるカルチャーショックを思うと、「連れて行くのもありかな」などと、反対の考えをする心も私にはあるのです。
今年のヨサコイソーランは6月6日(水)から10日(日)まで5日間札幌の大通り公園を中心に行なわれましたが、当然カムイラビットの夫婦は見に出かけたのでした。
踊り手の、あの青春のはちきれんばかりの若者たちの踊り、街中に流れる強烈なヨサコイソーランの音楽、私はこの季節になると毎年心が沸き(浮き)立ちます。
今年は、9日の土曜日に行きましたが、人・ひと・人の波で驚きました。見る場所を見つけるのに苦労しました。外人さんも目立ち外国の観光客を呼び込むのに役立っています。国内外271チームの出場で、市内19会場で披露されました。
元来、我が家はお祭り好きで、多くの行事を見に札幌(中心街)に出かけることにしています。札幌ではいろいろな催しや有名人の講演会、音楽会も行われ、時には無料な場合もあって「祭り好きは万円の得」の言葉にぴったりです。
今年のヨサコイソーラン大賞は三年ぶりで「平岸天神」が得ました。最終日に行われるファイナルステージには、10組が選ばれ舞台(西8丁目会場)で演技を行いました。例年トップの踊りをする「新琴似龍神」がファイナルに出ていないのはどうしてのだろうとさみしく思いました。それだけ競争が熱をおびてきているのでしょう。舞台はテレビ中継も行われ、家でテレビで楽しませてもらいました。選ばれただけあって優劣はつけがたく、選考委員も苦労したことでしょう。舞台下で見る人もテレビ見る人も楽しませてもらいました。
参考の為に今年の賞を受けたチームをまとめておきます。

「平岸天神」8度目の大賞
  一糸乱れのない切れのある群舞が評価され3年ぶり8度目の優勝を飾りました。
「準大賞」は「江別市まっことえぇ&北海道情報大學(江別市)」
      「夢想漣(ゆめそうらん)えさし(宗谷管内枝幸町)」(昨年大賞を受けたチーム)
「優秀賞」 「井原水産&北星大園(札幌市)」
      「甲斐風林火山(山梨県上野原市)」
      「コカ・コーラ札幌国際大学(札幌市)」
      「コンサフリークwithアクアクラブ~北海道武蔵女子短期大学(札幌市)」
      「花昇舞(はなしょうぶ)(津市)」
      「北海道大学”縁”(札幌市)」
      「REDA舞神楽(千葉県船橋市)」  

      

野生の雉が居る 札幌市中沼

2012-06-07 20:31:26 | 
札幌は193万人が住む政令都市で大都会です。それでも街中に熊が出没したり、エゾシカも街中に時に出たりと自然が真近にある都市でもあります。
朝早く、郊外の野原に出るといろいろな小鳥の鳴き声が一杯で、ここが札幌市の中なのかとさえ思います。
私の別荘と称して楽しんでいるその畑では、キタキツネも、野生の雉も見ました。ここでの朝早くの鳥の鳴き声は、いろいろな鳴き声が混ざっていて、小鳥の鳴き声が判別できたらなあとさえ思います。
今日の夕方の別荘では、「カッコウ」の声が声高らかに聞こえてきます。また、ジョッピンカケタ・ジョッピンカケタカと鳴くのは「ホトトギス」です。方向がいろいろなところから聞こえるのは固体は何ヶ所にも居るらしいのが分かります。ジョッピンカケタカと鳴かれると心の中で「鍵はかけて寝るよ」と答えます。
雉は独特のケン・ケンと鳴き声を発するので、この畑の近くにいるなと分かります。「雉も鳴かずば撃たれまいに」の言葉が思い出されます。
雉も縄張り意識が強い鳥と見えて、自分の姿を見せて見まわします。別荘の近くの盛り上げの土の山に上がり、長い時間こちらの動きを監視しています。この近くで子ずれのメスの雉を見たと仲間が言います。これはメスの親鳥です。
街中には雉は見ませんが、市街から少し離れた郊外に意外と居ると言います。
カムイラピットは5年前までには東雁来(ひがしかりき)の畑で何度も見ましたが、その土地が住宅の造成で更に奥の中沼(札幌市東区中沼)に追いやられたと思われます。
畑仲間の人が話していました。「植えたマメはネットを張って保護しておかないと、鳩や雉に食べられてしまう。今年も雉は二匹居てマメの出鼻を食べるのでネットはもうすこししてからはずさないいけない」との事です。
雉のオスは昨年4回、今年は1回今までに見ております。
オスの雉は綺麗な色つやを見せています。昨年は撮影にも成功し感激しました。

赤いスズラン ニセコに群生

2012-06-07 09:55:47 | 草花
昔の話になりますが、「赤いスズランを見に行きましょう。」と親しくしていたIさん夫婦からお誘いを受けました。赤いスズランはまだ見ていませんでした。
赤いスズランと言えば、むかし小学校の時によく友達が教室にスズランを持ってくる子がいて、いま春なのだと気付かせてくれました。当時のカムイラビットの家の回りにもスズランが野にいくらでもある時代で、季節にはどの部屋にもスズランを飾り、いくつかのスズランを赤インク(当時父の採点用のインクが家にあって)に挿し、吸い上げる色素で赤いスズランを作り眺めてもいました。
誘いを受けた時に、その時代に家で作った赤いスズランを思い出し、「自然に赤いスズランも自生する場所があるのだ。」是非見たいものだとお願いし連れて行ってもらったのです。場所は観光地で名高いニセコの山の麓のようです。いまではどのように行ったか道も忘れましたが、珍しい景観でした。
現地に着くと赤いスズランが群生しておりました。葉はスズランと違うものの花の付け方が何となくスズランの花の形に似ているのです。この時はこの花の名も知らず、なるほどこれは赤いスズランと言ってもよいかも知れないと思ったほどでした。何輪かを摘み取り、根は自然破壊になってはと思い、掘り起こすことなくその場を離れました。
写真に収めたはずですが、むかしの事でその写真のある場所も今は分かりません。後日この植物(赤いスズラン)の名をある写真展示の中で知りましたが、その内にまたその植物の名を長い事忘れておりました。
この6月3日の北海道医療大学の講演と野草散策会に参加して、4株ほどのこの花に出会い、「これは以前赤いスズランとして見に行った植物だ。」と再確認したのでした。
名前は「ベニバナイチヤクソウ」といいました。植物との出会いは何回かのきっかけで覚えるものだと、山歩きの回数が大切だと気付かされたのでした。