雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

春をあじわいましたか? 郊外で早春を見つけましよう 

2020-04-17 08:16:13 | 自然

「自然は心を和ませる」

昨日、札幌の郊外で野焼きではなく 畑焼きの風景に出会いました。

煙の臭いが広く広がっていましたが、それも早春の風景として良しとしましょう。

煙が人体に害があると禁止になったとか聞きましたが、昔ながらの光景がある方が故郷らしい光景として面白味があります。

畑焼は取り残した落穂や茎・枯れ葉に害虫が卵を産み、後に蒔いた作物や稲に害虫の発生するのを抑える効果があるのです。

畑焼に感動する気持を持つ自分に感謝です。

早速車を止めて何枚も写真に納め、平原に広がる人の営みの姿を見せてもらいました。

 


なごり雪 4月9日の札幌の雪

2020-04-09 21:10:11 | 自然

「なごり雪」

今朝(4月9日)、ボタ雪が降っていました。札幌の話です。これって「なごり雪」というのでしょうね。

道東に雪の多かったと見え、中には22㎝積もった町もあったと言いますから、4月の中旬に降る雪なんて季節外れの感があります。明日も道東は雪模様と言います。

朝気づけばボタ雪が降っていました。急いでカメラを持って外に飛び出します。

フキノトウの花の上にも雪がほんのり乗って魅惑的です。昨日までは雪が消えて庭の汚れがありましたが、今朝に限っては一面が白く化粧されてそれは綺麗でした。

目出しのあったイヌサフラン、チューリップが雪の中にスッキリと目立って立っています。素人にはどちらもギョウジャニンニクの芽に見えて間違って食べる人が居るというのも分かります。

庭には食べるものと食べられない植物とは混色しない様にしないといけないことが分かります。

 

※ コロナウイルスで7都府県に非常事態宣言が出されました。

 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡です。

 愛知の感染者が多いのに指定されなかったとして.怒っています。

 北海道の今日は今までにない感染者数で、2次段階に入ったとか、油断はできません。

 4月9日の東京のコロナ感染者数141人。日本の一日の感染者数576人。総計5500人となっています。

 


百合が原公園(札幌市北区)の4月3日 の寸描

2020-04-03 18:50:10 | 自然

「百合が原公園の今 晴れて人の出もあり」

今日午前時間にゆとりがあったので北区の「百合が原公園」に一人で出向きました。少し歩って見ました。晴れていました。

 百合が原公園のシンボルとなっているサイロのある風景です。

 水は流れていません。風があり波打っていました。

 樹のある風景も心和みます。

 公園には池・水が似合います。

 椅子のまわりには花の季節にはラベンダー、百合が花を咲かせます。

 公園の大きな樹は伸びすぎるので先が切られています。

 万作の花もまだ咲いていました。

 

 幼稚園児たちも公園で自然学習中でした。

 歩道の割れ目はこの影をつくる木の根です。実に根の強さを感じます。

 フキノトウは春の使者です。池の周りに咲いています。

 カモが何羽もいました。

 池があるとうるおいを感じますねえ。

 サイロには今は危険とされ登れません。

 シンボルとなっているサイロは遠くからも確認できます。

 サイロのまわり近くには春ムスカリやチユーリップが植えられ人出があります。

 百合が原公園にはリリートレインが走ります。まだ走らせていません。

 いろいろな花が植えられていますが、これから花芽が出てきます。名札を立てて準備完了です。

 まだ雪が残っています。大温室前の風景です。

 

 

 

 


樹に気あり 自然に季あり

2020-03-20 19:03:32 | 自然

「樹の中に気があり 日本の自然に季がある」

 

    樹の中に気があり

  奇の中に機がある

    そして季がある

          砂澤ビッキの「詩と本棚」より

 

  何か考えさせられる詩なので、ここに再掲して見ました。

  大樹の中に気があり、奇跡の中に機運が見つかることがあります。

  そして、日本には四季があり、人の命、生物の命をはぐくみます。日本に四季があって恵まれています。

       


3月・9月は天気大荒れ 旧暦 「二八荒右衛門」

2020-03-10 18:21:08 | 自然

「3月・9月天気大荒れ 二八荒右衛門(にはちあれえもん)」

「二八荒右衛門」という言葉を聞いたことがありますか?これは2月・8月は天気が荒れると昔から言われていた言葉です。

これは旧暦での言葉なので、今の3月と9月にあたります。

今年も3月に道東の天気は大荒れとなりました。北海道は2~3月には低気圧が良く通過して天気が荒れるのです。

北海道には「三寒四温」の言葉もあります。低気圧の通過で2月・3月は寒い日と気温が上がる日が繰り返されていきます。そのうちに春を迎えることになります。

また、8月~9月にかけては「台風が多い」時季で、天気がよく荒れます。

この一年の天気の荒れる月を二八荒右衛門と表現すると一年の気候を理解しやすくなります。

 


3月初旬は 道東大雪

2020-03-07 20:38:42 | 自然

「北海道の3月初旬は 道東大雪」

以前、美幌駅から北見相生駅まで「北見相生線」の鉄道がありました。

その中間に津別高校があり、「津別高校前駅」があるほどすべて鉄道に頼ることが普通でした。そこにある高校に私は以前勤めていました。冬には決まって大雪が降ることがあり、相生線が不通になると高校は休みとなりました。

ある年の事、大変な大雪となり鉄道は止まり、何日も鉄道が動きませんでした。鉄道が不通となり高校は休みの定義でしたが、その時は鉄道に頼っていては何日も授業が出来ないので、バスで通学するようにと方針を変えたことがありました。

道東の冬には言葉に出来のないほど大雪になることがあるのです。

昨日(2年3月5日)、オホーツク管内、釧路、根室、十勝、日高管内に大雪があり大変の様でした。

札幌ではさほどの雪は降りませんでしたので雪除けもしなくてすみましたか、道内で一番雪の多かったのは遠軽町(オホーツク管内)では111㎝も降雪があったとの事、雪除けに追われていました。

私の高校時代、ローラースケート場が高校近くにありましたが、大雪で屋根が落ちて廃業に追い込まれていました。

北見に住む姪っ子からの今日のメールで、大雪の降った道路の様子が送られてきて、市全体が雪に覆われた様子です。これは大雪です。

いつも2月、3月になると大雪になる地域が出ています。


流氷来て ほっとしたよ

2020-02-27 13:35:25 | 自然

「流氷接岸初日 今年は2月8日 11日」

紋別の観光の一つは流氷観光船「ガリンコ号」で流氷の海に出ることです。流氷は冬の観光のメインなのです。

ドリルで流氷を砕きながら進むので、観光客に人気です。流氷観光船の名前はガリンコ号Ⅱで、名前から見てガリンコ号Ⅰがあり2隻それぞれに乗れると思いきやⅡ号のみが現役運行です。Ⅰ号は廃船で陸に引き上げられています。

今年の紋別の流氷接岸初日は2月8日。土地の人もほおっとしています。流氷を見にこられた人を満足してもらえないこと、また流氷が来ないとプランクトンの発生が少なく魚が獲れないからなのです。

流氷の発生はロシアのアムール川の淡水が原因しています。

流氷観光船と言えば網走市にもあります。名前はオーロラ号の二隻が運行しています。

今年の網走の流氷接岸初日は2月11日で、流氷を見たくてやって来る観光客を喜ばせました。

冬に来る流氷が来ないと困ることが多く出てきます。年も流氷が来て何とかこの冬も終えれると土地の人たちはほおっとしています。

 


カラハナソウに わた雪かぶり これ魅力!

2020-01-18 14:32:46 | 自然

「久しぶり わた雪降って 春近し」

わた雪降った朝、ナナカマドに雪の景が・・・? 素敵な姿であろう・・・ これなら綺麗な写真が撮れるだろうとカメラを持ってナナカマドの並木へと外に出ました。

この時すでに遅く、なんと、残念なことに、この時季はナナカマドの実、すでに小鳥たちが来て赤い実はまったく無く、がっかりして家にもどりました。

わた雪が降る前の日に、小鳥たちが群れて我が庭に来てさえずっていました。これらの鳥のせいなのでしょう。

ナナカマドのだいだい色の糞が庭に散らばっていました。もうこの時ナナカマドの実は食べつくされてしまっていたのです。

今年は暖冬のためか、ナナカマドの実は早目に姿を消したのでした。

この季節は写真にする題材がないのだと、少々がっかりぎみでした。

手入れをあまりしていませんので、花実は小粒です。

我が庭にもどると、カラハナソウにわた雪ががぶった姿で、私を待っていました。以前はカラハナソウ(ホップ)は花実を採って枕の芯として使っていたのですが、そば殻の枕を買い入れたので、カラハナソウは冬になっても我が庭に残ったままでいたのです。

1月としてはわた雪の降るのは珍しい事なのです。

意外に綿帽子をかぶったカラハナソウの姿は綺麗で、写真に納める事が出ました。

★ 今年の雪の少なさには驚いてします。今年の農業への影響が心配されています。

  除雪業者も拍子抜けしていることでしょう。毎週土曜日に除雪車が入ります。雪が少なくてもやってきます。


12月、1月は雪が少ないねー・・・ これも異常気象の様です 

2020-01-13 15:52:37 | 自然

「今年は雪の少ない正月を過ごしました」

かつて務めた北海道立札幌東陵高校横の道路をよく通ります。

昨日(1月11日)も通りましたが、雪が解けてアスファルトが出ており、雪解け水が道沿いあふれていました。

春のような光景で、春間近かの天気です。

札幌でも毎年、1月ともなれば、家の周りに1㍍以上の雪が積もっているのに、今年は雪がさっぱりありません。

驚きの気象異常なのです。

住民にとっては雪が少ない事は、雪はねもしないで助かりますが、北海道にあってはいたるところで雪が少なくこまっているのです。

冬のイベントの雪まつりを雪が少なく中止する町さえ出てきています。

さっぽろ雪まつりは、予備費を使い込んで、遠く倶知安やら空知管内から雪を搬入しています。

遠くからなのでガソリン代がかかり大変の様です。

雪が少なくスキー大会を取りやめたとか、雪のかろうじてあるゲレンデを開放スキー場の運営をしているとか、雪の少ないその影響はいたるところで起こっています。

農家も困っています。

雪の下に寝かしてある大根、キャベツ、長芋にも影響してきています。

北海道の冬の野菜は、越冬野菜として価値が高まりますが、雪で野菜が保護されず、一部が痛み出しているのです。

丸出しになった長芋などは、地表面近くが氷り、売り物にならないなどといわれています。

農家にとっては雪も恩恵を与えてくれる自然の贈り物なのです。


令和2年正月 雪少ない日となりました

2020-01-08 14:36:47 | 自然

「千歳空港まで 新年の娯楽に」

札幌では、昨年12月から令和2年の1月は雪が少なく、驚いています。札幌の街の道路にも雪は見られません。

これではさっぽろ雪まつりも行えないのではと、当事者でない私も心配してしまいます。

この1月3日に、千歳空港までドライブして空港で楽しんだのですが、行く道すべてに雪がありません。

運転は楽なのに、いろいろな事が頭をよぎります。

一番最初に思うのは、「さっぽろ雪まつり」のことです。大雪像を造るのに雪が大量に必要で、雪が無くては始まらないのです。

毎年、さっぽろ周辺だけでは雪はたりず、近場からトラックで運び込むのですが、今年はその近場にも雪は無く、遠く離れた地方から運び込まないといけないのです。

遠く離れた倶知安とか、空知の地から運んでくるとか、トラックのガソリン代だけでも大変です。

雪も必要な土地には喉から手が出るくらい欲しい物なのです。

スキージャンプで知られる大倉山では、人工雪を降らせて今対処しています。

除雪作業でお金をもらい何とか会社の経営しのいでいる会社は困り果てています。

住民は雪が少なく、雪はねも簡単でうれしいのですが、今年の異常気象には、このあとどうなるのか心配がよぎります。