雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

見猿 聞か猿 言わ猿

2015-12-10 19:29:54 | 教訓

「東照宮・三猿見るにもお金がかかる」

日光・東照宮に三猿の彫刻があります。左甚五郎作による有名なものです。大きな作品かと思っていたのですが意外に小さなものでした。当時は写真は自由に撮影できました。

東照宮には何度も行ったことがありますが、最後に東照宮に行った時には、見るために拝観料がかかるとありました。

「三猿の意味」は皆さんがご存知のように、「悪い事は見ない」「いやなことは聞かない」そして「悪い事は言わない」と言うものです。なかなかの中身のある彫刻です。

 

「口は禍の門」

口数の多い人は知恵者の様に見えますが、その内にあらが出て墓穴を掘ることもあります。口数の多い人は用心が必要です。

口にちなむことわざを見てみました。

〇 口と財布は締めるが得。 おしゃべりと無駄使いは慎めということ。口も財布もきちっと締めておいたほうが何かと得なのです。

〇 口は閉じておけ、目はあけておけ。 無駄口はきかず、黙ってものを良く見よという事。

〇 口は禍の門 不用意に言った言葉があとで災いを招く、ものを言う時には気をつけよという戒め。

〇 口が動けば手が止む。

〇 口自慢の仕事下手。

★ 今日の札幌は12月にしては、温かな一日となりました。これからの季節雪が降り道路が氷り、滑りやすくなっています。滑りにくい靴を履き、用心して歩きましょう。骨を折るようなひどい怪我をする人がいます。転ばぬ用心、気を付けましょう。

 

 


生涯青春 か・き・く・け・こ

2015-01-19 22:10:38 | 教訓

本家の義姉が昨年暮れ亡くなりました。兄はすでに他界しており、北見の家から火は消えました。義姉は書の師範の免許を取る程の書家で、兄の作る木工作品に書を書いたり、気に入った言葉も書にしたためて自分の励ましにしておりました。

葬儀委員長が葬儀にあたり、部屋にしたためていた言葉を参列者に紹介していました。それが「か・き・く・け・こ」の生涯青春の言葉でした。義姉は一人暮らしで、子供たちに心配かけまいと気丈夫に一人暮らしの生活していたのでした。

「か・き・く・け・こ」、は次の意味を持つ言葉なのでした。

 か  感謝 

 き  協力

 く  工夫

 け  健康

 こ  行動

葬儀後、すべてが思い出せなくて、遺族の子供に電話で聞いて見ると、上の含みの言葉だ゛ったとというのです。

おもいだせないまま、カムイラビットなりに「か・き・く・け・こ」の持つ言葉の意味を別に作って見る事にしました。これがなかなか面白いのです。

 か  感激  若さを保つには、物事に驚きと発見が大切、生涯感激です。 

 き  気配り 人への気配りは人付き合いの秘訣

 く   苦労  人生は苦労無くして成り立たない 

 け   けなげ  人に尽くす、けなげな心を忘れてはいけません。

 こ   こころ   善悪の区別が出来る心、人としてはずしてはいけない心を持ち続くけるべし

 

さて「か・き・く・け・こ」は、いつ頃から言われていた言葉なのでしょうか。その道の本には紹介されているものなのでした。昨年(平成26年2月)のある講演でも、若さを保つための秘訣として話されていたことを思い出しました。

講演の中の画面を写真に撮りました。すこしづつ中身が違っています。「かきくけこ」で生涯青春というのが、この言葉の題となっています。


元気 七つの心得

2014-10-28 10:30:36 | 教訓

元気 七つの心得

一、たっぷり眠る。

ニ、体力、筋力を日頃から付ける。

三、争い事は避ける。

四、発作予兆が出たらすぐ休む。

五、精神的ストレスを感じることはしない。

六、緊張したら、深呼吸をし気を鎮める。

七、食に日頃から注意し、添加物の少ない物を食べる。

● 相対的には、薬を飲むことの少ないような生活に心がける。

 

 〇園芸用のツリフネソウ 背が高く毎年咲いていましたが、近年姿を消しました。 〇フクシャ(皆はポークシャとよく言います。)

「七つの心得」はラビ妻の手習い教室のメモに書かれてありました。そのメモをちょつと拝借しました。「ストレスのない日頃の生活にこころがけましょう」というのがその主旨のようです。

若い時は自分にストレスを与えて叱咤激励しながらの生活ですが、年齢を重ねれば「元気 七つの心得」がもっとも良い生活の様に思われます。「心にはゆとり、生活には楽しみを」なんて言う生活が最高ですね。

27日(月)は、札幌学院大の講座に昼から出向来ました。その帰りには隣の建物のフジフォートギャラリーでの写真展を見てきました。前週の写真展(個展)に次いで今回も楽しめる写真展(グループ展)でした。作品展は今週水曜日迄です。いつもフジフォートギャラリー前を通る時には寄らせてもらいます。いつも心に潤いを与えてくれています。写真作家さんとお話しできれば最高です。

このごろカムイラピットは写真も趣味の一つとなりましたが、我が家のストレス解除の一つとなっています。他人の作品も勉強になります。


友を選ばば 才猛けて 見目麗しく

2014-02-07 22:38:19 | 教訓
①身分の高い人、②若者 ③病知らずで丈夫な人 ④酒好き ⑤勇んでいる兵士 ⑥ウソつき ⑦欲の深い人 このような人を兼好法師はどう考え、どう言っていたのでしょうか?
             
      画面の上をクリックして見て下さい 大きくなります。 画廊喫茶法邑さんの展示物から

さあて、あなたならどう考えるでしょう。

兼好法師は次の様に言っております。

それは「友に向かない者が七つあり」として、先の7つを上げているのです。

その人その人で思う事は違いますが、齢に似合った友達がふさわしいしと言っており、酒好きの人は嫌っています。病気知らずで丈夫な人を上げているのは、体の弱い人に対する思いやりが持てない人と考えたのでしょうか。

カムイラピットも酒好きな女の子には気持ちが引けてしまいます。「酒は大好きです」「梯子までするの」と自慢げに話す女には幻滅を感じてしまうのですが、これはおかしいのでしょうかね。ついでにタバコをスパスパ吸っている女性にも幻滅を感じます。これも偏見なのかもしれませんがね。

ウソつき、欲の深い人は誰からも好かれません。友達にもなりたくありませんね。ところがこの事が身に自然に取り込まれてしまっていて、いつしかウソをついたり、ありもしない噂話を作って人に話したり、また、人よりも多く物を欲しがったり、取ったりする体になっている人もいるのです。本人は知らないのですが、人からはつまはじきされることになります。

そして兼好法師が続けて言うには 「良き友」とは
 ①物をくれる人 ②医者 ③知恵者 としています。物をくれる人を上げているのはよく分かりますが、物のもらい方に気をつけたいものです。心から有難うの気持ちでいただきましょう。もらうだけでは次にくれなくなります。お返しを必ずしたいものです。当然としてもらってはいけません。
そして、良き友に医者、知恵者をあげていますが、自分がその位置まで到達していないと友達になってもらう事ができません。
吉田兼好は心身を鍛えていた方なので、贅沢な友たちの選別ができたのでしょう。

旦那殺しを教えて良いの! 物は考えようで役にたつ

2014-02-03 11:35:41 | 教訓
「旦那殺しの方法を教えます」。

こんな中味の講演を昨日聞いてきました。北海道医療大学「生涯学習事業」 漢方・薬用植物研究講座での事です。講師は市立千歳市民病院婦人科主任医長 津村 典利先生です。
話が進むなかで、「旦那を早死にさせる10箇条」の話も出ました。聴講者たちは笑いながら聞いておりましたが、ただならぬ事だと聞いた人もいるかもしれません。

旦那殺し話は「教訓」に分類するのはおかしいかもしれませんが、物は考えようで、話の総てを裏返しに考えて実行すると旦那を長生きさせることに繋がる方法と言う事になります。挙げられた事を逆に考えて生活すると、日頃の生活に生かす事が出来るのです。


話はしたがって「分かりやすい教えを頂いた」と云う事になるでしょう。この話の内容はいたるところで聞いた事がありますが、どうも忘れ勝ちですので、今日はそのことをまとめて紹介したいと思います。

■旦那を早死にさせる10箇条

・アメリカの栄養学者が考えたものだが、なかなか示唆に富んでいます。
      ・夫にたくさん食べさせぷくぷく太らせる。
      ・夫に酒を奨め、更におやつには甘い物を与える
      ・夫を運動させずに、じっと座らせておく。
      ・夫のため、脂っこいおかずを作って食卓に並べる。
      ・夫を塩辛い料理に慣れさせる。
      ・砂糖の入ったコーヒーを何杯ものませる。
      ・たばこを大目に見て注意しない。
      ・夫が午前サマで帰っても決して怒らない。
      ・ストレスを解消させるような余暇は取らない。
      ・不平不満をぶつけて、イライラさせる。

ワッ ハッハッ ハ おかしいな話で、聴講者の皆の心もほころびました。リラックスして聞く事が出来た内容の講演でした。

2013年度の講座の総てが昨日で終わりました。本講座にはカムイラピットとラビ妻も一日も休まず出席しました。講座の後の午後に行われる医療大学の裏山の散策がまた楽しみの一つで、人気のある公開講座です。今年(2014年)度も夫婦で参加しますので、よろしくお願いいたします。






何事も 前向きに考えよう

2014-01-11 10:57:19 | 教訓
北見市に葬儀に行っていてブログを3日ほど休ませていただきました。
札幌から北見まで近いようで、いざ行って見ると北見は遠い所だとつくづく思います。特急での往復で、帰りの10日は旭川、岩見沢などでの大雪で汽車が遅れ、地下鉄(東豊線)栄町駅からハイヤーで家にたどり着いたのは夜12時も過ぎておりました。

カムイラビットの姉のご主人(義兄)福田昭三氏が亡くなられ、葬儀が北見のセレモニーホール「いいだ斎場」で9・10日に行われました。義兄は網走管内の小・中学校に務められた方でした。家族葬で行うとの事でしたが、新聞の「おくやみ欄」を見て多くの方が参列されて下さり、姉は「教員をしていたら、いつまでも先生なのね」と感謝しておりました。「いつまでも先生なのね」の言葉に義兄の素晴らしかった教員人生を思い知ったのでした。

いつもお坊さんのお説教はありきたりと思う事が多いのですが、今回の浄土真宗本願寺派のお坊さんのお説教は話し方が分かりやすく、私の心に残りました。葬儀参列者はお年寄りの方が多かったようで、お年寄り向けのお話となっていました。

「太陽の塔」作者の岡本太郎の母親岡本かなこさんの話を引用して、「齢を重ねることによって分からせてもらう事がある」といいます。「齢により分からせてもらうこと、そうだったのかと受け止めれるようになること、そして味わう心が持てるようになる」と話します。これこそ仏法の教えそのものなのですね。

「愚痴が感謝に変わる知恵」が必要ですとお坊さんは話します。もろたもろた愚痴が感謝をもらう知恵。
出来事をどうとらえるか、愚痴とらえるか喜びととらえるか、「物事は前向きにとらえましょう」と話されました。

「補聴器が必要になるほどもうろくになりました」 と愚痴をこぼすのではなく「補聴器を必要となるまで長生きさせていただいてます。このように愚痴が感謝に変わる知恵を持ちましょう。」というようなおおらかなお坊さんのお話しでした。

※北見の10日(金)の朝は非常に寒くて零下16度に下がりました。札幌に戻った夜も冷え込んでいて、電気ヒーターを入れていったのでしたが、ある一定時間になると電気が切れてしまうらしく、部屋の中の温度が0度となっており、あやうく家の中に入れてある鉢植の植物を枯らしてしまう寸前でした。 

金言 オ・ア・シ・ス 

2013-02-25 17:01:39 | 教訓
青年に与える言葉に「オ・ア・シ・ス」という言葉があります。オアシスを忘れなければ、社会の中で信用を得る事が出来ることでしょう。ここに紹介します。

  「オ」 おはようございます。

  「ア」 有難うございます。

  「シ」 失礼します。

  「ス」 すみません。

オアシスを忘れなければ、近所の人から、あの家の子供は礼儀正しいと言われること間違いありません。

滝の上出身の小説家小檜山博さんのエッセー集「自分に出会う日」に、こんな言葉がある。<人間は「はい」「ありがとう」「ごめんなさい」の三つの言葉をちゃんと使えば、一生を生きられると思う>。広げるならば、<三つの言葉>を身につければ
どこの国でも生きられるということだろう。(北海道新聞2013・1・12 卓上四季)


金言 アイウエオ

2013-02-20 11:22:23 | 教訓
自分に言い聞かせる言葉、座右の銘と言うものがありますが、カムイラピットは「発心・決心・継続心」でした。
今では何であったかも意識しなくなり生活していますが、もう少し人生巻き返ししなければと思う日日です。
今回は、自分かってに金言言葉考えてみました。

       「ア」 ありがとう の五文字はあなたへ伝えたい言葉です。

       「イ」 いいね いいね 子供を誉めてあげよう。大人にも活力になります。

       「ウ」 嬉しい事があったよ 一日一喜 見付けてみよう。
   
       「エ」 笑顔が自分の取り得となり。笑う角に福来たり。
   
       「オ」 美味しい、美味しい 頂ける喜びを伝えよう!。

金言 カキクケコ

2013-02-18 16:51:04 | 教訓
義姉の金言

義姉に電話しました。兄が亡くなって一人暮らしをしています。
その中で、「忘れないように日記の表紙に貼って心に印象づけているの」という言葉があるそうです。それは「カ・キ・ク・ケ・コ」だと言います。その言葉を紹介します。私の生活にも役立てて見ます。

    [カ] 感謝     [キ] 活力    [ク] 工夫    [ケ] 健康    [コ] 行動

冬道運転 鉄則がある

2013-02-03 11:43:48 | 教訓
台湾人が冬北海道に旅行に来て、慣れない雪道で交通事故を起こし、3人が死亡したことがありました。冬道の運転は十分気を付けなければなりません。
我が家では冬期間の遠出の運転をしないようにしています。

冬道運転の鉄則をまとめました。

① 特に気を付ける事は、急のつく運転はしないことです。
  急発進、 急加速、 急ハンドル、 急ブレーキ。

② 冬道は、夏の速度の運転速度の10㎞/n以上減速する。
 
③ 交差点付近は特に注意。
  除けた雪で見通しが悪く、横から来る車の確認が不十分となります。

  交差点は、車の停止・急進により、路面が磨かれ、滑る状態となっているので要注意。

④ 冬道対応の「4WD」でも、車両の性能を過信してはいけません。

⑤ カーブには「スローイン」で入るようにしよう。
  カーブの途中で、ブレーキをかけるとスピンの危険性があり、事故にあいます。