雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

エゾニワトコの実が真っ赤に! ムクドリ群れて空に舞う!

2020-07-23 12:47:12 | 風土

「エゾニワトコの実 いま真っ赤に色づく」

郊外に出るとエゾニワトコの赤い実が実っています。今年は実りが良いようです。

エゾニワトコの実りの季節という事ですが、まだ実は小鳥が食べれるほどまでに熟していないので、今しばらくは見事な赤い実が人の心を慰めてくれることでしょう。

少し秋が進むとムクドリが群舞してきて一気に赤い実は姿を消してしまいます。

むかしこの赤い実を「カラスのマンマ(御飯)」と言っていたのですが、食べる鳥はカラスではなくムクドリなのです。

ムクドリの御蔭で谷地などに糞で運ばれ、エゾニワトコが住まいを広げることになります。

7月21日札幌手稲山口の市文化財指定の「バッタ塚」に出向いたのですが、その折にも道沿いにエゾニワトコの実が色づいて見事でした。

札幌市に「月寒」(つきさむ)という地名があります。実はひの地名の語源はアイヌ語で、アイヌ語のツキサム・ベツから取られたもので、椋鳥(ムクドリ)群れる所といわれた土地でした。むかしからムクドリは群れて住んでいたのでしょう。

この鳥を捕獲して食したのか、群れて生活をおびやかす存在だったかはまったく知るよしもありません。

朝や夕に菜園で見る群れて飛ぶムクドリには数が多いだけに農家の人たちは脅威を感じているのではないかとさえ思っています。

 

 


ジャガイモの花 これも美しい

2020-07-15 22:07:24 | 風土

「北海道と言えばジャガイモ」

今年の我が家の菜園は、ジャガイモの花で今が美しい時です。

今年は幾種類ものジャガイモを植えることになりました。キタアカリやら男爵ならば誰もが知っているジャガイモですが、種イモを買いに行った時にはすでに大半が売れてしまっていて、名を覚えるのも面倒な名のジャガイモが残って売られていました。

ままよとばかりにその種子イモを2種買ったまでは良かったのですが、小粒で生えてくるのかさえ心配するようなものでした。

馬追いの道の駅に行ったところ食用に売られていたイモの2種類を追加して買い、これを畑に追加して植えたのですが、食用とあって芽が出そうもないのです。「食用のジャガイモを植えるから駄目なのよ」と非難されながら、今年はあきらめていたのですが、あるときに一気に芽生えて来て、何とか物になりそうになりました。

数種類のジャガイモを植えたので、今その花が咲いて綺麗です。ジャガイモの花は白色が清楚で綺麗です。

ジャガイモの花は種類によって色目が違います。花の色の違いを楽しみ、花の美しさを堪能しながら土寄せなど世話をしています。

畑の彩り、実りはジャガイモの花で楽しみが増えます。

 

 


小鳥の声聞くなら 朝早くがよろし

2020-07-07 10:42:20 | 風土

「我が菜園近く 早朝は小鳥たちの声爽やかに」

早朝は小鳥たちの大合唱が 我が菜園近くの繁みから聞こえます。

家に居れば小鳥たちの声は時おり聞こえるだけなのに、車を走らせること7分で我が菜園に行けばそれは心和む小鳥たちの住む楽園なのです。

4時半~7時半の早朝だけに小鳥たちの声は草地に響きます。

時折姿を見せますが、沢や林から鳥たちが朝のあいさつの鳴き声を聞かせてくれるのです。

私は小鳥たちの鳴き声からエネルギーを得ている気にさえなります。

オオジシギやオオヨシキリ、コヨシキリ、エゾセンニュウ、カッコウ、ヤマバト等々の声が聞こえてきます。

ムクドリも群れて飛行しだしていますが、ただし、鳴き声はただ単純で心を癒すほどのものではありません。

やぶちの中から鳥の鳴き声は聞こえてきます。

姿を見せてよ?、お前の鳴き声はどう啼くの?と尋ねようにも教えてくれる分けでもなく、高らかに鳴き声だけが私の身体、心を元気づけてくれています。

朝はカボチャ、ズッキーニの花が咲き受粉の手助けをしてやります。午後には花はしぼんでしまうからです。

カボチャも小鳥たちの声を聞きながら早朝に目覚めるのではないかとさえ思ってしまいます。

菜園作業で元気をもらい、小鳥の鳴き声でエネルギーを得る。これは私の最高の生活です。


夏えの移ろい めまぐるしく

2020-06-21 17:01:14 | 風土

「この季節の景色は日々変わる」

6月の季節、1週間たてばある花は散り、他の花が咲きだす。自然は忙しそうです。

花を終えた植物はいつの間にか実を付けています。

世の中は忙しく動いているが、植物たちには約束があるらしく季節を分け合っているのです。

今の季節は、また小鳥たちの楽園でもあります。

小鳥たちの声を楽しみたければ早朝がよろしいでしょう。朝寝坊の人にはこの楽しみを得ることは出来ないことです。

本当に鳥たちの鳴き声を聞いていると、心が和みます。

何種類の小鳥たちが居るのだろうか、姿を見せる小鳥はわずかで、林の奥や草の中に居て声だけが聞こえてきますが、声を聞くだけでこれも良しと言えます。

一日の元気は花たちの移ろいと、小鳥たちの鳴き声から貰うこの季節です。


ニセアカシアの花咲く季節 例年は「さっぽろソーラン祭り」なのに

2020-06-18 08:59:56 | 風土

「この樹なんの木、気になる樹」

例年今の季節になると、我が別荘(?)から遠くに見える白い花を付けるこんもりした林の中の木が気になっていました。

そこまでは、少し歩かなくては確認することが出来ないので、「あの木何の木、気になる木」と毎年思っていたのですが、・・・

今年になって納得の事に出会ったのです。

 

・別荘に入る路、車の窓を開けて車を進めていました。すると甘い匂いが漂って入ってきました。あゝそうかアカシアの花から出る匂いなのでした。

身近でアカシアの木の花を確認し、連想ゲームの様に「このアカシアが気になっていた木」なのだと納得したのでした。

・早春にはただの枯れ木で醜い姿の木でしたが、この木に今では花がびっしり付いて見事なドレスを着た一本の木になって、私の疑問を解いてくれたのです。

アカシアが似合う町は「札幌」でしょうね。アカシアの花の爽やかさが札幌のイメージにぴったりなのです。

札幌大通り公園の道路の街路樹に今の季節アカシアが白い花を付けて見事ですが、札幌の街のイメージにぴったりしています。

アカシアの花が少し散り始めると「さっぽろヨサコイソーラン祭り」が行われます。

今年はコロナの為に残念ながら「ヨサコイソーラン祭り」も中止になりましたがね。

・今朝爽やかな匂いを放っている木に会いに木の根元まで長く伸びた草を踏み分けて行きました。

見事です。匂いも好きです。

花の咲いたアカシアの木の枝を頂きましたが、花盛りで、こんばんはこの花を天ぷらにしていただくことにしています。淡白ながら珍しい味で、季節感をいただく我が家の食の行事です。

・格安の蜂蜜をわけて頂いている方の話では「ミツバチがアカシアの森に向かって群れて飛んで行くんですよ」と話しを聞いたことがあります。今年はアカシアの花の良く咲く年、蜂蜜が沢山取れることであろうと想像しているのです。


2020.6.14 コロナ感染776万9千人 死者42万6千人 世界混乱

2020-06-14 14:26:15 | 風土

「コロナ感染世界で777万人 死者42万6千人 世界大混乱」

猛威を振るうコロナ 世界で死者が42万6千人とか、世界で多くの方が亡くなられています。

日本でも、今ではコロナを受け入れ共存の生活を!などとさえ言われています。コロナなどと共存はしたくありませんがね。

毎日コロナ・コロナで慢性化し、今では自由な生活が出来るとばかり街中は賑わいを少しづつ取り戻していますが、コロナにかかれば死に至ることを考えれば、街中は避けて生活する方がましではないかと今でも敬遠しての生活です。3密を避けてコロナにかからない様にするしかありません。

コロナは世界的規模で流行し、歴史に刻まれる大変な事件なのです。

▼日本では世界各国から見れば感染者・死者数が少なく? 何とかしのげていると言いますが、6月14日現在で1万8115人が感染し、死者が944人と多くの方が苦しんでいます。昨日は45人もの人が感染、死者も2人出ています。

▼道内では新たに9人感染しています。カラオケは感染リスクが高いと言われています。「昼カラ」2店で5人確認されました。

▼アメリカでは、204万9千人が感染、死者が11万5千人ほどになっています。11万5千人のかたが亡くなっているのですよ。

▼世界で二番目に感染者が多いのはブラジルで82万9千人ほど、死者も世界で2番目に多い4万2千人ほどになっています。急増しています。ブラジルでは恐れていたことが現実になってしまいました。

 一時その数の公表をやめましたが、多くの国から批判を受けてその数は再び公表するようになりました。コロナは夏になると無くなるようなことが言われましたが、熱帯・亜熱帯のブラジルで大量感染しているので、夏になっても消滅することはあり得ません。

▼ヨーロッパでの感染は イギリス 29万3千人ほど、死者も4万1千人強です。

            スペイン 24万3209人   死者 2万7136人

            イタリア 23万6305人  〃  3万4223人

            ドイツ  18万5800人  〃    8777人  ドイツはどちらかと言えば頑張っている方(?)です。 

▼コロナ戦争が起きそうです。

 米・中の仲、豪州と中国の仲が怪しくなってきています。

 豪州がコロナ調査を要求したことに対し、中国が圧力を次々に出しています。旅行、留学自粛、肉輸入禁止など中国が打ち出しているのです。


たんぽぽ ぽぽんた タンポポ祭り

2020-05-31 11:42:02 | 風土

『蒲公英 たんぽぽ タンポポ タンポポ祭り』

北海道で「シシャモの産地」と言えば、すぐに「鵡川」の町の名前が浮かびます。

太平洋側に面した「広尾」や「釧路」でも多く水揚げされますが、「鵡川」がダントツ「シシャモ」で有名です。

鵡川の町の方たちのシシャモ売り出しの努力の賜物が、「シシャモと言えば鵡川」として知られることになったのでしょう。

この鵡川で行われている祭りが「タンポポ祭り」です。まだ一度もその祭りに行ったことはありませんが、祭りはタンポポ公園で繰り広げられます。

変わった花タンポポを主人公にしているのが面白味があります。タンポポの根は越冬し何年も持ちますし、種子もふんだんに増えますのでその地から消え去ることも無いでしょう。

一番手間のかからない植物のタンポポを選んでいるのです。

タンポポ公園に黄色のタンポポで覆われ開花している地面は見事でしょうね。

この鵡川の街にある町の特産売り場が「ぽぽんた」と名がつけられていて、格安で海産物などを買う事が出来ます。タンポポの後ろから呼んで付けられているので「ぽぽんた」は覚えやすい名でしょう。

 

▼今年はタンポポの咲いている時季に札幌郊外のある場所を通りましたが、これはまっこと見事な風景でした。排水路のまわり、田んぼのまわり一面が黄色のタンポポで覆われていました。

郊外でこうした風景であうと息抜きが出来ます。

一週間後その地を通りましたら、農家さんの畑の邪魔になると見えて刈り取られていました。

▼わが別荘近くにある空き地にタンポポが見事に咲いていましたが、これも一週間も経たぬうちに花は種のぼんぼりとなり、種子を飛ばす準備に入っていました。この胞子のぼんぼりの群生する姿も、夕日に照らされて見応えがありました。

今ではこのぼんぼりも形が崩れ、風にのり住居を広げる準備に入りました。

根はそこに存在し、種子一つぶですぐに根付きますので空き地であれば自分の住居とするので、まっこと繁殖力のある植物であると驚いています。


郭公が連日鳴くようになった 本格的な畑作の時が来た

2020-05-23 21:37:39 | 風土

「カッコウ カッコウ 連日郭公が鳴いている」

3日も途切れなく防風林の向こうからカッコウの声が聞こえてきます。カッコウが鳴く日が続きました。

カッコウ カッコウ、 カッコウ カッコウ カッカッコウ カッコウの鳴き声を聞くだけで気持ちは晴れ晴れです。

近くに広大な牧草地があり、家も無いのでコロナの心配は全くありません。眺めの向こうに二本の防風林がありその方向から鳴き声が聞こえます。

私も連日菜園に通い畑作業です。今日はジャガイモを植えました。他の家から見れば少し遅い作付けとなりました。

つぎに大豆の種子を植えました。無事芽が出ると良いと願っています。むかしから「カッコウが鳴くと豆まきの季節です」と言われていますので季節としては程よい時季と思えます。

いろいろな野菜を作るのが面白く、種子を売っている店を見るのも楽しみです。

一気に周りの木々が黄緑色に変わりだしています。

「春は良いなあ」と心の中で叫んでいます。この地も札幌です。

 

 

 

 

 


西洋梨の花が咲いた 鶯の啼く声を聞いた

2020-05-14 08:49:31 | 風土

「梨の花が咲いた、鶯が啼いた」

桜の花はエゾザクラ、ソメイヨシノサクラも今では葉桜になり、今の季節は八重咲きの桜に変わってきました。

厚田(石狩市)の戸田記念公園の桜はソメイヨシノですが、札幌の桜の時季より少し遅れて咲きますので、今が満開の事でしょう。

今年も是非見たいものと情報を集めましたら、コロナの感染予防対策で公園に入れないとのこと、多くの楽しみにしていた人たちはがっかりしたことでしょう。

野の「独活(ウド)」が採れるようになると、戸田記念公園の桜が満開になるのです。残念ですが今年は戸田の桜を見るのはあきらめです。

 わが別荘の梨の花。桜が終わり代わりに咲いてきました。

そして今年は関連する事項が見つかりました。わが別荘の洋梨の木が満開の白い花を咲かしています。この洋梨が咲く頃が厚田の桜の満開になる時期であるという事に気付いたのです。

昨日は札幌のコロナを避けて郊外にドライブしたのでしたが、防風林の中から鶯の晴れ晴れする鳴き声を聞き確実に小鳥たちの季節になっているのでした。

水田に水が引かれ、気持ち良さは満開となったのです。

 

 


「さっぽろライラック祭り」 令和2年はコロナで中止

2020-05-12 11:00:39 | 風土

「さっぽろライラック祭りは コロナのために今年中止です」

花は季節とともに移ろい あと少しでライラックの季節となります。

わが家の庭のライラックの花が、固い蕾が膨らみだして今花が1分咲きほどになりました。あと数日で満開になることでしょう。

桜が終わればライラックの季節に変わるのです。ライラックの花のにおいも良く各家庭に良く植えられています。

家のライラックは濃い紫色、普通の紫色、白色の三種があります。この季節の我が庭の彩りになっています。

札幌ではこの季節の変わり目にライラック祭りが行われていますが、今年はコロナ感染を防ぐため、人が集まるのを避けて中止されることになっています。

ライラックが咲きだす頃、数日冷え込むことがあります。これを「リラ冷え」と言いますが、いまや「リラ冷え」の言葉は市民権を得ています。

リラ冷えをライラック冷えなどと言うとまったくさまになりません。

リラはフランス語のライラックのことなのですが、リラ冷えの言葉のほうが聞こえが良いのです。

 

★ 世界のコロナでの死者数が27万人を超しました。恐ろしい感染力の病原菌です。