雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

道内には「35都市」 道内人口「547万人」

2012-08-11 16:55:30 | 地理
道内には「35都市」がありますが、5万人以上の都市は「16市」ですす。
カムイラビットが以前住んでいた、道東では釧路市(18万2千人)、帯広市(16万8千人)、北見市(12万4千人)の3市のみが5万人以上で、これも都市に集中しているのです。
大都市の大半は道央に集まっています。札幌市を中心に小樽市(13万人)、江別市(12万1千人)、千歳市(9万4千人)、岩見沢市(8万9千人)、恵庭市(6万9千人)、石狩市(6万1千人)、北広島市(6万人)の8都市が5万人を越します。中でも札幌市は人口が「190万4千人」で、道内人口の「547万4千人」の中の34.8%が札幌市に集中している事になり、偏りがひどい住み方となっています。
地方でも、以前は多くの高等学校が3間口、5間口以上と教育が成り立っていましたが、近年では生徒の数が激減し、閉校になる学校も見られています。都市の中でも赤平市(募集停止)、歌志内市などには高等学校がなくなっています。炭鉱閉山による人口激減、少子高齢化により子供が居なくなっているからですが、他の地方の町の高等学校も少間口の高校になり、合併や閉校においやられる高校もあります。
道内の人口は14年連続の減少で、550万人以上いた道内人口もとうとうその数字をわってしまいました。魅力ある北海道も、偏りと地方の人口減少で、ただただ地方の人の努力におんぶすることになります。
                 (総務省 都市人口は 2012年3月末「住民基本台帳に基づく人口人口動態調査」による)

★ 北海道人口3大都市 札幌市(190万4千人)、旭川市(35万1千人)、函館市(27万7千人) 
★ 道南(胆振管内)の人口多い都市 苫小牧市(17万4千人)、室蘭市(9万3千人)、登別市(5万1千人) 

政令指定都市 全国に20 人口50万人以上の都市

2012-05-04 21:35:55 | 地理
熊本市がこのほど(2012年4月1日)政令指定都市になり、その数は全国に20都市となっています。
以前政令都市になる為には人口百万人以上と理解していましたが、人口の少ない静岡市や新潟市が入っているのはおかしいと思い調べ直しましたら、都市人口が50万人以上が政令都市になっていることに気付きました。
実際には100万人以上ですが、または近い将来にこれを越えられると見込まれる人口80万人以上の都市。そして、その後合併特例法により、70万人を超える都市も許可になりました。
2003年3月10日発行の「「日本地理」おもしろ雑学」によると、政令指定都市には12都市が挙げられてあり、その年以降に8都市が追加されたことになります。
政令都市の最大の特徴は「区」の設置が出来る事です。国はそれぞれ区役所がおかれ区長がおかれます。
東京は政令指定都市ではありませんが23区があるのは多くの人に知られています。しかし政令指定都市の大半は区の数はあまり知られていません。
次に人口の多い都市の区の数を参考のために紹介しておきます。(人口は2011.2012年の統計です)
横浜市(人口 3688,624人)18区、   大阪市(人口 2670,992人)24区 
名古屋市(人口 2266,121人)16区   札幌市(人口 1906,141人)10区
京都市(人口 734,361人) 11区     
となっています。札幌市は中央区、北区、東区、白石区、豊平区、南区、西区、厚別区、手稲区、清田区の10区です。
政令指定都市の大半は太平洋岸に位置しています。
★同一都道府県にある政令都市
   神奈川県  横浜市、川崎市、相模原市
   静岡県   静岡市、浜松市
   大阪府   大阪市、堺市
   福岡県   北九州市、福岡市

★「北九州市」はかっての5市(門司市、若松市、戸畑市 小倉市、八幡市)が合併して北九州市となりました。その内の小倉が 小倉北区、小倉南区に、八幡が八幡東区、八幡西区となり7区編成となっています。 

北海道 三大温泉とは なんといっても「登別」

2012-03-22 09:44:22 | 地理
温泉には人それぞれの思いがあり、「北海道三大温泉」と云っても上げる温泉は違いがありると思います。大きな建物群のある温泉地は北海道に沢山存在しています。
しかし、多くの人が利用する温泉地が三大温泉として定着しています。
特に全国的に知られる温泉地はなんと言っても「登別温泉」です。昔から知られており、湯の質も豊富(11種類)で、回りには地獄谷、大湯沼の温泉の噴き出す自然の姿を見れる見事な見学地もあります。ここには大きな温泉ホテルも林立しています。
次に函館を抱える「湯の川温泉」があります。後背に抱える函館の人口が大温泉地に成長し北海道三大温泉の一つとして成長しました。そして、三つ目にあげられるのが札幌の奥座敷として知られる「定山渓温泉」です。札幌の人口193万人を抱えていれば大きな温泉ホテルが多く建てられる事になります。

「登別温泉」むかしから知られる温泉です。函館と札幌の中間地にあたり、両地方の人口を集めるなど位置的に恵まれています。各ホテルは札幌からの無料送迎パスも運行しており、格安で温泉に泊まりに行けます。地獄祭りには人が多くやってきます。

「湯の川温泉」函館の奥座敷として発達、有名な温泉ホテルが沢山あります。全道、全国の人を集めての経営が目立ちます。札幌の人にも関心ある温泉地です。

「定山渓温泉」札幌の人は札幌の奥座敷としての認識が高い温泉地です。むかしは札幌から定山渓温泉まで「定山渓鉄道」が通っていましたが、車社会となり、この鉄道も残念ながら廃止になってしまいました。ここでは「カッパ」が売り物で、カッパのモチーフが温泉のところどころに飾られています。5月は鯉のぼりが温泉峡谷に沢山かけられます。
カムイラピットは良く利用する温泉で、札幌から日帰りで利用出来ます。秋には見事なまでの紅葉が鑑賞出来ます。近くに豊平峡温泉というのがあり、大露天風呂が楽しめます。
定山渓温泉の冬季には、本州からの格安で旅行パックが企画されて、札幌国際スキー場へ「スキーツアー」でやってきます。泊まり客に聞きますと、その価格の安さに驚きました。

三大温泉は、温泉の立地には湯の量も主たる要素ですが、利用人口の多さが温泉地を大きくする要因と言えましょう。

日本三大温泉

2012-03-05 11:07:51 | 地理
都道府県の中で一番温泉の多いところはどこでしょうか。一瞬はてなと考えてしまいます。
答えは、「北海道」です。他の都府県と較べて、北海道は面積が広いので当然ということになります。日本は実に温泉の多い国です。
ところで、日本の「三大温泉」はご存じでしょうか。答えは、次の三温泉となります。
○ 別府温泉(大分県)
○ 熱海温泉(静岡県)
○ 白浜温泉(和歌山県)
三つの温泉は、多くの人に知られている温泉です。なぜに有名なのかですが、①湯の量の多さ、②多彩な温泉の質、③風景明媚、④沢山の温泉ホテル・旅館があるところ。などと理由はあるのですが、そこには、他に一番の理由があるのです。
それが、後背に大都市が控えるという位置の立地です。
東京からは熱海温泉、大阪には白浜温泉、北九州(福岡博多・北九州市)からは別府温泉と後背に大都市(大人口)を抱えていることが大温泉として人に知らしめることになっているのです。
カムイラピットは三温泉すべてに泊まりました。特に「別府温泉」は地獄めぐりなどで多くを楽しめるところです。
さて、三大温泉の他に、「日本三大名湯」と言われる温泉もあります。
林羅山による「日本三大名湯」は
○ 有馬温泉(兵庫県)  ○ 草津温泉(群馬県)  ○ 下呂温泉(岐阜県)
です。
また、古くは枕の草子による三大名湯というのがあります。
○ 有馬温泉(兵庫県)  ○ ななくりの湯(三重県 榊原温泉) ○ 玉造温泉(島根県)
です。
残念ながら、カムイラピットは日本三大名湯にはどこにも入ったことがありません。