かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

事故にお気を付け下さい

2012年03月06日 13時49分19秒 | みゆみゆとの生活
昨日の朝、出勤した夫から、メールが。
「駅前で、車にぶつかって腕をけがした。仕事に行く。」という内容。
大丈夫なの?とメールを返したけど、それから音沙汰なく、仕事に行くくらいだから骨がどうとかいう話じゃないだろうと思い、そのままにしていました。

私も昨日は人と会ったりして忙しくしておりまして。
というのは言い訳。

夫が帰宅して、「どうしよう。病院行った方がいいかな?」と聞いてきたのに対して、
「どうした?身体の調子でも悪いの?風邪でも引いた?」と答えてしまった。
「…。歩いてたら車が急にバックしてきて、僕の腕にぶつかってきたんだけど。」
それではじめて思いだす。
「あ。そういえば朝から交通事故に合ったんだっけ?」
「うん、まあね。」

大した怪我ではないようでしたが、手が少ししびれている、ということだったので、念のため整形外科に行って、警察にも被害届を出してくるよう勧めました。
交通事故の怪我は、その時よくても後からしびれなどが出てきて長く病院にかからなきゃいけない、と言う話もよく聞きますから。

近くの整形外科がまだ開いていたので、いってらっしゃい、と見送り。
ふと見ると、みゆみゆが食卓で不安そうにしている。
「ん?どうした?みゆみゆ。不安になっちゃった?」と声を掛けると、堰を切ったように…
「だって、交通事故っていったら、大変なことじゃん!さっきお父さんとお母さんの会話で聞いてた時から、心配で心配でたまらなかったよ お母さん、朝聞いたのに忘れてたなんて、ひどすぎるよー。骨がもしも折れてなくったって、お父さん、きっと痛いんだよ!右利きなのに右手が使えないなんて、かわいそうだよ。」と言いながら、ボロボロ泣いている。

みゆみゆ、あなた、優しい子だね。
抱きしめながら話を聞きました。

すると、泣きついでに、いろんな悲しいことを連鎖的に思い出したらしく、
最近あった友達とのトラブルなど、悲しいことを次々と語り出し、泣きながらご飯を食べていました。
こういう時に、この子は大事な話をするので、しっかり聞いてあげなければいけません。

なんとかいろいろ吐き出して、ごはんも食べ終わり、そうちゃんがおばあちゃんの部屋でビデオを見ている間に習い事に連れて行きました。

夫は、整形外科でレントゲンを撮り、異常はなかったようですが、握力が落ちていた(左55に対し右30)みたいで、診断書をもらってきました。
整形の帰りにみゆみゆのピアノのお迎えに行き、うちへ寄ってから、警察に届けを出しに行きました。

相手の名前・電話番号を聞いておらず、車のナンバーしかわかっていなかったので、駅前に立て看板を設置することになったそうです。
よくある、「○月○日、○時○分ごろ事故が発生しました。目撃された方は連絡を…」とかいうやつ。
警察の方も、ご苦労様です。

今回は大事に至らずよかったですが、やっぱり事故は怖いもの。
春は気持ちが落ち着かなかったり急いでいる人が多いシーズンですから、気をつけなければ。

皆様も、事故にはお気を付け下さいませ。