かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

個別支援計画アンケートと「願い」

2018年04月24日 20時59分50秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんの学校から、「個別の教育支援計画アンケート」をもらいました。
現在の連携と、関係機関、困っていることや相談したいことを、
家庭・教育・医療・福祉・労働進路・その他と分けて書く欄がある。

下の方の欄には、
・今年一年間でお子様に身につけて欲しいと思われることはなんですか?
とある。

うーん、最初に思いつくのは、
 「一人でこぼさずに食事ができるようになってほしい」かな。
具体的すぎるけど、一番困ってることだから。

他にない~?
そうちゃんに「こうなってほしい」と願うこと。

そうつぶやいたら、夫が唐突にこれを歌い出した。

「願い」ロバート秋山

爆笑。
中断。
願いはそれだけと言っておきながら次々欲望出てくるの、面白い。

みゆみゆがさっそくメロディに乗せて歌ってみる。
「ごはんをこぼさずに食べてみたぁーい♬」

気を取り直して考える。
あとの願いは・・・
 「大声や突然部屋を飛び出すなどの衝動的な行動が減ってほしい」
 「余暇や空き時間を過ごせる楽しみを見つけてほしい」

うん、こんなもんかな。
何年もずっと、この3つがそうちゃんの大きな課題だ。

最後の欄はこれ。
・学校を卒業した後、お子様にはどのような生活を送ってほしいですか?

ロバート秋山の「願い」がこだます中、一生懸命考えて書いたよ。
 
 「安定したスケジュールの中、簡単な作業をし、人に愛され、穏やかに安心して暮らせる生活」
 「楽しめることが増え、人と関わりながら日々を送ってほしい」

この2月に6日間40℃の熱が続いて、病気がずっと治らず本当に心配をしたので、
ともかく元気でいてくれればいいと、本当はそれだけでいいと、思ってる。

けど、何かを身に着けたり、将来を考えたりも、やっぱりしなきゃいけないね。
そうちゃんも立派な思春期。
おとなの階段に、一歩足かけてますから。