かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

グループホーム見学

2021年09月01日 21時34分15秒 | みゆみゆとの生活
始業式を終えたそうちゃんを連れて、グループホームの見学に行ってきた。
隣の市に昨年できた、「日中支援グループホーム」です。
定員20名のうち、空きは男性2名、女性1名とのこと。
そうちゃんが卒業する2年半後に空き室がある可能性は低い。
でも、同じ法人で今後も数軒開設予定とのことで、その情報も聞いてきました。

ここで少し解説を。
一昔前までは、親が面倒を見られなくなった重度の障害者は施設入所するのが一般的でした。
施設は規模が大きく(数十人~百人)、地域から隔離された場所で特定の人とのみ関わって一生を送ることが多かったのです。

最近の地域移行の流れで、大規模施設は新規では建てられず、老朽化での閉鎖されるなど、どんどん数が減っています。
代わりに増えてきているのが、グループホーム。
空き家利用などで、シェアハウスのような様式のところも増えました。
ですがそういった従来のグループホームは、比較的軽度~中度の人を対象としており、昼間は職員はいないところがほとんど。
1ヶ所そのタイプを見に行ったこともあるけど、これはそうちゃんには無理だなー、という感じでした。

で、最近でき始めているのが「日中支援型グループホーム」。
重度の人も受け入れ、昼間も職員が常駐していて仕事に行けない日でも支援してくれる、というもの。
今日見てきたところはそのタイプでした。

区分で言えば、3以上。できれば4以上の方が対象、とのこと。
ちなみに障害支援区分というのは、生活介護や短期入所を使う人は18歳になる前(もしくは高等部卒業前)に調査があり、決定されるものです。
数字が高いほど支援度が高い。
(そうちゃんは、まず3以上はつくとは思っています。)

今日見に行ったグループホームは、主に精神障害と身体障害の方が入所されているとのこと。
たまたま知的障害の人はいないと。

給食3食完備、全個室6畳、新築できれい。
とても魅力的でしたが、ここに入れる可能性は低そうでした。
ショートステイは使えそうだけど、今はコロナで利用停止中みたいでした。

グループホーム見学に言った時のそうちゃんの様子はまた明日書く。
ああ、有意義だった。
眠くて仕方ない。
おやすみなさい。