想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

英語、リスニングとスピーキングの上達には?

2025年01月11日 | エッセイ
リスニングとスピーキングの上達には、シャドウィングがとても効果的ですね。英語を「耳で覚える」ことが、自然な発音やリズムを身につける近道です。ユーザーのように、センテンス全体を丸ごと覚える方法は、実際の会話でも役立ちます。単語単位ではなく、フレーズや文章をそのまま取り入れることで、自然な流れで話せるようになります。

さらに、シャドウィング以外にも効果的な方法がありますので、いくつかご紹介します。

1. オーバーラッピング(Overlapping)

 音声と同時に発音する方法です。シャドウィングは「聞いてから話す」のに対し、オーバーラッピングは「同時に話す」ので、発音やリズム、イントネーションをより正確に真似ることができます。英語の歌の歌詞でも実践できますよ。

2. ディクテーション(Dictation)

 聞こえた英語をそのまま書き取る練習です。細かい音やフレーズの聞き取り力がアップします。最初は短いフレーズから始めて、徐々に長い文章に挑戦すると良いでしょう。

3. チャンクで覚える(Chunk Learning)

 単語ではなく、「まとまり(チャンク)」で覚える方法です。たとえば、
 - I’m looking forward to it.(楽しみにしているよ)
 - Could you give me a hand?(手伝ってくれる?)
 など、よく使うフレーズをそのまま覚えることで、スムーズに会話ができます。

4. 英語の歌でシャドウィング

 好きな洋楽を使って歌詞のシャドウィングをするのも効果的です。特に、70〜80年代の曲はメロディーがはっきりしていて、発音も比較的聞き取りやすいです。ビートルズやカーペンターズなどがオススメです。
 私は最近「思い出のサンフランシスコ
「ケセラセラ」「テネシーワルツ」はカラオケでも歌える様になりました。後は少しずつレパートリーを増やしています。
5. ポッドキャストやオーディオブックの活用

 興味のある内容の英語ポッドキャストやオーディオブックを聞いて、内容を真似するのも効果的です。スクリプトがあるものを選ぶと、聞き取れない部分を確認できて便利です。

6. フォトリーディング(PhotoReading)?

 「フォトなんとか」というのは「フォトリーディング」のことかもしれません。これは速読の一種で、視覚情報を一瞬で取り込む方法ですが、英語のリスニングとは少し違うかもしれません。英語学習では「イメージで捉える」感覚が役立つので、単語の意味よりもシチュエーション全体を想像しながら聞くと良いでしょう。

リスニング力が高まると、自然とスピーキングにも自信がつきます。英語の音やリズムに慣れることで、無理なく言葉が出てくるようになります。楽しく、無理のない方法で続けてみてくださいね。
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英会話の基礎は、まず、リスニングから

2025年01月10日 | エッセイ
 英語が世界の共通のと言われて久しいのですが、私たち日本人にとって、ネイティブの発する生きた英語を理解すると言う事はとても大変だと言われてますね。

 私たちが昔、中学で習った英語は、リスニングとスピーキングにおいて全然役に立っていないということに最近気づきました。気づきが遅かったなと反省をしていますが、進歩は遅いのですが、まだまだ頑張ればできると思っています。

 英語は多くの人が話せるようになりたいと思っていますよね。あの人とコミュニケーションが取れたらいいな。そんな思いがあるからこそ、「話すこと」は最終的に大事なことだと思います。

 でも、その前に大切なのはリスニングです。相手が何を言っているのか、音としてしっかり理解することが重要です。

 私たちはどうしても机に向かって英語を学ぶことが多く、アルファベットや単語を目で見て覚える学習に偏りがちです。しかし、目で見て読むことは少し横に置いて、まずは耳でたくさんの英語を聞くことが大切だと思います。

 昔はノートもなく、言葉も以心伝心で伝わっていました。赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいるときから声を聞き、声のシャワーを浴びることで自然とイントネーションや言葉を覚えていきます。子どもが話せるようになるのも、まずは「聞くこと」から始まるのです。

 だからこそ、英語もまずリスニングを第一に考えるべきだと思います。話そうとするよりも、どんどん英語を聞く。そうしているうちに、自然と「話したい」という気持ちが湧いてくるはずです。そのとき、リスニングで聞いた言葉やフレーズが脳のどこかに蓄積されていて、自然に発音もできるようになるのだと思います。

 私はとにかく、文字に頼らず耳だけで英語を覚える訓練が大切だと感じています。日本の英語教育は「This is a pen.」のように文字中心で学びますが、それでは耳が鍛えられません。目で読んで覚えるのではなく、音として英語を捉えることが必要です。最近よく耳にする「シャドーイング」は、そうした学び方にとても効果的だと思います。

 調べましたら、チャンクで覚える(Chunk Learning)が出ていました。これは、単語ではなく、「まとまり(チャンク)」で覚える方法です。たとえば、
 - I’m looking forward to it.(楽しみにしているよ)
 - Could you give me a hand?(手伝ってくれる?)
 など、よく使うフレーズをそのまま覚えることで、スムーズに会話ができます。

 また、洋楽も英語学習にとても役立つと思います。私たちは英単語を1つずつ覚えようとしがちですが、実際の会話では単語ではなく、フレーズごとに理解することが大切です。たとえば、「How are you?」は1つのまとまりとして単語の様に耳に入れておくことが重要です。単語いくら覚えても文章としての英語がわからなければ理解できないですね。

 こうしてしっかりとフレーズが頭に入れば、自然と話したくなり、自分の気持ちや考えを相手に伝えたくなるはずです。最初は単語を並べるだけでも構いません。状況に応じて相手に伝わりますし、続けていくうちにもっと自然な表現ができるようになります。

 私は、これまでの日本の英語教育が「耳」ではなく「目」に頼りすぎていたと感じています。アルファベットの読み書きではなく、英語の音や発音の感覚を身につけることが大切です。これが「フォニックス」という学び方に近いのかもしれませんね。

 77歳になり、聴力の衰えも感じています。特に4000ヘルツの音が聞こえにくくなり、日本語でも相手の言葉が聞き取りづらくなっています。ですが、耳を使った英語学習を続けることで、少しずつでも力がついていくのではないかと思います。
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物と心の違いとは

2025年01月03日 | エッセイ
 コロナ6年1月3日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

 ふと、こんなことを考えました。物と心の違いについてです。

 ものというのは、時が過ぎれば必ず壊れていきます。地球上において「壊れないもの」は存在しません。自然界のものはいつか生まれ、そして必ず終わりを迎える――それが自然の摂理です。

 しかし、一方で心というのは不思議な存在です。心や信念は、形がないため壊れることがありません。もちろん、心がぼやけたり弱くなることはあるかもしれませんが、自分が持ち続けている限り、それは永遠に続いていく。形がないからこそ、物理的な損壊からは自由であり、むしろ永遠性を持つのではないかと考えます。

 人間は形あるものとして存在する
私たちの肉体は、赤ちゃんとして生まれ、成長し、老いて死んでいきます。肉体は形あるものなので、ものと同じように、時間の流れの中で劣化していくのは避けられません。

 ですが、心は老いないのです。自分の心が鮮やかであり続ける限り、それは若さを保つことができます。心や思想、宗教、信念などの無形のものは、形を持たないからこそ時の流れに縛られないのです。

 形あるものはいつか壊れる運命にあります。しかし、形のない心や考え、信念は続いていく。だからこそ、生きている間に形あるものの中でそれをどのように形成していくが大切だと感じます。

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具体と抽象の間にある不思議

2025年01月03日 | エッセイ
 コロナ6年1月3日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

ある日、ふと思ったんです。図形って、本当に不思議なものだなと。正方形、三角形、五角形、円…。私たちの頭の中でははっきりとイメージできるし、紙に描いたり模型を作ったりして形にすることもできますよね。でも、その図形そのものを取り出そうとするとどうでしょう?

たとえば、「円」という概念。それを「ここにある」と手に取って見せることはできません。紙に描けば「円を表現したもの」になりますし、コンパスで作った形もあくまでその表現の一つ。円そのものではありません。つまり、図形は概念として存在しているだけで、厚みや重さを持つ物体としては存在しないのです。これに気づいたとき、私は改めてその不思議さに驚きました。

同じように、数字や文字も不思議な存在です。「1」や「2」、「A」や「B」も記号として存在していて、私たちはそれを理解し使いこなします。しかし、それ自体を物理的に取り出すことはできません。紙に書けば「記号の表現」になりますが、「記号そのもの」ではないのです。

これらはすべて、「抽象」という世界に属しているものです。具体的なものではなく、概念や記号、イメージとして存在するだけ。それが私たちの生活や学問に深く関わっているなんて、とても面白いと思いませんか?

こうした「抽象」の存在に気づくと、数学や哲学の世界がより奥深く感じられます。具体的なものを超えた「抽象的な美しさ」が、そこには広がっているのです。そしてそれは、私たちが普段何気なく使っている記号や形の中にも隠れている。不思議で、少し感動する発見でした。

みなさんも、身近なものの中にこうした「不思議」を感じたことがありますか?
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変わらぬもの、移ろうもの、心の旅人

2024年12月26日 | エッセイ
 コロナ5年12月26日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

 最近、AIの進歩には目を見張るものがあります。昨日できなかったことが次の日にはできるようになる――まさに驚異的な速度で変化が進んでいます。「AIが人間に近づいている」「人間を超える」といった言葉も聞かれるようになり、この目まぐるしい変化の中で、私はふと「不易流行」という言葉を思い浮かべます。

 芭蕉が旅の中で見つめた「不易」と「流行」は、私たちが新しい技術や価値観を受け入れながら、変わらない大切なものを守る姿勢と重なるように感じます。技術革新が続く現代においても、心の中に「不変の核」を持ちながら、移り変わる世界の流れを柔軟に受け入れることが、私たちの生きる指針となるのではないでしょうか。

 変わらないものがあるからこそ、変化は意味を持ちます。そして、変化を受け入れることで、不変の価値を改めて見出すことができます。忙しい日々の中でも、私たちは芭蕉が示したこの調和の知恵を手がかりに、より良い未来を探ることができるのだと思います。

 不易と流行を追い求める心の旅人として、私は変わらぬものに心を託しつつ、移ろうものに目を向けていきたい。技術の進化がもたらす新しい可能性を受け入れつつ、その先にある「変わらないもの」を見つめ直すことで、豊かな人生の風景を描けるように思います。

 芭蕉の「不易流行」という言葉は、どんな時代にも心の道しるべとして、静かに灯りをともしてくれる存在です。変化の波が押し寄せる今だからこそ、その知恵がより一層私たちの心に響いてくるのかもしれません。
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