今ほど、個人だけの生き方をいう時代はかってなかったのでしょう。それだけ、個人という単位でものを考えることができる時代になったからでしょう。<o:p></o:p>
さて、私たちの生活は、個人だけで成り立っているのでしょうか。いえ、違います。個人といえども、他との関わりの上に成り立っているのです。どうも、個人が独立して存在するような錯覚を抱いている風潮があります。個人の尊厳は憲法でも認めていますが、ちょっと引いて見れば、それは大きな関連の中に個人があることがわかります。医療も個人という枠の中でなく、生命は世代を超えて繋がっているという視点から考えていく必要があるのではないでしょうか。個人が生きて、次世代が滅ぶことがないようにしたいものです。両者はwin-winになるような関係がいいと思います。<o:p></o:p>
この点、少子高齢化は大きな問題です。生まれてくる子が少なく高齢者が多いということは由々しき問題です。植物でいえば、花の咲かない老木ばかり多く、花を咲かせ種子を実らせることはありません。深刻な問題です。高齢者も自分たちのことばかりでなく、芽が出やすい環境を次の世代に整えることに力点を移していくべきであります。人生経験は沢山ありますので土作りならできます。そして、その種が安定して何世代にもつながっていくようにすることです。間違っても、足をひっぱることがないようにしたいです。<o:p></o:p>
前期高齢者の仲間入りをした以上、その辺のことを今後考えて行きたいと思います。<o:p></o:p>
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