秋も日増しに深まり
ふと 足下に 目をやれば
十二単(じゅうにひとえ)の
傍らに 一つ
サンシュウの葉が
紅葉となり
十二単に 抱かれるように
佇んでいた
サンシュウの葉は
表裏を見せ
両手を絡ませ
そこに佇んでいた
永遠の眠りにつこうとして
※紅葉の周りにある草花が「十二単」である。
これがサンシュウの実です。
これがサンシュウの花です。春を告げる花で毎年我が家では咲いてくれます。
秋も日増しに深まり
ふと 足下に 目をやれば
十二単(じゅうにひとえ)の
傍らに 一つ
サンシュウの葉が
紅葉となり
十二単に 抱かれるように
佇んでいた
サンシュウの葉は
表裏を見せ
両手を絡ませ
そこに佇んでいた
永遠の眠りにつこうとして
※紅葉の周りにある草花が「十二単」である。
これがサンシュウの実です。
これがサンシュウの花です。春を告げる花で毎年我が家では咲いてくれます。
この時期になると、毎年石蕗(つわぶき)の花がさきます。漢字の名前も情緒がありますが、ひらがなで書く「つわぶき」も、いい感じです。この時期の黄色が暮れかかった秋にひときわ清涼感を与えてくれます。
私はどちからというと、原色よりもパステルカラーが好きです。そして、はっきりくっきりよりファージーが好きです。そこにはゆとりがあります。心の広さを感じます。
ところで、私が喫茶店をやるとすれば、山野草を飾り、クラシック音楽やバロック音楽をかけながらコーヒーを飲む。そんな喫茶店が浮かんで来ます。
NHKFMに「日曜喫茶室」と、いう番組があります。著名人を招いておしゃべりあり、飲み物あり、音楽ありの番組です。よく、ドライブしながら息抜きで聞いています。そんなすてきな喫茶店でももてたら楽しいですね。そこへ行けば気のあった人と出会え、気のあった音楽が聴け、心の癒しになる。そんな喫茶店がいいですね。
クラシックもいいけど、日本的な雅な琴の音もいいです。六段の曲が流れ、茶道をたしなむ、和洋折衷でどちらもうまく解け合った喫茶店、想っただけですてきなことですね。
そこには空間があり、情趣があり、癒しがあり、悠久の時間が流れている。時はあたかも止まっているのではないかと錯覚すらする空間、そんなのユートピアかな。
そこに行くと本物に出会える。そんなお店も実現できないことはない気がする。
東洋と西洋がそこには見事に調和する。人間と他生物が共存する。そんな素敵な場があったらいいですね。
来年の初夢をもう見てしまいました。とにかく、たのしいことを見つけて永遠(とわ)の歩みを進めて行こう。人生は前向きに、そして、自分で切り開き作っていくのだ。その後に道ができる。
※携帯のカメラで写しているので、黄色が上手にでません。もっと、いいカメラがほしいです。残念です。
下のはコミュニティセンターに飾りました。それを見て「私も山野草をやっているんですよ。」と、いうお話を聞くと正直うれしくなります。
この時期、ぎぼうしの花も素朴でいいです。
「われもこう」の花も咲いています。名前の響きもなんとも優雅でいいです。当時の人のネーミングのセンスがすばらしいです。平安の時代に戻ったような気がします。紫式部でも出てきそうです。
先日、尖閣列島沖で起こった映像流出、なぜ、それを日本は秘密として隠しておかねばならなかったのか。不思議でならない。思い切ってすぐ放映し、国民の議論に任せればよかったのに、犯罪として提起する問題となってしまった。こんなことをやっていたら政府も国民から見放されていく。
本来、万機公論に徹する問題であった。当人は保安庁に勤める者と聞いているが、このまま、この映像を隠しておいていいのだろうかと自問自答した上の結論だったにちがいない。
政府の不手際で犯罪者を出さなくてもいい問題なのに犯罪者まで出すような羽目になってしまった。
しかし、この問題は国家公務員法の守秘義務に当たるかどうかの問題も提起している。日本は民主主義の国なので、この問題も多いに議論していいのだろう。
多分、無罪となり、損失を被るのは政府だろう。もっと、民の声を聞いた政治を進めてほしい。早くから情報開示をしていればこんなことにはならなかったと思う。こういう意見が国民の大多数のようだ。
ここが「みねだ会館」の和室です。障子に写る影や光が何ともいえない日本の情緒を感じさせてくれています。
格子になっている所もいいです。夏の頃には障子の良さがわからなかったのですが、寒くなるにつれ障子の光のやわらかさに惹かれていきます。ガラス越しの光と違って白黒つけないファージーの所がいいのでしょうか。世の中、白もあれば黒もあり灰色もありますものね。
野菜はもともとは食べるものなのですが、この時期畑では野菜の花も沢山見られます。植物ですので当然花が咲くわけですが、心して見ると花もまた風情があります。
これはバジルの花です。香りがよく肉料理にもよく合うようです。花は紫蘇に似ていますが、香りはそれより上品です。地味な花です。
これは芙蓉の花にそっくりです。オクラの花です。花だけでも価値がありますね。ここのところの冷え込みでついに実があまりならなくなりましたが、沢山とれてオクラはみんなにあげました。天ぷらがおいしいです。
エシャレットの花です。かわいらしいです。エシャレットは現在らっきょう付けにして冷蔵庫に保管されていますが、畑にはまだ、沢山植えられています。
ピーマンの花です。最近のピーマンはあまり苦くなくなりました。野菜炒めなどにおいしいです。寒くなりそろそろ収穫も危ぶまれてきました。
朝顔とそっくりな花が咲きました。サツマイモの花です。朝顔と親戚だということが
花を見てもよく分かります。いつも根ばかり食べていますが、花にも着目する必要があります。めったにこの花にはお目にかかれません。よっぽど気分がよかったのか咲いているのを見つけました。
野菜作りをしていると、花に注目することは滅多にないのですが、こうして眺めると野菜の違う一面が見えて来ます。人生、華々しく見える影にこういう一面があるということも大切なことだとつくづく思います。植物全体をこうしてとらえて見ることが大切だなと思わずにいられませんでした。
こうして見ていると野菜の花も楚々としてきれいです。