前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

農水省新事業の問題点、農民連が福井県と交渉。3.11さよなら原発福井県集会、福島からの報告者決まる。

2012年02月22日 | Weblog
      昨日は、農民連の福井県交渉に同席しました。農民連からは玉村会長はじめ各地の農業者らが参加。農業者でもある栄大野市議、上原敦賀市議、猿橋おおい町議も参加。県側は斉藤企画幹らが応対しました。

交渉内容は、農水省がすすめる戸別所得補償経営安定推進事業について、「10~30ヘクタールへの規模拡大が地域におよぼす影響」「地域農業マスタープランによる農地集積協力金は農家を生産からしめだすのではないか」などについて県の見解をただしました。
 県側は「次の世代に農地を守っていくためには規模拡大が必要であり、集落で話し合い、実態に応じた形にしてほしい」「県としては地域農業サポート事業をつくり支援している」などと答えました。

 農業者のみなさんからは「TPP前に準備しているのではないか」「この事業で10aあたりの所得の見込みは」「コシヒカリで賞をとった。目標も収益だけではなく、『分けて欲しい』といわれるような農業が必要」などの質問や声がだされました。
 県は「TPP前提の事業ではない」「TPPでも生き残る作戦を」と言いますが、コメ生産の9割が破壊されかねないTPPという「土俵づくり」そのものが間違っているのです。
 真剣に農業と将来を模索探求している農業者に応える農政が求められていると痛感しました。

      その後も、鈴木福井市議、山本敦賀市議らとともに、長寿福祉課の橘課長らに県が策定中の介護の計画の内容をお聞きし、介護・国保での意見交換、道路に関する相談、自治体問題打ち合わせ・・・とつづきました。


                
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勝手に原発動かさないで!【3.11さよなら原発福井県集会 in つるが】へご参加をよびかけます

●【3.11さよなら原発福井県集会 in つるが】講演者決まる!伊藤達也・原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員に。

    昨年、日本ジャーナリスト会議(JCJ)がすぐれたジャーナリズム活動におくる「2011年度JCJ特別賞」を受賞した「原発問題住民運動全国連絡センター」の伊藤達也筆頭代表委員(福島県在住)が福島県からの報告をおこないます。ぜひ、お聞き下さい。

●集会内容
期日 2012年3月11 日(日) (参加費無料)
会場 プラザ萬象(敦賀市東洋町1番1号)
[スケジュール]
11:30 開場・プレ企画①-中、小会議室
     ・自然エネ・省エネ展示&書籍販売
     ・スライドショー&私も一言ポスター発表
12:00 プレ企画②-大ホール
     ・演劇「岬~PUNTA LAVAPIE~」
       出演・劇団「ドラゴンファミリー」(勝山市)
13:30 福井県集会-大ホール
     ・プロローグ:ライブ音楽と合唱
     ・福島/地元・敦賀市からの訴え
     ・黙とう
     ・個人・団体によるリレートーク
16:00 さよなら原発市民パレード
(17:00終了)


●福井市内から集会参加への往復バスがでます。
会場の駐車場には限りがありますので、ぜひ、バスをご利用下さい。
 バス代・昼食代で2000円です。学生は1000円。
お問い合わせ・お申し込みは日本共産党福井市委員会 0776-27-1380 まで。