NHK・・・・高浜原発3号機 定期検査で停止へ
福井県にある関西電力高浜原子力発電所3号機は、定期検査のため、原子炉を止める作業を20日夕方から始める予定です。
高浜原発3号機が止まると、関西電力の原発すべてが停止することになり、全国でも運転中の原発は54基中2基のみとなります。
関西電力は、高浜原発3号機の定期検査に入るため、20日午後4時半ごろから原子炉の出力を下げる作業を始め、深夜に発電を止めたうえで、21日未明には原子炉を停止する予定です。
高浜原発3号機が止まると原発11基すべてが停止する関西電力は、来月23日まで去年より10%の節電をするよう家庭や企業に要請しています。
また、全国では原発54基のうち52基が停止して、運転中のものは2基のみとなり、この2基も4月下旬までに止まることになっています。
一方、原発の運転再開を巡って、国の原子力安全・保安院は、関西電力の大飯原発3号機と4号機について、再開の判断の前提となる「ストレステスト」の「結果は妥当だ」とする最終評価を、今月13日、全国で初めてまとめています。
運転再開の是非は、政府が最終的に判断することになりますが、地元自治体の了解も必要です。
しかし、福井県などは「ストレステストの結果だけでは不十分だ」としているほか、東京電力福島第一原発の事故を踏まえた新たな安全基準を国に求めていて、国が地元にどのように示していくのかが問われています。
全国の原発の状況は
高浜原発3号機が停止したあと運転している原発2基は、▽新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発6号機が、来月26日に定期検査に入るほか、▽北海道にある北海道電力泊原発3号機も4月下旬に停止する予定です。
今後、運転を再開する原発がなければ、4月下旬に国内のすべての原発が止まることになります。
こうしたなか、電力会社によりますと、電力の供給量に対する使用率は、今月2日に各社でこの冬の最高を記録し、▽四国電力で97%、▽九州電力で96.7%、▽関西電力で93%に上ったということです。
電力各社は、余った電力を互いに融通し合ったり、老朽化で止めていた火力発電所を再び動かしたりしていますが、火力発電所のトラブルも起きています。
一方で、運転の再開に向けた動きも進んでいます。
国の原子力安全・保安院は、福井県にある関西電力大飯原発3号機と4号機について「ストレステスト」の「結果は妥当」とする最終評価を原子力安全委員会に報告しています。
原子力安全委員会は、外部の専門家を含む会議を21日に初めて開き、保安院の評価が妥当かどうかの検証を始め、来月末までに検証を終えることにしています。
「ストレステスト」は、16基の結果が国に提出されていますが、政府が再開の是非を最終的に判断したり、地元自治体が了解したりしたケースはなく、運転再開の見通しはいずれも立っていません。・・・・・・・・
今日は福井県内の全原発が停止する日ということになるが、原子力安全保安院が県が設置した専門委員会に報告にくるということで再稼働に向けた動きも露骨に強まることになる。しっかりと注視していきたい。
さて、昨日は原発問題での学習会の講師や地域訪問などでした。
学習会は弁護士さんの団体・自由法曹団で、私は、大飯3,4号機をめぐる情勢や関西電力・自治体・住民運動の現況、県内での原発の推進体制、地方財政・地域振興策、福井の原発がより危険なわけ、などについてお話しさせていただきました。
弁護士のみなさんからは「知事の同意と法令上の根拠」「知事がもとめる暫定基準」「周辺自治体との関係」「原発後の地域の手当はどう考えるのか」などなどたくさんの質問が相次ぎました。
本当に久しぶりに近藤忠孝元参議院議員とも再会できました。先日、京都の事務所をおたずねした際はお留守でお会いできませんでした。参議院議員時代に福井にこられた時は、わたしが運転して移動して、民商の会員さんのお店をわざわざ指定されておろしそばをごいっしょに食べたことなど思いだしました。
先生からはさっそく「この本は読んだか?」と聞かれ、「読んでません」と答えると、「関係のところをコピーしてきたよ」と渡されました。いつまでも教えていただき感謝です。
福井県にある関西電力高浜原子力発電所3号機は、定期検査のため、原子炉を止める作業を20日夕方から始める予定です。
高浜原発3号機が止まると、関西電力の原発すべてが停止することになり、全国でも運転中の原発は54基中2基のみとなります。
関西電力は、高浜原発3号機の定期検査に入るため、20日午後4時半ごろから原子炉の出力を下げる作業を始め、深夜に発電を止めたうえで、21日未明には原子炉を停止する予定です。
高浜原発3号機が止まると原発11基すべてが停止する関西電力は、来月23日まで去年より10%の節電をするよう家庭や企業に要請しています。
また、全国では原発54基のうち52基が停止して、運転中のものは2基のみとなり、この2基も4月下旬までに止まることになっています。
一方、原発の運転再開を巡って、国の原子力安全・保安院は、関西電力の大飯原発3号機と4号機について、再開の判断の前提となる「ストレステスト」の「結果は妥当だ」とする最終評価を、今月13日、全国で初めてまとめています。
運転再開の是非は、政府が最終的に判断することになりますが、地元自治体の了解も必要です。
しかし、福井県などは「ストレステストの結果だけでは不十分だ」としているほか、東京電力福島第一原発の事故を踏まえた新たな安全基準を国に求めていて、国が地元にどのように示していくのかが問われています。
全国の原発の状況は
高浜原発3号機が停止したあと運転している原発2基は、▽新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発6号機が、来月26日に定期検査に入るほか、▽北海道にある北海道電力泊原発3号機も4月下旬に停止する予定です。
今後、運転を再開する原発がなければ、4月下旬に国内のすべての原発が止まることになります。
こうしたなか、電力会社によりますと、電力の供給量に対する使用率は、今月2日に各社でこの冬の最高を記録し、▽四国電力で97%、▽九州電力で96.7%、▽関西電力で93%に上ったということです。
電力各社は、余った電力を互いに融通し合ったり、老朽化で止めていた火力発電所を再び動かしたりしていますが、火力発電所のトラブルも起きています。
一方で、運転の再開に向けた動きも進んでいます。
国の原子力安全・保安院は、福井県にある関西電力大飯原発3号機と4号機について「ストレステスト」の「結果は妥当」とする最終評価を原子力安全委員会に報告しています。
原子力安全委員会は、外部の専門家を含む会議を21日に初めて開き、保安院の評価が妥当かどうかの検証を始め、来月末までに検証を終えることにしています。
「ストレステスト」は、16基の結果が国に提出されていますが、政府が再開の是非を最終的に判断したり、地元自治体が了解したりしたケースはなく、運転再開の見通しはいずれも立っていません。・・・・・・・・
今日は福井県内の全原発が停止する日ということになるが、原子力安全保安院が県が設置した専門委員会に報告にくるということで再稼働に向けた動きも露骨に強まることになる。しっかりと注視していきたい。
さて、昨日は原発問題での学習会の講師や地域訪問などでした。
学習会は弁護士さんの団体・自由法曹団で、私は、大飯3,4号機をめぐる情勢や関西電力・自治体・住民運動の現況、県内での原発の推進体制、地方財政・地域振興策、福井の原発がより危険なわけ、などについてお話しさせていただきました。
弁護士のみなさんからは「知事の同意と法令上の根拠」「知事がもとめる暫定基準」「周辺自治体との関係」「原発後の地域の手当はどう考えるのか」などなどたくさんの質問が相次ぎました。
本当に久しぶりに近藤忠孝元参議院議員とも再会できました。先日、京都の事務所をおたずねした際はお留守でお会いできませんでした。参議院議員時代に福井にこられた時は、わたしが運転して移動して、民商の会員さんのお店をわざわざ指定されておろしそばをごいっしょに食べたことなど思いだしました。
先生からはさっそく「この本は読んだか?」と聞かれ、「読んでません」と答えると、「関係のところをコピーしてきたよ」と渡されました。いつまでも教えていただき感謝です。