昨日は福井県議会の代表質問で、原発再稼働問題や新幹線問題などで議論がスタートしました。
私の一般質問は、明日3月1日、午前11時からです。
原発問題、新幹線と並行在来線JRからの経営分離問題、消費税増税問題や国保など暮らしと安全の課題を取り上げる予定です。
ぜひ、傍聴においでください。また、福井県議会インターネットでも生中継と録画中継がおこなわれますので、ご覧ください。
★
NHK・・・原発再稼動には国が責任を
2月定例県議会は、28日各会派の代表質問が行われ、議員の1人が西川知事に対し県が国に求めている暫定的な安全基準の提示を今後どのように働きかけていくのかただしました。西川知事は「原発の再稼動については国みずからが原子力発電の意義や再稼動の必要性について責任をもった表明をすることが重要だ」と述べました。また「防潮堤の設置など中期的な対策については工程も明らかにすることが重要だ」と指摘し、現在行われている国の審議を基に具体性を持った安全基準にすべきだという考えを示しました。このほか、原発の運転を40年に制限する法案について「科学的根拠や運転延長を認める明確な基準を決めていない」と問題点を指摘しました。・・・・・・・・
福井新聞・・・・・北陸新幹線、実務急ぎ年度内認可を 福井県議会で知事訴え
西川・福井県知事は28日の県会代表質問で、北陸新幹線の敦賀までの新規着工の認可について国土交通省の小委員会の審議内容や国の動向を注視しているとし「年度内の認可に向けた実務を急いでほしい」とあらためて訴えた。沿線自治体と意思統一を図り、認可着工に向けた準備を進める考えを示した。
前田康博議員(自民党県政会)の質問に答えた。
知事は「国交省の小委員会は3月中に結論を得る。国交相も年度内の認可決定に向けた発言をされている」と説明。並行在来線の経営分離に向けた沿線市町の合意形成、用地取得の体制整備を進めたいとした。
3年後の金沢開業に向けては、石川、富山と連携を進め北陸全体として売り込んでいく必要があると指摘し「本県の観光、産業振興、企業誘致などの対策をスケールアップしていく」と述べた。JR西日本に対しても、特急の利便性の維持、早朝、深夜の時間帯の運行を働き掛けるとした。
野田富久議員(民主・みらい)は「まちづくりや交通アクセスなどの受け皿づくりを急ぐ必要がある」と指摘。知事はまちづくり、交通ネットワークの整備を本格的に始める大事な時期と強調。「あわら、敦賀市では駅舎や駅前広場などの整備が進んでおり、越前市では将来のまちづくりを議論する懇話会の設置が予定されている」とし、沿線市町の取り組みを後押しする考えを示した。・・・・・・・・
原発問題では、国側のしっかりした提案がないなかで議論はすすめようがないというのがいまの現状です。
しかし、報道によれば自民党県政会は原子力安全保安院を議会によんで説明を聞くべきだ、と再度、田中議長に申し入れたようです。
これは議会開会前に、「自民党の要請をうけて、開会日に保安院の説明を聞きたい」との田中議長の提案が各派代表者会議でしめされましたが、自民党以外の会派が賛成せず、見送りとなったものです。
状況の新たな進展がないなかで、数日前の各派代表者会議での結論を覆すようであれば、田中議長の責任が問われます。また、自民党も各派代表者会議の結論をいったんは受け入れておきながら、覆すならば、責任が問われます。
このような重大な問題でふらふらするようでは、国から足下をみられるでしょう。
議会によぶのであれば、せめて知事が求めている「暫定基準」がしめされた時なら、その内容を聞き、チェックするという議会の仕事が果たせるでしょう。
それが出されていない段階では、たとえば県の安全専門委員会の出席を求めて、国の説明内容と委員会での議論の到達点を議会としてお聞きする、ということなどを考えたらどうでしょうか。
★
神明神社での柳家喬太郎師匠独演会は超満員のすごさ。大入り袋が配られました。「小言幸兵衛」、「白日の約束」、「抜け雀」でおおいに堪能しました。福井は10数年ぶりという師匠。大熱演ありがとうございました。また、スタッフのみなさん、いつもお疲れ様です。ありがとうございました。
私の一般質問は、明日3月1日、午前11時からです。
原発問題、新幹線と並行在来線JRからの経営分離問題、消費税増税問題や国保など暮らしと安全の課題を取り上げる予定です。
ぜひ、傍聴においでください。また、福井県議会インターネットでも生中継と録画中継がおこなわれますので、ご覧ください。
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NHK・・・原発再稼動には国が責任を
2月定例県議会は、28日各会派の代表質問が行われ、議員の1人が西川知事に対し県が国に求めている暫定的な安全基準の提示を今後どのように働きかけていくのかただしました。西川知事は「原発の再稼動については国みずからが原子力発電の意義や再稼動の必要性について責任をもった表明をすることが重要だ」と述べました。また「防潮堤の設置など中期的な対策については工程も明らかにすることが重要だ」と指摘し、現在行われている国の審議を基に具体性を持った安全基準にすべきだという考えを示しました。このほか、原発の運転を40年に制限する法案について「科学的根拠や運転延長を認める明確な基準を決めていない」と問題点を指摘しました。・・・・・・・・
福井新聞・・・・・北陸新幹線、実務急ぎ年度内認可を 福井県議会で知事訴え
西川・福井県知事は28日の県会代表質問で、北陸新幹線の敦賀までの新規着工の認可について国土交通省の小委員会の審議内容や国の動向を注視しているとし「年度内の認可に向けた実務を急いでほしい」とあらためて訴えた。沿線自治体と意思統一を図り、認可着工に向けた準備を進める考えを示した。
前田康博議員(自民党県政会)の質問に答えた。
知事は「国交省の小委員会は3月中に結論を得る。国交相も年度内の認可決定に向けた発言をされている」と説明。並行在来線の経営分離に向けた沿線市町の合意形成、用地取得の体制整備を進めたいとした。
3年後の金沢開業に向けては、石川、富山と連携を進め北陸全体として売り込んでいく必要があると指摘し「本県の観光、産業振興、企業誘致などの対策をスケールアップしていく」と述べた。JR西日本に対しても、特急の利便性の維持、早朝、深夜の時間帯の運行を働き掛けるとした。
野田富久議員(民主・みらい)は「まちづくりや交通アクセスなどの受け皿づくりを急ぐ必要がある」と指摘。知事はまちづくり、交通ネットワークの整備を本格的に始める大事な時期と強調。「あわら、敦賀市では駅舎や駅前広場などの整備が進んでおり、越前市では将来のまちづくりを議論する懇話会の設置が予定されている」とし、沿線市町の取り組みを後押しする考えを示した。・・・・・・・・
原発問題では、国側のしっかりした提案がないなかで議論はすすめようがないというのがいまの現状です。
しかし、報道によれば自民党県政会は原子力安全保安院を議会によんで説明を聞くべきだ、と再度、田中議長に申し入れたようです。
これは議会開会前に、「自民党の要請をうけて、開会日に保安院の説明を聞きたい」との田中議長の提案が各派代表者会議でしめされましたが、自民党以外の会派が賛成せず、見送りとなったものです。
状況の新たな進展がないなかで、数日前の各派代表者会議での結論を覆すようであれば、田中議長の責任が問われます。また、自民党も各派代表者会議の結論をいったんは受け入れておきながら、覆すならば、責任が問われます。
このような重大な問題でふらふらするようでは、国から足下をみられるでしょう。
議会によぶのであれば、せめて知事が求めている「暫定基準」がしめされた時なら、その内容を聞き、チェックするという議会の仕事が果たせるでしょう。
それが出されていない段階では、たとえば県の安全専門委員会の出席を求めて、国の説明内容と委員会での議論の到達点を議会としてお聞きする、ということなどを考えたらどうでしょうか。
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神明神社での柳家喬太郎師匠独演会は超満員のすごさ。大入り袋が配られました。「小言幸兵衛」、「白日の約束」、「抜け雀」でおおいに堪能しました。福井は10数年ぶりという師匠。大熱演ありがとうございました。また、スタッフのみなさん、いつもお疲れ様です。ありがとうございました。