なか絶ゆるこほりのひまやいかならむ岩波河の春の初風(夫木抄)
春来ればとくる氷のうすらひに音(おと)たてそむる谷川の水(夫木抄)
春霞立つや遅きと山川の岩まをくぐるおと聞こゆなり(後拾遺和歌集)
谷風にとくるこほりのひまごとにうちいづ る浪や春のはつ花(古今和歌集)
みよし野のたぎつがうちの春のかぜ神代もきかぬ花ぞみなぎる(建長二年仙洞二十首)
さはだ川瀬々の埋れ木あらはれて花咲きにけり春の白浪(夫木抄)
なか絶ゆるこほりのひまやいかならむ岩波河の春の初風(夫木抄)
春来ればとくる氷のうすらひに音(おと)たてそむる谷川の水(夫木抄)
春霞立つや遅きと山川の岩まをくぐるおと聞こゆなり(後拾遺和歌集)
谷風にとくるこほりのひまごとにうちいづ る浪や春のはつ花(古今和歌集)
みよし野のたぎつがうちの春のかぜ神代もきかぬ花ぞみなぎる(建長二年仙洞二十首)
さはだ川瀬々の埋れ木あらはれて花咲きにけり春の白浪(夫木抄)