春ごとに幣(ぬさ)とりむけて宮人(みやひと)の年をいのればうべもとみけり(白河殿七百首)
祈るてふ年の緒ながき君が代を三ちぢあまりの神やうくらむ(年中行事歌合)
あらたまの年を祈るとひく駒の跡も久しききさらぎの空(夫木抄)