つかさめしにもりてなけき侍ける比、女のもとにつかはしける 中納言基長
われ舟の/しつみぬる身の/かなしきは/渚によする/浪さへそなき
(後拾遺和歌集~国文学研究資料館HPより)
つきもせぬ-なみたのかはの-われふねの-あふせなきさに-くちやはてなむ
(夫木和歌抄~日文研HPより)
寄船恋 院御製
浦かくれ/入江にすつる/われ舟の/われそくたけて/人は恋しき
(玉葉和歌集~国文学研究資料館HPより)
堀川院御時、百首歌奉りける時、述懐の歌によみてたてまつりける 源俊頼朝臣
もかみ河/瀬ゝの岩かと/わきかへり/思ふこゝろは/おほかれと/(略)/なきさなる/かたはれ舟の/うつもれて/ひく人もなき/なけきすと/浪のたちゐに/あふけとも/(略)
(千載和歌集~国文学研究資料館HPより)
たのむxき-そのことのはも-なきさなる-かたわれふねの-われそこかるる
(文保百首_経継~日文研HPより)
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