私は「東京にいったら、高尾山に一度、行ってみたい。」と思っていました。2015年の9月にそのチャンスが有りましたが、札幌から飛行機で着いた羽田空港が雨だったので、調布の深大寺に行ってしまいました。


京王の高尾山口駅を降りました。

駅の向かいにトリックアート美術館が有ります。コロナで休館中のようです。

「へー!東京では日本遺産は高尾山だけなんだ。」と感心したのが、「霊気満山」と書かれた下の幟です。


日本遺産は、わが国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。東京都には、歴史ある街が多いのでたくさん有ると思っていました。
ケーブルカーとリフトの乗り場の前は、おみやげ屋さんやそば屋さんが並ぶ観光地です。

私は行きはケーブルカー(時間が早いこと。リフトは山に向かってしまうのでつまらない。帰りにリフトを選択しました)に乗りました。


高尾山驛に到着です。

明治の森国定公園の案内図が有りました。

人が多く歩くほうに進みます。
しばらく行くと、さる園・野草園が有りました。


70頭ほどの猿がいるそうです。
そして、「たこ杉」が有りました。


樹齢は450年だそうです。根がタコのように曲がりくねっていることから名付けられたそうです。
浄心門に来ました。ここから薬王院というお寺の境内だそうです。薬王院は744年(天平16年)に行基によって開山されたそうです。


また、しばらく杉の茂るところを行くと、山門が有りました。

登山というより、石段昇りがここから始まります。けっこう、ハードです。


こちらが、本堂です。

「やけに天狗がいるな。修験道かな。」と思いました。

高尾山はもちろん修験道の修行の山です。それとともに薬王院は不動明王の化身「飯縄大権現」を祀っており、天狗は「飯縄大権現」の一族なのだそうです。なので、多くの天狗がいます。上の写真の天狗はカラス天狗でしょう。
奥の院まで石段を登り切り、少し坂を登ると高尾山山頂到着です。トップの写真です。
