花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

速報!三浦の河津サクラ

2013年03月12日 | 花シリーズ
3月10日の日曜日に、母の100日法要と納骨を無事に済ませました。
この日はナント夏日を記録した暑い日で、お天気は良いものの風が強くて・・・

午後からは経験したことがないような砂嵐に見舞われましたが
幸い仏事はすべて午前中に終えましたのでホッとしております。

母は自分で選んだお寺のお墓の中で、永久(とわ)の眠りに付いたと思っていますが
もしかしたら、突風となって空を駆け巡っているのかも知れませんね。


その翌日は寒い朝を迎えました。
気温の高低差が激しすぎて、体がついて行かない感じですが・・・

写真仲間の女性3人で、三浦海岸の「河津サクラ」を見に行きました。


京浜急行の三浦海岸駅から線路沿いに、小松ヶ池公園までの約1kmには、
約1,000本の河津桜が植えられています。

例年の見頃は2月中旬~3月上旬頃ですが、寒さが厳しかった今年は遅れて
3月になってから咲きだし、先週末にあっという間に満開になったようです。

2月9日から3月10日までの予定だった「サクラ祭り」も、24日まで延長したそうですが・・・
この所続いた暖かさで葉も伸びだして、見頃はすでに過ぎた感じがしましたね。

でも青空に濃いピンクが映えて、黄色い菜の花とのコラボも綺麗でした


夏の海水浴客が減少する中、新たな観光資源を作ろうと市内の有志が結集
寒い2月に咲くサクラがあるらしいと・・・
本場の「河津」に出向き、ノウハウを学び苗木を手に入れたのは1999年の事だったそうです。

14年かけて育てた「河津サクラ」を見ようと、
サクラ祭り期間中に訪れる観光客も、28万人に増えているそうです
これも立派な「町おこし」ですね。


メジロを見つけましたが、お腹が撮れただけ・・・
鳥の撮影は本当に難しいです


河津サクラは濃いピンクが特徴の、2月から3月にかけて咲く早咲きのサクラです。

先週、松田町の河津サクラを見てきたSさんが、
「お花の真ん中がこんなに赤くなかったような気がする」と・・・

開花して日にちがたつと、しべの部分がだんだん赤くなるようです。
そろそろ終わりの河津サクラでした。


神奈川の河津サクラは、この三浦海岸のほかに松田町の西平畑公園が有名です。
富士山が望める松田山の斜面に、約300本の河津サクラが植えてあり
ピンクのトンネルの中を散策できます。

私も去年、矢倉岳を登った帰りに寄ってみてきましたこちらです。


月曜日とあって、見物人は圧倒的に中高年のグループが多かった。
その中で見つけたフェミリーの姿をパチリ

この後ろに見えている、サクラと走る京急電車を一緒に収められる陸橋に行きました。
写真撮影を目的に行くものにとっては外せないスポットです。


同じメーカーのカメラを構えていた私ともう一人の同行者のKさんに
隣で三脚を立てて撮影していたおじ様が「上手く撮れた?」話しかけてきました。

「僕はキャノンの写真教室で教えている者だけど、最新のカメラ持っているね」
私が「F11、露出補正マイナス3分の1で写したけど」と、モニターを見せると

「バッチリだね。サクラの色をもう少し鮮やかにするには、補正を3分の2にしてみて」
「今日のように晴れた日のサクラは、お花のアップはプラスで遠くはマイナス補正ね」と・・・
ここでしっかりとカメラのレッスンを受けましたわ


更に遊歩道を歩いて行くと小松ヶ池公園があり、お弁当を広げたりすることも出来ます。

ここでは池のほとりの桜も間近に観賞できて、水面を泳ぐ鳥の姿も見られ、
バードウォッチングも楽しめます。


カワセミを待っているバーダーさんも居ましたが、
私はもっぱらサクラにレンズを向けていました。

若々しいサクラを見つけるのに苦労がありましたね

朝は冷えましたが、穏やかな日中は花粉が多いようで。。。
喉がイガイガ、鼻はズルズル、涙がポロポロ
マスクをするとファインダーが曇って写しづらい

おりしもこの日は東日本大震災が起きて2年目の3月11日でした。
こんな日にノンキにサクラ見物も気が引けますが・・・

「ここは海のすぐそばよ。万が一津波が襲って来たらどこに逃げればいいのかしら」
「三浦半島には活断層が二つ存在しているのよ。いつ何時地震があるか?」と
あの日の出来事は、常に我々もトラウマになっています。

連日TVでの特集番組を見ては涙し、遅々として進まない東北の復興に怒ったりで
私の目の周りはすっかりむくんでいました

死者1万5881人
行方不明2668人
改めてこの人数の多さに愕然といたします。合掌・・・




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早春の香り漂う「吾妻山公園」

2013年01月30日 | 花シリーズ

1月26日(土)、カメラ仲間たちと二宮の「吾妻山公園」に行ってきました。。

日当たりの良い頂上付近に菜の花が咲き乱れ
その向こうに見える富士山とのコラボがすっかり有名になりましたね。

この日は富士山の頭に雲が張り付いていましたが
刻々と変わる雲の形も面白いものがありました(ちょっと負け惜しみ


夕方からの新年会もセッティングされていたので、集合は東海道線二宮駅に12時半

駅の北口から5分の「公園入り口」より、およそ300段の階段を登りきると
すぐに水仙の甘い香りが漂ってきました。

寒さが厳しい今年の冬、
例年なら我が家の水仙もお正月を迎える頃には咲き出しますが、
今年はまだ一輪も開いていません。

流石に神奈川西部の二宮は温暖な地ですね。七分咲きくらいでしょうか・・・
早速みんなカメラを取り出して、ミニ撮影会が始まりました

青空に春色のお花が映えますね
カメラのF値を開放にして、バックをボケさせます


ここまでは私のいつものパターン、初級編ですね。
この日はカメラ仲間たちと一緒ですから、あれこれ聞いて学ばなくては・・・


最近は「花は逆光が面白い」と思うようになりました。


仲間のKさんが手招きして、丸ボケが綺麗に入る位置を教えてくれました。
意識してバックに丸ボケも入れましょう・・・


「手前の葉をボケさせるてみるのも良いかも・・・」
なるほどなるほど、諸先輩の助言が勉強になります。


4年前に主人と車で来た時は、臨時駐車場を使った関係で
反対側から40分くらいかけて登ってきました。

駅の北口からそのまま階段を上ってくると、山頂(標高136.2メートル)の展望台までは
ちょっと息が切れますが、30分足らずで到着します。

頂上広場は芝生になっていて、360度の大展望が広がっていました。

西側には相模湾、右端のポッコリと丸い二つの山は箱根の「二子山」
1月7日に歩いた一夜城ハイキングのコースは、眼下の小田原の街の向こうでしょうか


海と菜の花と東屋を入れて撮りました。
今年は菜の花の開花も遅れていましたが、ようやく満開となりましたね。

「海の反射を少なくするにはPLフィルターを使うといいよ」
Oさんが教えてくれましたが、私は持っていな~い


ならば光る海を隠して写しましょう・・・


視線を左手に移すと、遠く三浦半島や房総半島も見えています。

風が強かったこの日の海は白波が立ち、
ブルーサファイヤ色に美しく輝いていました

所々にベンチが置かれた頂上広場には、おおぜいの人々が思い思いに楽しんでいました。


視線を反対側に移すと、雪の丹沢連山が連なっていました。


展望台から望むと、右手に円錐形の「大山」、そして左側に丹沢主脈の山々が見えました。


そしてやはり主役は「富士山」です。

「富士山と菜の花の両方ハッキリ写すには、絞ればいいのよね」
「そうそう11か13くらいかな。ピントは菜の花の先の方だよ」

以前来た時の呟きが、「菜の花に合わせると富士山がボケ
「富士山に合わせれば菜の花がボケる
だったのです。

その上、三脚がズラリと並んでとても割り込めませんでしたが、この日は午後だったせいか、
カメラマンの数が少なめで、ベストポジションに立つことができました。

が・・・
残念ながら頂上付近には雲が


「雲の影も面白いわ」と、ズーミングしてみました。


「もう少し待てば、頂上近くの稜線が現れそう・・・」
「う~~~ん


この日は冷たい風が吹きつけ、1時間以上立っていると冷えてきました。
「もう諦めよう」
午後3時半、私たち5人は頂上を後にし下山しました。

駅前の観光協会で「物産展」をやっていて、そこでシラスや桜海老などの乾物を買い
用意された熱いお茶を飲んで人心地つきました

最後は大船の秋田料理のお店で、きりたんぽ鍋を囲んでの「新年会」です。

金目とタラの子の煮つけが美味しい・・・
鍋料理と熱燗が冷えた体を暖めてくれました


ナタ切大根やイカ焼き、そしてシラスの天ぷらを肴に、皆さんお酒が進みます

女性二人の老若男女5人でカメラ談議に花が咲き
気がついたら4時間も食べて飲んでしゃべっていましたね。

私もだんだん「おじさん化」しているように感じます

       

カメラ仲間と話している中で、我が家のプロバイダー(nifty)に払ってる金額が7400円と
異常に高いことに気がつき、翌日主人とパソコンの下見を兼ねて電器量販店周りをしました。

PCも今が安くて買い時でしょうか・・・?
フレッツ光に同時加入すれば5万円引き
我が家はもう3~4年前に入ってしまっているので、割引がきかずに残念でした。

未だにXPのPC(2003)を使っている私ですが、新しいPC購入は先延ばしとし
代わりにデジカメ本体(キャノンキッス6)を私が
タムロン(18~270mm)のレンズを主人が
衝動買い・・・
これでレンズ交換の煩わしさから解放されそうです。

以前は誕生日ごとに宝石等のアクセサリー類を買っていましたが、
最近はカメラやレンズに興味がわき、どう見ても「おじさん化現象」間違いなし

プロバイダー料金の結論は、電気店のPC担当のお兄さんが熱心に調べてくれて
NTTへの支払いの一部も含まれており、実際のnifty料金は1995円と分かりました。
あまりにも複雑な仕組みなので、10月から引き落とし先は別々になったそうです。




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『藤沢・小出川の彼岸花』

2012年10月13日 | 花シリーズ

10月4日、遅まきながら「小出川」の彼岸花を見に行きました。

この日、主人は早朝から泊りがけの「ゴルフ」でいない
私は食事の支度からも解放されて、一日中自由です

脳裏に真っ赤に燃えるような「彼岸花」が浮びました。

お彼岸の頃に満開になるのでこの名で呼ばれていますが
今年は開花が遅れたそうなので、まだ見られるかもしれない・・・


幸いお天気も上々、我が家からは富士山も頭だけ見えています。
朝の残りのサラダとハムとチーズ、そしてパンを容器に入れて飛び出しました

まず、鎌倉近くの老人施設でお世話になっている父の顔を見てから
藤沢の奥にある小出川に向いました。


藤沢市にある慶應大學の湘南キャンパス近くを流れる「小出川」の両岸に、
3kmに渡って、80万本の彼岸花が咲いています。


「巾着田」が真っ赤な絨毯なら、こちらは「紅い帯」と言う感じです。

田んぼが見えてきました。
「あらぁ~」、すれ違いざまにいきなり声をかけられ
相手を見ると、カメラ仲間のSさんでした
彼女はお友達と4人で彼岸花を見に着たらしい・・・


川の水がキラキラ光っています
今回意識して、華やかな「彼岸花」を黒い背景で狙って撮りました。


富士山と黄金色の田んぼと、真っ赤な「彼岸花」のコラボが魅力の場所ですが
この日、富士山はもう顔を隠してしまったのが残念でした。


見えている円錐形の山は丹沢連山の「大山」です。
広い空に刻々と変わる「雲」が印象的でした。


大黒橋から追出橋までの約3kmの「彼岸花コース」
4分の3ほど歩いて引き返しました。

東側の空の雲はポッカリ・ポッカリと言う感じ・・・

往復5km近く歩いて、車を停めた駐車場近くの「大黒橋」手前の
ベンチがしつらえてある広場で、持ってきたお弁当を食べました。


雲が急速に黒く大きく広がっています。

江ノ島での夕日の撮影は諦めて、藤沢にある療養型病院に入院中の母を見舞ってから、
大船の日帰り温泉に直行しました

もう殆んど反応が無い母親を見るのは忍びない思いですが
温泉に浸かってから、40分ほどマッサージを受けたら、何とか元気が出ました。

彼岸花を愛でながら散策し、両親の顔も見て、最後は温泉とマッサージ・・・
時間を気にせずに極楽気分に浸れた一日でした


「小出川の彼岸花」をデジブックに纏めましたので、
お時間のある方はご覧下さい。

デジブック 『藤沢・小出川の彼岸花』



          

速報「栗駒山の紅葉」

ごく最近まで暑い!暑い!と言っていたものの
はや10月も半ばです。


今年も山仲間と東北の山の紅葉を見に行きました。
季節は確実に秋に変わり、北国の山々の頂上付近は赤く染まっていました

次回からは紅葉便りを綴っていきたいと思います。

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今年も逢えた「御岳山のレンゲショウマ」

2012年09月15日 | 花シリーズ

去年の8月に初めて目にした奥多摩・御岳山の「レンゲショウマ」
今年も遅まきながら逢いに行きました。

うつむきかげんに咲く淡い紫色の楚々としたお花です


御岳山のレンゲショウマは五万株が自生する、全国でも珍しい群生地です。


車を駐車場に入れ、午後1時45分、麓の滝本駅から関東一急勾配のケーブルカーに乗りました。
わずか6分で標高831mの御岳山駅。爽やかな風が感じられました。
そこから歩いて2~3分でレンゲショウマの群生地「富士峰園地」です。

落葉樹林の斜面に50~60cmの細長い花茎を伸ばし、七月下旬から八月下旬にかけて、
一株に5~10輪位の約三センチの可憐なお花を咲かせます。

「今年は開花が遅れている」と聞き、高尾にある主人の両親のお墓参りを済ませてから、
足を伸ばしてやってきましたが・・・

そろそろ終わりの「レンゲショウマ」でした。


新鮮なお花を捜すのに一苦労・・・


よく見るとシミやソバカスが隠せません
傑作写真は撮れなかったけど、今年も逢えただけで満足です。


林の中には初秋のお花も咲き出していました。

こちらは「ヤマジノホトトギス」
シロヨメナ?


キバナアキギリ
オクモミジハグマ、他にカシワバハグマも見られました


レンゲショウマの群生地を登りきるとリフトの「大展望台駅」です。


展望台から都心方面を眺め、一生懸命「スカイツリー」を探しましたが、イマイチ分りません

「御嶽神社まで25分」という標識を見て、行く気になりました。

最近はゴルフに夢中で「山はパス」と言う主人も、珍しく賛成します。
どうやら「御岳山」に来たのは初めてらしい・・・

道路わきにはノハラアザミや
「トリカブト」が見られます。




そしてそろそろ終わりの「ツリフネソウ」もたくさん咲いていました。


山道の先にはビジターセンターや宿坊があり、商店街も並びます。
去年8月に山仲間のYさんと来た時は、ここで宇治金時を食べたっけ・・・こちらをご覧下さい。

賑わっていた去年と比べると、静かな静かな「御岳山」です。


2000年の歴史がある「武蔵御嶽神社」は、東京都内にありながら多くの神話や逸話が息づく、
今話題のパワースポットです。


更に階段は続きます。立ち並ぶ講碑が古い歴史を物語りますね。

「心臓肥大だから山はパス」と言う主人、健康診断の結果はメタメタで(お酒の飲みすぎだわ)
その上、昨秋のゴルフ場でのカート事故で足を10針縫って以来、何かと災難続き
突然「墓参りに行こう」と言い出した・・・

ご先祖様に守っていただくだけでなく、霊験あらたかな神社での厄落としも必要かもしれない。

最後の階段が工事中で、わきの「女道」を登りました。

女道には色鮮やかな「フシグロセンノウ」が見られ
「シュウカイドウ」が更に華やかでした。


「宝物殿」前に出ると・・・


国宝の大鎧を奉納した畠山重忠の騎馬像が現れました。

「畠山氏って鎌倉幕府と関係あるわよね」
「興味があるなら、我が家にある吉川英治の私本太平記を読んで見ろよ」

先週「鎌倉古道歩き」から戻り、新田義貞の鎌倉攻めの話をした時も同じことを夫から言われた・・・
私、山女から歴女に変身しようかしら


厄除、長寿などのご利益で知られる「武蔵御嶽神社」は崇神天皇の御代、
標高929mの山頂に創建された関東有数の霊場で、
御岳山の頂上はここなのです。

2人とも脱帽の上、一礼二拍で真剣にお参りしました。
(本殿の写真を撮り損ねましたので、去年写した画像を加えます)

お参り後は急いで戻り、3時21分発のケーブルカーで下山しました。

帰路に温泉に入ろうと、タオルは持ってきていましたが
八王子と横浜を結ぶ国道16号線が混むので、そのまま我が家を目指すことにしました
案の定、3時間近くかかりましたよ。

後で知ったことですが、ブログ仲間のだんだんさんも同じ9月11日の午後に
「御岳山のレンゲショウマ」を見に行っていたようです。
僅か一時間のすれ違いでしたね。


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箱根「湿性花園」

2012年07月19日 | 花シリーズ
突然梅雨が明け、熱波の夏が到来しました。

九州では「過去に経験した事のない豪雨」で、大変な被害が出たようですが
こちら南関東はカラ梅雨気味だったような気がします。

骨折した左手は、まだ握力が全然ありませんが、取り合えず使えるようになったので
慌てて夏物を取り出し、冬物をしまったりして忙しい日々を送っていました。

連日リハビリの為の病院通いもあり、久しぶりの更新です。


「爽やかな高原の風が恋しい、高山植物に会いたい
私の切なる願いを、カメラ仲間のSさんとnikonikotaroさんが叶えてくれました。


三連休最後の7月16日、3人で箱根の「湿性花園」に行ってきました。
そこは花々に集まる蝶や蜂たちの楽園でした


白い「オカトラノオ」の群生も見事です。


こちらは「エゾトラノオ」にやって来た、黄色い蜂・・・

ギボウシの花もあちこちに見られ
「ミソハギ」も風に揺れていました



信州の「八島湿原」にたくさん咲いていた「ヤナギラン」によく似ていますが、ちょっと違う


箱根湿生花園は、湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生育している植物を
中心にした植物園です。


この時季の池にはたくさんの「コウホネ」が咲いていました。


コウホネ(スイレン科 コウホネ属の多年生の水草)は漢字で書くと河骨
水底の泥の中に太い地下茎がある。
地下茎は白色で葉の跡が点々とあり、これが骨のイメージなのでこの名が付いたとか・・・

シャジクソウ
ミヤマアズマギク




可憐な「リシリヒナゲシ」

動かない蝶の横に、この後蜂もやってきた
ヒメシャジン




ピンクのカライトソウも風に揺れていました。
この日はちょっと風が強くて、お花の撮影は少々難しかった

私は手に負担の少ない一脚を使いました。


夏の雲が広がって、そろそろ「梅雨」も終わりですね(この翌日に明けました)

この二ヵ月半、遠出を控えていた私
爽やかな高原の空気と、可愛い花々に大満足です

朝の10時前からお昼近くまで撮影し、すっかりお腹も減りました。


「湿性花園」入り口のすぐ脇にある、お洒落な感じのレストランに入ります。


ボリュームのあるグリル料理を、心地よい風が吹き抜けるオープンデッキでいただきました。
歩いた後のビールも美味しいですね


同じ趣味を持つ仲間同士、しばしカメラ談義に花が咲きました。

今回撮った画像を「デジブック」にも纏めました。
大きな画像で、高原の爽やかな空気も感じていただけたら幸いです

デジブック 『夏の箱根「湿性花園」』


まだまだ怪我をした左手は腫れていて、指が自由に動きませんが
こうして使って慣らして行くのもリハビリですね。

いろいろ手助けしていただいたお二人には感謝申しあげます
有難うございました。


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台風4号襲来!・吹き飛んだ「お楽しみ」

2012年06月20日 | 花シリーズ
(2006年・日光市「上三依水生植物園」にて写す)

まだ6月だというのに、19日から20日にかけて、
そそっかしい「台風4号」が、近畿から東海・関東・東北と駆け抜けていきました。

死者や怪我人もでたようで、被災地の皆さまには心からお見舞いを申しあげます。

こちら関東南部は昨夜来風雨共に強く、雨戸を叩く音で時々目を覚ましましたが
今朝は朝から夏空がのぞいています。

実は私、今日20日にはカメラ友達のSさんと、撮影バスツァーに参加して、
信州大鹿村・大池高原の「ヒマラヤの青いケシ」を見に行く予定でした。

まだギブスはとれませんが、横浜出発だし頼りになるSさんも同行、カメラ撮影は最小限にして、
「幻の青いケシに逢えればそれで良い」と思っていました。


台風襲来のニュースを知ったのは3日前の日曜日、
「前回参加した雪のマザー牧場の撮影はスリリングだったけど、台風となると話は別よ」とSさん。

私も「強い風雨の中でのお花見物は到底無理」と判断し、2日前にキャンセルしましたが・・・
台風は思いのほか早く通り過ぎ、20日は晴れた

結局ツァーは遂行されたようで、キャンセル料が3割かかりましたが
これも「まだまだ活動は早い」という、神様の思し召しに寄るものと解釈いたしましたよ

(2007年6月・箱根湿性花園にて写す)

正式名は「メコノプシス」、ブルーポピーとも呼ばれます。
原産地が標高5000mのヒマラヤ山脈やチベット・ミャンマーであることから、多年草の高山植物です。

この「ヒマラヤンブルー」と言われる神秘的な色は、まるでヒマラヤの峰々から見上げた空の色
本場では、コバルトブルー・紫・黄・赤など様々な色があるそうです

(2007年6月・箱根湿性花園にて写す)

私の「ヒマラヤの青いケシ物語」は何度かこのブログでも記していますが・・・

私がこのお花を知ったのは今から12年前の事です。
主人と行った立山の「みくりヶ池温泉」のお風呂の中でした。

「立山三山」を縦走した後だったので、私はノ~ンビリと温泉に浸かっていました

そこに岩の殿堂「剣岳」を登ってきたと言うツワモノ熟女3~4人が入ってきて
湯船の中で山談義となったのです。

彼女たちは前の月の6月に中国の「スークーニャンシャンとタークーニャンシャン」に登り
「幻のヒマラヤの青いケシ」がたくさん咲いている中を歩いて大感激したとの事でした。

そして「高山植物が好きなら是非行きなさい。素晴らしいから」と強く勧められたのです。

(2007年6月・箱根湿性花園にて写す)

その翌年の6月に、山仲間のYさんとアルパインツアーで募集していた
「中国四川省・四姑娘山(スークーニャンシャン)花巡り」のツアーを申し込みました。

ところが、出かける10日前になって、当時96歳だった主人の父が肺炎で入院
いよいよ危ない状況となり、私は泣く泣くキャンセル

「ヒマラヤの青いケシ」は本当に幻となりました。
そして今回もキャンセルです


越後湯沢の「アルプの丘」や箱根「湿性花園」、そして日光「上三依水生植物園」で
鑑賞できましたが、いずれも数本で数が少ない・・・

大鹿村の「中村農園」の青いケシは5000株だそうです詳しい情報はこちらです。

台風が来なければ最新の「ヒマラヤの青いケシ」の画像をUPすることが出来たのですが・・・
古い未熟な画像のみで失礼致します

          

台風一過の晴天なら「富士山が見えるはず」と、今日は何度も二階のベランダに出てみましたが
西の空には雲がいっぱい


こちらの画像の富士山は5月23日に我が家のベランダから写したものです。
その後、富士山の姿は1度も見ていません。

今その富士山がふんだんに出てくるドラマにハマッています。
主人公が住んでいる場所が静岡県の富士市
毎週火曜10時からのNHKドラマ「はつ恋」(全8話)です。

毎回ドキドキしながら楽しみに観ているのに、昨日の第5話は台風ニュースで飛びました
一週間後に「延期」です


木村佳乃さん演じる村上緑は言語聴覚士。
やさしい夫と小学校入学を控えた息子と、ささやかながら幸せな家庭を築いていたが、
ある日、肝臓がんを宣告される。

しかも手術は極めて困難で、成功させられるのは現在パリで活躍してる日本人のスーパー外科医ただ一人。
その男はかつて自分を裏切った、高校時代の初恋の相手だった。


伊原剛志さん演じる三島先生は、神の手を持つ世界的な肝臓外科医。
緑を奈落の底に貶めた憎き初恋の相手・・・
彼には彼の理由があるのだろうが、まだその訳は明かされない。

それにしても三島先生の白衣姿ステキ過ぎで、毎回胸がキュンキュン
緑の心が揺れるのも頷けます。

愛する妻の命を何とか助けたいと、世界的権威の三島先生を探し出す年下の夫
潤ちゃん役は、朝のTV小説「ちりとてちん」で草々さんを演じた青木崇高さん。

最近は大河ドラマ「平清盛」では弁慶など、豪傑役が多いけど、
このドラマではごく普通のサラリーマンを見事に演じています。

緑が初恋の相手に再び心を奪われそうになる気持ちは分るけど、
潤ちゃんや、可愛い息子のケンタ君に悲しい思いもさせたくないし・・・
今後の行方が気になります。


心筋梗塞を患った父が何かとお世話になった「横浜市立大学付属病院」とその周辺が
ロケ地として、風光明媚な富士市と共によく出てきます。

この病院でナースをしているくるみさんが詳しく説明をしていますので、
興味のある方は訪ねてみてください。この画像もお借りしました。

初恋・ガン宣告、三角関係と、物語の題材はドロドロの韓流を彷彿させますが、
そこは流石にNHK・・・
シットリと丁寧に描いて、自然で上品な作品に仕上がっています。

脚本は中園ミホ、主題歌はMISIA、切ない大人のラブストーリーが楽しめます。

普段はドラマなど殆んど観ないのですが、手を骨折して以来主婦業を半分放棄
暇つぶしに見たドラマにハマッた次第です。

6月22日の深夜から、2日間に渡って一挙連続4話が再放送されるとか
詳しい時間は番組のホームページをご覧下さい。

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「大船植物園」の花々と、ブログのピンチ!

2012年04月28日 | 花シリーズ

雪が残る「当間高原」に行く3日前に訪ねたフラワーセンター「大船植物園」
チューリップが咲き乱れていました

3月末に「玉縄桜」を見に行った時とは全く違った春爛漫の風景に
改めて南北に長くて標高差もある日本列島の、季節の移ろいの速度の違いを実感しましたね。


チューリップに負けじと色鮮やかな花々を咲かせていたのは「石楠花」です。
圧倒される思いでした。


山を歩いていて時々出会う「アズマシャクナゲ」はこれと似た色ですが・・・
ここで見られる石楠花は、多分殆んどが園芸種だと思います。


三姉妹のように咲いていて可愛い


♪夏が来れば思い出す~、はるかな尾瀬 遠い空♪
♪霧のなかにうかびくる・・・・
(略)
♪シャクナゲ色にたそがれる、はるかな尾瀬 遠い空♪

この歌で描写されている尾瀬の黄昏色は、きっとこのような色なのでは?
と想像していますが・・・?


それともこちらの色かしら?

もしかしたら、真っ赤な夕陽に照らされたこちらの色かもしれませんね。


山仲間のYさんと、伊豆「天城山」シャクナゲロードを歩いたのは7年前の5月でした。
アマギシャクナゲの花咲く中を「万二郎岳」~「万三郎岳」と登り、旧天城峠まで
6時間歩きました。

その時の山行きはこのブログにもUPしたのですが、新しいパソコンを導入した時に
私勘違いをして、ブログの4ヶ月分をフロッピーにコピーして削除してしまったのです

私がブログを始めたのは7年前の4月13日、最初は「舞岡公園の桜」をUPしました。
その後、「三春の滝桜」と会津若松「鶴ヶ城の桜」、そして「天城山の石楠花」と続きましたが
当時はカメラの腕も半人前で、小さい画像でのご紹介でした

あれから7年が過ぎ、ブログ生活もこの4月で8年目に入りました。
最初のスタート分がないのはとても残念ですが、ブログ仲間の皆様に支えられ、
どうにかここまで続けてこられました。
厚く御礼申しあげます

「シラユキゲシ」が風に揺れていました。「高尾山」で見たのと良く似た色の「イカリソウ」

3月に「ユキワリソウ」が咲いていた「大船植物園」の森の小道を歩いてみました。
綺麗なお花に余計な説明は無用ですね。

今日は、丸7周年目でピンチに陥った私のブログのお話を致します。
実は4月17日の夕方、私のブログの画像がすべて消えてしまったのです
枠だけが残っていました。

最近スクロールもスムースに行かなくなり、やはり7年目のパソコンがいよいよ駄目になったのかと考えましたよ。

ところが主人のPCで見ても同じ現象・・・
何が何だか分らないまま考えあぐね、新しくブログを作成してのお引越しを覚悟しました。


「多摩森林科学園」で何度か見た、珍しい緑の桜「ギョイコウ」が咲いていました。

遠い高尾まで行かなくても、地元で鑑賞できるなんて感激です。
ただこの日は母の病院の帰り道で、望遠レンズを持って行かなかったのが悔やまれますが
「ギョイコウの」証拠写真の画像です。


こちらは黄色の「ウコンサクラ」です。

gooの場合「編集画面」を出すと、gooスタッフブログトピックスという項目があり
その中に「ブログ記事面の画像表示サイズを変更しました」というお知らせがありました。

「カスタムテンプレート」を使っている場合、
画像を大きいままUPしてもちゃんと自動的に収まることができるシステムのようですが・・・
それに対するコメントに「画像が消えた」というクレームが多数入っていました。

私の場合も原因はこれだわ


「大船植物園」には他にもたくさんの八重桜が咲いていました。
こちらは「嵐山」と言う名前です。

gooスタッフのブログ記事は更に続きます。

【変更前】
ブログ記事に、記事の表示幅に収まらないサイズの画像を貼った場合、
スクロールバーが出るか、画像が途中で切れていました。
【変更後】
記事の表示幅に合わせて、画像の表示サイズが自動調整されるようになりました。

※画像タグ(imgタグ)でwidth属性を指定している場合、自動調整は行われません。
 自動調整を行いたい場合は、記事編集にてwidth属性を削除してください。
 画像の大きさを固定したい場合はwidth属性を加えてください。

はぁ~
還暦をとうに過ぎた頭ではサッパリ理解ができません

分ったとしても、800件近い記事の手直しは到底無理


八重桜はふんわりと優しい感じ、「一葉」です。こちらは「妹背」、名前も風情がありますね

私の場合は画像サイズを大600ピクセル、小300ピクセルに縮小して使っています。
その上、縁取りのタグも使用・・・

仕方なくカスタムテンプレートをやめて普通仕上げに変えたら、画像は戻りましたがましが
このテンプレートは殆んど種類がない
(goo以外の方には分らないでしょうが)今では90%以上がカスタムテンプレートなのです。

昨年の3月でベーターバージョンに切り替わり、スライドショーなどのタグが使えなくなりました。
とうとうこの縁取りのタグも駄目とは

「丁度ブログ開始7年でお引越しだわ」と覚悟を決めました

いちげんさんの検索が殆んどの閲覧数は95万PV、お馴染みさんの訪問者数は30万IPと区切りも良いし
転居先もいろいろ調べましたよ。

gooを利用しているブログ仲間の皆様方は影響ありませんでしたか


「大船植物園」の桜の中に混じって「シモクレン」が存在感を示していました。
まるで「私も見てね」とポーズをとっているようです。

味気ないテンプレートで一週間が過ぎた頃
gooスタッフブログには次のようなお知らせが

”一部のブラウザ環境で、画像が表示されないという現象について
原因調査をしておりましたが、復旧の目処が立たないため、以前の表示に戻します。
ユーザーの皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます”

結局元に戻りましたが
友人との楽しい旅行前後に、ブログの不都合に振り回された一週間でした。

今回の騒ぎを機会に、このブログも変化を求められていると実感
新しい方向を探って行きたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。


そして私のハンドルネームもそぐわないと感じておりますので
「nao♪」に変更いたします。

ブログのスタート時に名前の由来を書きましたが、
(息子の友人達から主人は「イケパパ」、私は「イケママ」と呼ばれていたので、それにあやかりました)
今更ママではありませんし、バ~バでは抵抗が

それに我が家の愛犬の名前は「ジュン」でしたから、naoママではおかしいのです。

以上、8年目もどうぞ宜しくお願い致します


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砧公園のサクラ・散りぎわの美

2012年04月14日 | 花シリーズ
満開のサクラは我が家近くの「舞岡公園」で、散歩がてら観賞してきましたが
前もって決めていたお花見は世田谷にある「砧(きぬた)公園」でした。


4月12日(木)、OL時代の仲間9人が「砧公園」に集まり、観桜会を楽しみました。

同期生同士は時々集まって、親交を温めてきましたが
昨年の3月に初めて、後輩達も誘っての拡大親睦会を計画しました。
ところがあの震災で延期・・・

昨年末に「忘年会」と言う形で、銀座に集まりました。
その際、次回は「サクラの季節に砧公園で」と決まり、このたび実現の運びとなりました。


今回の幹事さんはこのすぐそばのマンションに住む同期で年上のma-saお姉さま
日程を4月の第二週目としたのがドンピシャでしたね

前日の雨にも耐えて、サクラは残っていました
そしてお天気は眩しいばかりの快晴です。


小田急の成城学園駅からバスで10分あまり、環状8号線に面した都営の「砧公園」には
930本のサクラがまさに散りぎわの美しさを見せていました

緑の中にあるフランス料理のお店でランチお隣の「世田谷美術館」はあいにく改装中でした



レストランの予約席はハラハラと舞い散るサクラが目の前に見える特等席

ワインで乾杯し、コース料理を堪能スープは春の香りのソラマメスープです

メーンディシュはお肉を選びました最後はデザートとコーヒーが付きました

美味しいお料理に舌鼓を打ちながら、お喋りに撮影にと忙しかった・・・


そして窓の外はこのロケーション・・・
青春時代の輝く時期に、共に過ごした仲間達との集いに相応しい風景です。

このレストラン「ル・ジャルダン」の詳しい情報はこちらです。


2時半過ぎまで食べて、お喋りを楽しんで、それからユックリとサクラを愛でました

自然がいっぱいの「舞岡公園」の若木のサクラも良いけれど
この都会の公園のサクラは巨木が揃って見事です。

何やら60年寿命説が聞かれる「ソメイヨシノ」ですが、
ここには80年もののソメイヨシノがあるらしい・・・


そろそろ葉っぱが出てきていますが、風が吹くたびにハラハラと散るさまもステキです

元お嬢様たちの、桜にも負けない輝く笑顔が眩しいその後は東屋で携帯番号の交換です

何人かで老眼鏡をかけて、メールアドレスをインプットしていたら、
「お互いに携帯電話を近づけて、赤外線受信をすればメガネも要らないわよ」と・・・
嗚呼、私も含めて最新機能に疎い仲間が半分以上

そんなこんなでアタフタしていたら、もう陽が西に傾く時間になりました。


桜で囲まれた約 20,000㎡の芝生広場は、チューリップと桜のコラボも楽しめます。

山野草コーナーではヒトリシズカが満開ピンクと赤が混じったハナモモも鮮やかでした



東京の世田谷にある広大な緑の公園・・・
園内には小川が流れ、つり橋や、アスレチック広場、美術館、野球場、小サッカー場、
 サイクリングロード、野鳥の観察台なども揃っています。


ピクニックに最適な見渡すかぎりの芝生、芝生、芝生です。

もとがゴルフ場だったので、芝生と樹林がすばらしい形で残されていて
芝生面積だけで約246,000㎡もあるそうです。


まるでヨーロッパの公園かと見まちがうほどの風景です。

ms-saお姉さんは、このすぐ近くのマンションに住んでいて、ここが自分の庭だと言っていました。
羨ましい限りです。

4時半過ぎに成城学園駅で、西と東に別れて散会しました。
次回は紅葉の鎌倉ですね。
ma-saさま、大変お世話になりありがとうございました

懐かしの「砧ファミリーパーク」
実は主人の実家がこのすぐそばで、この公園は私にとっては懐かしい場所なのです。
当時、我が家もここからそう遠くない三鷹台に住んでいましたから
息子が幼稚園の頃までは、この近くに住む主人の兄の所の甥や姪達も誘ってよく通いました。


古いアルバムの中の20代の私も若いけど、コロコロ太った幼い息子も今では2児の父
この公園の木々もすっかり巨木になり「砧公園」として、立派に整備されましたね。

その昔、主人が子供だった頃は都が東急に貸し出した「ゴルフ場」だったそうです。


この2枚の写真は息子が3歳の時のもの、ゴミ焼却場の煙突は今でもありました。

10歳のお姉ちゃんを先頭に3人のいとこ達と毎週のように通った「砧ファミリーパーク」です。
(20代半ばで4人の子持ちに見られ「幼な妻だった?」と聞かれたこともありましたわ

息子が自転車に乗れるようになったのも、この公園の自転車コースでした
今度は孫達も連れて来たいですね。

主人の実家を訪ねる時は、いつもこの前の環状8号線を車で通るのに・・・
「砧公園」、今回私は35~36年ぶりの懐かしい訪問になりました。

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ダイヤモンド富士?と「氷室椿庭園」

2012年04月01日 | 花シリーズ
4月1日、新年度がスタートしました。

前日の31日は春の嵐に見舞われ、我が家の庭の「枝垂れ梅」も終わりです。
10日以上前から咲き出していましたが、写真に収める時期を逸しました。
去年は2月下旬に紹介していますので、ずいぶん遅れたことになりますね


代わりに「ハクモクレン」が咲き出しましたが、昨日の風雨にたたられて
あっと言う間に散りそうな気配
今年はお花の数も少なくて淋しい限りですが、記録としてUP致します。

今日は風は冷たかったものの、春の陽射しに誘われて横浜港に行きました。
「サクラの開花宣言」も出されて、いよいよ春本番ですね

4月1日、我が家から見た富士山の夕景

我が家の2階のベランダから「富士山」方面に沈む夕日を撮影しました。
もうずいぶんと富士山の右側(北)に太陽が沈んで行きます。

3月21日「ダイヤモンド富士」?

同じ住宅街に住む「カメラ教室」のお仲間のおじ様から、我が家近くの公園から
ダイヤモンド富士が見られるのは3月21日とのメールが届きました。

お天気は上々、早速我が家から歩いて2分の公園に行って三脚を立てました。
午後5時45分、太陽が沈み始めました。


昼間下見して、ここと決めた場所には先客が・・・
やはり同じ「カメラ教室」の先輩でした。

私は茂みの中に三脚を立て、覗いてみると「電線」や木が邪魔をします
300mmの望遠レンズに変えて、裾野はカットし頂上のみを狙う事にしました


午後5時48分、太陽はまさに富士山の頂上にパカッとはめ込まれるように沈んで行きました。


これって「ダイヤモンド富士」、何かが物足りない
そう、ダイヤモンド富士特有の放射線状の光の輝きが見えないのです

主人に言わせると「これはダイヤではない」、トホホホホ

一緒に並んで撮影していた先輩も、やはりピカッと光る輝きは撮れなかったと言っていました。

富士山の周辺の水蒸気のような「雲」が原因だと思いますが・・・
私としては初めての挑戦なので、輝きのない安物の「ダイヤモンド」でも満足です。


我が住宅街の一番端の「南公園」のダイヤモンド富士は、翌日の22日と聞きました。
そちらの方が見晴らしが良く、電線も邪魔しないで富士山の美しいカーブを描く裾野までが見られます。

翌日に期待することにして、ひとまず撮影は終了しました。


ちなみにこちらは以前UPした3月15日の夕景の富士山です。
太陽は僅か半月で、冨士を通り過ぎてずいぶん北に沈むようになるのですね。

「古代エジプト文明」や「マヤ文明」など・・・
大昔から研究し尽くされてきた「暦」の不思議さを改めて実感しました。

     


「氷室椿庭園」
翌日の22日は春めいた暖かい日和で、私はSさんの案内で
椿の花が楽しめる茅ヶ崎の「氷室椿庭園」に行きました。


茅ヶ崎駅南口から徒歩約15分、雄三通りを真っ直ぐ海へ向かって進み、
少し東へ進んだ閑静な住宅街に、氷室椿庭園はあります。


特におすすめは「氷室雪月花」
淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です


氷室椿庭園は三井不動産の元副社長である氷室捷爾さん・花子さん夫妻の庭園を
ご遺族が茅ヶ崎市に寄贈したもので、平成3年10月に開園しました。


広さ約2,800平方メートルという広い庭園には、
椿や松など1,300本におよぶ庭木類が植えられています。


「日の丸」、園内の椿は約250種類もあり「隠れ磯」、名前など到底覚えられません

「京小町」、優しいピンクも良いのですが「紅妙蓮寺」、紅色の存在感は凄い!

「紅唐子」、目についたお花だけ記しますが「かりょうひん」、初めて見る椿が殆んどです。

この日は全体の6~7分咲きと言われました。
珍しい「黒椿」が咲き出すのは4月初めとか・・・

我が家には実家から持ってきた白い一重と赤い八重の椿があります。
ポロリと散る椿は「武士の散り際を表しているので、家の庭には植えない」と言っていた
主人の母を思い出します。


でも華やかな色とりどりの椿を見ていると、そんな言葉も忘れる趣です。

それにしても茅ヶ崎は昔のお金持ちの別荘が多い所と納得しましたよ。

「高砂緑地」
都会人が茅ヶ崎に別荘を設ける風潮は、明治27年ごろに始まり、
医者の永野嘉十郎、九代目市川団十郎がそのはしりと云われているそうです。

JR茅ヶ崎駅より南へ約200メートル、静かな住宅街の中、
松を中心とする緑豊かな高砂緑地は、明治の有名な新派俳優である川上音二郎の別荘でした。


川上音二郎氏は、九代目市川団十郎に憧れて茅ヶ崎に居を構えたそうな・・・

その後は原安三郎氏(元日本火薬・会長)の別荘となりましたが
昭和59年に茅ヶ崎市が購入して日本庭園を構えた高砂緑地として昭和59年に開園しました。


2月3月はが見頃の公園として一般開放され、カワセミの姿も見られる池が佇んでいました。
嗚呼、私も温暖な海辺に「別荘」が欲しいです
いやいやぁ~、津波が怖いから、アルプスが見える山の麓が良いかしら?
今からではとても無理な夢物語ですが・・・

こうしてカメラ仲間のSさんに案内されて茅ヶ崎探訪をしてから
午後は玉縄桜の咲く「大船フラワーセンター」に出向いた次第です。

この日は気温が上がり、夕方帰宅した頃にはモヤッていて
残念ながら「南公園のダイヤモンド富士」は望めませんでした。


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「フラワーセンター・大船植物園」の山野草

2012年03月29日 | 花シリーズ
3月22日
春風に誘われて、カメラ教室の仲間のSさんとカメラ片手に湘南に繰り出し

「フラワーセンター・大船植物園」で、丁度見頃の「玉縄桜」や「おかめ桜」に
感激しましたが・・・

他にも予想をしていなかった嬉しいお花に出会えました

「キクザキイチゲ」・「ヒメリュウキンカ」

私の大好きな青い空の色に似た「キクザキイチゲ」を見つけました


黄色の姫リュウキンカと一緒に咲いています。

ブルーと黄色のコラボが春めいて・・・ユキワリイチゲの春色も加わります♪

キンポウゲ科のお花が三種類、一緒に混じって春のハーモニーを奏でていました

姫リュウキンカは我が家にもありますが・・・
今日見たら、小さな蕾が一つだけちょこんと葉の間に見られました。

大雪山ではこの三倍以上もある大きな黄色いお花の「エゾリュウキンカ」
雪渓が溶け出す7月中旬、白い雪の脇に群生して咲いていたのが印象的でした。

「ユキワリイチゲ」

2週間以上前に、鎌倉の「浄妙寺」まで見に行った「ユキワリイチゲ」
苔むしたお寺のお庭の方が、風情は感じられますが・・・

群生の見事さはこちらの方が勝りますね。


満開の「サンシュユ」のお花を写そうと、木に近づいて初めて足元にたくさんの
可愛いお花があることを知りました

Sさんと夢中になってカメラを向けていると、通りがかった職員さんが
「オオミスミソウ」(ユキワリソウ)が咲いていることを教えてくれました。

「オオミスミソウ」(ユキワリソウ)
「森の小道」の落葉樹の間に、色とりどりの小さなお花が咲いていました


山野草の中でも、三本指に入るほど大好きなお花です

中学時代を過ごした新潟では、あの頃、あちこちに咲いていた・・・
今でもこのお花に会えるという「角田山」佐渡の「ドンテン山」
いつか訪ねてみたいと思っています。


たくさんの色が楽しめるオオミスミソウもキンポウゲ科のお花です。

春一番に雪を割って出てくるから「ユキワリソウ」とも呼ばれていて、
私はこちらの呼び名の方が馴染んでいます。

6年前には1時間半ちかくかけて、大和市の「泉の森」まで見に行った・・・
それが我が家近くの大船で見られるとは、嬉しい限りでした。

春の陽射しが地表に届く頃2~3cmほどの楚々としたお花を咲かせます


春の到来を告げてくれる花々は、ブナ、ミズナラなどの葉が茂る前に
急速に生長し花を咲かせ、新緑の頃にはその姿を消してしまいます。


木が葉を広げる前、一斉に「春植物」が花を咲かせる現象は、その期間が短いことから
“スプリング・エフェメラル(春の短い命)”と呼ばれています。


春の「妖精たち」の一瞬の輝きは、厳しい環境の中で長い時間をかけ形成されたものなのですね。

今年の冬は特に厳しくて長かった・・・
春を待ちかねたように咲きほころぶ花たちを、私も探しに出掛けてみたくなりました。


私が山にのめりこんだきっかけも、木曽駒ヶ岳の「千畳敷きカール」で見た花々に
感激したことから始まりました。

そして次ぎに縦走した北アルプス「燕岳~常念岳~蝶ヶ岳」の、槍・穂高のパノラマ大展望
「コマクサ」を初めとするお花畑に魅せられて、本格的に山に行きだしました。

厳しい環境の中で咲く健気な「高山植物」や「山野草」を求めて
膝や腰を労りながら、これからも元気に追いかけて行きたいものですが・・・


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