と言ってもこちらは「フラワーセンター大船植物園」の早咲きのソメイヨシノの仲間
「玉縄桜」(タマナワザクラ)です。
「カメラ教室」の後期の写真展が、関内駅前のギャラリーで
15日から21日まで開催されました。
私にとっては初めての経験、
どうにか無事に終了しホッとしております。
2月末には「リメイク教室」の作品展もあり、親しい友人の「染めと織物」の展示会にも駆けつけて
間にカメラ仲間と写真展のハシゴ・・・
それぞれ別の施設にお世話になっている両親の様子も見にいかなければなりませんし
おかげで2月3月は目の廻るような忙しさでした。
コメントを戴いた皆様の所にもお伺いできずに失礼しております
「フラワーセンター・大船植物園」
一段落した22日は春の陽気に誘われて、カメラ友のSさんを誘い
お花の撮影に繰り出しました
本当は「三浦海岸の河津桜」を見に行く予定でしたが、前日に行ったSさんの友人のお話しでは
「もう葉っぱが出だして終わりに近い」
「色を添える菜の花も伸びきって、撮影するにはイマイチ」とのことで
急遽行き先を茅ヶ崎の「氷室椿庭園」と「大船フラワーセンター」に変更しました。
椿はまだ6~7分咲きでしたが
フラワーセンターの桜はまさに見頃でした
「玉縄桜」
先週、NHKのローカルニュースで紹介されていた大船フラワーセンターの「玉縄桜」
花期が2月中旬から3月下旬と大変早く、約1ヶ月の長期にわたって鑑賞できるのが特徴です。
昭和44年に台木養成を目的に「染井吉野」の種子を播種
その苗の中に発芽が半月ほど早い株があることを発見し、そのまま育成、
昭和49年に初めて開花、
花は「染井吉野」に似ていますが、20日ほど開花が早いことを確認、
平成2年に種苗登録されたそうです。
品種名は、フラワーセンター近くの由緒ある地名の「玉縄」を「桜」に冠したものです。
「染井吉野」を少しでも早く、そして長く見ていたいという希望を
かなえてくれた桜といえますね。
こちらは「玉縄桜」の若木・・・
ソメイヨシノの艶やかさが出るのはまだ先のようです。
菜の花の向うに見える桜は濃いピンク色、寒緋桜系でしょうか?
春めき(足柄桜)
春めき桜はカンヒザクラとシナミザクラの交雑種の一つとされ
足柄桜と呼ばれたこともあるようです。
青空に、濃いピンクが映えますね
南足柄市内で彼岸のころに咲いていた桜の枝から育成し、
2000年に品種登録されました。
今年は「あたみ桜」「土肥桜」、そしてここの「玉縄桜」と「春めき(足柄桜)」と
それぞれ郷土の名前が付いた多くの桜を知りました
「おかめ桜」
早咲きの新種として、豆桜(フジザクラ)と寒緋桜との掛け合わせで、
イギリスの研究所で誕生しました。
イギリスの桜の研究者イングラムが日本風な名前をと考えるにあたり、
『おかめ』になったと言われているそうですが・・・
名前に似ず、可愛い桜
淡い紅色の一重咲きで、花が下を向いているのが特徴です。
早咲きで花期は2月下旬から3月上旬ごろだそうですが、今が盛りとは
今年はやはり遅れていのですね。
「大寒桜」
埼玉県川口市安行の田中一郎邸にあったカンザクラの一種で、
安行の小清水亀之助によって広められました。
カンヒザクラと山桜、ないしはカンヒザクラと早咲きのオオシマザクラの雑種と考えられ
安行の土地にちなんで、安行寒桜(アンギョウカンザクラ)の別名もあるそうです。
開花時期は3月の中旬~下旬くらいで
普通の寒桜より大輪で、開花時期も遅いようです。
「河津桜」
ご存知、今では全国区になった河津桜
早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。
河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を植えました。
詳しいいきさつと普及の歴史、そして河津桜の特徴はこちらをご覧下さい。
先月に伊豆の河津まで行きましたが、殆んど咲いていなかった
でも・・・
ここでもお花畑の奥に咲いていて近づけず、アップの写真は撮れませんでした
今日22日の最高気温は16度くらい上がったようです。
暖かい春の陽射しの中の桜見物・・・
カメラ教室で一緒のSさんと心行くまでシャッターを押しました
でも、個人で行って写した画像は講評される機会がありません
この記事をご覧の皆さまの厳しいご指導をお待ちしておりますので
宜しくお願い致します。