花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

夏の中欧紀行25・ヘレンド本店とシシィの愛したお店

2006年11月22日 | 中欧三カ国旅行記
季節は秋から冬へと移りつつありますが、私の「夏の中欧紀行」は予定を大幅にオーバーして、未だに終わりません
後が詰まっていますので先を急がなくては・・・

1851年のロンドン万博では花と蝶の絵柄の「ヴィクトリア・ブーケ」が金賞を受賞、ヴィクトリア女王に見初められ世界の注目を集めたそうです。
ヴィクトリア・ブーケの他にも、マリーテレジアが好んだ、白地にピンクのバラの絵柄の「ウィーンのバラ」、有田焼の影響があるグリーンが基調の「インドの華」が人気だそうです。


ハンガリーを愛したエリーザベト王妃(愛称シシィ)が、好んで通ったと言われるカフェ「ジェルポー」は19世紀から創業されている老舗です。

日本ではミュージカル「エリザベート」でも知られているシシィ・・・
何年か前に、私も帝劇に観に行きました。
姉が嫁ぐはずだったハプスブルグ家の「フランツ・ヨゼフ一世」に一目ぼれされ結婚しましたが、ウィーンの宮廷生活には全く馴染めなかったそうです。


外のテーブルでもお茶は飲めるようでしたが、やはり古さを感じる建物内部でシシィを偲ぶべきですよね
思ったよりカジュアルな感じのカフェで、アイスコーヒーを飲みました。
オーストラリアのパースもそうですが、西欧で飲むアイスコーヒーはホイップされた生クリームが山のように盛られていて甘いのです





絶世の美女として名高いシシィ、20代で肉食を断ちウエストは50cm前後だったそうな・・・
それでもこのカフェで甘いケーキを食べたのでしょうか?
晩年はロンドン、アムステルダム、ナポリなど旅続きの生活を送り、1898年、ジュネーブで無政府主義者により暗殺されたそうです。



そんなエリーザベトの姿を感じながら、店を後にしてホテルに戻りました。
夕食は皆揃って「民族音楽とダンスのフォークロア・ディナーショー」へバスで出かけます。
部屋でおめかしをしてから、ロビーに集合しました。

コメント (14)
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