
上の写真は、丹沢山塊南西に位置している「大野山」(723m)の頂上から見た富士山の姿です。
バックに青い空の色がないのがちょっと残念ですが、下り坂のお天気の中、富士山が見えただけでも良しとしました

山仲間同士3人のスケジュールが唯一合った昨日の日曜日、「奥多摩の山に行こう」「高尾山のお花が見たい」と希望は色々出ていましが、前夜になって「4月15日(日)は新宿駅の線路の入れ替え工事のため、運転中止の電車が続出」との情報を得て、中央線を使う山は諦める事にしました

そこで決めたのが神奈川県民にとっては非常に足の便の良い、丹沢の「大野山」です。

こちらの富士山は登山道に入る手前の、山北町「共和小学校」前から見えていた富士山です。
「大野山」は3年前の山開きの日(4月29日)に、仲間のYさんと2人で登っていますが、牧場が広がる明るい山頂と、富士山が目の前にドォ~ン!と望める風景がとても良かったので、今回はサクラが満開の丹沢湖に下るコースを選んで行きました。
小田急の新松田から、日曜祝日だけ運転される「大野山登山口」まで入るバスに乗って、終点で降りるとしばらくは住宅街の中をジグザグに登っていきます。
更に茶畑の中を抜け小学校の前に出ると、新緑の向こうに富士山が顔を出します。

可愛いヤマザクラを見ながら奥に進み、地蔵岩から本格的な登山道に入ります。
マップタイムは1時間半の登りですが、ほとんど歩く人の姿も見えない中、ノンビリとスミレなどの春のお花を愛でながら行きました。
バスの乗客も、座席の半分ほどしかいませんでしたものね



登山道は、木々の緑がようやく芽吹き淡い萌黄色に染まっていました。
その中に鮮やかなヤマブキの花の黄色が眩しいくらいに輝いていて、スミレやシャガ、キケマン、フデリンドウなどが楽しめました


non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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大野山の花々 | ||||
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新緑の中を、お花を楽しみながら



前回登った時の記憶も、富士山の眺めの素晴らしさと同時に、この牧場横の階段がとてもきつかった事が鮮明に残っています。

ファミリーで楽しめる楽チン登山の「大野山」ですが、ここがちょっとしんどい所です。
階段が終わると、ナント!舗装道路が現れて

丹沢の山々の連なりが望めました。
「大野山」は頂上まで車でも登れるので、足の弱い人やお年寄りなども楽しめる山なのです。

舗装道路を歩いて15分、ついに「大野山」頂上です

白いお花のオオシマサクラが咲いていて



左手にトップ写真で紹介した富士山が圧倒的な存在感で見えていました。