「恋人岬」を後にして堂ヶ島近くで昼食を食べ、温泉に入っていくことにしました。
ガイドブックの写真で選んだ「堂ヶ島温泉」のホテルは「三四郎島」のまん前にありました。
トップの写真は屋上の露天風呂から写した「三四郎島」です
源氏の若武者”伊豆の三四郎”と、豪族の娘小雪の悲恋伝説が残る三四郎島。
潮の満ち引きで浜が現れ、陸地と行き来が出来るようになる国内でも珍しい現象が見られるそうです。
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日帰り入浴代1200円を払って、最初に入った屋上露天風呂です。
マウスオンで、石廊崎方面の景色もご覧下さい
大空の下、大海原を眺めながら身も心も開放的になり
2人連れの若い娘さん達と一緒になって、キャーキャー言いながら入りました。
「気持ちいいぃ~!、でも陽に焼けるぅ~!」
6階にある大浴場も覗いてみました。
ここも見晴らしが良く、大きな窓から三四郎島が見えていました。
その広い脱衣所の大きな鏡に映った自分の姿をつくづく眺め・・・
「ホホも体もどうしてこんなに弛んでしまったの」とショックを受けました
頭の中まで弛んでいるようでオソロシイ!
仕事を辞めて緊張感のない日々・・・
パース行きも終りにしたので、ヤル気が失せた英会話と裂き織り教室は長期お休みのままです
お天気が悪かったとは言え、北アルプスの麓まで行ったのに登らなかった私。
脱力感に苛まれていました。
「これではイカン、頼まれている仕事を受けよう」とこの時決心をしました。
このホテルには海辺の露天風呂もありました
このような風景の中で温泉に入るのが私の憧れでした
でも・・・
ちょっと見えすぎではないかしら?
入る勇気がなくて、洋服を着たまま写真だけ撮っていると、おじさんが二人やってきました。
「ヒャ~!ここは混浴なのかしら?」
私が小さく叫ぶとおじさんは慌てて前を隠しながら
「女性用はあの囲いの向こう側だよ」
レンズを引いて写した海辺の露天風呂です。
女性用は左手の囲いの中のようでした。
最近少々ボォ~っとしていて危ない私です
「私、このままではボケるのも時間の問題だわ」と痛感しました
2年前の3月に4年間勤めた「地区センター」を辞めました。
年齢的にはまだまだ働けたのですが、これからは時間に追われない日々を過ごしたい・・・
主人のパース通いにもノンビリ付き合いたいしと、気持ちも新たに希望を持って辞めました。
25年間、何らかの形で社会に参加していた私の、最後の仕事の日の心境を桜の花に絡めてこちらでUPしてあります。
それが「鹿島槍ヶ岳」を登らずに帰ってきたすぐ後に「今月中に辞めたいという人が出たので、是非仕事に復帰して欲しい」との連絡があり、心が揺れました。
そしてその最終的な答えをこの温泉で出しました。
こちらがお昼に食べた宇久須にある「三共食堂」の小あじ寿司とあじ丼、そしてカサゴのお味噌汁です。
昔、息子が大学に受かった春に、家族3人で二泊三日の伊豆箱根ドライブ旅行をしましたが、その時にも寄った覚えがあるアジ寿司の専門店です。
美味しかったけど、お値段もそれなりでしたね。
好物のアジ寿司を食べ、温泉に入り、満足!満足!
松崎から山越えをし、河津経由で伊豆の東海岸に出ました。
大島と利島が綺麗に見えていましたが、伊東方面に向かう道路が大渋滞で、大川のホテルに着いたのは4時過ぎになりました。
尚、私たちが利用した堂ヶ島の温泉はこちらです
興味のある方は参考になさってください。