花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

夏の想い出・「栂池自然園」その1

2008年08月31日 | 旅日記

8月最後の日の日曜日は、久しぶりに力強い太陽が顔を出しました
この一週間、台風がやってきた訳でもないのに、連日ゲリラ豪雨に見舞われ稲妻が光る日々でした
被害に遭われた地方の方々には心からお見舞いを申し上げます。

日本は熱帯気候になってしまったのでしょうか?
本当に変なお天気の夏だったような気がします。

それでも、梅雨明けの頃から咲いていた「デュランタ」の花が、まだまだ元気に咲いていて
メダカの泳いでいる水盤の中の「ホテイアオイ」も毎日のように涼しげな姿を見せてくれています。
マウスオンでご覧下さい

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7月21日には梅雨も明けて、霧ヶ峰や美ヶ原、湯の丸高原の散策を楽しみ、山や高原、そして湿原などの花々を楽しみましたが・・・
八月上旬に行った北アルプス「鹿島槍ヶ岳」登山は悪天候で断念しました

お盆休みの伊豆への家族旅行は雨には会いませんでしたが、富士山は見えず・・・
温泉三昧で海にも入らなかったので、イマイチ「夏」を心行くまで楽しんだという満足感がありません。

まだまだ残暑は残るでしょうが、陽の光はすでに秋の気配を含ませていて、燃えたぎる真夏のエネルギーはもう感じられませんね。
去り行く「夏」を惜しみながら、まだUPしていなかったこの夏の想い出写真を載せていきたいと思います。

                                
「栂池自然園」

今、目を閉じて思い出すのは白い「ワタスゲ」が揺れる高原の風景です。
生憎のお天気で「鹿島槍ヶ岳登山」を諦め、代わりに行った「栂池自然園」には、雪渓渡りの爽やかな風が吹いていました。



耳かきに付いている、ふんわりとしたボンボンみたいに可愛い「ワタスゲの花」・・・
名前がピッタリとマッチしていますね

私たちは「大町温泉」からバスで大糸線の「信濃大町」に出て、そこから南小谷行きの汽車に乗り40分、「白馬大池」駅で下車。
タクシーで栂池高原まで入り(1500円)、そこからゴンドラとロープウェーで「栂池」に行きました。


昼食は「栂池ヒュッテ」でラーメンを食べました
ここは「白馬大池」経由の「白馬岳」登山の基地でもあります。
雨具を着て、泥だらけになった一行が山から下って来たのを見て、鹿島槍ヶ岳登山を中止して正解だったかな~と思ったりしました。

6年前の夏、私は山仲間とここから「白馬岳」を目指し、翌日は「雪倉岳~朝日岳」と北に向けて縦走しました。
前夜、地区センターの仕事を済ませてから夜行バスで横浜を発ち、翌朝栂池高原に到着・・・
今回と同じようにゴンドラとロープウェーでここまで登り、朝食をし身支度を整え、八時間かけてヘロヘロになり白馬岳頂上の小屋まで行きました。
晴れていたのに「カミナリ注意報」が出ていてビクビクしながら登ったのを覚えています。

今回、時々お邪魔しているブログ仲間のheppoco隊のご夫婦が、同じ8月5日の午前中に、この栂池から白馬大池を目指して出発したようです。
「行こうか行くまいか悩んだ末の登山」とheppocoさんは書いていますが、この日はガスの中の見晴らしの効かない登山だったようですが・・・
翌日からだんだんお天気は回復し、3日目の雪倉~朝日の縦走はピカピカの中の稜線歩きを楽しんだそうです。
若くて体力があるからできた決断でしょうが、羨ましい限りでした。
(この登山記のお花の写真が素晴らしいです。興味のある方は覗いてみて下さい)


登山を諦めた私たちはビジターセンターで1人300円を払って「栂池自然園」に入りました。
全部廻ると4時間位かかるそうです。
私たちは時間的にどこまで行けるかな?



一面に白いお花が咲いていました。「モミジカラマツ」のようです。
その中に、鮮やかな「コオニユリ」や「アヤメ」が見られました。



ここで見られたお花をnon_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい

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モミジカラマツ
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歩いている人々は中高年のグループとファミリーが多かったように思います。
御馴染みのお花ばかりでしたが、まだまだこの先にも色々ありました。



1時間で最初のチェックポイントです。
そこはワタスゲとニッコウキスゲが咲き乱れる広い湿原でした
この先更に歩いて「浮島湿原」まで行くかどうかで迷いましたが、取り合えず「楠川」まで歩きました。

尚、自然園の地図はこちらを参考にしてください。


コメント (20)
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