湯河原の「幕山」に、「箱根サンショウバラ」を見に行ってきました。
私が初めて見た「箱根サンショウバラ」を速報でUP致します。
まだまだ蕾もありますので、8日頃までは楽しめることと思います。
一昨年の初秋に登った幕山で、ボランティアガイドさんに
「箱根サンショウバラ」が咲く頃がお薦めと言われて、名刺をいただいておきました。
去年は機を逃してしまいましたが、今年はゴールデンウィーク明けからTELして
「例年より遅れていて、5月末ごろになりそう」との情報を伺っておりました。
そして一週間前にガイドさんから「蕾が開き出したので、6月最初の週末が見頃」との
お電話を戴きました。
お陰で、丁度見頃の「箱根サンショウバラ」を楽しむことができました。
お花の時期は本当に難しいものですね
標高わずか626mの「幕山」は山というより丘のような感じですが、
広い梅林があり、3月の「梅祭り」が有名です
今の時期はバス便が少ないので、湯河原からタクシーで「梅林入り口」まで入りました。(1520円)
「ロッククライミング」の練習をしている人は多いようですが
この日は平日で歩く人は少なく、静かなハイキングが楽しめました。
初めて見た「イタドリ」の花?ではなくノビルでした | アザミはあちこちで見られました。 |
花が終って実になる過程が可愛い・・・ | 梅林を通り抜けると「ウツギロード」です。 |
実は私、1日から中学時代を過ごした新潟の友人と、十日町のリゾートホテルで落ち合い
温泉を楽しみ、美味しい物をたくさん食べ、おしゃべりに興じ、カラオケ&パターゴルフと遊び・・・
そして震度5強の地震に遭遇(現地が震源地でした)
前日の2日に、少々遅れた新幹線で夜の7時半過ぎに帰宅したのです
その夜はバタンキューで
翌朝早く目覚めて、お天気が良いので「幕山」に行く気になりました。
何ウツギでしょうか? | 赤が散って、白い花だけ残った箱根ウツギ |
遊び疲れてド~ンと重い体を引きずるように、
ユックリ、ユックリ、道の両脇の花々にカメラを向けながら登って行きました。
Yさんが土日都合悪いそうなので、6日の月曜日に行こうと思っていましたが・・・
生憎その日は雨の予報で、急遽旅行から帰ってきた次の日に行く事にしたのです
お花は、こちらの都合に合わせて待ってはくれませんものね。
コアジサイが、緑深い林の中で、幻想的に咲いていました。
上に登るに従って「ノイバラ」が残っていて | フタリシズカも並んで咲いていました |
ノンビリ写真を撮りながら1時間20分かけて登り、ようやく頂上(625m)です。
湯河原の町と真鶴半島がけぶって見えました。
そして頂上にも、4~5本の「箱根サンショウバラ」の木があり、咲いていました。
嬉しいですね~、頑張って登ってきた甲斐がありました。
頂上の桜の木の下で、買ってきたコンビ二の「オムスビ」を食べ昼食タイムです。
他に一組の先客がいただけでした。
蜂が気になりましたが、それよりも蝶が多く
アサギマダラを見つけて追いかけましたが、撮りそこなった
食べ終わってから「頂上周遊道」(800m)を歩きます。
可愛い「ヤマボウシ」が出迎えてくれました。 | 色鮮やかな「山ツツジ」も目を楽しませてくれます |
そして、箱根連山を背景に「箱根サンショウバラ」が
登山道の両側に並ぶように咲いていました
葉がサンショウ(山椒)に似ているのでその名が付けられたバラ目バラ科バラ属の落葉小高木です。
枝には山椒と同様、刺があります。
気力を振り絞って見に行った「箱根サンショウバラ」ですが、大満足しました
「サンショウバラ」は蕾のうちは濃赤色をしていますが、開花すると美しい一重で大輪の淡紅色の花弁になります。
枝に多数の花を付け芳香がありますが、花は一日花で咲いた日のうちに散ってしまいます。
太い幹や、荒々しい刺が野生感たっぷりですね。
このハイキングの詳しい模様をデジブックに纏めました。
お花の数々もあわせて、大きな画面でご覧になれますので、お時間と興味のある方はどうぞ
デジブック 『初夏の「幕山」』
私たちは「箱根サンショウバラ」を堪能したあと、同じ道を下って戻りました。
丁度3時5分のバスに間に合い、湯河原駅に戻り、いつものように温泉に入って帰りました
無理したせいか?、腰が若干重いけど、全身に汗をかいて気分は爽快
温泉が効いたと信じています。
※尚、初秋の花々が楽しめた9月の「幕山」山行はこちらとこちらです。