花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

舞岡公園の紅葉とカワセミ

2011年12月17日 | 舞岡公園
突然真冬の寒波がやってきましたね。

師走に入って、晩秋の名残の小春日和を感じる穏かさと、
初冬のひんやりした寒さが交互にやって来ましたが・・・
今日12月17日から本格的な冬到来です。

カメラ教室の撮影会に備えて、一脚とレリーズを買いました。
早速14日の「三渓園」で使う予定でしたので、その前にちょっと予行練習と言うことで、
好天に恵まれた12月10日(金時山登山の前日)、スーパーに買い物に行ったついでに、
我が家近くの「舞岡公園」に寄りました。


春には桜が咲き誇る「おおばなの丘」の紅葉が見事でした

我が家近辺のイチョウ並木が全滅だったので期待はしていませんでしたが、
ここのモミジは何とか平年通りに色付いたようです。


まだ一脚はザックの中で出番はありません。


「もみじ休憩所」の周りの紅葉はすでに終わりに近い状態でした。
緑のまま枯れた木もあり、場所によって差がありますね。


舞岡公園は田園や雑木林の風景が広がる自然公園
起伏に富んだ谷戸(やと)の散策は四季折々の景観が楽しめます。

谷戸とは、台地や丘陵に小さな谷が複雑に刻み込まれた地形のこと
横浜南部の特徴ある田園風景が自然公園という形で保存されています。

夏に歩いた「舞岡公園」の田園風景をご覧下さいこちらです。


目にも鮮やかなモミジの紅葉が残っていましたが・・・
今年の紅葉はイマイチで、アップに耐えられる枝を見つけるのも一苦労です


舞岡公園は横浜市が管理していますが地元市民団体によって運営されていて
田んぼも畑も炭小屋も、地元のリタイヤ後のお父さんたちや若者たちが頑張っています。

そして「小谷戸の里」には歴史的建造物である明治時代の古民家が保存されています。
そこではボランティアさんたちが竹馬を作ったり、素朴な玩具を造ったりして
訪れる人たちが楽しく遊べるようになっています。

この日はボランティアさんが障子貼りを・・・こちらは草刈作業の後の打ち上げでしょうか?

先月のNHKニュースで、ここで作られ販売された草木灰から、国の基準を超えるセシウムが検出され
回収になったと知りましたこちらです。


南天の赤い実があちこちに・・・揺れるススキの穂に晩秋の風情を感じます。

今、東京近辺のゴミ焼却場の灰からも高濃度の放射能が検出されていると、ニュースになっていますね。
赤ちゃんが飲む粉ミルクからも、微量ながら検出されました

3.11の震災で制御不能となった「福島原発」の水素爆発で、ミスト状に舞い上がった放射能が
風と一緒に拡散し、その後の雨で各地の木々の葉や土壌に付着したようです


「さくらなみ池」では、カワセミの姿を見ました。
いよいよ300mmのレンズと、この日初デビューの一脚の出番です。

周りの撮り鳥のオジ様方は三脚に大砲のようなレンズを取り付けて、一脚ではたちうちできませんが・・・
辛うじてカワセミを撮る事ができました

あっと言う間に魚をキャッチし、シャッターが遅れるオレンジ色の胸元からお腹が粋ですね。

私はレリーズの正しい使い方が分らずにマゴマゴし、やはりブレてしまった


背中の瑠璃色も美しい
水辺の宝石と謳われる「カワセミ」ですね


カモのツガイも見られて、ここは水鳥の天国です。


駐車場横の「けやき広場」では、若者達やファミリーが球技を愉しんでいました。
平和な風景の「舞岡公園」です。

そんな中での「放射能汚染」騒ぎ
我々中高年は今更心配する必要もありませんが、問題は子供たち・・・
孫のいる身では気になります。

我が自治会の前会長さんが放射能の専門家
その方を講師に自治会で勉強会があり、私も出席しました。

今朝のNHKTVの「ニュース深読み」でも、専門の先生たちが出演していましたが・・・
結局現状では「自己責任で対処するしかない」というお話しでした

健康面では子や孫の世代で何事もなくても、
3代4代後の放射能の影響は、人類がまだ経験していないから「分らない」ことのようです

おりしも昨夜、野田総理は原発事故は収束と発表しましたが・・・
炉内もどうなっているか分らぬ状態での「安定宣言」とは



コメント (33)
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