花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

上野の紅葉と横浜中心街の黄葉

2011年12月04日 | 我が街・横浜

師走に入ったとたん寒さがやってきましたね。
1日から3日までは冷たい雨が降り、4日の日曜日にようやく晴れました

今日は朝からピカピカの富士山が見えていて
今回は買い物帰りに寄った、我が家近くの公園で撮った暮れ行く富士山をUP致します。
三脚無しで写したため手ブレでボケていますが

我が住宅地の真ん中を貫く幹線道路に面し、我が家からも歩いて5分のコンビニに
今日の未明に強盗が押し入り、早朝からパトカーが20~30台やってきました

年末はなにかと慌しい上に、物騒なことが起こるのですね。

11月23日「上野東照宮」
11月の撮影会は上野動物園でした。
わたくし、動物の撮影は殆んど経験がなく、その上休日の動物園は大混雑で
満足な写真は撮れずじまい

でも帰りに寄った動物園横の「上野東照宮」で、静かな紅葉が楽しめました。


家康を祭った「東照宮」と言えば日光と久能山が有名ですが、上野にもあるのをご存知ですか?

1616年、危篤の家康公の病床に招かれた藤堂高虎と天海僧正は、
三人一つ所に末永く魂鎮まるところを作ってほしいという遺言を受けました。

そこで藤堂家の屋敷地であった上野に1627年に東照宮を造営し
1646年に正式に東照宮の宮号を授けられました(公式ホームページより)

国指定重要文化財の銅灯籠は48基参道両脇に整然と並んでいる石灯籠


1651年に三代将軍・徳川家光公が大規模に造営替えをしたものが、現存する社殿だそうです。

家光と言えば乳母の春日の局と、そして実母のお江様の確執が有名ですね。


こちらは1874年、深川木場組合奉献の「神楽殿」
屋根の勾配の美しさは都下随一といわれています。

毎年お花見の時期には御神楽の奉納が行われるとか。


NHKの大河ドラマ「江姫」も終わりました。
このお江と春日の局の間には、三代将軍の跡継ぎ問題を巡る熾烈な戦いがありましたが、
ドラマではやんわりと描かれていたような気がします。

主人のこのドラマの評価は最低で、秀吉の描き方に腹を立てすぐに観なくなりました。
私は昔、誰の原作かは覚えていませんが、お江の生涯を描いた小説を読み
とても心に残っていましたので、ドラマも最後まで観ました。

向井理が演じたお江の夫二代将軍秀忠も愛すべき人物として描かれていましたものね


「江姫」が終って「坂の上の雲・第三部」が始まりました。
この一週間、連日BSで、去年放送された第二部「友情編」が再放送され、
毎晩主人と感動しながら観ていました

昼間は師走の雑事に追われ、夜はTVに釘付けとなり・・・
PCに向かう時間がなくなり、スッカリご無沙汰してしまいました


ここの鐘楼は「鈴型」なのですね


「上野東照宮」は戦争や震災などの災厄に一度も倒れることなく、
江戸の面影をそのまま現在に残す貴重な文化財建造物ですが
実は今修理中なのです。

本殿の近くに寄ってよく見ると、ナント幕に描かれた画像でした
上手くできていて感心しましたよ。

11月30日・横浜関内から山下公園へ

私が属している「カメラ教室」の初代講師、今のT子先生の先生、
報道写真家の浜口タカシ氏「大震災の記録」展に行ってきました。

泥だらけのランドセルが干してある風景写真を見ただけで、
この東日本大震災の悲惨さが感じられ、胸が痛くなります。

大先生は、水俣病や神通川のイタイイタイ病などの被害者に眼を向けた写真集を出している
社会派の報道カメラマンです。


丁度この日、我が家にも配達される全国紙の横浜版に、
この写真展の紹介記事が載っていました。

孫弟子の女性6人で関内駅前のギャラリーを訪ねた時、大先生もいらしゃって歓待されました。
私は初めてお目にかかりましたが・・・


この時期関内の横浜スタジアムから続く「日本大通り」は、まさに銀杏並木の黄葉が見頃です。
カメラ仲間の我々は最初から撮影目的で、カメラ持参で行きました

サスペンスドラマによく出てくる「横浜地方裁判所」


この左手のレストランでランチ
パスタを戴きながらカメラ談義です。

様々な展覧会で入選している先輩達のお話しに、初心者の私はとても着いていけない
ちょっと違う世界に入ってしまったかしら

「あなたはきっと伸びるわよ。体力があるもの」と言われましたが
体力だけではとうてい無理
私に欠けている豊かな感性とカメラ技術が必要ですね。


相模湾に近い我が家近辺の銀杏は、台風15号の塩害で色付く前に落葉しましたが
東京湾に面する横浜の中心部は、例年より色付きが悪いものの、
黄金色の黄葉が見られました


こちらは「神奈川県庁・旧館」


「山下公園通り」の黄葉並木も見事です。
正面に見える建物は「ホテル・ニューグランド」


陽の光や風のあたり具合で色の付き方も違ってくるのでしょうか?
中には緑の葉も見えています。


山下公園に係留されている「氷川丸」

この船の見学記事はこちらです。


新しい地区の「みなとみらい」の建物が見えています。

水の守護神の像と子供たちワンちゃんたちの散歩コースでもあります。

この公園は1930年(昭和5年)に関東大震災復興事業の一つとして開園しました。
つまり震災で出た瓦礫を埋めてできた公園なのです。


横浜の港見物に便利な赤いくつバスが停まっています。

公園内には、横浜の波止場から異人さんに連れられてアメリカに渡ったという
「赤い靴の女の子」のブロンズ像もありますね。

この赤い靴の女の子は実在する女の子です。名前は「岩崎きみ」ちゃん。、
実際は結核に罹ってアメリカには行けず、9歳で孤児院で亡くなったという
哀しいお話しのようですが・・・

今回も長編となり恐縮です。
お忙しい中、最後までお読みいただいた方には感謝申しあげます。


コメント (24)
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