花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

ユズ泥棒と師走の「三渓園」

2011年12月23日 | カメラ教室

今年も残すところ1週間となりました。
流石にノーテンキな私も押入れの整理やガラス磨き・床磨きに追われています

合い間に友人達との忘年会や、買出し&銀行や郵便局廻りでバタバタし、なかなかはかどりません。
せわしない年の瀬ですが、せめてクリスマスの華やかさを我が家にもと
ポインセチアの鉢を購入
リビングがパァ~っと明るくなりました。


毎年同じ我が家のクリスマスグッズ
ご近所仲間と行ったロシア旅行の際に、
モスクワの青空市場で買った木彫りの「聖人人形」です。

昨日22日は冬至、一年中で一番昼が短い日でしたね。
この日はユズ湯に入り、カボチャを食べる日・・・

ところが我が家のユズは喰いちぎられ、庭に散乱一番小さいユズがたった一個残ったのみ

仕方がないので一個98円で買ってきましたよ。
スーパーで売っているユズは倍以上の大きさがあるのですね。
(主人が5kgもの夏みかんを戴いて来ましたが、柚子ももらってきて欲しかったわ)

ユズ泥棒の犯人は誰だ~


近年、我が家近辺でも多く見られる「台湾リス」です。
(この画像はネットのフリー画像屋サンからお借りしました)

我が家庭菜園の畑も被害が出ています。畑で見たリスの様子はこちらです

特定外来生物に指定されている「タイワンリス」が、鎌倉から神奈川県三浦半島地域を中心に増え
近年は横浜南部でも多く見られます。

キュッキュッ、キャッキャという鳴き声が毎日聞こえ、我が家の出窓の上を走り回る音も耳にします。
リスと言えば可愛いイメージですが・・・

生態系の破壊が懸念されるほか、農作物などへの被害もあり、
広域的な防除を求められた横須賀市は、生息地域に多数の檻を設置するなど、
本格的な捕獲に乗り出したとか

横浜市はまだそこまでやっていないようですが、我が家はお正月用の柚子が全滅ですわ

横浜「三渓園」
さて12月14日のカメラ教室の撮影会は、横浜市民にはお馴染みの「三渓園」でした。

当日はマークの予報、しかし幸い雨には遭わずに良かったのですが
せっかくの見事な紅葉が、鮮やかさに欠けて残念でした


こちらの画像は、正門入ってすぐの藤棚横から見た「大池」と「旧燈明寺三重の塔」

三渓園は明治から大正にかけて製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家
「原 三渓」(本名富太郎)が、東京湾に面した三の谷と呼ばれる谷あいに造り上げた
広さ約175,000㎡(53000坪)の日本庭園です。(パンフレットより)

※以下私の撮った画像を、パンフレットに書かれた三渓園の説明とともに紹介しますので、
お出かけの際の参考にして下さい。

蓮池にはあの高貴なお花の残骸が・・・今の季節の見頃のお花は山茶花です



こちらは京都東山「西方寺」にあった薬医門(御門)

明治39年(1906年)に一般公開された外苑と、三渓が私庭としていた内苑の二つからなり
京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物と
四季折々の自然とがみごとに調和した景観が見所です。


御門横、「三渓記念館」前の最後の紅葉


「臨春閣」は紀州徳川家初代藩主の頼宣が和歌山県・紀ノ川沿いに建てた
数奇屋風書院つくりの別荘建築。


「臨春閣」前の池にかかる、とても絵になる橋です。


12月の中旬だというのに、まだまだ紅葉が見られてビックリ
晴れていればどんなにか美しかったことかと悔やまれました。


近い場所なので、忙しい師走でなかったら、お天気の良い日に再度撮影に行ったのですが・・・


桜やショウブの季節の三渓園は何度か行っていますが
紅葉の時期の三渓園は初めてでした。


京都のお寺の風景に匹敵するような・・・
思っていた以上に素敵な紅葉でした。

黄金色の絨毯です遊歩道の紅葉も見事でした


聴秋閣裏の遊歩道の階段を登って行くと、上からT子先生の声がしました。
「ここから素晴らしい景色が見えるからいらっしゃ~い」

三渓園の撮影ポイントです
「ほら、三重塔と橋と聴秋閣が一同に見えるでしょう」

「空に合わせて絞りを決めては駄目よ、F値はモミジで見てね。」
まだ明るすぎると、先生からはなかなかOKが出ませんでした


「聴秋閣」は京都・二条城にあったと言われる、家光・春日の局ゆかりの楼閣建築です。


江戸時代の古い建物と紅葉が情緒的な雰囲気をかもしだしています。

TVドラマ「坂の上の雲」のガイドブックによると、
伊藤博文邸の撮影はここ三渓園で撮られたそうですが、大いに納得できますね。


お食事処の周辺の紅葉も素晴らしくて、集合時間になっても皆中々集まりませんでした。


食事後は解散です。
私は半年先輩のSさんと三渓園会館で催されていた「写真展」を見てから、
お茶席の着物姿の女性達を写させて戴きました。

そしてお抹茶を一服所望(500円)
ちゃんとお点前をして戴き、モデルとしても協力して下さいました。

一脚を使い連写で撮るSさんと私を見て、着物姿の女性達は
「女性カメラマンってカッコイイですね~」と

「着物姿の皆さんの方がずっと素敵ですよ」
まだまだ初心者の私たち、自慢できるような写真が撮れません。
モニターを見せてくれと言われたらどうしようと、冷や汗物でしたよ


お茶席から見える中庭の紅葉も見事で、ガラス越に写させて戴きました。

こうして寒い一日、優雅な雰囲気の「三渓園」での撮影会を終えました。

今回の勉強は絞りの合わせ方と、一脚とレリーズの使い方を先生から教わった事
暮れの忙しい中でしたが、それなりに有意義な一日でした


コメント (26)
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