花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

速報!目黒川の桜(その1)

2013年03月21日 | 花シリーズ

東京地方には早くも16日にソメイヨシノの開花宣言が出されました。
平年より10日、昨年よりも15日早いとか
現在の観測方法が始まった1953年以降では、2002年と並んで過去最速だそうです。

「20日に目黒川界隈を歩きませんか」と、ブログ仲間の山小屋さんに誘われていました。

風邪と花粉症が混じったような症状もひどく、その3日前の日曜日には
山仲間とのハイキングの予定もあり迷っていましたが・・・

目黒川といえば桜が有名な所、まして私が昔住んでいた中目黒に近くて懐かしい場所・・・
これはお花見と街中歩きの二つを一度に楽しめそうと、出かけたしだいです。


中目黒駅近くのソメイヨシノはご覧のとおりの7~8分咲き
今度の週末辺りが見頃でしょうか・・・
休日とあって、若い人々が繰り出しとても賑やかでした。

南房総ドライブ旅行の記事もまだ終わっていないし、
17日に山仲間と行った、丹沢の大山近くの山登りの報告もしたいのですが
まずは旬の桜の情報を最優先にUPいたします。


集合はJR目黒駅に10時、今回の参加者は27人
目黒駅から目黒川界隈を10km歩いて、代官山で解散だそうです。

このお仲間とのハイキングも4回目、顔なじみの方々も多く楽しい一日でした。

「松林山大円寺」

最初に寄ったのがこの天台宗のお寺です。


徳川家の繁栄と江戸発展守護のための「三面大黒天像」などが安置されています。



「大円寺石仏群 」
明和9年(1772)2月に江戸市街地を焼いた大火があり、火元と見られたのが
大円寺であった。

大円寺では焼死人々を供養するために、天明頃(1781~9)境内に
五百羅漢像等を建立したと「新編武蔵風土記稿」は記述していると
境内の石碑に書かれていました。


江戸の面影を残している境内で、ゆっくりと羅漢さんのお顔を撮影したいところですが
今回のグループは大学時代のワンゲル部のOBたちの集まり

歩け歩けがモットーですので、先を急ぎます。


目的の目黒川に出ました。
この辺りの桜はまだ4~5分咲きでしょうか・・・


街路樹の桜も咲き出していました。

路地裏には昭和の名残の看板が
歩いているメンバー全員がシニア世代です。



都立「林試の森公園」
もう一つお寺を巡ってから石古坂と書かれた坂を上っていくと、緑豊かな公園に入りました。


林野庁管轄の「林業試験場」が、筑波研究学園都市の建設に伴い移転
その跡地を整備し、平成元年6月1日に「都立林試の森公園」として生まれ変わり
開園されたそうです。


濃いピンクの河津サクラが終わり、白い「オオシマサクラ」が咲き出していました。


この公園は東西に700m、南北に250mと細長く、
外周の園路をぐるっと一周すると45分程で廻れます。

詳しい情報はこちらでどうぞ


広場の周りのサクラも咲き出していました。
都会の真ん中とは思えない中で、ファミリーがお花見を楽しんでいました。

散策路には春の花々も見られ、山野草に詳しい山小屋さんの出番です。

春一番に咲く「セントウソウ」高尾山にも多い「クサイチゴ」

我が家の庭にもある「ハナダイコン」もう咲き出した「ヤマブキ」



そろそろ終わりの「トサミズキ」
燃える赤色の中に白い「ノボケ」


他にも鎌倉のお寺に多い「シャガ」や「スミレ」も咲き出していました。

その上、木の実にも詳しい山小屋さん、本当に物知りです。

この日は私の他に同じくブログ仲間の男性「ななごうさん」
山小屋さんの佐渡の中学時代のお仲間の女性も参加していらっしゃいました。

お顔も広く活動的な山小屋さんで、毎度驚かされます。


暖かい日差しを浴びてモミジの葉も芽吹きだし、萌黄色に輝いていました


コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする