花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

目黒川の桜(その2)

2013年03月25日 | 花シリーズ
東京地方は22日(金)にサクラ満開宣言が出されたようです
今年の春は「駆け足」ならぬ「超特急」でやって来ましたので慌てますね。

我が家は横浜の高台にあるので、住宅地内のサクラはまだ蕾もチラホラ・・・
今日はお天気が崩れて「花冷え」となっていますので、今月いっぱい楽しめるといいなぁ~

友人たちとの「お花見&食事会」が、月末から4月初めにかけて3件入っているので
サクラ吹雪でも好いですから持って欲しいと願っていますよ。

前回に引き続き、20日に歩いた目黒川近辺のサクラの様子をご紹介いたします。

目黒不動尊 瀧泉寺
「林試の森公園」から武蔵小山駅にでて、ここで各自自由に昼食タイムとなりました。

私は顔なじみになった女性5人と、駅前商店街の中華料理屋さんに入りました。
全員が頼んだ本格的な「海鮮五目焼きそば」が美味しかったです

そして午後一番で訪ねたのが「目黒不動尊 瀧泉寺」


不動明王を本尊とする関東最古の不動霊場で、
808年、円仁が下野国から比叡山に赴く途中に不動明王を安置して創建したといわれています。

境内は台地と平地の境目に位置し、こちらは平地に建つ「仁王門」


仁王門をくぐると正面に大本堂へ至る急な石段があります。

石段下の左方には独鈷の滝(とっこのたき)、前不動堂、勢至堂などがあり、
右方には書院、地蔵堂、観音堂、阿弥陀堂などがあります。

高台に建つ大本堂の両脇に、濃いピンクのサクラが咲いていました。


このサクラは信州高遠城址のコヒガン桜とよく似た色をしている・・・
そう思いながらサクラの撮影に専念していると、皆の姿が見えなくなりました
スワ迷子

北一輝や本居長世の碑がある勢至堂に行っていたらしい・・・
北一輝は山小屋さんと同じ佐渡の出身ですものね。

「大鳥神社」

次に寄ったのが酉の市で有名な大鳥神社です。

江戸時代天保年間より始まる目黒の酉の市は、境内の熊手屋と目黒通りの露店が一体となって
朝から深夜まで賑わう目黒の風物詩だそうです。

ここから目黒通りを目黒駅方面に進むと、目黒川が再び見えてきました。

サクラの名所「目黒川」

「目黒新橋」から望んだ「目黒川」です。
真正面に見えている丸い高層ビルは中目黒駅前に建つ「高層マンション」
この目黒川沿いの散策路を歩いてあそこまで行きます。

この辺りのサクラはまだ5分咲き程度でした。


サクラを見ながら歩いていると、頭上高い所にギンヨウアカシアが咲き出していました。
別名ミモザとも呼ばれている・・・

例年、3月中旬頃に満開になるお花ですが、まだまだこれからという感じです。


今年は梅やミモザが遅れて咲き、それなのにサクラが早々と咲き出す変な春ですね。


午後2時過ぎ、東横線が見えてきました。中目黒駅ももうすぐです。


目黒川は神田川と別れ 世田谷区から目黒区・品川区を通って東京湾に注ぐ延長8キロの川。
池尻大橋から目黒駅辺りまで約3.8キロの川沿いに、約830本のソメイヨシノが植えられています。


中目黒近くのサクラは7~8分咲きとなっていて、
休日のこの日はたくさんの若い人々で賑わっていました。

川沿いにはたくさんの出店が・・・洒落たオープンデッキのレストランも多く見られます。


そんな中サクラにカメラを向けながら、
ハイキング姿のシニアの一団の姿を見失わないようにと急ぎ足で行きました。


途中で目黒川と別れて右折し、渋谷方面に向かい階段を上っていくと西郷山公園です。

芝生広場には若いカップルの姿がたくさん見られました。


ここにも50本近いサクラがあるようですが、中でも目立ったのがこのピンクの濃いサクラです。

この桜を背景に全員揃っての集合写真を撮ってから、「旧山手通り」に出ました。

昔昔、小学生の頃この近くに4年間住んだことがありますが、
すっかり変わって驚くばかり・・・

一昨年、住んでいた場所を捜し求めて中目黒から代官山まで歩きました。こちらです。

お洒落な街代官山にあるエジプト大使館オープンデッキが並ぶ街並みは外国のようです。


そんなお洒落な街の一角に緑深い場所がありました。

「猿楽塚」

6~7世紀ごろに死者を埋葬した円墳といわれ、2基の築山が並んでいます。
このうち北側にある大型の塚が古くから猿楽塚と呼ばれてきて、
猿楽町という現在の町名の元になっているそうです。

木々が茂る小高い丘の上には小さな猿楽神社がありました。

「旧朝倉家住宅」
そして最後に寄ったのがこちらです。


東京府議会議長や渋谷区議会議長を歴任した朝倉虎治郎氏によって、大正8年に建てられた住宅が
一般開放されているのです。

60歳以上のシニアは無料です。全員が証明書ナシで入れました


庭は崖線という地形を取り入れた回遊式庭園となっており、石灯籠などの添景物が多く配置されています。

さすがお金持ち、立派な土蔵がありました。庭に咲いていたお花、名前はシキミ?


3時20分、ここでの見学を最後に解散となりました。
どうにかお天気も持ってくれて、暖かい中でのサクラを愛でながらの名所巡りを楽しみました。

すっかり喉も渇きました。
男性8人女性3人は、代官山から一緒に電車で一駅の中目黒に出て、
駅前の昭和の香りのする居酒屋さんで、冷たいビールやサワーを飲んでから家路に着きました

ご案内いただいた幹事さん、お誘いいただいた山小屋さん
本当にお世話になりました。

そして長編に最後までお付き合いいただいた皆様、有難うございました




コメント (40)
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