花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

爽やか信州&飛騨の旅・その1

2013年07月22日 | 旅日記
一週間ぶりの更新です。
信州方面に三泊四日のドライブ旅行に行っていました
結婚以来、選挙を棄権した事の無い我ら夫婦は、ちゃんと参議院選挙の投票に
間に合うように帰って来ました

自民党の圧勝で、このまま原発稼動再開・消費税値上げに拍車がかかるのでしょうか


さて、私達夫婦はちょっと早めの夏休みを楽しんできました。
目的地は上高地

車両規制されていて、車で中まで入れない上高地にいっきに行くのも大変なので、
途中ニッコウキスゲが見頃の霧ヶ峰高原近くで一泊することにしました。


3月に上高地のホテルを予約したとき
「穂高のふもとに行くなら、是非とも奥穂に登りたい」と言っていた主人ですが
最近は「もう山はパス、体が持たない」と・・・

結局山登りは諦めて、温泉&撮影旅と計画を変更です


三連休の前に霧ヶ峰のビジターセンターにTELして聞くと
「日光キスゲは今六分咲き、三連休明けの頃が見頃となるでしょう」との事で
丁度良かったのですが・・・

「鹿の被害で霧ヶ峰のキスゲは少なくなっていますので、車山の肩に行くといいですよ」
との助言がありました


7月17日(水)霧ヶ峰高原へ
猛暑が去った先週の水曜日は、朝から雨模様のお天気
長野県地方の天気予報もマークばかりが並びます。

気持ちはすっかりダウンしてしまいましたが・・・
神様が仕事とゴルフで忙しかった主人に「休みなさいと啓示したように感じ
「ゆっくりと温泉三昧だわ」と、覚悟しました。


朝6時20分に我が家を出発、八王子辺りで少し空が明るくなり

中央道に入って、今年の5月に登った滝子山をはじめとする小金沢連山が見え出す頃には
陽も照りだしました


笹子トンネルを通り抜けると、南アルプスがド~~ンと見えるのですが
この日はご覧の通りの雲・雲・雲、でも青空が広がり出していました。


諏訪インターからビーナスラインに入った頃にはピカピカに晴れて
白い夏雲が湧いていましたよ


途中一回休憩で、11時頃に「車山の肩」に到着です。
駐車場は満杯でしたが、連休明けの平日ですからほとんど待たずに入れました。

霧ヶ峰とは・・・
車山(1925m)から鷲ヶ峰(1798m)の間に広がるゆるやかな岩石地。
柔らかな起伏を描きながら続く草原を総して霧ヶ峰高原と呼んでいるようです。


ここには5年前にも訪ねていますこちらこちらです。
ず~~と先までキスゲが咲いていて、今回の倍くらい歩いたような気がします。
その時撮った画像にUFOが写っていて、騒動になりましたね


今回は鹿の食害からニッコウキスゲを守るために、柵が施されていて
以前よりキスゲが咲いている範囲が少なくなっていました


この柵が入らないように撮影するのが至難の業で
膝を突いて、柵の間からカメラを構えます

パラボラアンテナがある所が車山頂上、そして左に見える山が「蓼科山」です。


このお花の根が美味しいのか?、鹿は夜にやってきて根こそぎ掘り起こしてしまうとか・・・


昔は見渡す限りニッコウキスゲが咲き乱れ、この季節は全山黄色く染まっていたそうです。
確かに山仲間と10年前に来た時は、もっともっと広範囲に咲いていたような気がしますね。


柵のないところにはニッコウキスゲは一本も咲いていません

昔主人と登った南アルプス近くの「櫛形山」
アヤメが一面に咲いていた花の百名山ですが・・・
やはり鹿の食害で、今では一本もアヤメは残っていないそうです
そうなる前の防護柵ですね


コバイケイソウが風に揺れていました。

ノアザミの蜜を吸うツマグロヒョウモン蝶こちらは何のお花でしょうか?



アカバナシモツケが色を添えヨツバヒヨドリがひっそりと咲いていました




古くて風情ある趣の「コロボックル小屋」は健在でした。


小屋の奥のデッキでコーヒーを飲めばサイコーの雰囲気が味わえそうでしたが・・・
主人は「時間が無い」と・・・

いつものようにセカセカと、追い立てられるように車山の肩を後にしました。






コメント (35)
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