週末の日本列島を襲った8日の大雪
首都圏では45年ぶりの記録的な積雪になったようですね。
いやはやよく降りました
45年前はまだOLだった私、当時の大雪の詳しい事は覚えていませんが
4年間のOL生活で、何度か雪は体験しました。
皇居前のビルの9Fに仕事場があり、そこから眺めた
二重橋とお堀の雪景色が、日本画のように美しかったことを
今でもはっきりと脳裏に焼きついています
昨日の雪は前日から気象庁が会見を開いて、
大雪に関する注意を呼びかけていましたから
前日に買出しに行き準備万端
私たち夫婦も覚悟して、8日の土曜日は外出を控えました。
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午前中は庭に出て、咲き出した紅梅と雪のコラボを撮ったりと余裕がありました。
北海道並に暖房を効かせたヌクヌクの部屋で、TVの大雪情報を見ながら
「雪で特別番組だなんて、札幌では考えられないね」などと言っていましたが
午後になると窓辺の様子が札幌時代を思わせるような雰囲気になってきました。
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好天時には富士山が望める方向ですが
この日の午後は雪が舞い上がり吹雪のようでした。
夜の7時半過ぎに何度か秒単位の短い停電が繰り返され、
起きていても寒いので、懐中電灯を持って早目にベッドに入りました。
10時過ぎに外を見てみると、この30cmのスケールが
全部雪に埋まっていましたね
2月9日の雪景色
0時前には雪もやみ、横浜は17cmの積雪と発表され
東京や千葉に比べると少なかったようですが・・・
朝の8時半、横浜郊外の丘陵地帯に広がる我が住宅街は
ご覧の通りの雪景色です。
新聞配達のおじさんが、バイクは幹線道路に置いて
歩いて配っていました。
主人は3時間半以上かけて、雪かきです
公園にはまだ子供達の姿は見えませんが
午後からは歓声が聞こえてきそうです
幹線道路もスタットレスタイヤかチェーン使用でないと、走れそうにありません。
実は9日の日曜日は山仲間と3人で鎌倉を軽くハイキングしてから
北鎌倉のイタリアンレストランで新年会の予定でした
雪の予報が出た時点でハイキングは諦めましたが、
お食事は「予約もしてあることだし、横須賀線が動いていたら決行しよう」と、
私と同じ雪国生活の経験のあるYさんとで決めていましたが・・・
地元鎌倉に住むケァマネの仕事をしているKさんから、前日の8日昼頃
「大雪の中、歩いて仕事先を回ったら疲れ果てて明日は無理」との
TELがありました。
Kさんは九州出身で雪には不慣れだったようで
結局「新年会はキャンセル」です
(9日、横須賀線は間引き運転ながら午前中には全線動いたようでした)
我が家からは見えない「丹沢の山々」が、幹線道路から見えていますね。
富士山は雲の中でした。
この日は新年会のあと、弟と父の施設に行くことになっていました。
中々食事が進まない父を今後どう介護していくべきか?
看護婦さんやケァマネさんから私達姉弟に招集がかかったのです。
その事の相談もあって、介護ヘルパー派遣会社の副社長でもある
Kさんには会いたかったのですが。。。
雪の中無理して新年会を決行し、怪我でもしたら大事なお仕事にも
影響が出て大変
私と旭川生活が長かったYさんは「この程度の雪は春の淡雪」と
軽く考えていましたが、取り止めにして正解だったと思います。
まだ多くの雪が残る中、父の施設に行くのにマイカーの運転は無理
隣の駅から出ている施設の無料送迎バスを利用です。
丘陵地帯を周る我が家周辺の路線バスは2日間動かず
結局駅まで歩いて行きましたが
雪かきができていない道もあり、普段の1,5倍の時間がかかりました。
靴の裏に金具の付いた滑らない靴を履き、更に買ったばかりの
ゴム製の滑り止めを持参(写真の右下はアイゼン)
滑って転ばないようにと細心の注意を払いながら歩きましたわ。
鎌倉「円覚寺」へ
帰りも施設の車で送ってもらってJRの駅にたどり着いたのは3時半
まだ十分に明るかったので、ふた駅先の北鎌倉に行きました。
雪の鎌倉を是非見てみたかったのです。
禅宗のお寺の雪景色は風情が増してステキでした。
夕暮れ時の静かさも、ワビサビが感じられて好い・・・
深刻な話は胸の奥深くにしまい込んで祈りました。
又いつか、父の事、この日の雪の円覚寺の事などを語りたいと思いますが・・・
今日の鎌倉「円覚寺」はサラリとご紹介して終わりにいたします。