そろそろ梅以外の早春の花々が咲き出しいるはずと
春風に誘われ、18日(木)にカメラを抱えて鎌倉に行ってみました。
「宝戒寺」の福寿草
萩寺で有名な「宝戒寺」ですが、この時期は梅と福寿草が見られます。
福寿草が見事に咲いていました
福寿草を写真に収めていると、15~16人の団地様ご一行がやってきて
講師の女性が「お釈迦様の命日が2月15日ということで、各お寺では涅槃図を掲げますが」
「この宝戒寺さんではまだ観られますので、本堂の中に入ってゆっくりご覧ください」と・・・
私はすでに本堂前でお参りを済ませていましたが、御一行様と一緒に中に入りました。
撮影禁止ですが、確かに入り口の目の前に「涅槃図」が掲げられていました。
「中央の宝台の上に、頭を北にして横たわるお釈迦様が描かれています」
「これが北枕の由来ですね」
「右脇を下にしているのは、西方浄土に向かうという意味だとされています」
フムフム・・・
こうした説明付の案内を受けると良く解りますね。
本堂前の梅はそろそろ終わりのようで、境内には多くの梅の花びらが足元に散っていました。
枝垂れがこれからのようですが・・・
本堂右横にある大聖歓喜天堂前の紅梅が目を惹きました。
(扉のガラスに写っている梅が分かりますでしょうか?)
前回来たのは丁度2年前の2月17日、雪の中に咲く福寿草を見に来ましたこちらです。
あの時は父の危篤状態が続き、連日の病院通いがあり
その合間にカメラを持って心癒しにきた覚えがあります。
2年前は梅が花盛りでしたが、今年は散り始めていて・・・
やはり暖冬ということで早かったのでしょうか?
2年前に比べると、福寿草はずいぶん増えてあちこちに咲いていました。
お目出度い名前のお花が増えるのは嬉しい事です
他には「椿の花」が目立ちました。
こちらは大きなフキノトウ、春の香りが味わえますね。
「浄妙寺」のセツブンソウ
宝戒寺の福寿草を堪能してから、歩いて15分の「浄妙寺」に向かいました。
日差しはもうすっかり春の光です
厚手のダウンを着ていたので汗がにじみました。
4年前の梅の時期に行った時、浄妙寺の本殿前に「雪割イチゲ」が咲いていたのですこちらです。
4年前は3月12日に行っているのでまだ早いかなぁ~?
それにしても以前の記事を読むにつけ、私にとっての鎌倉は親の介護の合間の癒しだったと実感です。
今回は浄妙寺の山門から本堂までの梅もまだ5分咲き程度で、ちょと寂しかったですね。
宝戒寺の梅とは種類が違うのでしょうか?
本堂前の梅の木の下で見た「雪割イチゲ」を目を皿のように探したら、
しおれて倒れている無残な姿でした
その代り思いがけずに楽しめたのは「セツブンソウ」
4年前は2~3輪しか見られなかったのに、今回は群落で咲いていました。
15~16年前に、バスツァーで秩父の小鹿野町両神地域(旧・両神村)の
セツブンソウ自生地に行ったことがあります。
あそこの群落には到底叶いませんが、鎌倉のお寺でこれだけ楽しめたのは初めてでした
年によって、咲く時期もお花の順番も違ってくるのですね。
お花の撮影会や旅行を決めるのは本当に難しいといつも思います。
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大部収まってきたものの、まだ私の頬の内出血は残っていますが・・・
この日は最初からマスクを外してカメラのファインダーを覗きました。
この2週間、マスクをして趣味の会や防犯パトロールには参加していましたが
飲食を伴う友人との遊びはパス、そろそろ限界です
もう気にしないことにして・・・
怪我をしてから初めて、友人と食事の約束をしました。
まずはちょっと薄暗いお店を探す事に致しましょう・・・