花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

早春の花を求めて鎌倉へ(2)

2016年02月25日 | 鎌倉散策
春を感じる日和が続いて、我が家の庭のツバキやマンサクが咲きだしましたが
またまた冬に逆戻り、昨日今日の寒さに震えました。

八王子などでは夜中の雨が雪になったようですね

おんめさま「大巧寺」のツバキ(2月18日)
(沖の波)
鎌倉駅から徒歩3分、八幡様に通じる若宮王子の信号を渡ると「大巧寺」があります。
いつ行っても何かしらのお花が見られるお寺ですが・・・

一週間前に行った時は椿がたくさん咲いていました。


安産祈願のお寺としておんめさまの愛称で呼ばれ、多くの参拝客が訪れるお寺です。

(鮮やかな緋色の緋縮緬)
前回ご紹介した「宝戒寺」~「浄妙寺」と歩いた日、最初のスタートが「大巧寺」
鮮やかなツバキが見頃を迎えていました。

(優雅な羽衣)
お花を愛で、カメラに収め、お寺を三つ訪ねて歩いて一万歩強
山道で転んで怪我した後の、最初の一人歩きには丁度良い・・・

「naoさんはどうしてそんなに頑張ってせっせと歩くの?」と
ご近所仲間のノンちゃんに聞かれました。

私ね、33歳の時に大病して、その1年半後に主人の転勤で札幌に引っ越したんだけど
最後の段ボールの中身を押入れに納めた途端、目が回りだし・・・

「心臓ドキドキで夜は眠れずで、医者に行ったら自律神経失調症と言われたのよ」
そこで処方された薬が精神安定剤

(ロゼフローラ)
桜の咲いた東京から吹雪の札幌に引っ越し、気温の変化でホルモンバランスが崩れ
引っ越し疲れと、新しい土地での生活の不安感が原因と・・・

「医者には家に籠っていないでせっせと出歩けと言われたの」
でも・・・
お稽古事に出かけても、とかくサボってしまいがち

それで月に12日、何が何でも外に出て歩かねばならない大手洗剤メーカーの
市場調査の仕事を始めたのよ・・・

そしたらどんどん元気になっていったわ
やりがいもあったし、お小遣いも入ったし、仕事仲間の友人もできて
私の札幌での4年間は、とても充実していて楽しかった

(銀閣寺ヤブ)
「夫を亡くして又同じような症状が出たから、35年前を思い出してせっせと歩いているの」

ただあの時と違って孤独感がつきまとい、淋しくて涙が出て
それでワンゲルの会や防犯パトロールに入会し、お仲間さんたちと歩くことにした次第よ。

「そうだったんだ~」と感心されましたが、そういうノンちゃんも
健康とダイエットを目的に毎日20000歩近く歩いたら、膝をやられて手術したんだもんね。

もう若くはないのだから何事も無理は禁物

(ヒマラヤユキノシタも咲いていました)
ただねぇ~、晴れていれば出かけようとも思うけど
今週のように寒くてハッキリしないお天気が続くと、家から出る気になれず
気分が落ち込み、不定愁訴が襲ってくる・・・

ご主人が心臓で検査入院中、「私も落ち着かなくて眠れないのよ」と彼女
「季節の変わり目は特に要注意、お互い鬱には気をつけようね」
ストレッチ体操の後、サンドイッチとコーヒーのランチしながら話しました


宝戒寺ではたくさんの葉を付けて咲いていた「福寿草」
この大巧寺では葉が見当たらない・・・
種類が違うのでしょうか?

(みなとの春)
こちらのツバキは名前が気に入りました。

            

お隣さんから山のような「柚子」をいただきました。
カチカチ会のお仲間に配って、まだこれだけ残っています。

この中から半分を一緒にストレッチ体操のお教室に通っている
ご近所仲間のノンちゃんとFさんにも配りました。

我が家の庭の柚子は年が明けたら全部「タイワンリス」に食べられてしまった


シーズン最後の水気の少なくなった柚子ですから、もっぱらお風呂に入れて使っています

顔にもせっせと塗り込んだので、その成果が出たのか
頬の内出血も大分目立たなくなりました

怪我をして以来、毎日のように電話やメールで励ましてくれた写真仲間のSさんと、
先週、薄暗い居酒屋さんの個室で、今年初めて二人で飲み会をしました

サラダとチヂミと豆腐ハンバーグお刺身も頼んで5時間お喋り


ビールもお代わりして、瞬く間に時間が過ぎました。
私もマスクを外して、彼女に「ほとんど分からないわよ」と言われて勇気が出ました。

お陰様で今週のストレッチ体操も素顔をさらして参加できましたわ。

怪我以来私は落ち込んで、メンタル的に危ないと思ったのでしょう・・・
Sさん、忙しい中付き合ってくれてありがとう




コメント (22)
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