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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

尾瀬ヶ原の池塘と草紅葉

2012年11月11日 | カメラ教室

「蔵王・栗駒山」紅葉ハイキングを楽しんだ3日後の10月12日、
今度はカメラ仲間のSさんと撮影ツァーに参加して尾瀬に行きました。

山とカメラを趣味とする者、深山が紅色に染まる10月中旬はジッとしていられませんね。

鳩待峠から尾瀬ヶ原へ
横浜駅から小型バスを2台連ねて、鳩待峠まで直行
そこから山ノ鼻まで3,3kmの軽い下りを行きます。


鳩待峠の標高は1591m、山ノ鼻までの林の中では紅葉がすでに始まっていました。
太陽の光が差し込むと、鮮やかな色が浮かび上がりますね


今回の写真の講師は若いお兄さん。
ユニークな木にカメラを向けるようにと勧めてくれます

キノコの生えている場所にも詳しい・・・若者に人気のキノコだけど、私は初トライです。


普通に歩けば山ノ鼻まで45分ですが・・・
撮影しながら、1時間15分かけて下りました。


ビジターセンターや山小屋のある山ノ鼻の先の「尾瀬ヶ原研究見本園」から
「至仏山」がドカンと見えていました。

12~13年前、山仲間のYさんと2人で「至仏山」に登ったとき、
あの真ん中に見えている登山道でカミナリに遭遇し
蛇紋岩の滑りやすい道を、命からがら転がるように降りてきた


早朝の横浜は晴れていたのに、群馬県・新潟県・福島県の3県にまたがる尾瀬は
イマイチのお天気・・・

でも、時々スポットライトが当たったように風景のどこかが輝きます
それを逃さないようにと講師のお兄さんは言いますが、それが案外難しい


写真で大事なのは光りの取り入れ方かもしれない・・・
ちょっと解かったような気がしたけど、肝心のカメラの調子がおかしくなった

半押しをしてピントが合うとピピっという音がしていたのに、その音が出なくなり
ピント合わせが難しい

使いだして丸4年、そろそろ私のカメラも限界かしら


「至仏山」の反対側に見えているのは「燧ケ岳」(2,356m)
東北の山の中では一番標高の高い山です。

こちらもご近所仲間のK子さんご夫妻と、10月中旬に登ったことがありますが、
うっすらと雪が積もっていた覚えがありますね。


尾瀬ヶ原は標高1400m、南北2km、東西6km、面積7.6平方km。
中心部は高層湿原で、ミズゴケ等が主体の酸性度の強い土壌です。


大小数多くの池塘(ちとう)があり、池塘のひとつひとつが空や雲
周囲の木々や山影などを水面に映し、たとえようもなく美しい・・・


池塘は湿原の窪地などに水が溜まってできた池。
深さが1.5m以上になると藻以外の植物は育たないそうです。

草紅葉の中に唯一咲いていたお花枯れ花も風情があって美しい・・・


私は同じカメラ会社のカメラを抱えた講師のお兄さんにぴったりついて行きました。


木道の間に顔を見せていた赤い葉
目の付け所を学びます。


私にとっては8回目の尾瀬です。

5年前には主人と福島県側の沼山峠から尾瀬沼を歩き、
7年前には鳩待峠からアヤメ平経由で尾瀬ヶ原に下り、竜宮小屋に泊まりました。
あの時は私のお腹に虫が食い込み、病院に走ったオマケまでがつきましたよ


平日だからかもしれませんが、昔に比べると人が少ない・・・
放射能の影響もあるのでしょうか


ボッカさんの荷物の高さは昔と同じですが・・・


骨折後の初登りも、「栗駒山」で無事に果たせて少し自信を得、
尾瀬ならこれからもまだまだ歩けそうと、ヤル気満々だった私・・・

この日から一ヶ月が過ぎて、危篤に陥った母の容態が気になり落ち着かない日々
当分山はモチロン、遠出も無理と諦めました。



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28 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
尾瀬ヶ原 (恵那爺)
2012-11-12 06:28:10
今の尾瀬も落ち着いたたたずまいで良い感じのようですね。

せっかくやる気満々なのに行けなくなって残念ですね。
次のチャンスを待ちましょう。
返信する
鳩待峠から (地理佐渡..)
2012-11-12 06:43:30
おはようございます。

僕が尾瀬に行く際は奥只見川からですから
燧側から入ることになります。湿原に出ますと
右手に景鶴山、正面奥にとおく至仏山と言う
感じです。

さて、キノコの写真が二枚ありました。
この一枚では断定できないのですが、
なんとなくツキヨダケ(猛毒)のような気がし
ます。椎茸にも似ていまして、外見は
とても美味しそうなキノコです。また、これに
似た種でムキタケというのがあります。
これもまた同じような場所で、時にはすぐ近
くで見るなどもしまして混同しそうな種です。
ムキタケは食用ですから弱ります。
一応両者の区別はできるんてすが..(笑)。

さて、栗駒、尾瀬と回りまして、これからし
ばらくは自由に山と言うわけにはいかない
ようですが、その間にしっかりと充電と体力
強化をされまして来るべき時に備えてください。

返信する
紅葉の山歩き (写楽爺)
2012-11-12 10:04:58
こんにちは。
一足先に紅葉の山歩きを済ませていて良かったですね、気になる事が有る中での山歩きなどは落ち着かないでしょうからね。
尾瀬に葉行った事が無いのですが遠景などは写真で良く見かけます、3枚目や10・11枚目の池塘の写真が素晴らしい作品だと思いました。
返信する
池塘の美しさに (西恋おじん)
2012-11-12 10:12:20
 栗駒の次は尾瀬と精力的に歩いてますね。
この時期の尾瀬には行ったことがありませんが、
素晴らしいですね。熊には遭遇しなかったようですね。
日光では熊出没注意何て書いてありましたよ。
池塘への映り込みが素晴らしいですね。
どの写真もお世辞抜きで、素晴らしいです。
返信する
草紅葉♪ (だんだん)
2012-11-12 11:26:25
山から3日後に、もう尾瀬ヶ原にお出かけでしたか~
nao♪さんも行動力あること(^.^)
年は忘れましたが、9月に至仏山に登り、尾瀬も歩きました。
天気が良く、草紅葉の始まりが素晴らしかったですね~
もう8回もですか、でもそれぞれに違う湿原を楽しまれたでしょうね。
撮影に意欲的で、画像も輝いてますね。
返信する
尾瀬 (tona)
2012-11-12 16:38:09
秋の尾瀬ケ原には行っていませんが、nao♪さんは随分行っていらっしゃるのですね。
池塘と草紅葉の美しいこと、堪能しました。
重いカメラを持って、いろいろ研究しながらのお写真ですから、さすがに素晴らしいの一言です。
キノコもいろいろ見かけますが、このピンクのは初めて見ます。きれいな色で形も可愛いですね。
いいところは様々な季節に行けたらと思いました。
返信する
尾瀬ヶ原 (山小屋)
2012-11-13 07:10:29
尾瀬は周囲を山に囲まれているので、天気が
不順です。
これだけ晴れていれば文句はいえないと思います。
撮影ツアーなどというのには参加したことがありませんが
写真は自分の感性で撮ればよいと思っています。
アングルさえ気をつければよい写真が撮れます。

アキノキリンソウがまだ残っていたようです。
この花は「アキノ」とつきますが、夏の頃から咲き出して
います。

お母さん、心配ですね。
認識がなくても顔をだしてあげてください。
返信する
☆恵那爺さんへ (nao♪)
2012-11-13 08:24:09
尾瀬は6月の水芭蕉、7月のニッコウキスゲ、そして10月の紅葉が人気。
そのわりに、この日は人も少なく静かでした。
11月はもう雪が見られ、殆んどの山小屋も閉めたことでしょう・・・

恵那爺さんはブログ開始8周年を迎えられたのですね。
おめでとうございます。
私より半年先輩ですね。
返信する
☆地理佐渡さんへ (nao♪)
2012-11-13 11:25:18
秋の山に登ると、あちこちでキノコの姿を見ますが、毒キノコが多いと聞いていますので触れないようにしています。
綺麗なキノコほど毒が強いそうな・・・?

このシイタケによく似たキノコも、毒とそうでないのとがあるとは、難しいですね。
でも、地理佐渡さんは見分けが付くようで、頼もしい限りですね。
天然のキノコは本当に美味しいですもの。
私も秋に湯沢や水上方面に行った時は、必ず買って帰ります。

奥只見湖の紅葉も素晴らしいですね。
10年位前の10月下旬、銀山湖から桧枝岐まで車で走り、紅葉の大きさに圧倒されました。
翌日、尾瀬の御池から三条の滝まで行きましたが、尾瀬の木道は霜で白くなっていました。

返信する
☆写楽爺さんへ (nao♪)
2012-11-13 12:02:29
もっか骨折をしたときと同じように、遠出はパスしています。
時間を見つけて母の所に行き、呼びかけていますが・・・
自治会の仕事もあるし、又私も気分転換をしなければ持たなくなりそうなので、近場での忘年会やランチのお誘いは「ドタキャン」ありで、出る旨お返事しています。

3枚目10・11枚目の写真をお褒めいただきありがとうございます。
月に一回の写真サークルで、各自写真5枚を持ち寄り、先生が評価をして皆で今月のあなたの一枚を選び出し、会場のコミュニティーハウスのロビーに展示しています。
来月六つ切りにして持って行くことにしますね。
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