花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

父の退院と、「舞岡公園」で見つけた春の兆し

2014年02月01日 | 舞岡公園
今日から2月がスタートです。3日が節分で4日が立春
春はすぐそこまで来ているようですね。


我が家近くの「舞岡公園」に春を探しに行ってみました。
春になるとマンズ一番に咲くというマンサクの花が咲いていましたよ


この日は土曜日、ファミリーの姿が目立ちます。
駐車場近くの「こぶし広場」や「けやき広場」では子供達が走り回っていました。
ワンちゃんはお昼寝でしょうか


ヒイラギナンテンの花が咲き出していました。


そのお隣には可愛いベル状の「アセビの花」が三輪だけ


春には桜が咲き乱れる「おおなばの丘」の下にある「さくら休憩所」で
「マンサクの花」を見つけました。

枯葉もたくさん付いていたので「シナマンサク」でしょうか・・・


こちらは何の実でしょう・・・?

田園風景と雑木林が広がる横浜南部の舞岡公園は、園内のほとんどが
自然のままの姿で保存されています。


畦道や表示板など多少整備はされていますが
その他は谷戸と田園の風景がそのまま広がっています。

丘や池、田畑の風景の中、ゆっくりと散策すれば3時間ほど・・・
昔懐かしい風景に出会うことのできる自然公園です。
詳しい地図などはこちらです。


今週は比較的暖かい日和が続き、梅もようやく開きだしたようですね。
春近しでしょうか・・・

一週間前に父の主治医から「比較的落着いていますから退院を考えましょう」
と言われビックリしました

その僅か4日前に「お父様は意識混濁が見られ、脱水症状も起こしています」

「抗生物質が効かず、ブドウ糖の点滴だけで様子を見ていますが・・・」
「水分を増やすと心不全が起こりますから難しいところです」と
厳しい状況を説明されていましたから、
「退院」とは、狐につままれたような思いでした


「あとは施設の医師にゆだねてください」との事で
父は1月末に退院しました。

決め手は炎症反応が6から2に下がった(前回の退院時は0,06)ことと、
ミキサー食ながら口から食べられるという所のようです。
(3年前、同じ病院に入院していた母は食べられなかったので戻れませんでした


田んぼの反対側には「ソシンロウバイ」も咲いています。

今、病院のベッドがドンドン減っている現実をご存知ですか?
地方は医師不足・看護士不足によるものが多いのですが、
都会は意識的に減らされています。

ベッドを一床減らすと、国から500万円の補助金が出るとか


昨年の秋に来た時は、小谷戸の里の前の広場に収穫した稲を干していましたが
今は脱穀も済んだ藁がうず高く積まれていました。

下記は3年前の母の退院と転院でバタバタした時に記した
私のブログの転用ですが

ホームドクターの話では
”入院患者が増えると「健康保険」が赤字になるので、
国はできるだけ患者が入院しないで済む訪問看護に力を入れている”
との事・・・

入院した場合、入院25日を過ぎると診療報酬の点数が低くなるので
病院側は長期入院患者を抱えると赤字になっていくそうです。

医師はできるだけ早く患者を退院させるようにと
課せられているのです。


もっとも地域の中核病院は、次々に救急患者が運ばれてきますから
そのためにも、ベッドを明け渡さなければなりませんものね。


オレンジ色のマンサクでしょうか

父の退院に付き添い、施設の医師・看護士・スタッフさんたちと
今後の生活を話し合い、帰宅したらどっと疲労感に襲われ
口内炎も再発して、何をする気にもなれませんでしたが・・・

その夜、施設から父が8度5分の熱が出たとの連絡があり
「とりあえず解熱剤で対処します」と言われ
慌てました


ミツマタの花が咲き出すのももうすぐですね。

今朝、弟と施設に飛んで行くと父は熱も下がり食事も摂れたようで
緊急の病院搬送は様子見となりました

「午後になって又高熱が出るようだったら連絡します」との事で
帰宅して待機です。



中丸の丘の紅梅が鮮やかでした。

自宅で待機するのも、病院に近い舞岡公園で待機するのも
駆けつける時間は変わりませんので、散策にやって来た次第です。


いつもはカワセミ狙いのカメラが並ぶ「さくらなみ池」は
静かで誰もいません。

冬枯れの風景が落着かない私の心に沁みました。

結局施設からの連絡はなく、私は近くのスーパーで買い物をして帰りました

今インフルエンザやノロウィルスが流行っていて、
施設での面会は禁止です


当分電話連絡のみで、不安と心配が募りますが・・・
まずは(いつ又病院に舞い戻るか分かりませんが)、洗濯物を抱えての
毎日の病院通いがなくなりホッとしています




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26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マンサク (山小屋)
2014-02-02 06:21:39
マンサクが咲くと春が近いです。
赤い実はニシキギの実ではないでしょうか?
ロウバイはまだまだ楽しめます。

>毎日の病院通いがなくなりホッとしています。

しばらくゆっくりしてください。
返信する
マンサクの花 (恵那爺)
2014-02-02 10:18:52
マンサクの花がきれいです。
ヒイラギナンテンも咲いていますか。

病院通いも大変そうですね。
私の母も、旅行中入院しちゃったんですけど
自分のことは自分で出来るので病院にいる方が安心です。
返信する
春はそこまで・・・。 (mako)
2014-02-02 10:53:18
母の病院は一日1500円ですべてレンタルになっています。
最初は大変でしたが長期になると金額の問題では無くなってきますね。毎日のお洗濯は大変だと思います。これからはお父様もだましだまし寿命を全うしていただきたいと思います。突然の変化は身体に悪いです(^_^;)
私はまだ風邪が完治しません。
返信する
退院 (おみや)
2014-02-02 14:30:43
あちこちから春の便りがきこえてきますね。
お父様の退院、良かったような、大変のような
複雑な気持ちなのではないでしょうか。

洗濯ものを毎日届けていたのですか。
 主人のところは一切手がかからなくて費用も
結構やすいです。ただ一寸とうすぎますが
でもめぐまれているとおもってます。
中で働いている人たちがいつもよくしてくれて
います。ありがたいことです。
返信する
Unknown (ビオラ)
2014-02-02 17:32:07
長く入院できない事情・・・
退院も素直に喜べない時代になってしまったようですね
退院した後で苦労している人も多いと聞きます
これも高齢化社会が一因しているのでしょうね
長生きするのも考えてしまう現実です
早や2月、寒さはこれから本番でも春の気配はあちこちから感じられますね
病院通いが終わって少々落ち着いた時がすごっせるといいですね
返信する
☆山小屋さんへ (nao♪)
2014-02-03 07:15:11
今日は節分、暖かい朝を迎えていますが・・・
明日は立春なのに天気予報に雪マークが入りました
これからは三寒四温を繰り返しながらの春到来ですね。
この舞岡公園では福寿草も咲き出したそうですが見つけられませんでした。

毎日通っていた病院行きがなくなり、ポカンとしてしまいました。
私も少しづつ活動範囲を広げていこうと思っています。
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☆恵那爺さんへ (nao♪)
2014-02-03 08:31:17
下呂温泉から能登への旅、楽しく拝見しました、
雪の白川郷がステキです!
我が家は昨年の夏に自分達で運転し、美ヶ原~上高地~白川郷~五箇山~下呂温泉と巡りました。
冬は冬の良さがありますね。
その旅行中に、お母さまがご入院なさったとの事・・・
ご心配でしたでしょうが、命にかかわることならともかく、医師に任せていれば安心ですね。

早春の花々が咲き出しました。
父は未だ予断は許しませんが、私も少しづつ活動範囲を広げていこうと思っています。

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☆makoさんへ (nao♪)
2014-02-03 08:47:41
去年骨折や膝の手術で入院しいた友人達を見舞ったときは、皆揃って同じようなパジャマを着ていました。
父が入退院を繰り返している病院(共済病院)も洗濯つきのレンタルシステムはあるようですが、
患者はそれぞれの自前の寝巻き姿が多かったです。
私も家で心配しているよりは顔を見に行った方が安心なので、日々通いついでに洗濯物も運びましたが
主人の作業着と一緒には洗えませんし結構大変でした。
次回は考えたいと思います。

お風邪大丈夫ですか?
父も落着いてくれればホッとできるのですが、こういう状態が続くと見守る方もストレスが重なり
体調を崩しがちになります。
お互いに気をつけましょうね。
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☆おみやさんへ (nao♪)
2014-02-03 09:08:50
施設は洗濯はもちろん身の回りの事は全部やってくれますので、家族の出番はほとんどありません。
でも体調に異変が合ったら逐一連絡があり、こちらが決断をしなくてはならず
病院に入院したら全て家族がやらねばなりません。
退院した今は父の事は全てお任せと言う感じです。
インフルエンザやノロウィルスが蔓延しているこの時期は面会できませんので、
私は逆に手持ち無沙汰の思いをしています。
かと言ってまだ父の急変もあり得ますので、遠出ができずにストレスになっています。
施設も病院も実家や我が家からも車で20分程度で行けますので、助かっていますが・・・

今日が節分で明日が立春、梅もちらほら咲き出して春間近です。
父が落着いたら花々を追いかけて飛び出したいですが、もう少しの辛抱ですね。

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☆ビオラさんへ (nao♪)
2014-02-03 09:29:25
両親のこの20年を見続けてきて、私は老後の切なさを嫌が上でも感じさせられましたよ。
これからの自分自身の20年が恐ろしいです。
両親世代は年金も施設の数も十分に恵まれていて、70坪の二世帯住宅で息子一家と同居
娘(私)も車で20分の所に住んでいると言う超恵まれた晩年なのにこの状態ですからね。
団塊世代のはしりの私の晩年はどうなるのと・・・

厚労省は自宅看護を中心に舵を切ったようですが、これも老人一人では無理があり
家族の誰かの世話になならざるを得ない
そんなことも考えてしまうからストレスは増すばかり
やはりピンピンコロリを願うしかないようですね
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